諸富祥彦のレビュー一覧

  • カール・ロジャーズ カウンセリングの原点

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    カウンセリングとはまさに「同乗者」となり、その存在に頼るように仕向けること。そして心の迷い等を理解し解決方法を見出してあげることだ。それがこの「受容・共感・一致」であり一番大切なことは「親身に傾聴すること」

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    2021年06月13日
  • あの天才たちは、こう育てられていた! 才能の芽を大きく開花させる最高の子育て

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    偉人たちの子ども時代、どのように育てられ、その結果、どのように才能を開花させたのか。
    その本質に迫るほどの内容ではなく、ひとつのエピソードをもとにした仮説に過ぎないので、子育ての参考にはあまりならない。

    感想としては、幼少期の環境が後の人生や価値観に多大な影響を与えること、親としての振る舞いが子どもの人格形成に与える影響を常に意識すべきことを再認識した。

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    2021年05月02日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    ただ認め、ただ眺める。
    自分自身と大切な人を。

    内なる声に耳を傾ける。

    永遠の自己否定の罠
    「今、ここ」を楽しむ勇気

    思いのほか・偶然・予想外を楽しむ。大切にする。

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    2021年01月14日
  • いい教師の条件 いい先生、ダメな先生はここが違う

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    教師や学校のことを本当によく分かって書いてあるので、納得するところが多い。保護者にも教師への理解やリスペクトを勧めてくれてるのもいい。けど、自分はいい教師ではないので残念だということと、こうしなきゃかなというプレッシャーを感じた。この本を読んで仕事を頑張れる人は、いい先生になれます。

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    2021年01月10日
  • ひとりっ子の育て方

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    大体はこれまでに目にしたことのある、知っている話を再確認する内容。しかし日常では忘れがちなので、折に触れ思い出したい内容。

    周りの人と折り合いをつける力、この辺りは兄弟がいないと学べないことも多いので、年の近い子どもたちと触れ合う機会を増やしたい。

    思春期には、手を出さずに待つ力、親の忍耐を1番に気をつけたい。

    レジリエンス、育てたいなぁ。
    我が子もわたし自身も。
    落ち込みすぎず立ち直る力!

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    2021年01月05日
  • 孤独の達人 自己を深める心理学

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    グレン・グールドも「孤独の達人」だったのか!何となくカウンセリングとは、カウンセラーに話を聞いてもらってアドバイスをもらうものかと思っていたが、本来は「自分の内面を深く見つめるための場」だそう。そうなるとカウンセラーの質というのがますます重要になるなぁ。

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    2021年01月04日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    キレる中高年が多いのは精神的に未熟な人が多いからということについて書かれている。
    またそのような人に向けての対処法。

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    2020年12月27日
  • NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

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    人間の欲望には際限がないので「もっともっと」と何かを求め続けてしまいます。
    そしてその結果、人は絶えざる欲求不満の状態に追い込まれていくのです。
    p59

    人間は、人生から問われている存在である。
    人間は、生きる意味を求めて人生に問いを発するのではなく、人生からの問いに答えなくてはならない。
    そしてその答えは、人生からの具体的な問いかけに対する具体的な答えでなくてはならない。
    p60

    幸福それ自体を追い求めるのはやめて、仕事にただ夢中になって没頭したり、愛する人を心をこ込めて愛し続けていれば、結果として、おのずと幸福は手に入ってくるもの。
    p71

    自分の幸福、自分の喜びを追いかけ回してい

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    2020年10月08日
  • NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

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    <感想>
    「成長欲求」と「退行欲求」という考え方がある。個人的には「現実に対してどのようなマインドセットにするか」というアプローチと、「自分自身の内面の問題を自覚する」というアプローチの違いだと捉えている。
    本書籍は「現実」の前で人間はどのようなマインドセットになるのか、また、どのように戦えるのか、という内容になっている。ある意味で精神的な健全さ(人間を信じている)を前提にした前向きな書籍であった。

    現状の自分にとって必要な知識は、自分自身の内面の課題を自覚する点にある。そのため、本書籍を読むには時期尚早だったと感じた。一年後に再読したい。

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    2020年09月11日
  • あの天才たちは、こう育てられていた! 才能の芽を大きく開花させる最高の子育て

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    本のタイトルは、一見、
    歴史上の偉人たちの幼少期から、現代の子どもたちの才能を活かす方法がかかれているのかと思いきや

    自分の子育てに役立ちそうな具体的な内容は
    残念ながら一切ない。

    ただ、偉人たちついて広く浅く知れるので、少し歴史の勉強になって楽しかった。


    偉人たちの話を読んで、

    偉人になっちゃうような人たちは、
    その分、それぞれ波乱万丈な人生を歩んでいるんだけど、

    どんな状況・環境でも、「自分はどうしたいか」「自分はどう思うか」主体性や自己肯定感を持っている子どもたちは才能を開花させるんだろうなぁ、と思った。

    共通して言えるのは、他人に流されず、自分の人生を歩める子が強い。悪く

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    2020年08月21日
  • NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

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    これとは別の本を読んでいたところ、コンタクトレンズが原因で右目を病んでしまい、痛いわそもそも見えないわで、本を読むどころではなくなってしまいました。
    しかし眼科の薬のおかげで少しずつ読める状態になってきたので(コンタクトはまだ禁止)、字が大きめで紙面が見やすい本書なら、と思って手に取ってみました。

