【感想・ネタバレ】男の子の育て方のレビュー

あらすじ

子育ての基本は、何と言ってもお母さん自身の「ラブ&ハッピー」。お母さんが何があってもドーンと動じず、安定した穏やかな、しあわせいっぱいな気持ちになって、お子さんに愛を伝えていくこと。これ以上に、育児において大切なことは何もない!のです。

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Posted by ブクログ

男の子を育てている親御さんは必見

子育てしながら片手間に読めるのも◎


【気づき】


第1章男の子の「しつけ」の基本

①ラブラブ期←これが大事。
 男の子の自信を育て、自己肯定感を高めるのは
 お母さんとの「ラブラブ」


0から6歳位までのいわゆる乳幼児期
(生まれてから幼稚園、保育園まで)


②しつけ期

6歳から12歳位までのいわゆる児童期
(小学生)



③見守り期

10歳から12歳ごろから、
18歳くらいまでの
いわゆる思春期
(小学校高学年から大学生ぐらいまで)




✔️しつけ期に入ったら、親もギアチェンジを!

①親が何でも肩代わりしない
②子どもに自分の失敗の責任を取らせる
③解決法を自分で考えさせる

✔️見守り期こそお母さんは家にいるべき



✔️アドラー心理学で言われている
 勇気のある子どもの特徴がおすすめ


✔️NGワード5選

①「どうしてあんたは〇〇できないの?」
「なんでいつもそうするの?」

②「何度言ってもわからない子ね」
「ばっかじゃないの?」


③「もうっ、片付けてよ!」
「いつなったら1人できるの?」


④「言うことを聞かないと置いて行くよ」
「早く寝ないとお化けが出るよ」


⑤そんなことしなくていいの!



✔️命令調ではなく、

「一歩下がって」
「ポジティブに」
「具体的」にお願い口調でいう



✔️肯定的な呪文を繰り返す

✔️褒める子育てから共に喜ぶ子育てへ


①子ども目線で喜びを共有する

②他の兄弟姉妹と比べて褒めない



✔️子どもの行動をよくみて具体的に褒める
①すぐその場で
②目を見て
③頭をなでながら

具体的に頑張った行動に目を向ける

✔️褒めるところがない子ども
 →褒めるハードルを低くする
その子なりに頑張っているところを観察する

✔️褒めても自信過剰になるわけではない
→いずれ自分より上の存在が現れる

✔️兄弟けんかの仲裁法
→両者の話を聞く
その上でどうすれば解決できるか、一緒に根気強く考えてあげる
兄弟けんかは弟が負けて、親がフォローすることが多い。そうすると、兄に我慢をさせることが多くなる。
そのままだと兄はふて腐れる原因に。
だから、兄に母を独占させる時間をつくる



第二章「お手伝い」かけただけで英語フットワークを育てよう


✔️男の子をまっとうに就職して働き、結婚できる
「1人前の男」に成長させるために、親がすべき事。
それは家事のお手伝いをさせること。


①フットワーク力が身に付く

小さい頃から、ちょこまかと体を動かして
働く習慣を身につけておく。
これを男の子の心と体を働くモードに変えていく。
小さい時から男の子だから勉強さえしてればいいのちょっとしたことでも体を動かすのをめんどくさがる子になってしまう。


