矢月秀作のレビュー一覧

  • ある誘拐 警視庁刑事総務課・野村昭一の備忘録

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    矢月秀作『ある誘拐 警視庁刑事総務課・野村昭一の備忘録』河出文庫。

    矢月秀作の新境地ということで、珍しく河出文庫からの刊行。2017年に刊行された『コンダクター』を改題、加筆修正、文庫化。

    3人の若者による単純な身代金目的の少女誘拐事件だったが、実は背後に彼らを操る黒幕が居て、予想外の展開を見せる。最後の最後まで結末が見えぬ展開なのだが、警察の視点と犯人の視点と被害者の視点とが曖昧なせいか今一つ緊迫感に欠ける。

    金も無く、まともな仕事も無い松本、上田、谷岡の3人の若者が大手IT企業の社長の娘を誘拐する。捜査を任されたのはベテラン刑事の野村。当初は身代金目的の単純な誘拐事件と思われたのだが

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    2021年06月07日
  • もぐら新章 青嵐

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    矢月秀作『もぐら新章 青嵐』中公文庫。

    新章『もぐら』シリーズの第3弾。

    2代目もぐらの竜星の活躍は僅か。初代もぐらの影野竜司が相手した巨悪と比べると小物の悪が街で暴れるくらいのものだし。まだまだ続きそうだが、どこかでターニング・ポイントが必要だろう。

    沖縄県随一の繁華街・松山を牛耳ろうと再び暴力団組織の残党が暗躍する。デンプシー・ロールを操る元ボクサーと2代目もぐらの竜星の闘いの結末は……

    本体価格680円
    ★★★

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    2021年05月02日
  • もぐら 讐

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    シリーズ二作目。
    前作で殺人を犯し、下関刑務所に収監されていた元組織犯罪対策部の影野竜司。
    とあるカルト教団が凶行を企んでいるという。そのカルト教団でマインドコントールされた聖戦士が、まさしく「もぐら」の如く潜入される。それも殺人を犯させ、裁判官を買収し。
    その潜入カルト教団員を暴く為に、収監中の同じく囚人であるが元警察の影野は警察庁から依頼を受ける。
    復讐による復讐の復讐。悪しき連鎖が止まらない。
    本作も、ぶっ飛んだ一冊でした。

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    2021年02月06日
  • もぐら

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    元警視庁組織犯罪対策部の影野竜司。
    在籍中、さる時間で妻子と相棒を失い組織を辞す。10年後、超法規的な手段でトラブルシューターとして生きることに。闇社会から「もぐら」と恐れられ、正義の名の下に警察には頼れない民の依頼を手がけてゆく。
    元組対とは言え、凄まじいアクションだ。プラスチック爆弾からサブマシンにショットガン。
    王道中の王道なハードボイルド。分かりやすくて非常に好みな一冊でした。90年代後半の作品で、長期シリーズのようなので、しばらくハマりそうです。

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    2021年02月05日
  • 刑事学校III 卒業

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    大分県警刑事研修所、通称「刑事学校」の研修生たちに卒業の時が迫る。総仕上げとして選ばれたのは、中津市で発生した母親殺人事案。教官の畑中圭介は、総代の姫野祐樹を捜査本部長に指名し、研修生だけで事件を解決することを命ずる。彼らは重圧に勝ち真の刑事へと成長できるのか?

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    2021年01月30日
  • もぐら

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    これは…ちょっと普段読むジャンルと違いました。旅先に持っていき新幹線の中で読むという感じのジャンルです(私基準)。
    影野竜司は正義感溢れるヒーローですが、吹っ切れると抑えがきかないようで、途中から何人死んだかわからなくなりました。
    いくら何でも日本の現実とかけ離れていると思いますが、読んでいる時は面白いので作品の存在意義は充分あります。
    ただ、私の場合はもうしばらく経ったら内容が頭からすこんと抜けてしまいそうです。

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    2020年11月15日
  • もぐら

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    竜司さん強すぎて凄い。新宿、渋谷界隈の荒み具合。そこで展開される格闘、銃撃戦、爆発、売春、麻薬、何でもあり。クライマックスの竜司さん、ブルースウィルス(現:ドラえもん)さんばりです。

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    2020年08月30日
  • もぐら

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    フォロワーさんのおすすめで読んだ。ミステリーかと思ったがバイオレンスものだった。ゴルゴ13みたいな‥この一冊で何人死んだのかな?やたらに出てくる「あぐっ」と顎を割られるのが夢に出そう

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    2020年08月27日
  • ESP

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    超能力ものということで、けっこう期待して読んだ。読みやすかったけれど、ラストに向けてちょっと飽きてしまった。。。

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    2020年08月03日
  • ESP

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    コテコテな超能力もの
    なんだか懐かしさを感じるほどに能力系のオンパレード
    文章が簡易なので読みやすいけど、ちょっと物足りない
    ノベライズ読んでる感じ

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    2020年05月22日
  • もぐら

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    アクション?ハードボイルド系?
    戦うアクション系のシーンが多く、うーんって感じだったが途中からミステリーの要素を少し含め楽しくなる。最後はまたアクションでちょっと非現実的で映画風な感じでテンションが下がった。