    『夜と霧』は、これは必読だと思い、旧訳、新訳両方とも買ってあるのですが、恥ずかしながら未読です。
    そんな私にとって、著者のフランクルがいつどのようにナチスにとらえられ収容所へ連れて行かれたのか、家族はどうなったのか、収容所ではどのように過ごしたか、終戦後はどうなったのかといった背景知識を得られたこ

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    2020年08月21日
  • スマホに負けない子育てのススメ

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    ①スマホは悪ではない。コミュニケーションが広がる(海外の友達ができるとか)、情報収集や勉強の場としてのメリットはある。
    ただ、SNS、オンラインゲームなど友達や誰かとずっと繋がっている状態は
    自主性、自尊心といった自分の人生は自分で決める能力に欠け、トラブルや依存性といった問題が出てくる。

    ②子どもがスマホを持つときにはルールを決める
    ・使用時間のルール
    ・自分の意見をネットで発信するときのルール
    ・トラブルや困ったことがあったときのルール
    などなど
    →その際に「スマホを使う危険性」について説明して子ども達に理解、納得してもらう。

    ③スマホは「自分の人生にプラスにしてくれるただのツール」で

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    2020年08月18日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    心理学と称しているが著者の哲学めいた人生指南書のような内容。中高年を対象にしており特に第一章などは懐古主義が強くなっている。新型うつが恒常的になっているという指摘や使命など興味深い箇所も多いがそこまで特筆すべき箇所はなし。

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    2020年07月20日
  • 男の子の育て方

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    ネタバレ

    男の子出産予定であるが、自分は姉妹、友人も女性ばかりの自分に、男の子は育てられるのか??不安を持ちながら手にとった本。

    私の中での結論は「夫への対応と同じ」。
    他の方のレビューで、部下への対応と似ていると記載されている方がいらっしゃったが、本当にそうだと思う。

    例えば、「してほしいことは命令口調ではなく、お願い口調で」などは典型例。「やればできる子と思わせるための肯定的な呪文」なども近しいものがあると思う。

    ただ、夫よりももちろん大変なのは間違いない。なぜなら相手は思慮分別もなければ理解力も乏しいのだから。

    あとは、女の子でも共通のこと(他の育児本でも見かけたこと)も書かれている。例え

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    2020年06月30日
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント

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    ネタバレ

    これは人の捉え方にすごく左右されるもの。
    一部手法が悪い人に悪用されているものあり
    それを鵜呑みにしろ、というのはちょっと辛いかもしれません。

    ただし、人の根底にある闇の部分というのは
    私たちには思ってもみない部分にそのカギを解く答えがあるのではないか、とは感じています。

    現実に抑圧されすぎというのも大変考え物で
    それが消えた結果に悩まされていた症状をも消えてしまうというすごいケースも存在します。

    本当、人というものは不思議なものだと
    思わされる1冊です。

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    2020年06月13日
  • 君が生きる意味―――人生を劇的に変えるフランクルの教え

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    ブラック企業に勤める青年と小さなおじさんの人生の意味を見つけていく物語。
    創造価値→人に幸せを与える。
    体験価値→価値を受け取る。
    態度価値→宿命を引き受ける。
    それぞれの価値を認めて受け入れていく必要がある。どんな状況になってもこの3つの価値観を大切にしたいと思う。
    自分よりも人の幸せを願う意識が必要でその精神を持っている限り自分を見失うことはない。自分が人生に意味を求めるのではなく人生から課題を与えられている意識を持ち続けたい。
    今までは自分本位に世の中を考えていたがこれからは人生から自分という存在を与えられていると意識していきたい。

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    2020年03月31日
  • 男の子の育て方

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    たくさん甘えさせてあげるというのと9歳~15歳くらいまでが家にいて見守ってあげた方がいいというのが参考になった。

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    2020年03月12日
  • 「すべて投げ出してしまいたい」と思ったら読む本

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    仕事、子育て、介護…背負った荷物は重くなる一方、体力はなくなっていく-。「生きづらさ」を抱える中高年に、明大教授であり人気カウンセラーとしての顔ももつ著者が放つ魂のメッセージ。書き込みページあり。

    自分にとっては毒にも薬にもならなかった・・・。

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    2019年11月16日
  • 人生に意味はあるか

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    諸富さんの本であるが、あまりにストレートなタイトルなので、はぐらかされる内容と思ったが、真面目にタイトルどおりの内容となっている。文学、心理学、哲学、スピリチュアルといったカテゴリー別の考え方でそれぞれ考察している。結局、諸富さんの自分の人生のあり方について、若いころから悩んできた結果のことを自信をもって書かれている。

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    2019年11月14日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    ・今の日本社会は、大人が大人になり、心から満たされた人生を生きるのが難しい。それは、「若々しく元気で活動する」という外的な価値にばかり重きが置かれ、「内面的な成長・成熟」ということを重視する価値観が育まれてこなかったから。

    ・心理療法家ユングによれば、「人生の午後」(中高年期)になると、内面に意識が向かい始める。自分の人生における使命や役割を問い始めるこの時、人格は成熟する。

    ・中高年の成熟に必要なのは、次の3つ。
    ①「これが自分の人生に与えられた使命だ」と思えて、自分だけでなく、社会のためになるものを見つけること。
    ② 1人きりで自分を深く見つめる「深層の時間」を持つこと。
    ③他者と深く

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    2019年08月31日