諸富祥彦のレビュー一覧
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タイトルが今の自分の気持ちと重なたったので思わず
手にとってしまった。
40歳を過ぎての別居生活 つらいのは小学生の息子に会えない
こと もう子供の成長を近くで見届ける という自分の人生で最も
楽しみにしていたこともできない状況で「あれ こんなはずじゃ
なかったのに」とひとり思う回数が多い日々を過ごす中、なんとなく
「それでも自分の遺伝子を受け継ぐ子供が世の中にいるだけ
幸せじゃないか」「まあ いっか」と自分の状況と重ねながら
最後のページまでほぼ一気に読んでしまった。
「うつ」の中に入るワーク は怖くてできないが、改めて自分の深い
ところで大切にしているものはなにか をこれから人生の折り返しを
過ぎた今だから見てみたい気はする。 -
Posted by ブクログ
男の子と母親との関係は、基本的に「恋人」。
LOVE & HAPPY 。
いつかは巣立つ「恋人」に、愛情を注ぐこと。
「ソウルメイト」という説明が、私にはすっきりシンプルに響きました。
ともに気付き、学び、成長するために出会ったたましい。
親子も、夫婦も、ソウルメイト。
ただ細かく言えば、
この本は、「男の子を育てるお母さん」に向けて、「昔は男の子で、今は女の子を育てるお父さん」が書いているので、ところどころ「おや?」と感じる部分もありました。
「お母さん」の感情や事情にどこまで寄り添うかは難しいところなので、それがまた良し、なのかもしれないですね。 -
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「あきらめる」という言葉は明らかにネガティブな言葉で、どこかでそう感じていながらも、体面上はそういった仕草・振る舞いを見せない人は多くいるのではなかろうか?
私自身、読んでいるうちに「あきらめる」という言葉が多用されすぎていることに嫌悪感をいだいたが、「あきらめる」を「受け入れる」という言葉に置き換えたところ、ものすごく受け入れやすいものとなった。
人との出会いや別れを含め、自分にとっての行動・思考、そして起こるべく出来事はすべて一定の摂理の中で起きている。目に見えない何かが関係し、その関係性でもって関係を結びつけている。
人は今後起こること、そしてすでに起こったことに対し、規定事実を変更させることはできない。それでも、その事実を自分の中でどう受け止め、どう咀嚼していくかということはできる。感情の波にまかされすぎず、また頭でっかちにもならず、時の流れるまま、風の吹くまま、心穏やかに自分のこれまでの人生、そしてこれからの人生に向き合っていきたいものである。 -
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好きな著者の1人、諸富さんの本。
『人生に意味はあるか』 ―まさしく、これはここ数ヶ月悩んできた問である。
この本を読むことによって、どんな小さなことでもよいから、何か心を落ちつけるヒントを与えてもらえないか、とすがりつく思いで手に取った。
哲学者や宗教、スピリチュアルの観点から、それぞれの「答え」を紹介されており、最後に、諸富さん自身の答え、が紹介される。
その答えは、私がうすうす感じていたことであった。
「ああ、やっぱりそうなんだ」。
諸富さんの答えと同じことで、正しいとか間違っている、という結論を得ることを求めていたわけではない。
ただ、自分の中にある、出口のない迷路に一筋の光が差し込んできたようで、暴走し絶望している心がいくらか落ち着いたのである。
あくまで、その「答え」は、諸富さん自身の「答え」である、ということはきちんと認識している。
私は、ただ、他者の体験を知りたかっただけである。
私の迷路の出口はまだ見えてこないが、「とことん、追求する」ことを続けてみようと思う。
たぶん、私は、そうすることへの一押しが欲しかったのかもしれない。 -
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[ 内容 ]
