諸富祥彦のレビュー一覧

  • 悩みぬく意味

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    ネタバレ

    誰しも一回は"悩む”ことを経験すると思う。その悩みについて、その意味や種類、悩みに囚われない方法など様々な考察が書いてある。著者の経験も踏まえ、悩みに対して前向きな意見が書かれており、常日頃から悩んでいる自分としては気づかされることが多かった。
    実践できることもあり、”悩む”ことに悩んでいる人や今の自分から抜け出したいと思っている人にはいいきっかけになると思う。

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    2014年02月23日
  • 教師の資質

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    かなり厳しいことまで、辛辣に書いているなという印象を受けた。最後の方に書かれている、大人でも正解のでない問いを考えさせる、というのは、今の大人にも求められているし、決して教育だけに関係したことではないと思った。社会のことを考える姿勢が身につけば、社会問題が山積している現代の世の中が少し変わって行くのかもしれない。
    教職課程をとっている身としては、なかなか考えさせられる内容だった。また、時間をおいて読み直したい。

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    2013年12月17日
  • 教師の資質

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    当たり前といえば当たり前のことだけれど、「なるほど、うんうん、」と頷くところがたくさんあって、改めて教師のあるべき姿を確認できた。

    今は真面目に頑張ることが評価されない時代だと。
    教師の資質はどんどん下がり、生徒と教師、保護者と教師が対等の立場でものを喋るところに、教師のやりにくさがあると。
    時間外勤務時間の増加、生徒指導、保護者対応、職員室の人間関係、心が疲れて辞めてしまう教師が後を絶たないのは、社会問題だと思う。

    自分は教師に向いてないのかなと思うことはしばしばある。
    去年なんて、私も、著者の言う心を病んだ教師だったかもしれない。

    それでも、心が繋がる瞬間がたくさんあるから、そんな瞬

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    2013年11月17日
  • 教師の資質

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    教育現場で起こっているさまざまな問題を理解できた。学校というものを卒業してしばらく経つため、自分の頃とは違うという状況に驚く。

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    2013年10月05日
  • 教師の資質

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    諸富さんが教師の会をやってるとは思わなかった。
    どっちかと言うと教師バッシングが多い中、こういう教師応援本が出ることはええことかなあ。
    ただ、筆者の教師観には賛同しかねるけど。最後に書いてある教師の資質がめっちゃ多いもん。無理やろ。

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    2013年09月10日
  • 教師の資質

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    ≪目次≫
    第1章  お子さんの担任の先生は、大丈夫?
    第2章  教師を取り巻く過酷な現状
    第3章  学校空間で追いつめられる子どもたち
    第4章  担任教師に求められる「学級経営力」
    第5章  教師としての使命
    第6章  新たな時代に求められる「教師の資質」

    ≪内容≫
    第1~3章は現状の分析。保護者から見て(第1章)、教師の立場(第2章)、子どもの立場(第3章)。複数の視点での分析。一方、第4章~6章は、教師の資質に関する部分。担任として(第4章)、授業担当として(第5章)、時代に対して(第6章)。ここ前半となんか乖離しているような気がした。書いてあることはよいと思う。しかし、その能力の身につ

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    2013年08月31日
  • 女の子の育て方

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    これから産まれてくる赤ちゃんのために読んでみたけど、読みながら、自分がどう育てられたかを振り返っていることが多かった。私がされて嫌だったことは子供にはしない。されて嬉しかったことをする。

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    2013年02月08日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    なんだ半分なんて甘いぜ、と読みだしたのですが、あれ、これじゃ僕は半分もあきらめてないのかな、というぐらい、もっとあきらめれば、という本でした。しかしそれは縮小社会の中、「ふつう」をあきらめろ、というもので、Let It Be的なものとはちょっと違う感じがしました。そういう感じの表現もあるのですが、根底は「脱ふつう」です。なんだ、ふつうだなあ。
    とはいえ、本書にもあった「メメント・モリ」が、やはり日々の暮らしの、というか魂の糧だと思うのです。

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    2012年12月06日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    就職や結婚など、「普通の幸せ」が今は困難な時代、とはっきり言い切ってくれてとても納得。自分のせいじゃないんだから、発想を変えないとね。
    ただ、著者の失恋話はいらなかった。カウンセリング受けてたとしても、先生のそんなディープな話は聞きたくないです(笑)読者への共感を誘いたいなら、別の話をぜひ。

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    2012年11月22日
  • 女の子の育て方

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    男の子の育て方 を読んで、なるほど~と思ったけれど、どれだけ信じてみようか・・・と、育てられた経験で検証!と読んでみた。
    「男の子」の方ほど、なるほど~と思うことは多く無かったけれど、「まぁ、そうだろうな」と思うことが多くあったし、「そりゃ、違うだろ~」と思うことは書かれていなかった。
    「男の子」の方が、読みたいリクエスト多いようだし、やっぱり読むのはお母さんだから、男の子のことは分からないことが多いのだろうな。

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    2012年10月16日
  • 人生に意味はあるか

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    ネタバレ

    人生に意味があるのかということは、自分で考えるものだというスタンスで今まで考えられてきた説+著者の考えた「人生の意味」が紹介されています。個人的には、フランクルの考え方が好きだったので、フランクルが出てきたときは少し嬉しかったですが、この本を通して、自分の中でフランクルの考えを自分なりに進めたり、解釈ができるようにしないとなと思いました。

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    2012年08月30日
  • 女の子の育て方

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    目新しさはないけど、読みやすくまとまっている良書だと思う。
    娘が思春期になったら、また読みたい。

    心に残った箇所。目次より。
    ・ハッピーな女の子のうしろには、必ずハッピーなお母さんがいる!
    ・「肯定的な言葉がけ」で、子どものやる気スイッチをオンにしよう!
    ・「お母さんの楽しみ」が子どものチャレンジ精神を刺激する
    ・友だちが一人もいなくても大丈夫
    ・「自分の気持ちをさわやかに伝える子ども」に育てて、イジメから守る
    ・「笑顔ばかりの家庭」ではなく、「何でも言える家庭」をつくろう
    ・子どもの「ハマっている」状態を見のがさない!