    つまらない事もないし、続編も読もうとは思う。

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    2020年05月21日
  • ESP

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    ネタバレ

    昔から超能力モノって好きで。古くはエスパー麻美から星虫から超女隊から(←年代w)魔法使いの弟子たちとか増山超能力師事務所、クロスファイアとか。(オレTUEE系はまた別ジャンルとして好きです)
    で、本作ですが...う〜ん正直あんまり。このストーリーにこの文体はちぐはぐな気がする。ライトなストーリーをいちいちちゃんとした描写で書く意味があんまりわからなかった。もうラノベでいいやん、って感じ。一般レーベルで出すからこその超能力モノを読みたかったな〜。

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    2020年04月25日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 3 首都爆発

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    矢月秀作『警視庁公安0課 カミカゼ(3) 首都爆発』双葉文庫。

    公安0課の悪との闘いを描いた三部作の完結編。予定調和と御都合主義的な昭和の劇画の香り漂うアクション小説。必ず正義は勝つのだ。

    刑事の匂いのしない男、瀧川は同じ公安の捜査官・千葉を救うべく新興政治団体に潜入する。同時に潜入した藪野、白瀬と共に身内の裏切りにより窮地に追い込まれた瀧川は……

    本体価格740円
    ★★★

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    2020年04月04日
  • ESP

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    ★★★
    今月1冊目。
    矢月作品だが、、なんだこれは。
    いつもの銃撃ちまくったりとかではない、今回は超能力、そうAKIRA的な。こんなのははじめて読んだ。摩訶不思議時空だった

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    2020年03月03日
  • スティングス 特例捜査班

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    昔の時代劇によくある設定
    特別チームを犯罪者をあつめ
    特殊技能を発揮して事件を解決
    ああ・昔はこういう作品多かった

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    2019年11月29日
  • 警視庁特例捜査班 幻金凶乱

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    筆者にしてはかなり大人しめの作品だったけど安定感があったのが良い意味で驚きだった。仮想通貨についても丁寧に書かれていたのが良かった。

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    2019年10月03日
  • 刑事学校II 愚犯

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    矢月秀作『刑事学校 II 愚犯』文春文庫。

    大分県警刑事研修所、『刑事学校』の教官・畑中圭介と研修生の6人の刑事たちの活躍を描くシリーズ第2弾。矢月秀作の勢いにも翳りが見えて来たなという作品だった。『もぐら』に代表される昭和の劇画アクションのような小説が、とんでもヒーローアニメへと劣化したようだ。

    大分市内の不良グループの内偵を開始した『刑事学校』の研修生たちは、不良たちを操る異常な犯罪者の存在を突き止める……

    プロローグに描かれた事件はそんな理由だったのか。

    本体価格660円
    ★★★

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    2019年07月31日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ

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    『警視庁公安0課 カミカゼ 』/矢月秀作

    ハードアクションが売りの著者が次に表したのは、公安警察をベースにした本書でした。
    主人公で一般の交番勤務の警察官である滝川。彼は元々、少年課への異動を希望していたものの、公安の「刑事の匂いがしない者」という要件に当てはまっているとし、公安へ。その持って行き方にも、著者ならではのハードな作風が現れます。。

    公安の一員となった滝川は、水面下で武装化を図る市民団代「ハグ」へ潜入捜査を開始。
    公安がベースとなっているだけあって、誰が味方で、誰が敵なのか、自分以外信じることができない状況と、裏に潜む黒幕は誰なのか、心を揺さぶられ、試され、それと共に上がるスリ

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    2020年05月28日
  • 烏の森

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    『烏の森 』/矢月秀作

    ハードアクションのジャンルでは、好きな作家さんの一人です。その中でも比較的最近好きになった作家さんですね。作品の匂いというか、真っ先に感じられるのは、切れ味抜群の鋭利な雰囲気が漂います。
    これはこの著者の作品に通じるものの一つかもしれません。だから、人によってはその鋭すぎる感じ、もっといえば、リアルすぎる残酷なシーンはR15指定でもいいかもしれないと思えるほどです。

    前置きが長くなりすぎましたが、本書は、西新宿を舞台に、自称お助け屋の主人公、椎堂圭祐が全寮制の高校で、虐められていた三並を助けますが、その後、高校に戻った三並が、殺害される事件が起きます。
    復讐の為に、

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    2020年05月05日
  • もぐら新章 血脈

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    矢月秀作『もぐら新章 血脈』中公文庫。

    シリーズ再開。前作で確か影野竜司は……

    新たなシリーズでは、竜司の遺伝子を持つ竜星が主人公の『もぐら』となるようだ。頭に描かれるAIやIoTなどの記述は影野竜司の生きた17年前の時代から現代に舞台が変わったことを認識させるという意図だろう。

    あの超人的な影野竜司に比べると高校生の竜星では些か物足りないが、昭和の善き時代の劇画のようなストーリーは健在。勧善懲悪、男の闘いとロマンが描かれる。

    ITベンチャーの仲井啓介は自社システムの実証実験の最中にシステムの誤動作により爆死する。システムを誤動作させたのは……

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    2019年03月27日