②「役割を果たせ喜び」、
「みんなの役に立つ喜び」が体験できる

③「困難に立ち向かう力」を
 育てることができる



✔️「なんで自分が…」
という4.5歳までにお手伝いを「習慣化」させる


✔️お手伝いを頼む4つのポイント


①失敗するのを前提に

②失敗しても怒らない、イライラをぶつけない

③失敗した後の片付け方を教え、
 正しいやり方を考えさせる

④例えやり直しても、子どもには言わない


✔️トークン・エコノミー法で、
ポイントやシールを集めるほうが楽しいし、
子どものやる気を引き出す。



✔️ごほうびのあげかたの3つのコツ


①お手伝いの内容とポイント数は
 子どもと相談して「具体的に」決める

②ごほうびはお金よりも物にする

③「ありがとう、お母さんうれしい」と
 感謝の気持ちを伝える

✔️「なんで手伝わなきゃいけないの?」と
 聞かれたら、
 チーム意識を活用する



第3章「打たれ弱さ」を克服する「勉強法」と「習い事」


✔️将来伸びるのは自己イメージが高い男の子


✔️勉強の習慣がつく4つのポイント
①勉強時間、勉強のハードルを下げる
②遊びの後に勉強する
③リビングで親が一緒に勉強!
④問題集は薄いもの選ぶ


✔️上手に挫折を体験させて人生のグレーゾーンを教えよう

どこかで傷つき、
1番ではない自分、真っ白ではなくグレーな自分を受け入れる必要がある。

男の子が小さいうちから小さな挫折を少しずつ体験しておく方がベター


✔️ 1つでも得意なスポーツ身に付けよう

あまり運動神経が良くない男の子は、
団体競技は向かない
(自分のミスでチームに迷惑をかけてしまうから。野球、サッカー、バスケットなど)

個人競技がオススメ(ミスして周りに迷惑をかけずに済む剣道、空手、柔道、陸上、水泳テニスなど)

失敗にめげないタイプは団体競技でも良いが、
プレッシャーに弱い子は向かない




✔️中学受験に向かない男の子のタイプ

①新しいことにチャレンジしたがらない
②完璧主義なところがある
③ちょっとからかっただけで、
 本気になって怒ったり泣いたりする
④悪い点数がつくと、すぐやる気をしなう
⑤ささいな失敗で大きく落ち込む
⑥塾や習い事ですぐ「行きたくない」と言い始める
⑦遊びやゲームで、勝てる勝負しかしたがらない
⑧思い込みが激しい
⑨友達と遊ぶより、家でゲームをしている方が好き
⑩口下手でつらいことがあっても話したがらない


✔️男の子の話で中学の選び方

①打たれ弱い性格の子の場合、
実力より少し低いランクの学校選ぶ

②先生たちが仲の良い学校を選ぶ



第4章
「コミニケーション能力」を磨いて
「できる子」に育てよう


✔️男の子のコミニケーション能力は幼少期から育てる
結婚や就職の時期になったからといって一朝一夕に身に付くものではない。

話をしっかり聞いてくれる親が会話能力を伸ばす


「親は自分の話を丁寧に、いつも聞いてくれるんだ」と子どもが思えるコミュニケーションをお子さんとのあいだで行ってことが大事。


男の子は言葉を司る左脳が女の子よりも ゆっくり発達する。
だから、多少言葉が遅くてもあせらずゆっくり見守る。



✔️NG

・「それで?」
「だから?」と質問攻めにする

・はっきりしない説明にたまりかねて
「それってこういうことなんでしょう」
先に結論を言ってしまう

・「はっきり言いなさいよ」「それで何が言いたいの?」と追い詰める


→コミュニケーションは楽しい
人と話をすることが楽しい
そんな感情をお子さんの心の中にしっかり育んでいくことが大切。



✔️聞き上手な親になろう

男の子のコミニケーション力を育てる上で大切なのは、
親御さんが
「何を話すか」ではなく「どう聴くか」



・子どとより多く話さない

×説教
会話の主役はあくまで子ども



・子どもが話しかけてきたら、その場ですぐ聴く

・お子さんの言葉を丁寧に早く「伝え返す」
伝え返す=リフレクション(心理カウンセリング技法のひとつ)



どんな気持ちで話してるのかを捉えて
「〇〇〇〇だったのかな?」
と伝え返すことで

「自分のことをわかってもらった」
と感じ信頼感を築くことができる。


・うなずく

うなずきにはお子さんを受け入れる温かさを感じさせる力がある


・相槌を声に出す

あなたの話を聞いていますよと言う姿勢が伝わる




第5章「遊び」が人生の全てを教えてくれる


✔️遊びで身に付く3つの力

①仕事や恋愛の基礎となるコミュニケーション能力
②自分の好きなことに無我夢中で取り組んでいく無我夢中力(集中力)
③どうすれば難局を乗り越えるきれるかを考える発想力や問題解決力




