矢月秀作のレビュー一覧

  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 4 神島幻影

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    ネタバレ

    シリーズ一気読み。
    すごく面白かった

    ハラハラ、ずっとハラハラ。
    騙し騙され、深読みしすぎて読んでいて疲れた。
    それだけ物語に没頭できて楽しかった。

    排除しても消えない革命家と名乗る悪。
    思想自体は分からなくもないと思うが、暴力でしか解決できない様が無様。

    立ち向かう薮野・白瀬・瀧川
    思うことはありつつも正義を貫く姿勢がかっこよかった
    安泰な生活を送って欲しい
    3人皆幸せになって欲しい
    憎めない今村がいい味だしている

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    2025年08月30日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ

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    ネタバレ

    久しぶりに読むのをやめられないほど一気に読んだ本。

    読者も騙す公安。
    敵の様な敵、敵の様な味方、味方の様な敵、味方の様な味方。
    全ての人間が見れて面白いが、人間不信になりそう。

    矢月さんらしい派手な場面はいつも通り面白く痛々しい描写が多いが、揺るがない強さがとても好み。

    続きも読む。

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    2025年08月13日
  • もぐら 0 影野竜司

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    ネタバレ

    読んだら終わってしまうのでは…。という気がしてなかなか読めなかった1冊。
    続編が出ると知ったら読めた。

    影野・楢山・宇田桐らの出会い・警察学校でのお話。
    こんなにいい仲間なのに何で宇田桐さんは…と思うところもあるが、彼らの思い出が楽しそうでかけがえのないものだったというのがよく分かる。

    楢山さん長く生きて、影野さんとまた出会ってと強く願ってしまう。

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    2025年03月26日
  • もぐら新章 昴星

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    ネタバレ

    夜職の女の子と逃げる途中に捕まり拷問
    拷問途中で金がある事がバレたことで多くの人が巻き込まれていく
    今回は竜星側は内間が巻き込まれ、助けに向かった楢山・紗由美も生死に関わる怪我を追う

    楢山と紗由美の関係も変わりそう、竜星は自分の道を見つけられそうそんな終わりに期待ができる

    『もぐら』の新章としてつづく、このストーリーはやはり竜司の影が強く竜星が主人公という感じがしなかった。
    登場人物が想う竜司はそのまま、でも皆が自分の人生も想ってほしい。
    優しく強い登場人物達に届いて欲しい。

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    2025年02月20日
  • もぐら新章 青嵐

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    ネタバレ

    前々作の続き。
    楢山・竜星によって解散・逮捕された巌周辺の人間のお話
    巌自身は改心し、未来に歩みを進めているが、巌に憧れて組の復活を願う人間が楢山・竜星らに恨みを抱く。
    これ自体も仕組まれたもので、この恨みの気持ちを利用して一体を支配しようと企てた者が後ろにいた。

    シリーズが締めに向かってキャラクターの成長している様が少し寂しい気がするがとても良い。
    いないのに、ずっと『いる』竜司もとても良い。

    まだ自分の気持ちを整理し切れない竜星は、考えるための1年を作ることに決める。
    次作でおそらく読める彼の未来を楽しみにしている。

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    2025年01月28日
  • D1警視庁暗殺部 廻天流炎

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    本作もこれまでの5作同様、スピード感のある展開でサクサク読めました。
    こういう漫画チックな話はやはらスピード感が大切ですね。
    本作の中で『おいおい、火薬の量多すぎだぞ』というセリフが出てきますが、これを読んで『男たちの挽歌2』の『火薬の量間違えてるぞ』というチョウ·ユンファのセリフを連想したのは私だけではないはずです。

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    2024年11月08日
  • もぐら新章 血脈

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    ネタバレ

    嬉しい新章!
    影野本人がいないのに、いるかのような雰囲気。
    彼が守ってきたものが変わらずあるのが嬉しかった。

    IoT家電を使ったテロ。
    もぐらの伝説により巻き込まれた竜星は、
    自分の知らない父親の影響力に思うことはありつつも受け止めている。
    守るべき物がある時の動きは、もぐらそのもの。

    彼の血からたくさんの愛を感じてほしい

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    2024年09月25日
  • もぐら 戒

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    ネタバレ

    特許をめぐっての恨み合い
    儲ける事への執着に巻き込まれて影野

    紗由美さんや古谷の弟テツが犠牲になったが解決。
    自分の周りの人間が死ぬことに責任を感じつつも責任の取り方が分からず悩む影野だったが、物語が動き出してからは迷いを感じさせないスピード感が心地良く読み応えがあった。

    影野の紗由美さんへの誠意が見れてよかった。

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    2024年08月02日
  • もぐら 0 影野竜司

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    矢月秀作『もぐら 0 影野竜司』中公文庫。

    『もぐら新章』が開幕するも、流星が主人公というのは少々荷が重いようで、第一部完結と共に旅に出てしまった。

    気分爽快のストーリー。フラストレーションが全てぶっ飛んだ。懐かしい昭和時代の劇画を読むかの如しだ。やはり『もぐら』は影野竜司でないと、しっくり来ない。若かりし頃の竜司の活躍が再び読めたのは嬉しい限り。


    流星の母親の紗由美と結婚した楢山が冥土の土産にと、警察学校に入学したばかりの安里真昌に自身の過去と共に影野竜司との警察学校での思い出を語り始める。

    高校時代、友人の長尾と共に喧嘩に明け暮れていた楢山は卒業を目前に退学の危機を迎えるが、楢山

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    2024年03月20日
  • 死してなお

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    解決した事件の犯人の内面を調べるということに1冊を割いた作品に初めて出会った。
    全体の素地としては地味で静かだが、その分小さな変化にも気づきやすく作品に入り込めたな。
    信だけでなく、母親の充世にも多くの焦点を当てることによってより信をより深く理解しようと試みる点を描いているところが素晴らしい。
    このページ数でこれだけしっかりした作品なっているとは驚き。

