矢月秀作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「もぐら」というのはネット上で自分がよく使うハンドルネームなので・・・というご縁で購入した本。
本書はシリーズ3作目で、警視庁のはからいで超法規的に出獄した「もぐら」こと、影野竜司が中国の美しき暗殺団・三美神と対決。
ハードアクションというのか、派手にやってくれるんだけど、今ひとつ迫真感に欠けたというか、昔のヤクザ映画のような型に嵌り過ぎているというか・・・
ヒーローへの感情移入がすでに出来ている人にとっては、これはこれで面白かったのかもしれないけど、本書を初めて読んだ人にとって、こういうキャラクタを全肯定できるかどうかは微妙なところ。改めて第1作から読み直せば、また違った感想になるのか -
Posted by ブクログ
勢いで1,2巻に続いて読んでしまった。
やはり、1巻のシンプルさが良い感じ。大体主人公の位置付けが
間違っとるぞ。スーパーヒーローは、もっと個人的に活躍しなきゃ。最後の決戦、なんでバズーカやら手榴弾やらもってる連中がうようよいるのに、正面から大勢で突入するかね。ここは、ダイハードよろしくヒーローが単身乗り込んで一人づつ片づけるべきでしょ。それと、悪者三美神たちもいくら死にたいのか知らんけど、企業乗っ取りまでして今後の計画きっちり立ててるのに、あんなところで大決戦して最終的に勝つはずないじゃん!などと言いたい事はやまやまなれど、しょうがないから4巻も読む。