諸富祥彦のレビュー一覧
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ネタバレ気になったことをいくつか抜粋。
こどもがハッピーになるベースは、
「とにかくおかあさんがハッピーでいること。
いつもニコニコ。それを心掛けて!」
こどもが10歳になったら働こうと思うおかあさんは
せめて帰宅時には家にいるように調整してほしい。
10歳~15歳の女の子は人生で最も不安になりやすい時期。
びみょーな変化を感じ取るためには毎日見守ってほしい。
低学年の子が「なにをやればいいかわからない」と言う。
やりたいことは勝手にみつからない。
ママのやりたいこと(たとえば手芸だったりお菓子作りだったり)を一緒にやるといい。
いまどきの小4~中3のいじめ問題は
精神力で耐えられるよう -
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ネタバレ明治大学で「婚育」を教える大学教授と「草食系男子」という言葉を生み出したマーケティング・ライターによる共著。
昨今の婚活ブームの中で増える年の差婚に関する考察。
「段階の世代」「hanako世代」「バリキャリ世代」「負け犬世代」「婚活世代」など女性にまつわる社会学の歴史も簡単におさらいできる。
結婚というのは就職と並んで人生における重大イベント。社会情勢や世情などを大きく反映するものなのだな、と実感。
女性の結婚観というのは10年〜15年で変化。
東日本大震災を受けて、結婚したい女性が増えたとのこと。これで婚活ブームにも勢いがついたとか。
こういう結婚観や就業観など、親の影響を受けることが -
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本のタイトルは重た~い感じだけれど、どうにかならんのかねぇ。
しかぁ~し
専門用語も一般の人向けに分かりやすく解説しているので、トランスパーソナル心理学の導入にも良い内容。
概要を目次から抜粋すると・・・
・逆境こそが学びのチャンス
・全ての出来事はつながっている
・この世のどこかにあなたを必要とする〝何か」があり〝誰か〟がいる。
・答えは既に与えられている
・いのちの働きに目覚める
・宇宙に人間が生まれたことの意味
・内なる〝よくない感情〟を認めてあげる
・〝問題や悩みのタネの気持ち」になってみる
・〝困った人〟は私たち自身の一部・人間関係のトラブルは〝もう一人の自分 -
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諸富先生の本は結構好きで、本作も面白かったです。
承認欲求を手放して自分軸の世界へ。
自分が定義していた豊かさについて、改めて考えさせてくれました。
周りの目は気にせず、自分で導きだした答えに自信をもち、自分軸でいきる。それが、真の意味で豊かに生きることなのだと思いました。
諸富先生の言葉で、印象に残ったのは、
『人を愛したり、愛されたりすることがない人生は寂しすぎる』
若い時は、愛について考えることはあまりなかったのですが、今はすごく素敵な考え方だと思えるようになりました。少し成長したのかな。
でも、本当の愛情を持つには、
まずは自分軸ありき。
長い道のりになると思いますが、少しずつ -
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「幸福」も「自己実現」も、追い求めるとどこまでいってもきりがない。決して満足することはなく、「永遠の欲求不満の状態」に陥ってしまう。
他者からの、或いは世界からの問いかけに応えようと無心に取り組んでいるとき、その結果として自然と生じてくるもの。
「自分の幸福」を追い求める自己中心の生き方から、「人生からの呼びかけ」に応えていく意味と使命中心の生き方へと転換することで、幸福も自己実現もおのずと生じてくるのではないか。
苦悩は正面から引き受けよ。
悩むべき時には徹底的に悩め。
底まで落ちきったときにこそ、不思議に自然と道が開けることがある。
人は物事の意味さえ確信していれば、相当悲惨な状況にも -