諸富祥彦のレビュー一覧
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すごく具体的で実践的な内容ばかり。
幼児期というよりは、思春期から成人へかけての心得のようなものが多くて、むしろ思春期を穏便にやりすごすために今(6歳)どうしていこう?なんて自分で考え耽っておりました。
私は、思春期にとにかく何でも言い合える関係、家庭環境を築いていたい。
悩み事や弱音を打ち明けてもらえる母親になりたい。
恋の相談にものってあげて、性の話ともきちんと向き合えるような母娘でありたい。
であるためには、やっぱり書いてあったように「ママはぜったいの味方だよ」「ママはあなたのことが大好きだよ」と日ごろから言葉にして伝え、スキンシップをたくさんとることが大事というところで答えが出た。やはり自己肯定感。
あとは子どもが夢中になれる、没頭できる何かをみつけられたら、それをゆっくり育ててあげること。
勉強がすべてではないのだ。一般論や世間体、普通にとらわれず、あたまをやわらかく前向きに見守っていく。 -
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毎日の育みが、
その子の未来になります。
直接的な言動だけでなく、
間接的な言動も糧になります。
自分で、自分の道を作れる子に育てる。
そのためには口でも背中でも、
肯定的に前を向いて語ってあげることが大事なのかもしれません。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●「わたし」を主語にして、自分の気持ちを伝えると、
お子さんの心にスッと入ってきやすいのです。
(中略)
「あなた」を主語にして、お子さんを攻める言い方をするのはNGです。
(中略)
自分を否定せざるをえなくなってしまうのです。(P.30-31)
○張り紙の言葉を「みんな、ゆっくり歩けるよね♪」と肯定的な言葉に変えたら、
なんと歩く子供が急に増えたのです。(P.60)
○「人間には一人でいるときにしか起こらないある種の内面的成長」があり、
そのため、一人になって自分と対話する時間を持たず、
絶えず外界からの刺激に身をさらしてばかりいると、
想像力や創造性の発達が妨げられてしまうと言っているのです。(P.72-73)
○親に読書する習慣があると、
子どもの成績が上がりやすいというデータがあります。
「子どもの成績を上げるような環境を」と考えているのなら、
まずは親御さん自身が何かを学び読書するのが近道なのかもしれません。(P.76)
○一度マイホームを購入してしまったら、
お子さんの学校生活に深刻な問題が起きたとしても、
ガマンさせるしかないということになりかねないからです。(P.80)
○「学校に行けない。つらい」と自分で話すお子さんは、
本当は学校に行きたいし、行かなくてはならないと思っている。
それなのに学校に行けない。そんな自分が情けないと思っているものです。(P.150)
○叱るときは、次のポイントを心がけてください。
①低めの落ち着いた声で、ゆっくりと話しかける
②じっとお子さんの目を見て、語りかける
③何がどうダメなのか「具体的に」叱る
④悪いことをしたときに「すぐ」叱る(P.216) -
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当たり前といえば当たり前のことだけれど、「なるほど、うんうん、」と頷くところがたくさんあって、改めて教師のあるべき姿を確認できた。
今は真面目に頑張ることが評価されない時代だと。
教師の資質はどんどん下がり、生徒と教師、保護者と教師が対等の立場でものを喋るところに、教師のやりにくさがあると。
時間外勤務時間の増加、生徒指導、保護者対応、職員室の人間関係、心が疲れて辞めてしまう教師が後を絶たないのは、社会問題だと思う。
自分は教師に向いてないのかなと思うことはしばしばある。
去年なんて、私も、著者の言う心を病んだ教師だったかもしれない。
それでも、心が繋がる瞬間がたくさんあるから、そんな瞬間に助けられてきたから辞められないのだし、
またその瞬間を追い求めているから、辞められないのだろう。
ー教師に必要な資質は、使命感(ミッション)と情熱(パッション)である。
ー教師ほど、魂を打ち込める素晴らしい職業はありません。
だから、たとえ、今はつらくても、どうか、教師を辞めないでください。
辞めないでよかった、
あのときがあるから今の自分がいる。
そう思える日が、必ず来るから、
とりあえず辞めずにまた頑張ってみよう。 -
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≪目次≫
第1章 お子さんの担任の先生は、大丈夫?
第2章 教師を取り巻く過酷な現状
第3章 学校空間で追いつめられる子どもたち
第4章 担任教師に求められる「学級経営力」
第5章 教師としての使命
第6章 新たな時代に求められる「教師の資質」
≪内容≫
第1~3章は現状の分析。保護者から見て(第1章)、教師の立場(第2章)、子どもの立場(第3章)。複数の視点での分析。一方、第4章~6章は、教師の資質に関する部分。担任として(第4章)、授業担当として(第5章)、時代に対して(第6章)。ここ前半となんか乖離しているような気がした。書いてあることはよいと思う。しかし、その能力の身につけ方の記述が浅いような…。内容は小学校教師についてが中心で、高校教師の私にはやや離れた部分があるからかもしれないが…。特に6章の分析は一般的すぎる気がする。