✔️ばかばかしい遊び→発想力を生む

 仕事を楽しむ好奇心は独創力から

 戦いごっこでも様々な感覚が育つ(仲間を助ける、共通の敵に見立てて遊ぶ、仲間で慰めるなど)

女の子とよく遊ぶ男の子は新しい時代のモテ男

 理由①中二から高2くらいかけて急にゴツゴツと男くさい男に変わり始める子が多い
②その後でも、幼い時に持っていた女の子っぽい優しさは生きていて、頼りになるけれども気配りのできる男として高評価を得やすい

  内気な男の子はクリエイティブな力を秘めている(自分の内面で対話している)



第6章「結婚できる男」を育てる「危ない思春期」の乗り越え方


✔️おちんちんがあることを褒めてあげよう

✔️男子校はオススメではない


✔️夫婦のスキンシップが子どもの安心感を生む
(夫婦で手をつなぐ、抱きしめ合う、キスをするなど)


✔️お母さんを家の中でも「ちょっとイイ女」でいよう!


✔️思春期の男の子エッチなことで真面目に悩んでいる

「朝起きたら、出ちゃったことある?夢精って言うんだよ」


「女の子を見て、
エッチな気持ちなるのは、大人になった証拠だよ。おちんちん大きくなっちゃうでしょ?そしたらエッチなことを思い浮かべながら出してもいいんだよ」

「下着が汚れたら、洗面所で洗って洗濯機に入れておいて。誰でも当たり前にあることだから恥ずかしがることはないよ」


さらっと自然に対応する。


✔️反抗期の男の子は理解できないのが当たり前

この時期に親がとるべき態度は、
一歩引いたところから子どもを見守ること


①「話せばわかる」とばかりに、
しつこく話しかけたりしない

②「気にかけている」
と言うメッセージを送り続ける

③暴言やわがままは聞き流す


④深追いしてしまったら、家を出る


⑤自分の気持ちを伝える

⑥携帯のメールのチェックをしたり、
鞄や机の中を勝手に見たりしない

⑦泣かない、おろおろしない、不安にならない


✔️「別に」「それで」しか言わない子どもと会話を復活させるには?

→場所を変えてみる
レストランやカフェ、ラーメン屋焼肉などでプチデートをしてみる

①場所を変えてみる(一歩下がってみる)
②ガミガミを止める
③具体的にお願い口調で伝えてみる


「いつもお母さんがうるさく言っちゃってる帰りの時間の事なんだけど、毎回連絡なしで遅くなると、お母さんて心配になっちゃうの。
〇時よりも遅れる時はメールでいいから連絡してくれてお母さん嬉しいな♡」


✔️手に負えない子にはななめの人間関係を活用


✔️男の子いる家庭の間取り術
リビングを通って、

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2022年07月21日

Posted by ブクログ

男の子との
関わり方が、0歳から成人近くの長い期間についてそれぞれ詳細に書かれている。

メモ
・本格的なしつけモードは6歳から
・お手伝いを習慣化させる
・リビングで親と一緒に勉強するのが一番。親は別のことを勉強。
・話をしっかり聞ける親がこどもの会話力を伸ばす
・ゲームは全面禁止よりルールをつく
 →こどもとルールを決めて守らせる。
・母親が、男の子が抱く女性像になるのでちょっといい女になる。
・兄弟と比較してほめない。
・兄弟喧嘩はどちらの言い分も聞く。母親との二人の時間をそれぞれ作る。
・叱るのは命やケガの危険があるときだけ。
・アサーション(自分の気持ちを相手にうまく伝える)能力を磨いてあげる。

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2022年03月09日

Posted by ブクログ

やっぱり子供の根底に頑張れば、なんとかなるかもという気持ちをもってもらいたいなー。思春期はワケワカランくて当たり前というのも面白かった。

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2021年05月09日

Posted by ブクログ

男の子の修正、どうしたらいいかの参考になった!早めに出会えてよかった!兄弟喧嘩も悪くないと思えるように、そして思春期には見守ることをやっていこうと思う。

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2020年01月27日

Posted by ブクログ

勉強になりました。
男の子は未知ですが、構えることが大切。

思春期怖いなー。
クソババァ、死ね!とかありえる。
泣いてまいそやけど、構える。
覚えておきます!

