矢月秀作のレビュー一覧

  • もぐら 讐

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    警部補の惨殺事件が発生。警視庁は特別捜査本部を設置し、組対の垣崎、楢山らが捜査に乗り出す。一方刑事局長の瀬田は、殺人罪で服役中の影野竜司に極秘の任務を依頼する。やがて動き出す謎の教団アレースー新宿、そして竜司がいる刑務所を爆破し、警視総監に聖戦が布告される…。

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    2018年06月15日
  • もぐら

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    かつて警視庁組織犯罪対策部に属していた影野竜司。彼はある事件で相棒と愛する妻、娘を失い表社会から姿を消したー。十年後、竜司は闇社会で“もぐら”と恐れられるようになる。警察には相談できぬ事件を請け負い、暴力を厭わず、超法規的に過激な手段で解決するトラブルシューターとして。悪を憎む孤独なヒーロー、ここに誕生。

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    2018年06月15日
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄(下)

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    上巻のあらすじか、人物相関図などを載せて欲しかった。

    点と点、人と人がつながっていく展開は面白かった。
    上下巻でどれだけの人数が死んでいったのだろうか?

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    2018年05月26日
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄(上)

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    暗殺部シリーズ第3弾。
    ドラマで言えば、第2シーズンも好評で、映画化決定という感じか。
    今回は舞台もグローバルとなり、人が死ぬ死ぬ。上巻だけで一体何人の人が死んでいったんだろう。
    上下巻なのに、下巻発売までの期間が長すぎ。上巻ラストでお預けは辛い。
    水戸黄門ばりにラストは想像できるけど、それでもやっぱりスッキリしたい。

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    2018年05月08日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 2 鳩の血

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    矢月秀作『鳩の血 警視庁公安0課 カミカゼ』双葉文庫。

    シリーズ第2弾。鳩の血、ピジョン・ブラッドという言葉ありきで書かれたような作品。どこのどの辺りが公安0課という組織の特殊性を描いているのだろうか。公安が大騒ぎしたために焙り出された犯罪者という感じで、主人公の瀧川の活躍も無く、ストーリーにもスリルを感じない。

    普通の警察官への復職を願う公安0課作業員の瀧川に命ぜられた新たな任務。最高級ルビー、ピジョン・ブラッドがテロ組織のミサイル取引に使われるという情報を得た公安0課は……

    一頃の勢いに比べ、最近の矢月秀作はつまらなくなったように思う。

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    2018年05月03日
  • 刑事学校

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    推理が必要でもなく、さらりと読める反面、重みや厚みは感じられない。
    ストーリーそのものはよく練られていると思う。

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    2018年05月02日
  • 刑事学校

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    大分県警にある刑事養成研修所を舞台にした作品。
    実際に「刑事研修所」はないけれど、大分県警には「刑事研修員研修」はあるらしい…
    序盤、刑事研修生6名の紹介はあるものの、中身はほとんど「刑事研修所」の教官・畑中の話。別所温泉の近くで起きた殺人事件の被害者の過去を洗うと言う仕事を受けた研修生たちは、ほとんど大分以外での捜査に割り当てられ、その活躍はほぼほぼ描かれない。
    代わりに被害者の同級生だった畑中たちの仲間により、事件が動いていく…
    果たして本来のタイトルの意味はどこに行ってしまったのだろうか?
    この作者らしく、物語の展開の速さや巧さは今作でも十分に発揮出来ているだけに、タイトルと内容のアンマ

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    2018年03月05日
  • リンクスIII Crimson

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    ネタバレ

    シリーズ3作目、完結編。
    前作の岐阜の騒動から、3か月。日向は奥多摩に身を潜め、嶺藤は家族の警護も兼ねて、豊洲のマンションに戻っていた。
    年が明け、いよいよクリムゾンの計画が実行される時が近づき、日向と嶺藤は最後の闘いに挑む。
    クリムゾンの犯行の理由にも今作では触れているが、結構重たい社会問題なのに、日本全体を爆破して、日本を作り直すとか、動機と行動のバランスが悪いのが残念。
    でも、そんなに難しい動機でもなくて、他の著者のシリーズで感じた「結局何がしたかったの?」感はなかった。
    3か月の間に嶺藤も異様にアクション慣れしてしまったし、この作品は絶対映像に向いていると思う。作品自体、難解ではないし

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    2018年02月28日
  • リンクスII Revive

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    シリーズ2作目。
    前作で爆発に巻き込まれて死んだと思われていた日向は、「リンクス」として家族も欺き、公安の元で復活する。
    3部で完結するので、展開はとっても早い。次から次へと敵が登場し、作品のほとんどはアクションシーンで、正直ストーリー性はないに等しい。
    しかし、アクション物としては悪役も程よく、上司の堤も裏があるままで、エンターテイメント作品としては十分楽しめる。
    普通に映像化したら、面白いかも。
    何にも考えずに読める、こういう警察物も私は嫌いじゃない。

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    2018年02月26日
  • リンクス

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    「ACT」シリーズが結構好きで、違うシリーズも読みたくて、手に取ったシリーズ。
    主人公は東京臨海中央署地域課の日向太一。運動神経は良さそうだが、単なる交番のお巡りさん。
    そんな中、近所に住む警備員が失踪したことを受け、特命で単独捜査を始める。
    トントン拍子に進む捜査。犯人の組織規模は大きいものの、簡単に解決するかと思ったが…
    物凄く速い展開。これは続けて読まないと、先が気になってしようがない。

