諸富祥彦のレビュー一覧

  • NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルの話は何度も読んでいるけれど、何度読んでも素晴らしい。「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」この言葉はスゴイ。
  • 人生に意味はあるか
    著者は人生には意味がある、というのだが、個人的には意味がない、と思いたい。
    後世に何か残ればと思ってがんばっても、やがて人類は滅びる、地球や太陽、宇宙ですら滅びる運命なのだとか。
    だとしたら、まあ、意味なんか考えずに、日々暮らして行けば良いのではないのかなあと思う次第です。
  • 男の子の育て方
    男の子の母親になるので、まだ生まれてもないのに早いかな?と思いましたが、読んでみました。

    「男の子の育て方」というタイトルでしたが、私自身、親からされていやだったことや、そうそう!と共感できる部分がいっぱいありました。
    男の子の育て方。というより、普通に育児本です。


    本書では、しつけ、お手伝い...続きを読む
  • 人生を半分あきらめて生きる
    時間つぶしに立ち寄った書店で、タイトルに惹かれて手に取った本。冒頭部分にエリザベス・キューブラー・ロスの言葉が引用されていた。
    「人生はあきらめであり、あきらめこそが人生である」
    以前、ロスの著書を読んだ事があったので、共感を抱き、購入。
    ロスだけでなく、フランクルやマズロー、「チベット死者の書」な...続きを読む
  • 人生を半分あきらめて生きる
    「あきらめる」という言葉をキーワードに、生き方を語る明治大学教授の一冊。この先生の本を読んでみたかったのと、タイトルに惹かれて読んだ。生きるとは、小さな「あきらめ」を積み重ねていくこと(P3)という書き出しからはじまり、今の時代を生きる上でものすごく大事なアドバイスをもらった気がする。生き方のカウン...続きを読む
  • ひとり親の子育て
    借りたもの。
    この本は、ひとり親に限らず子育てをする全ての人に参考になるものだと思う。
    思春期までのスキンシップの大切さ、言葉できちんと愛していると伝えること、子供にネガティブな言葉(拒否や親の愚痴を吹き込む等)を使って不安にさせないこと……
    離婚や死別、更にはパートナーが仕事で疲れ果てて子育てに非...続きを読む
  • 女の子の育て方
    うんうんと、頷けることがぎっしりの本。
    うちはけっこう出来ていることが多かった。
    今まで考えていた育児というものが、
    実際とそうかけ離れてはいないことが分かり、安心した。

    まずは親が幸せであること。
    「可愛いね」と愛情を惜しみなく注ぐことで、
    自然な自己肯定感を育てる。
  • あなたがこの世に生まれてきた意味
    心理カウンセラーで明治大学教授による「生まれてきた意味」を語りかけてくれる一冊。時々「生まれてきた意味」を考えることがあり、何か学ぶところがありそうだと読んでみた。全体としては「心のむなしさ」「自己」「仕事」「人間関係」「恋愛・結婚」「子育て」「お金」「病気」「死」といった、人生における9つの点から...続きを読む
  • 教師の資質
    とても勉強になる。教育現場の現状がよく書かれてある。教育理念がとても重要なことがわかった。一社会人として、また理念があることで生徒にいい教育ができるからだ。
  • 教師の資質
    副題を見た限りでは、教師の批判をまとめた内容かと思いました。

    教師の置かれた状況などをまとめていて、改めて、職務の過酷さを痛感しました。
    教師への励ましが暖かく、子どもと接する機会のあるかた、全ての人にオススメです。
  • 悩みぬく意味
    悩み、悩むことを、人生からの問いかけと捉えて意味を見出していくフランクルのアプローチ。そして悩みから逃げ出すべきときの、しのぐテクニックとしてのスプリッティング(目の前の単純作業に意識を集中させる)と脱同一化(感情とそれを観察する自分を分ける)。
    やがてエネルギーができたときの、悩みに向き合うテクニ...続きを読む
  • 女の子の育て方
    子育てに大切なことがたくさん書かれていた。子どもが産まれてから思春期までにすべきことがたくさん書かれていた。
    文章は平易だったが、すごく読みにくかった。おそらく事例を効率よくまとめた方が良かったように思う。また筆者の言いたいことと事例が混在していたのも読みにくさを増していたように思う。
    あと、お母さ...続きを読む
  • 人生に意味はあるか
    五木寛之
    人生の目的を見つけるのが人生の目的

    トルストイ
    庶民の福音に帰れ

    ゲーテ
    欲張って、命を燃やせ

    トマス・ネーゲル
    すべては一瞬の出来事

    渋谷治美
    人は根拠なく生まれ、意義なく死んでいく

    宮台真司
    生きる事に意味もクソもない

    ニーチェ
    一切はただ永遠に、意味もなく回り続けている
    ...続きを読む
  • 女の子の育て方
    「男の子の育て方」とだいぶかぶる部分はありますが、女の子を育てるのに一番大切なことがはっきりわかりやすく書かれてあります。

    一番大切なことは、「愛されている」という実感をもたせてあげること。
  • 教師の資質
    教育関係者だけでなく、こどものいる親御さんも読んだ方がいいなと思いました。教育の現場がどのようなものか分かるし、教員、親がどう子供に接すれば良いのか考える材料になると思います。
  • 教師の資質
    教育関連本は、大学の先生が理論的に分析をする本か、現場教員が問題点を実際例として挙げる本の両極端が多いが、本書は教師を支える会代表の著者が、現場のカウンセラーとして現場をよく見ながらその問題点をまとめている良書だと思った。ぜひ、何度も読み直したい。

    内容は、よく言われる担任の当たり外れに対して、実...続きを読む
  • 男の子の育て方
    心理関係の方が書く育児の本って、つい読んでしまうんですが読んだ後「けっ」って思うことが多かったのですが、この本は「なるほど!」と思うところが多く、読んでよかったと思いました。
    以後、諸富先生の本なら安心して読めそうです。

    おお!と思ったのはだいたいこんな内容。

    ・お手伝いでフットワーク力を育てる...続きを読む
  • 教師の資質
    スクールアドバイザーとして、様々な学校の今を知る著者による教師の応援本。

    教師を取り巻く現状から、これからの教師がどのようにしていけるといいかをかいている。

    本書のなかで少し気になったのは、

    「真面目に頑張ることの価値」がこの国から失われた

    という点。

    確かに、最近の世界は難しく、でも成功...続きを読む
  • 教師の資質
    これからたびたび読み返すことになるであろう一冊。

    4章、5章、6章の内容はしっかり頭に刻んでおきたい。
  • 男の子の育て方
    男の子の子育ての本ってどれも似ている気がします。自己肯定感がしっかりついてくれるといいなぁ、と漠然と思いながら2歳児と格闘の毎日です。
    10歳になったら学校から帰ってきたときに親が家にいるといい、というのが新鮮でした。
    どちらかというと、小学生以降くらいに役に立ちそうな本。
    副題に「0~12歳児の親...続きを読む