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    2012年08月14日
  • 人生に意味はあるか

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    "人生の意味はない、自分で作っていく"という考えは聞くだけでどっと疲れます。

    逆に、残念なことも楽しいことも起こる事象全てに意味がある、と思って生きるのは優しい。そのほうが気負いが無いし余裕もって色々受け入れられるという弱気な理由なんだけど。

    なので著者がタイトルの答えとして”意味がある”とし、その答えに至った経緯をきちんと書いていたのが良かった。

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    2012年07月18日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    タイトルが今の自分の気持ちと重なたったので思わず
    手にとってしまった。
    40歳を過ぎての別居生活 つらいのは小学生の息子に会えない
    こと もう子供の成長を近くで見届ける という自分の人生で最も
    楽しみにしていたこともできない状況で「あれ こんなはずじゃ
    なかったのに」とひとり思う回数が多い日々を過ごす中、なんとなく
    「それでも自分の遺伝子を受け継ぐ子供が世の中にいるだけ
    幸せじゃないか」「まあ いっか」と自分の状況と重ねながら
    最後のページまでほぼ一気に読んでしまった。 

    「うつ」の中に入るワーク は怖くてできないが、改めて自分の深い
    ところで大切にしているものはなにか をこれから人生の折り

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    2012年07月08日
  • 男の子の育て方

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    男の子と母親との関係は、基本的に「恋人」。
    LOVE & HAPPY 。

    いつかは巣立つ「恋人」に、愛情を注ぐこと。

    「ソウルメイト」という説明が、私にはすっきりシンプルに響きました。
    ともに気付き、学び、成長するために出会ったたましい。
    親子も、夫婦も、ソウルメイト。

    ただ細かく言えば、
    この本は、「男の子を育てるお母さん」に向けて、「昔は男の子で、今は女の子を育てるお父さん」が書いているので、ところどころ「おや?」と感じる部分もありました。

    「お母さん」の感情や事情にどこまで寄り添うかは難しいところなので、それがまた良し、なのかもしれないですね。

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    2012年06月23日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    「あきらめる」という言葉は明らかにネガティブな言葉で、どこかでそう感じていながらも、体面上はそういった仕草・振る舞いを見せない人は多くいるのではなかろうか?

    私自身、読んでいるうちに「あきらめる」という言葉が多用されすぎていることに嫌悪感をいだいたが、「あきらめる」を「受け入れる」という言葉に置き換えたところ、ものすごく受け入れやすいものとなった。

    人との出会いや別れを含め、自分にとっての行動・思考、そして起こるべく出来事はすべて一定の摂理の中で起きている。目に見えない何かが関係し、その関係性でもって関係を結びつけている。

    人は今後起こること、そしてすでに起こったことに対し、規定事実を変

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    2012年06月07日
  • 人生に意味はあるか

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    好きな著者の1人、諸富さんの本。

    『人生に意味はあるか』 ―まさしく、これはここ数ヶ月悩んできた問である。
    この本を読むことによって、どんな小さなことでもよいから、何か心を落ちつけるヒントを与えてもらえないか、とすがりつく思いで手に取った。

    哲学者や宗教、スピリチュアルの観点から、それぞれの「答え」を紹介されており、最後に、諸富さん自身の答え、が紹介される。

    その答えは、私がうすうす感じていたことであった。
    「ああ、やっぱりそうなんだ」。
    諸富さんの答えと同じことで、正しいとか間違っている、という結論を得ることを求めていたわけではない。
    ただ、自分の中にある、出口のない迷路に一筋の光が差

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    2012年06月06日
  • 【年の差婚】の正体~なぜ同世代に惹かれないのか~

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    さらっと読んで、バズワードに対してちょっと理解を深めることができる本。類書と同様、本書に多くを求めないこと。

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    2012年01月12日
  • 【年の差婚】の正体~なぜ同世代に惹かれないのか~

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    歳の差婚って、長寿化、高齢出産が医学的にも可能となってきたなどもあるのかな?
    「いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか」で勘違いした40代♂が増えなければいいのにと心配していたが、この本を読めばわかるだろう。
    でもモテない40代男子はこんな本読まないんだろうなあ。

    サイン本感謝♪牛窪恵様。

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    2011年10月06日
  • 生きづらい時代の幸福論 ──9人の偉大な心理学者の教え

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    [ 内容 ]
    クランボルツのハップンスタンス理論、ミンデルのプロセス指向心理学、アドラー心理学が教えてくれる「人生の基本」、マズローの「自己実現」論、フランクルの説く「幸福のパラドックス」、ケン・ウィルバーのインテグラル心理学、ジェンドリンのフォーカシングと「脱同一化」の知恵など、“究極の幸福”との出会い方。
    9人の偉大な心理学者の成果を凝縮。

    [ 目次 ]
    第1章 こうすればあなたも「幸福」になれる―「幸運体質」に生まれ変わる心理学(偶然をチャンスに変える生き方―クランボルツのハップンスタンス理論;「人生の方向感覚」をつかみ、シンクロニシティをいかせ―ミンデルのプロセス指向心理学;「仕事」

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    2011年05月24日