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    2023年03月05日
  • 紅い塔

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    この類いの作品としては極めて丁寧に描かれていて驚いた。アクション系の作品は格闘シーン以外は大味でも通ってしまいやすいと思うが、今作は細部にまで目が行き届いているし、内容も『おっ!』と思わせる展開で期待以上だった。

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    2023年02月28日
  • 狂犬

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    北斗の拳ばりの悪党vsそいつに妻子を殺されたクレイジー刑事 の戦い。ハードボイルドで描写はえぐい。

    Vシネ見たことないけど、こう言うノリ何でしょうか。GTA並みのぶっ飛び感が何も考えずに楽しめた♬

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    2021年01月31日
  • D1 警視庁暗殺部 壊人

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    矢月秀作『壊人 D1警視庁暗殺部』祥伝社文庫。

    シリーズ第5弾。『桜の名の下、極刑に処す』の名台詞でお馴染みの現代に甦った必殺仕置人の活躍を描いたぶっ飛びの警察小説。一気読みだった。

    ご都合主義的な展開が多々あるが、著者がそれを意識してか、登場人物にその言い訳をさせたりと幾分気を使っているようにも思う。昭和の劇画チックなストーリーも、ここまで派手に描いてくれると面白い。

    今回、警視庁暗殺部に下されたのは、著名な教育評論家の惨殺事件の捜査といつもと毛色の違う指令だった。その死体は主要臓器が欠損し、背後に生体臓器移植をビジネスにする謎の組織の姿が浮かび上がる。一度、捜査から手を引いた神馬だっ

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    2020年07月26日
  • もぐら新章 血脈

    ネタバレ 購入済み

    竜星の成長

    初代もぐらシリーズからのファン。全て読んだし、今も度々読み返しています。
    もぐら磑の最終章で伝説の男・影野竜司が格闘の末にヘリコプターから大海原へと消えて、その後に誕生した息子竜星が主人公。
    暖かく見守る母紗由美や親友の楢山、益尾等のメンバーも登場して深みを出しています。
    いわゆるB級アクションとしては誰しも楽しめるものと思います。既に次作のもぐら波濤も出版されているし今から続編が楽しみ!!

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    2020年06月03日
  • ESP

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    とっても面白かった。超能力を体系化して描いているので架空だけどリアルさを醸し出している点が秀逸に感じた。ストーリーとしてもプロローグで一気に引き込まれてしまい、その後も二点三点と進んでいき飽きることがなかった。終わり方からして続編がありそうなので期待したい。

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    2019年12月05日
  • 光芒

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    ネタバレ

    もぐらファンとしては奥園と影野竜司が同じような印象で愛すべき存在ですね。啓三郎も西野も、登場人物みんな、ほんとカッコいい!
    人間離れした超人スペックで、要するに矢月さんワールド炸裂のコテコテハードボイルド小説です。好きな人は好き!なんだこれ?って思う人もいるんだろうけど、僕は大好きです。もぐらのようにシリーズ化してほしい!もぐらも2では出所から始まったし!

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    2019年11月13日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ

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    目眩く衝撃の展開が訪れて、ページをめくるのが楽しくて仕方なかった。読み終えた後も興奮していた。久しぶりに、ここまで伏線が深く張り巡らされた刑事小説を

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    2019年11月01日
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄(上)

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    『人間洗浄(上) D1 警視庁暗殺部』/矢月秀作

    著者の作品の中では、設定も少し個性的で、ストーリー性は面白いなと思いました。本書は、法で裁けぬ悪人抹殺を目的に警視庁が極秘に設立した「暗殺部」。射撃の名手・周藤一希、刃物遣いの天才・神馬悠大ら精鋭を擁するのですが、第一印象は、痛快な時代劇を見ているかのような感じも覚えました。
    著者の作品にしては、それぞれの登場人物がしっかり確立されているのと、それぞれに個性の強弱があるので、冒頭のストーリー性と相まって興味深かったです。

    シリーズ第三弾の本書は、新設された国際的労働機関の闇を巡る実態調査をしろという、政府中枢からの圧力を受け、暗殺部面々が動

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    2020年05月18日
  • D1 警視庁暗殺部 海上掃討作戦

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    『D1 海上掃討作戦』/矢月秀作

    ストーリー性は面白いなと思いました。本書は、法で裁けぬ悪人抹殺を目的に警視庁が極秘に設立した「暗殺部」。射撃の名手・周藤一希、刃物遣いの天才・神馬悠大ら精鋭を擁するのですが、第一印象は、痛快な時代劇を見ているかのような感じも覚えました。
    著者の作品にしては、それぞれの登場人物がしっかり確立されているのと、それぞれに個性の強弱があるので、冒頭のストーリー性と相まって興味深かったです。

    シリーズ第二弾の本作は、遠州灘沖を漂う男を、暗殺部のメンバーが助けたところから物語は始まります。
    前作とは変わって、現場に潜入することが話のメインとして展開される中で、先述した

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    2020年05月18日
  • ACT 警視庁特別潜入捜査班

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    久しぶりの矢月秀作。
    もぐらでハマったあと何作かハズレで 足が遠のいてた。
    これも尾崎さんに借りなかったら 読むことなかったかも。
    矢月秀作らしいスピード感と痛快な面白さ。
    すぐにストーリーに引き込まれて 一気に読みきった。
    シリーズになりそうな予感。
    次回作が楽しみ。

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    2018年12月02日