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2019年04月04日

Posted by ブクログ

男の子の母親になるので、まだ生まれてもないのに早いかな?と思いましたが、読んでみました。

「男の子の育て方」というタイトルでしたが、私自身、親からされていやだったことや、そうそう!と共感できる部分がいっぱいありました。
男の子の育て方。というより、普通に育児本です。


本書では、しつけ、お手伝い、習い事、コミュニケーション、遊び、思春期の七章でできています。


しつけ編では、0歳~3歳までは、子どもにとっても母親にとっても、保育園に預けるほうがいい。とありました。そのことは別ルートで知っていましたが、10歳からは、精神的成長を伴うからできるだけ家に居たほうがいい。は本書で知りました。

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2022年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心理関係の方が書く育児の本って、つい読んでしまうんですが読んだ後「けっ」って思うことが多かったのですが、この本は「なるほど!」と思うところが多く、読んでよかったと思いました。
以後、諸富先生の本なら安心して読めそうです。

おお!と思ったのはだいたいこんな内容。

・お手伝いでフットワーク力を育てる
・「打たれ弱さ」を克服する勉強法と習い事
・コミュニケーション力を磨く
・「遊び」で人生を学ぶ
・アサーション・トレーニングで人間関係にタフになる

特に「アサーション・トレーニング」に興味がわきました。今度は具体的なことが書かれている本を探してみようと思います。

また、お子さんによっては男の子の遊びをしないから心配、とか、女のことばっかり遊んでいるから心配と思われるお母さんもいらっしゃるのではないかと思いますが、著書によると心配なし!とのこと。むしろそういう子は将来、モテるのだそうです(^^)
この理屈でいえばうちの次男は将来、モテるかも(爆)
女の子の群れ大好きだし、お出かけ先で見しらぬ女の子に平気で話しかけに行くし。

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2014年04月05日

Posted by ブクログ

男の子の子育ての本ってどれも似ている気がします。自己肯定感がしっかりついてくれるといいなぁ、と漠然と思いながら2歳児と格闘の毎日です。
10歳になったら学校から帰ってきたときに親が家にいるといい、というのが新鮮でした。
どちらかというと、小学生以降くらいに役に立ちそうな本。
副題に「0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。」ってあるけど、最低限がこれだとキビシイなぁ

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2013年06月24日

Posted by ブクログ

すべての子どもは、その魂にその子がこの世に生まれてきたことの意味と使命を刻んで生まれてくる、という視点から書かれているためか、男の子の育て方に関する本は何冊か読んだけど、一番深くて実践的で具体的だったと思います。
私には女の子がいないのに、自分のために著者の「女の子の育て方」も読みたくなってしまいました。

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2013年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第1章 男の子の「しつけ」の基本
「わたしメッセージ」
してほしいことは「命令」ではなく「お願い口調」で
「ほめる子育て」をやめて「ともに喜ぶ子育てへ」

第2章 「お手伝い」で「フットワーク力」を育てよう

第3章 「打たれ弱さ」を克服する「勉強法」と「習い事」
リビングで親がいっしょに勉強するのが一番

第4章 「コミュニケーション力」を磨いて「デキる男」に育てよう

第5章 「遊び」が人生のすべてを教えてくれる

第6章 「結婚できる」を育てる「あぶない思春期」の乗り越え方
「ナナメの人間関係」を活用

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

お母さんがまずドーンとかまえてラブ&ハッピーでいることが大事だとわかった。「結婚力」「学力」「仕事力」を育てるために、今からできることを積み重ねたい。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

子供が何かできない時、「どうしてxx できないの」などの追い打ちをかける言葉はNG、気持ちの挫けやすい子供になってしまう。
子ども目線で喜びを共有する、褒めて育てるというより共に喜んで育てる事が大事。

