諸富祥彦のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
不況とリストラ。
死に急ぐ中高年、そして子どもたち。
若者の暴力衝動の高まり、児童虐待…。
圧倒的な閉塞感と無力感に覆われた現代。
こんな時代に、それでも意味と希望を見失わずに生きていくことはできるのか?
本書で著者は「人生で起こることは、どんなことにも意味がある」というトランスパーソナル心理学の考え方を紹介。
愛と憎しみ、喜びと悲しみ、歓喜と絶望など、内なるすべてのメッセージに耳を傾け、深く自己肯定して生きるための“私を越えた視点”を育むことを熱く語りかける。
[ 目次 ]
プロローグ こんな時代をそれでも前向きに生きていくために
第1部 生きる意味を見出す(どんな時も、人生 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
いま、日本の男たちは、本当に元気がない。
中年男の多くは、家庭ではうっとうしがられ、会社では上司と部下の板ばさみに遭い、どこにも自分の居場所を持てずにいる。
若い男たちにしても何事につけ消極的で、女を口説くことすらできない。
いったい、日本の男に何が起きたのか?
なぜ、かくも「さみしい」のか?
本書は、「さみしい男」から抜け出す道を探り、これからの男たちの生きる指針を提示する。
[ 目次 ]
はじめに―あなたのまわりの“さみしい男”
第1章 さみしい男たち
第2章 働きたくない男
第3章 「働かないシンドローム」の積極的な意味
第4章 家庭に“居場所”がない男
第5章 コミュニ -
Posted by ブクログ
題名からして、暗くなりそうな本です。
最近、仕事が暇で、疎外感を感じている俺には、ちょうどよいかな。
最近の男は、元気がない、中年男は、家庭で、うっとしがられ、会社では、上司と部下の板挟み、若い男は、何事にも消極的で、女を口説く事ができない、などなど・・・。
日本の男は、いったいどうなっただ。
簡単に言えば、「自分に自信がない」そのことにつきる。
しかも、自信がない上に、「プライドが高い」ため、身動きできない状態である。
では、どうすればいいか。
簡単です、「強い男」になればいい。
まず「怒れ!!」」だ。
会社を捨て、家庭を捨て、だれにも頼らずに生きていく気構えを持って!
今日から、 -
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フランクル,ウィルバー,ロジャーズ,ジェンドリン,ミンデル,そしてキューブラ・ロス。この面子を並置できるのは諸富さんならではという感じでしょうか。最低でもウィルバーとロスは普通外すわなw
実を言うと,諸富さんの本は昔はあんまり好きじゃなかったんですよね。僕自身はガリガリの理論家というかウィルバーマニアだったから。体系に戯れるのが楽しくて,あんまり臨床にも興味なかったし。今読んでも,やっぱり臨床の人だなぁとは思うのだけれど,それゆえの意味というか強さも感じる。この本は千葉大時代のものですが,明治に移ってからも精力的に本を書いていて,こういう人がこの分野にいてくれることの意義は大きいなぁと改 -
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人生の目的とは最後まで見つからないだろう。それが嫌だというなら、自分で作るべきだ。
人間は生きる意味や目的さえつかむことができれば、たいていの苦難には耐えられます。
スピリチュアリティの世界は広大です。しかもおそろしく深い。
未知のもの。人間を超えたもの。人知をはるかに超えた未知の世界。知りえないものへの畏れの感覚、それがスピリチュアリティの原点。
最高の秘密は人生とは発見ではなく、創造のプロセスだということ。自分を発見するのではなく、自分を新たに創造していく。だから自分が何者であるかを知ろうとするのはもう止めなさい。そうでなく、何ものになりたいかを考え、そうなろうと決意して努力しなさい。
ど -
Posted by ブクログ
ネタバレわかりやすく、親切に書いたんだと思うけど
なんかちょっと説明がくどいかなぁっていう印象。
トランスパーソナル心理学では
人生における物事はすべて向こう側からやってくるもので
最初からそうなることが決まっているから、
辛いことや困難なことがあっても
そこにある意味、メッセージを理解するようにしなさい、
それを成長の糧にしなさい、
というもの。(だと思う)
どういうものなのか少し把握したけど
これじゃあ人生を生きるベースがそもそも受動的で
いくら能動的に動いたとしても
その受動的基盤の上での行動にすぎないと思えてしまう。
私にとっての人生は多分そんなものではないと思う。 -
Posted by ブクログ
心理カウンセラーの諸富祥彦さんが書かれた本で、どちらかというと、若い人向けで、「傷つくのを恐れるために本当の恋をさけている」最近の若い人たちへ向けてのメッセージでもあります。その中で、ちょっと惹かれた文を引用します。*押してもだめな扉は、引いてみるのではなく、相手から開かれるのを“待つ”ことが大切。*恋愛には、“想い”の力が大切です。今の恋がほんものであり、間違いないと“想う力”が不可欠なのです。などなど、ステキなメッセージがまだまだあります。そして、著者は、恋で傷つくことを怖れて本当の恋が出来ないことを「ゼロリスク・シンドローム」と呼び、リスクを怖れず少しの勇気をもとう。というメッセージを送
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購入済み
現役の先生方は…
高評価をしている方は、現役の先生なのでしょうか。
1.「学校に来た保護者にお茶とお菓子を出すのが、できる教師」と繰り返し述べられています。保護者が求めているのは、本当にそのようなことでしょうか。そのお菓子はどのぐらいストックしておかなければならないのでしょうか。(保護者と信頼関係を結ぶことが大切、お茶とお菓子は一つの例だと思うのですが、「信頼関係」そのものの捉え方が現場を知らない感じがしました)
2.学校の先生は、カウンセラーのように一人一人の生徒と保護者の話を聞く時間はあるのでしょうか。
「あまり話をしない生徒にも、よく話をする生徒と同じ時間を使う事。不公平だという苦情を産んでしまうから