諸富祥彦のレビュー一覧
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『どんな時も、人生には、意味がある。
なすべきこと、満たすべき意味が与えられている。
この世界のどこかに、あなたを必要とする「何か」がある。
この世界のどこかに、あなたを必要とする「誰か」がいる。
・・・・・・・・』
幾年か重ねて重ねてわかることがある。 上記のフランクルの言葉をやっと実感として理解できるようになりました。
この素晴らしい言葉は、更に続きます。
それは本書で堪能してください。
何度でも、繰り返し読みたい本です。
著者の優しく包み込むような文章が嬉しい。 それは、読者への深い愛情の現れなんでしょうね。
『もし幸福になる理由が存在するならば、その時おのずと、つまり自然 -
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ネタバレあたかもにどめのじんせいをいきているかのように生きよ
一瞬一瞬が一度きりが人生に重みを与える
なにかがぼくに求めている、なにがもとめられているか
人間の心は真空嫌悪、いきる目的をしらないときそれだけ生活の店舗をはやめるしかない
誰かがあなたを待っている
なにかがあなたを待っている
自分の存在がなんのためであるか、その理由をしっているし、そのためほとんどいかなる状況にも耐えうふことができる
ぼくにはかんじられるんだ
なにかがぼくを待っている
なにかがぼくに期待している
なにかがぼくを求めている
ぼくは何かのために運命を担っているとしかいいようがないんだ、ぱうる
老人に重要なのは自分がまだ役に立て -
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本作を買った理由は、「夜と霧」の作者であるフランクルの言葉が沢山載っていたからです。
辛いことがこれでもか!というほど重なり、希死念慮に苛まれている時に読みました。数々の言葉にとても救われました。辛いことは、人生が?神が?「さぁ、お前はこの苦難をどう乗り越える?みせてみなさい」という提示である。その捉え方が今の自分にはしっくりきました。
心は天気と同じ。晴れの日もあれば、曇りの日、雨の日もある。それが自然。どうがんばっても心が黒いモヤで覆われてしまう時もある。
今、人生が辛くてどうしようもなくて悩んでいる人に、是非読んでみてほしいです。 -
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10年以上前に読んだ本書を久しぶりに読み返してみた。今回は「自己実現の否定」が印象に残った。
フランクルは「意味への意志」論において、「人間は結局、自分はこの世で意味ある人生を送っているという確信を求めていく存在」という。そして、「意味」や「なすべきこと」は、決して主観的な心理状態からのことではなく、「向こう」から呼びかけてくるものだという。「意味への意志」は、この呼びかけに呼応する心の働きなのである。したがって、「自己実現こそ人間が究極的に求めるもの」という自己実現論に反論する。
「自らの内部の可能性の実現」は、普通に考えれば悪いことではないだろう。しかし、それらを追い求めて行き着く先が -
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また読みたい⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
0歳児の娘の親
自分の育てられ方も含め、納得のいくところが多かった。
自分の子育てを客観視するために、定期的に読みたい本。
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内容メモ
・褒めるよりも、ともに喜ぶ姿勢が大事
・お母さんの楽しみが、子供のチャレンジ精神を刺激する
・小学4年生から中学生の間に9割はいじめられたり仲間はずれにあう。
自分自身を消して周りに合わせることにより、何とか自分の居場所を確保しようとすることを分かろう
自分の気持ちを爽やかに伝えることが、いじめから守る
アサーションを身に付ける
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ネタバレ【内容メモ】
本当の大人、すなわち心が成熟した人間というのは、自分で自分を認めることが出来る人間のこと。
心が未熟な人は、自分自身を認めることができず、自信がないため、他者からの承認によって欲求を満たそうとする。SNSでの「いいね!」稼ぎもそうだが、些細なことでキレたりクレームを付けたりするのも、「もっと自分をリスペクトしろ」という気持ちの表れであり、心が未熟であることを示している。
また、未熟な人は「認められたい」という欲求を持っているため、人を程良く頼ることも苦手である。日本で生活保護の需給をかたくなに拒む人が存在するのはこのためである。
総じて大切なのは「諦める」こと。「諦める」 -
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乳幼児の世話で手一杯な今、
思春期の大変さを思い知った。
今は今で大変だけれども、
思春期になったら、あの頃はまだよかったと思うのかもしれない。
そう思うと、
今を楽しむことが大事だと思わされた。
・まずは親が心を安定させる
・「なんくるないさ」
第1章思春期の子育てはここがむずかしい
・思春期が難しいのは、
体の変化に心が追いつかないから
・思春期の子どもの心に育まれる3つの力
①自分をつくる力
自分がどんな人間なのかを
少しずつ知っていくことから始まる
自分なりの新しい価値基準を見つけていく
その新しい自分でOKとまるごと肯定し、
自己肯定感を育むこと
②挫