聴き上手な親になるために、子供より多く話さない、期待通りの返事でないからと説教しないこと。

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2023年04月19日

Posted by ブクログ

子育ての参考になる内容だった。「心が安定したお母さんがそばにいること」が大切というのが印象的だった。また、アサーション・トレーニングは子どもにも自分にも実践してみたいと思った。

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2023年03月28日

Posted by ブクログ

私自身毒親育ちで、自分の母親は全く参考に
ならないので初めて育児書系を読んでみました。

すごく為になったし、子供には
同じ思いをして欲しくないから
参考にしたいと思います。



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2021年09月16日

Posted by ブクログ

男の子の育て方~「結婚力」「学力」「仕事力」。
0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。
2009/12/16 著:諸富 祥彦

子育ての基本は、何と言ってもお母さん自身の「ラブ&ハッピー」。お母さんが何があってもドーーンと動じず、安定した穏やかな、しあわせいっぱいな気持ちになって、お子さんに愛を伝えていくこと。これ以上に、育児において大切なことは何もない。

本書の構成は以下の6章から成る。
①男の子の「しつけ」の基本
②「お手伝い」で「フットワーク力」を育てよう
③打たれ弱さを克服する勉強法と習い事
④コミュニケーション力を磨いてデキる男に育てよう
⑤遊びが人生のすべてを教えてくれる
⑥結婚できる男を育てるあぶない思春期の乗り越え方

よく読むビジネス本と書いている本質はほとんど同じである。それもそのはず、何事も原理原則を大切にすることや仕事で食べていける人間になろうとすればその基本と相手を思いやる気持ち等の他者との関わり合いとその教え方等にある共通点は多い。

それが職場でそして子育てにおいても出来ているかと言えば完全ではない。しかし、それを理解し、その人にあったことを試行錯誤しながら行う気概だけは持って前向きに進んでいきたい。

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2018年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

6歳までは男の子の地震を育てる。恋人のように。
12歳まではしつけ、責任を取らせる、解決法を自分で考えさせる。
18歳までは見守り期。つかずはなれずおちこまず。働きに出ない。

お手伝いでフットワーク力をつくる
5歳までに習慣化。家族はチーム。してくれると嬉しいな、助かるな。

自己イメージの強い子が将来のびる。ともに喜ぶ子育て。うたれ弱さ克服。

コミュニケーション力、子供の話をよく聞く

あそび力

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2016年11月14日

Posted by ブクログ

8ヶ月の男の子の母です。
これから直面するであろう男の子育児の壁、対処法、心構えが書いてあります。
勉強になります。子どものいやいや期、思春期、反抗期を通して自分も成長するつもりで、本書に書いてあった内容を実践していきたいと思いました。

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2015年06月22日

Posted by ブクログ

一歳半の息子がいるので読んでみた。

母親向けだけど、父親が読んでもおもしろいしためになる。
小さうちはリビングで勉強させた方がいいとか、いつ自分の部屋を与えたら良いとか、これから出てくるであろう問題について良い参考情報になること間違い無し。

そして、これを読んで自分の事がもっと理解できたと思う。母親向けの育児書だけど、男性が自分を理解するためにも、”男の子”を理解するのは有効だと思った。

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2015年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても読みやすい本。
女親が異性の男の子にたいしてどう接するかというノウハウ。
幼児期から思春期までかなり細かく書かれていて、家に1冊あってもいいかも。
本当は男親の出番なんだろうな、でもそんな夢みたいな期待は脇においておいて。
現実として対処していかなくてはならない数々のことが具体的に載っている。ありがたい。
読んでいる間、何かで読んだよなと思っていたら、若手部下の扱い方のノウハウだった。

・して欲しいことは「お願い口調」で励ます
一歩下がって/ポジティブに/具体的に
・「褒めて育てる」から「ともに喜んで育てる」へ
嬉しい、助かった、感心したという気持ちを伝える
・叱るときは
①行動を叱る、人格存在は否定しない
②何で叱られているかを説明する
③次はどうしたら良いか考える
・お手伝いをさせる
①失敗は当たり前
②失敗してもイライラをぶつけない
③失敗した後どうするかを考える
・勉強を習慣化するには
①時間/量のハードルを下げてやる気を持続
②気になる遊びを先にさせて集中させる
③リビングで親も一緒に勉強する
④問題集は「薄いもの」で達成感を与える
・コミュニケーション
①子供より長く話さない
②その場ですぐ聞く
③言葉を丁寧に「伝え返す」
④うなずく
⑤あいづちを声に出す

