諸富祥彦のレビュー一覧
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諸富先生の本は結構好きで、本作も面白かったです。
承認欲求を手放して自分軸の世界へ。
自分が定義していた豊かさについて、改めて考えさせてくれました。
周りの目は気にせず、自分で導きだした答えに自信をもち、自分軸でいきる。それが、真の意味で豊かに生きることなのだと思いました。
諸富先生の言葉で、印象に残ったのは、
『人を愛したり、愛されたりすることがない人生は寂しすぎる』
若い時は、愛について考えることはあまりなかったのですが、今はすごく素敵な考え方だと思えるようになりました。少し成長したのかな。
でも、本当の愛情を持つには、
まずは自分軸ありき。
長い道のりになると思いますが、少しずつ -
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「幸福」も「自己実現」も、追い求めるとどこまでいってもきりがない。決して満足することはなく、「永遠の欲求不満の状態」に陥ってしまう。
他者からの、或いは世界からの問いかけに応えようと無心に取り組んでいるとき、その結果として自然と生じてくるもの。
「自分の幸福」を追い求める自己中心の生き方から、「人生からの呼びかけ」に応えていく意味と使命中心の生き方へと転換することで、幸福も自己実現もおのずと生じてくるのではないか。
苦悩は正面から引き受けよ。
悩むべき時には徹底的に悩め。
底まで落ちきったときにこそ、不思議に自然と道が開けることがある。
人は物事の意味さえ確信していれば、相当悲惨な状況にも -
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教育学者の筆者が、2018年に執筆したもの。今から6年前、そしてコロナ前ということで、状況はかなり違う面もあります。ただ、このわずか6年の間に出さえ、いかにICTが生活にものすごい勢いで浸透してきたかが分かります。紹介されているデータは更に古いので、それを加味して読む必要がありますが、考えさせられる内容でした。
【1 スマホ出現という大きな社会変化】
・2013(H25)年を境に急速に普及。H29年で13歳以上の56.8%がスマホ利用。
・H28年で中学生の51.7%が所持。スウェーデン93.5、フランス91.3等と比べると低め。
・H28年の利用内容は、コミュニケーション84.9%、動画視 -
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ネタバレ承認欲求は、なかなか厄介なものです。
若い頃は、嫌と言うほど感じていました。
嫌な後味の残る承認欲求は、排除しようと努めたつもりですが、簡単ではないですね。 老後は、プライドなんて捨てちゃって、心穏やかに過ごしたいという、ささやかな⁈想いしかないのですが。 ままならないものです。
・・・なので、読んでみました。
本文に、『プラスの承認欲求、マイナスの承認欲求』、『前向きな承認欲求は健全』とあります。 問題なのは、『承認欲求の肥大化』のようです。
このことを踏まえて、
『「自分の人生」を取り戻すために、大きく言うと、次の2つのステップが必要です。
一つは①承認欲求を捨てる。・・・
②自分 -
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ネタバレ『そんな『満たされない日々」を生き、残りの人生を、真に充実したものにするには、いかにすればよいか。その心得は何か。
・・・・・・
そのキーワードとなるのは、「人生の使命」、「静かな、深い孤独」、「少数の他者との深い交流」といったものです。』
わたし自身の人生と照らし合わせながら読んだ。
『人格の成熟に必要な三つのもの』
『人格が、内面的に成熟していく六つのプロセス』
『大人が持つべき六つの人生哲学』 等等。
読めば読む程に、未熟な己が見えてくる。
『「人に理解してもらえなくても、自分には価値がある」とわかっている』
『人は、現実を受け入れることで成熟する』
そして、 -
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子どもとの関係がハッピーではなく、一旦客観視したく。いくつかの学びあり。たしかに自分もそうであった。
・子どものストレス・気分
・教室という箱で横並べにされ、世間の物差しにさらされている
・このままじゃダメだという焦り
・そんなの間違っている、という怒り
・自分をわかった気になってほしくない
・大人から心理的に離れて自立を求める。自分だけの信じられるもの、正しさや価値観の基準を求める
・聞いてほしいことがあれば、子どもは聞かれなくても自分から言い出す
・同じ土俵に上がらない(子どもの怒りに引きずられない)
・怒鳴る・詰めるのではなく、伝える(◯◯の時は◯◯だね、と事実を簡潔に -
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最近、職場で意思疎通がうまくいかないなぁとか、コミュニケーションに悩むことがあったところ、書店のランキング上位に入っていたこの本を手に取ってみました。
著者は、傾聴やカウンセリングなどの書籍を多く手がけるプロカウンセラー。
傾聴など、聞く側の技術に特化した書籍はよくみますが、こちらは「相手に話を聞いてもらう技術」、つまり話をする側についても書かれているところがユニークだと思いました。
内容は大きく3部に分かれていて、1部では「聞く技術」と「わかってもらう技術」。初級編、中級編があり、それぞれのレベルに応じて技術を高めるための具体的な行動が示されています。
2部では実践編として、夫婦や上司