クランボルツのハップンスタンス理論、ミンデルのプロセス指向心理学、アドラー心理学が教えてくれる「人生の基本」、マズローの「自己実現」論、フランクルの説く「幸福のパラドックス」、ケン・ウィルバーのインテグラル心理学、ジェンドリンのフォーカシングと「脱同一化」の知恵など、“究極の幸福”との出会い方。
9人の偉大な心理学者の成果を凝縮。
[ 目次 ]
第1章 こうすればあなたも「幸福」になれる―「幸運体質」に生まれ変わる心理学(偶然をチャンスに変える生き方―クランボルツのハップンスタンス理論;「人生の方向感覚」をつかみ、シンクロニシティをいかせ―ミンデルのプロセス指向心理学;「仕事」「友情」「結婚」が幸福三本柱―アドラー心理学が教えてくれる「人生の基本」)
第2章 自己成長の結果、はじめて到達できる「高レベルの精神的幸福」(「精神的な成長をなしとげた人間」の特徴―マズローの「自己実現」論;幸福は求めれば求めるほど逃げていく―フランクルの説く「幸福のパラドックス」;世界はただ、このままで完璧なのだ!―ケン・ウィルバーのインテグラル心理学)
第3章 どんな苦しい時でも、手放さずにすむ「ギリギリの幸福」(私はここ、苦しみはそこ―ジェンドリンのフォーカシングと「脱同一化」の知恵;人生のさまざまな問題を他人や過去のせいにせず、自分自身で引き受け、「自己成長の機会」とせよ―F.パールズのゲシュタルトセラピー;ただ、心を込めて、「傍らにいる」―C・R・ロジャーズのカウンセリングの極意)
第4章 何があってもなくても、しあわせ!「絶対幸福」の法則(「私の人生」で語る「本音の幸福論」;「絶対幸福」のための、人生の五大法則)
おわりに それでも幸福になれないあなたに贈る「私が人生で一番不幸だった時のおはなし」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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ネタバレ[ 内容 ]
不況とリストラ。
死に急ぐ中高年、そして子どもたち。
若者の暴力衝動の高まり、児童虐待…。
圧倒的な閉塞感と無力感に覆われた現代。
こんな時代に、それでも意味と希望を見失わずに生きていくことはできるのか?
本書で著者は「人生で起こることは、どんなことにも意味がある」というトランスパーソナル心理学の考え方を紹介。
愛と憎しみ、喜びと悲しみ、歓喜と絶望など、内なるすべてのメッセージに耳を傾け、深く自己肯定して生きるための“私を越えた視点”を育むことを熱く語りかける。
[ 目次 ]
プロローグ こんな時代をそれでも前向きに生きていくために
第1部 生きる意味を見出す(どんな時も、人生には意味がある―ヴィクトール・フランクル“逆境の心理学”;人間の生死の意味は宇宙の自己進化の流れの中にある―ケン・ウイルバー“進化する宇宙=コスモス”の物語)
第2部 自分の弱さと向き合う(弱音を吐き、助けを求めるのも、一つの生きる“能力”である―カウンセリングの神様、カール・ロジャーズの生き方に学ぶ;弱い私。ぐずな私。どんな“私”も大切な私―フォーカシング流“うちなる自分とのつきあい方”)
第3部 人生の闇の声を聞く(悩みや問題は人生の大切なメッセージ―アーノルド・ミンデルのプロセス指向心理学・その1;人間関係のトラブルは“もう一人の自分”の仕業―アーノルド・ミンデルのプロセス指向心理学・その2;“病気の気持ち”“症状の言い分”に耳を傾ける―アーノルド・ミンデルのプロセス指向心理学・その3)
第4部 死を見つめる(昏睡状態は、人生をまっとうする最後のチャンス―アーノルド・ミンデルのコーマワーク;この世での宿題をぜんぶすませたら、私たちはからだを脱ぎ捨てる―E・キューブラ・ロスの死の看取りに学ぶ)
終 “見えない次元”への二つのアプローチ
[ POP ]
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[ 内容 ]
いま、日本の男たちは、本当に元気がない。
中年男の多くは、家庭ではうっとうしがられ、会社では上司と部下の板ばさみに遭い、どこにも自分の居場所を持てずにいる。
若い男たちにしても何事につけ消極的で、女を口説くことすらできない。
いったい、日本の男に何が起きたのか?
なぜ、かくも「さみしい」のか?