3歳までの幼児期に常に一緒にいるよりも10歳以降に家にいて見守る体制が大事だって。フクザツ。
確かに隣のお兄ちゃん、中学生の頃から女の子家に連れて帰ってきてたもんな。大人のいない家に。そういうことも含めて。
「思春期の男の子は本人もよくわかっていないから理解できなくて当然」おおらかにでもしっかり見守ること。
もう数年で家より外が楽しくなって10年後には確実に母親より、他人のオネエチャンの方が大切になるんだろう。
今だけだー!と今夜もウリウリしてやろう。

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2013年10月10日

Posted by ブクログ

男の子の育児には、自分はがんばれば何とかできる人間だという、自己肯定感が大切。とりあえず今から六歳ごろまでは、ありったけの愛情を与えて、まさにラブラブ期を送ることが重要らしい。楽しみ〜笑。楽しみ〜と思えるような余裕を持つ事がもっとママには大切。

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2013年07月03日

Posted by ブクログ

子育ての本だけれど、マネジメント関連のビジネス書籍に書かれている内容と表現は違えど似ていて面白い。

勧められない叱り方等の理由も合わせて書いてあるので、理解が深まります。
子供と話をする時に意識してみた途中の感想としては、言葉を選んで話すには、やはり大人がどっしりと構えられることが必要、そのためには落ち着ける環境・時間を段取りすべきだなという考えに至りました。

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2013年05月01日

Posted by ブクログ

思春期の対応も書いてあったのでまた困ったら読みたい

恋人感覚でいい
思春期こそ親が家にいてあげることは以外でした

代表的NGワード
なんでできないの
何度言ってもわからないの
いつになったら1人でできるの
言うこと聞かないと、、
そんなことしなくていいの


わたしメッセージ
肯定言葉で
話をしっかり聞く

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

読んでる途中で、この本書いたのオジサンかなぁ?と思った。やっぱりオジサンだった。参考にはなりました。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

心に留めること
・どーんと構える、ひいちゃうようなことに興味をもっても動じない
・その場で具体的にほめる
・失敗して当たり前、根気強く言い続ける。ただし人格や存在を否定しない

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2021年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

男の子出産予定であるが、自分は姉妹、友人も女性ばかりの自分に、男の子は育てられるのか??不安を持ちながら手にとった本。

私の中での結論は「夫への対応と同じ」。
他の方のレビューで、部下への対応と似ていると記載されている方がいらっしゃったが、本当にそうだと思う。

例えば、「してほしいことは命令口調ではなく、お願い口調で」などは典型例。「やればできる子と思わせるための肯定的な呪文」なども近しいものがあると思う。

ただ、夫よりももちろん大変なのは間違いない。なぜなら相手は思慮分別もなければ理解力も乏しいのだから。

あとは、女の子でも共通のこと(他の育児本でも見かけたこと)も書かれている。例えば、ほめるときは①その場で、②目をみて、③頭をなでなながら、④行動をみて具体的に、わたしを主語にしたメッセージを用いるなど。

