【感想・ネタバレ】警視庁特例捜査班 幻金凶乱のレビュー

あらすじ

警視庁マネーロンダリング対策室長の一之宮祐妃は、疑惑の投資会社を内偵するべく最強にして最凶の〈チーム〉の招集を警視総監に申し出る―。 仮想通貨をめぐる犯罪に切り込む、特例捜査班の活躍を描く!

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Posted by ブクログ

矢月秀作『警視庁特例捜査班 幻金凶乱』角川文庫。

シリーズ第2弾。まあまあかな。詐欺師の沢村、天才的オタクの光野、元傭兵の神園、そして元暴力団幹部の村越が警視庁の一之宮祐妃警視正の元に集結。元指定暴力団員の三輪谷が経営する『アップルハウスファンド』のマネー・ロンダリングの実態を暴くために、過激な捜査を決行する。

元指定暴力団員の三輪谷の犯罪が小物過ぎて、一之宮祐妃警視正率いるワケあり犯罪者集団とのバランスが取れていない感じがする。例えるなら、地方の暴走族を蹴散らすのに海外の傭兵部隊を投入したという感じなのだ。

本体価格640円
★★★★

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2019年10月24日

Posted by ブクログ

全員ワケありと言うことで、メインとなる登場人物たちは元犯罪者たち。詐欺師の沢村。パソコンおたくの光野。女性ながら元傭兵の神園。元暴力団の村越。
4人で仮想通貨詐欺を立証していく。

暴力団の資金源が仮想通貨というのを読んで、インテリでないと暴力団もやっていけないのだろうなと感じました。実際はどうかは知りませんが。
任侠学園を読んだばかりですが、常にお金が必要なのは、どんなヤクザも同じなのですね。そしてヤクザに最も必要なのはコミュニケーション能力だと改めて実感。

元傭兵の神園の存在は何だか反則のような気もしましたが、また4人の活躍を見てみたいです。

0
2019年10月17日

Posted by ブクログ

筆者にしてはかなり大人しめの作品だったけど安定感があったのが良い意味で驚きだった。仮想通貨についても丁寧に書かれていたのが良かった。

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2019年10月03日

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