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『人間洗浄(上) D1 警視庁暗殺部』/矢月秀作
著者の作品の中では、設定も少し個性的で、ストーリー性は面白いなと思いました。本書は、法で裁けぬ悪人抹殺を目的に警視庁が極秘に設立した「暗殺部」。射撃の名手・周藤一希、刃物遣いの天才・神馬悠大ら精鋭を擁するのですが、第一印象は、痛快な時代劇を見ているかのような感じも覚えました。
著者の作品にしては、それぞれの登場人物がしっかり確立されているのと、それぞれに個性の強弱があるので、冒頭のストーリー性と相まって興味深かったです。
シリーズ第三弾の本書は、新設された国際的労働機関の闇を巡る実態調査をしろという、政府中枢からの圧力を受け、暗殺部面々が動く。その一方で、日本でも、優秀な技術者たちが失踪する事件が頻発していた。
果たして、暗殺部の面々が見たものとは・・・
Posted by ブクログ
みんながそれぞれ自分の役目を理解していて
自分のできることをやっていくところとか
周藤の決断とかドキドキしたし
これからどうなるのかたのしかったあ!
Posted by ブクログ
D1シリーズ初の上下巻の上巻。世界中で正にあり得る内容に読んでいて身震いがする。上下巻とあって激しいアクションは下巻にお預けかな!?下巻にさらなる期待!