諸富祥彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
どの家庭にも汎用的な部分。
■歪んだ思い込み=イラショナルビリーフ
への対策①心の中のつぶやきを眺めてみる②つぶやきを紙に書き、反論していく③つぶやきを前向きな言葉に変えて紙に書き、毎日50回唱える「私は、離婚したからこそ、毎日平和な気持ちでいることができる」
→フルタイムで働く母親の「子供を十分にケアできてない」という自責の念にも応用可能だと感じた。
■ひとり親家庭のきょうだい関係
みんな平等ではなく、一人ひとりを絶対的にえこひいきすること。「お母さん、〇〇のこと世界一大好き」等
きょうだい間の競争=シブリングライバリティ 「兄弟に比べ、私は愛されてない」の気持ちは50になっても60にな -
Posted by ブクログ
カール・ロジャースの考え、生い立ちを丁寧にかつわかりやすくまとめてくれている
以下、参考をメモする
「治療的人格変化の必要十条件」
①二人が心理的に接触している
②一方の人は、不一致状態、すなわち傷つきやすい不安な状態にいる
③もう一方の人(セラピスト)は、この関係の中で一致している(統合している)。
→一致:体験していることと意識していることが正確に合致していることを示す。セラピストの「自分自身に対する深い受容と共感である」。
④セラピストは、自分が無条件の積極的関心をクライアントに対して持っていることを体験している。
→受容:同感、賛同、褒める、叱るをしない。つまり、評価をせず、積極的か -
-
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルもうちょっと上手な付け方があったような。そして内容は同じような話の重複が多い。けど、主張はとてもまっとう。
携帯さわりすぎじゃないですか?スマホ・ネグレクトというらしい。
現在低学年の学級崩壊のケースが増えている。ケースとしては厳しすぎる親の家庭か甘やかしすぎる家庭の子ども。前者は日本社会全体の子育てに対する不寛容さが背景にあり真面目な親がやりがち。
0歳から6歳の間に築くべき「根本的な心の土台」が築かれないまま子ども時代を過ごしてしまった子どもの問題が学校現場で頭を抱えさせている。非認知能力を正常に育めなかった子供は逆転で将来得るということはできない。
そういった問題はスマホの -
Posted by ブクログ
子育てをしていく上で、スマホとの付き合い方に悩んでいたら一読をお勧めしたい本。
すぐに読める。
・スマホで問題になること
①家庭内DV
親→子
子どものプライバシーが侵害される
②家庭内暴力
子→親
☆スマホ18の約束
・スマホで起こる子育ての悩み
①ネット依存
時間の浪費、時間のコントロール権
スマホの使用時間と成績の関係は比例
自分で考える力の低下(情報を鵜呑みにしがち)
②人間関係のトラブル
LINEすぐに返信しなくては、など
不登校につながったり
③ネットいじめ
感情が高ぶり、
すぐに送信できてしまうところが危険
スマホによって学校の人間関係が
3 -
-
Posted by ブクログ
タイトルから哲学関連の本かと思って読み始めたのですが、心理学の本でした。他社からの承認欲求に押しつぶされて自分を見失うのではなく、単独者として自由に生きること。一人になって自分の内面と繋がれると、実は多くの他人と繋がって生きていることにも気が付けること。
定期的に自分の内面と対話する時間を持つことが大切なこと。それには、カウンセリングや心理学のセミナーが役にたつこと。そして、ニーチェ、キルケゴール、モンテーニュといった哲学者がどのように孤独と自分に向き合いながら生きたかが紹介されています。(やっぱり哲学の本でもあった)もう一人、天才ピアニスト グレングールドも哲学者と同じように生きたことも。
-