本書は、「さみしい男」から抜け出す道を探り、これからの男たちの生きる指針を提示する。
[ 目次 ]
はじめに―あなたのまわりの“さみしい男”
第1章 さみしい男たち
第2章 働きたくない男
第3章 「働かないシンドローム」の積極的な意味
第4章 家庭に“居場所”がない男
第5章 コミュニケーションできない男
第6章 恋愛しない男
第7章 セックスしない男
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
題名からして、暗くなりそうな本です。
最近、仕事が暇で、疎外感を感じている俺には、ちょうどよいかな。
最近の男は、元気がない、中年男は、家庭で、うっとしがられ、会社では、上司と部下の板挟み、若い男は、何事にも消極的で、女を口説く事ができない、などなど・・・。
日本の男は、いったいどうなっただ。
簡単に言えば、「自分に自信がない」そのことにつきる。
しかも、自信がない上に、「プライドが高い」ため、身動きできない状態である。
では、どうすればいいか。
簡単です、「強い男」になればいい。
まず「怒れ!!」」だ。
会社を捨て、家庭を捨て、だれにも頼らずに生きていく気構えを持って!
今日から、優しい男を返上しよう。
うん、言っている事は理解できるが、実行は、難しい。
俺も、「喜怒哀楽」をあまりださない方だ。
時々、もっと、怒った方がいいと思う事があるが、もしかしたら、助けてもらうかもしれないという、甘さがある。
自分一人で、やっていくという気構えがあれば、なんでも言えるのかもしれません。
もっと、自分に自信を持ち、人に頼らずに生きていけるようになりない!! -
Posted by ブクログ
フランクル,ウィルバー,ロジャーズ,ジェンドリン,ミンデル,そしてキューブラ・ロス。この面子を並置できるのは諸富さんならではという感じでしょうか。最低でもウィルバーとロスは普通外すわなw
実を言うと,諸富さんの本は昔はあんまり好きじゃなかったんですよね。僕自身はガリガリの理論家というかウィルバーマニアだったから。体系に戯れるのが楽しくて,あんまり臨床にも興味なかったし。今読んでも,やっぱり臨床の人だなぁとは思うのだけれど,それゆえの意味というか強さも感じる。この本は千葉大時代のものですが,明治に移ってからも精力的に本を書いていて,こういう人がこの分野にいてくれることの意義は大きいなぁと改めて思います。
人間性心理学とトランスパーソナル心理学をひとつとして捉える立場の是非は,今後もう少し検討したい課題です。 -
Posted by ブクログ
人生の目的とは最後まで見つからないだろう。それが嫌だというなら、自分で作るべきだ。
人間は生きる意味や目的さえつかむことができれば、たいていの苦難には耐えられます。
スピリチュアリティの世界は広大です。しかもおそろしく深い。
未知のもの。人間を超えたもの。人知をはるかに超えた未知の世界。知りえないものへの畏れの感覚、それがスピリチュアリティの原点。
最高の秘密は人生とは発見ではなく、創造のプロセスだということ。自分を発見するのではなく、自分を新たに創造していく。だから自分が何者であるかを知ろうとするのはもう止めなさい。そうでなく、何ものになりたいかを考え、そうなろうと決意して努力しなさい。
どんな時にも人生には意味がある。どんな人のどんな人生にもなすべきこと、満たすべき意味が与えられている。
意味喪失感に苦しんだら、フランクルを思い出せ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレわかりやすく、親切に書いたんだと思うけど
なんかちょっと説明がくどいかなぁっていう印象。
トランスパーソナル心理学では
人生における物事はすべて向こう側からやってくるもので
最初からそうなることが決まっているから、
辛いことや困難なことがあっても
そこにある意味、メッセージを理解するようにしなさい、
それを成長の糧にしなさい、
というもの。(だと思う)
どういうものなのか少し把握したけど
これじゃあ人生を生きるベースがそもそも受動的で
いくら能動的に動いたとしても
その受動的基盤の上での行動にすぎないと思えてしまう。
私にとっての人生は多分そんなものではないと思う。
だから、なんか違うと思った。
何か壁にぶち当たった時に、
それを乗り越えて強くなろうっていう考えは大切だと思うけどね。
でも、共感できる部分、なるほどそうかと思った箇所も
もちろんありました。
いわゆるポジティブシンキングでは、ダメな部分よりも
自分のいいところをみて前を向いたり元気を出す。
でも、ダメな部分から目をそらして元気になっても
後でかえって自己否定的になりやすいらしい。
前向きできらきらのイメージはきわめて脆いもので
何かショックなことがあるとすぐに崩れてしまうから。
うん、確かに。
逃げずに、向き合うことは重要だね!