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    2018年02月24日
  • 刑事学校

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    矢月秀作『刑事学校』文春文庫。

    大分県警刑事研修所で教官を務める畑中圭介を主人公にした文庫オリジナル警察アクション小説。矢月秀作の作品としては余り持ち味が発揮されていない些かおとなしいストーリー。

    かつての同級生が死体となって発見される。畑中圭介は6人の新米刑事らと事件の謎に迫るのだが…

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    2018年02月12日
  • サイドキック

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    中年刑事と美人刑事のコンビ。

    冴えない風貌の中年刑事に部下の美人刑事がゾッコン、という設定は初見面白そうだなと思ったんだけど、いざ読んでみると、冴えない風貌と同様に中身もいまいちなオッサンだったのが残念だった。運任せで捜査を乗り切るのも一つの才能かもしれないけど、最後まで魅力を感じられなかったかな。美人刑事がゾッコンなのも、単にモノ好きなだけでは?風貌や体力的なものが劣ってはいても、もっと頭の回転が良くて、いぶし銀の中年刑事を見たかったデス。

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    2017年12月13日
  • D1 警視庁暗殺部 海上掃討作戦

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    D1 警視庁暗殺部シリーズ第2弾。
    2作目なので、個々の名前とコードネーム、偽名などに迷うことなく読み進められた。
    第1作で出てきた長井結月がちょっとだけなのに存在感がある。今後も絡んできそう。
    D1チームが余りに颯爽と業務を進めていくのもいいが、トラブルが生じ、ドキドキするような展開も見てみたい。

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    2017年11月21日
  • D1 警視庁暗殺部

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    現代版必殺仕事人って感じ。必殺では主水も仕事人だけど、こちらで司令塔だけど。

    ファルコンの背中の大きな×印の傷が気になる。今後解明されていくのだろうか?

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    2017年11月04日
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    主役が格闘経験がないというのは作者の作品としては珍しいがでかいので本質的には強いので勝ってしまう。辻元が良い味を出している。

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    2017年09月11日
  • ACT 警視庁特別潜入捜査班

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    逮捕された振り込め詐欺実行犯の背後に権力の影。ホームレス救済の名の下に闇に取り込まれていく人々。通常捜査不可能な事件に“非合法”潜入捜査専門捜査官たちが召集された。その一人、田宮一郎はホームレスとして上野公園に現れ振り込め詐欺組織に潜入する。闇を演じ、悪を暴く。ハードアクション長編小説。

    捜査のために歯まで抜く。。。役者魂というか本当ならもう少しはまりそうだが・・・駄目だ。
    田宮に反目していた刑事もあまりにあっさり認めちゃうし、そのくらい凄い人なんだろうが最後までそうは思えず。

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    2017年08月29日
  • ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    医薬品検査組織「日医検」の向井智が失踪した。イチマル製薬のジェネリック医薬品成分の改鼠データとともに。その動きを察知した警察は、特別潜入捜査班“UST”を緊急招集する。製薬メーカーとその裏に蠢く巨大な権力と金。特別捜査官たちの命をかけた“非合法”潜入捜査が始まる!

    あり得ない設定でまぁ面白いが・・・どうしても主人公に魅力を感じない。
    普段馬鹿にされ駄目駄目なのに本当の顔は切れ切れな刑事。本当ならかっこいいじゃん~と思うところなのだが俳優ってのが学芸会みたいで駄目なのかなぁ?メンバーは皆個性的で頼りがいが有って素敵なんだけど。

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    2017年08月29日
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    読みやすく、そこそこ面白かった、
    ただ最初から引きこもりの主人公、大海が引きこもりらしからぬ考え方や行動を起こすのに違和感があった。
    辻元が最終的には、もっとも好感がもてたのも?

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    2017年08月25日
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    矢月作品にしてはかなり軽めの印象。読みやすいので一気読み。
    あらすじ(背表紙より)
    引きこもりの湊大海は、ある日、口ばかり達者なトラブルメーカー・一色颯太郎と同居することになった。いやいやながら大海が駅へ颯太郎を迎えに行くと、彼はサラリーマンと口論の真っ最中。大勢の前で颯太郎に論破された男は、チンピラを雇い暴力による嫌がらせをしてきた。引きこもりの巨漢と口ばかり達者な青年が暴力に立ち向かう!稀代のハードアクション作家・矢月秀作の新境地。

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    2017年08月24日
  • ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班

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    シリーズ第2弾。
    警察の中でも特別潜入捜査班「UST」を舞台に描く変わり種。
    普段は冴えない劇団員の田宮が、いざ捜査となると、どんな役にもなり切る…前回はホームレスの役作りから始まり、ホームレスをスカウトして、詐欺を行わせるまでの潜入の過程がなかなかスリリングで面白い!と思ったけど、今回はジェネリック医薬品を巡る不正を暴く厚労省の出向者の役なのだが、これがあっさり潜入成功…しかもチームを組むメンバーも1作目とは違うので、少し残念な感じも…
    でも、後半のチーム一丸となっての立ち回りは、アクション作品としての面白さを感じられ、まだ2冊しか出てないのが、ちょっと寂しい。

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    2017年08月19日