この本独自で学んだこととしては以下のようなことがあった。
・お母さんとのラブラブが男の子の自信を育てる
・タッチングでの甘えは良い子育ての証拠
・しつけは、ラブラブな関係を崩さない範囲でOK
・3歳児神話は立証されていないのだから気にしない
・7~12歳は自分で失敗の責任を負わせ、どうしたらよいか考えさせる=しつけ
・10~15歳くらいまでの見守り期こそ子供が一番不安定な時期のため、家にいるべき。
・ケンカ両成敗ではなく、双方の言い分をしっかり聞き、どうすればよいか考える。負けたほうをフォローしていくことになるが、その場合でも勝った子の方との2人の時間もつくる。
・5歳までにお手伝いの習慣をつくる
・ごほうびもOK。ただし、お金ではなくモノで。ごほうびも具体的に子供と一緒に決める。
・お手伝いしなきゃいけない理由を聞かれたら?家族はチームであり、チームの一員として役割がある
・勉強する習慣がついている子は「やればできる子」という肯定的なイメージをもっている子。
・リビングでの勉強が◎。
・親も一緒に勉強するのが◎。
・習い事や塾を子供がやめたいと言ってきたら?→2~3回背中を押してがんばらせて、それでもだめなら無理強いせずにやめさせる。
・中学受験に向かない男の子もいる(新しいことにチャレンジしたがらない、完璧主義の子、口下手でつらいことがあっても話したがらない、など。)
・ホームパーティでキャリア教育
・聴き上手な親になる(①子供より多く話さない②子供が話しかけてきたらその場ですぐ聴く③子供のことばを丁寧に伝え返す④うなずく、相槌を声に出す
・仕事を楽しむ好奇心は遊びでしか身につかない
・集団遊びをさせる
・いじめられていることを教えてくれたなら、よほど勇気をもって話してくれたはず
・アサーションを身につけて、相手の立場に立ちながら自分の気持ちも伝える(「仕事で疲れているのはわかるわ。でも少しだけ家事を手伝ってくれると嬉しいな」)
・夫婦のスキンシップが子供の安心をうむ
・家の中でも少しだけオシャレを心掛ける
・見て見ぬふりをすることも必要。一方で、女性を小ばかにした発言には毅然とした態度で女性を大切にする考え方を伝える。
・変な趣味は一歩引いて見守る


あとは、公立のメリットとして、実社会の縮図であるとの記載があり、私の感覚と同じだ!!!と思わず嬉しくなった。私立の同質性の高さをほめたたえることはあっても、公立の多様性に触れることのメリットを書いているものにはあまり出会ったことがない気がする。実際に子供をどう進学させるかは難しいところだが、自分の見解にお墨付きをもらった気分だ。

また、いまはどうしてもまだ思春期の男の子のイメージはつかないのが現状。上記以外にも、思春期の男の子との接し方についても記載されていたので、思春期前にまた読み返したい。

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2020年06月30日

Posted by ブクログ

たくさん甘えさせてあげるというのと9歳~15歳くらいまでが家にいて見守ってあげた方がいいというのが参考になった。

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2020年03月12日

Posted by ブクログ

サラッと読みやすいけど、
そこまでピンとくる内容では無かった気がする。

科学的根拠に基づいた子育てと言うよりは、
著者のカウンセリング相談の経験から得た個別のアドバイスに近いところもあり、参考に出来るかどうかは
子供による気がする。

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2019年07月09日

Posted by ブクログ

思春期こわい。。まぁ来た時はドンと構えるしかないですね。リビングを通らない個室にするようにというのは覚えておこうと思います。

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2019年03月01日

Posted by ブクログ

読みやすく、何時間かでサラリと読めました。
男の子の育て方を教育、心理学の観点から解説されています。
取り入れたいところ、ここは違うなぁと思うところ、色々とありましたが、ひとつの意見として取り入れていきたいなと思います。

この本は、母親向けに書かれているので、
そこに若干の考え方の偏りがあると感じる部分もありました。
2009年の発行なので、そのあたりはまだ時代の流れとしても仕方ないのかなぁと思う部分もありました。

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2018年07月31日

Posted by ブクログ

男の子と母親との関係は、基本的に「恋人」。
LOVE & HAPPY 。

いつかは巣立つ「恋人」に、愛情を注ぐこと。

「ソウルメイト」という説明が、私にはすっきりシンプルに響きました。
ともに気付き、学び、成長するために出会ったたましい。
親子も、夫婦も、ソウルメイト。

ただ細かく言えば、
の本は、「男の子を育てるお母さん」に向けて、「昔は男の子で、今は女の子を育てるお父さん」が書いているので、ところどころ「おや?」と感じる部分もありました。

「お母さん」の感情や事情にどこまで寄り添うかは難しいところなので、それがまた良し、なのかもしれないですね。

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2012年06月23日

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