諸富祥彦のレビュー一覧

  • 男の子の育て方

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    私自身毒親育ちで、自分の母親は全く参考に
    ならないので初めて育児書系を読んでみました。

    すごく為になったし、子供には
    同じ思いをして欲しくないから
    参考にしたいと思います。



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    2021年09月16日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    公共の場でキレ出す高齢者は、何度も見たことがある。日本のサラリーマンの幸福度は年齢を重ねるごとに下がるという話を聞いたこともあるが、長年の会社勤めで日々抑圧された環境で、ストレスが蓄積して心の余裕が無くなっているのだろう。自分の会社の50代と60代を見渡しても、我慢できない短気な方が本当に多く、若者はこういった人たちに配慮しながら業務を進めることに相当なエネルギーを費やしている。こういう「ジャマオジさん」って、会社の役職を失ったら特段価値が無くなってしまうのではないかとさえ思えてくる。他人のために貢献できる人生のミッションを、中高年になるまでに見つけておきたいと改めて思い知らされた。

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    2021年08月08日
  • スマホに負けない子育てのススメ

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    我が家は4歳の男の子と1歳の女の子がいますが、家事している間などにアマプラや知育系アプリで遊ばせています。上の子に使わせていると、自分でいろいろな機能を試して、親でも知らないような使い方をしていたりします。そしてどんどんのめり込む。。

    スマホが便利であることは間違いないものの、本書に書かれているようなリスクや弊害をまずは認識するということ、そしてその上でどのような向き合い方をすべきなのか、(親も一緒に)考える・話し合うということ、これが大事なのかなと思いました。

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    2021年06月15日
  • カール・ロジャーズ カウンセリングの原点

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    教育観にクライエント中心療法の生みの親であり、カウンセリングの原点ともいえるカール・ロジャーズについて400ページ以上のボリュームで語った本。ロジャーズの理論、生涯、弟子ジェンドリンとの関わり、恋愛観や教育観に至るまで取りこぼしているところはないのではないかと思えるほどぎっしりと内容が詰まっている。著者のロジャーズへの愛も伝わってきており、解説書ながらそのエッセンスに触れることができるのではないだろうか。ロジャーズの理論は明瞭ながらも奥深いため、軸がきちんとしており、幅広いテーマを扱っていながらも迷子になりにくいという点もよかった。

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    2021年06月08日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    タイトルや導入部分はただネガティブで辛くなりそうですw ですが読み進めるに、人間は本来ネガティブであり、社会もネガティブにならざるを得ない状況で、以前のようにポジティブ礼賛では生きにくくなっていることが説明されます。

    そのような時代にどう生きるの?一つの指針として「上手にあきらめる」ことが書かれています。

    個人的には苦しみを脇に置いて客観視する「脱同一化」というワードが参考になりました。人間は一日に六万回もの自動試思考が頭に浮かび、ネガティブな内容が多いそうです。そのときに脱同一化を習慣づけておけば、日々落ち着いた心で過ごせるのではと思いました。

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    2021年05月28日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    ■「人生はあきらめであり、あきらめこそが人生である」■

    なるほど。シンプルだが噛むほどに味わい深い。この言葉、オリジナルはエリザベス・キューブラー・ロスのもので、著者が「喪失」を「あきらめ」に置き換えたものだ。

    本書はいくつかの代表的なシチュエーションを例示する中で、がんばりすぎることの害悪、あきらめることの有用性、その考え方や方法論を説いたもので、その趣旨にとても共感できる。人生うまくいかなくてもう疲れたわ〜とか、自己啓発本はもうお腹いっぱいって人に読んでみてほしい。

    ただ前半、「ふつう」に囚われることについて次のように説かれており、違和感を覚えた。

    現代日本人は「ふつう教」の信者。

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    2021年04月23日
  • 教師の悩み

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    若い先生に是非読んでいただきたい本です。コミュニケーション力を高める必要性、コミュニケーションが取れない先生が増えています。待っていても変わりません。分からない事は、分からないと言う事が大切です。

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    2021年02月11日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    ただ認める
    ただ眺める
    自分自身を
    大切な人を

    内なる声に耳を傾ける

    永遠の自己否定の罠
    「今、ここ」を楽しむ勇気

    思いのほか・偶然・予想外を
    楽しむ
    大切にする

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    2020年12月19日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    ネタバレ

    中高年期における内面的な、人格的成長・成熟について説かれた本。
    自分のように、中高年で人生について悩むとこういう本を手に取るのかもなあと思った。ユングやアドラー、マズロー、フランクル、クランボルツも出てきて面白い。実践してみたいことも多数あり。

    ・今の日本人の多くは40代から50代に内的な「人生の正午」を迎えて人生の後半に向かっていくのではないか
    ・努力至上主義の人は、心ここにあらず状態で今を生き流している
    ・この人に相談したいなとふと思える人にあなたはなることができているかどうか
    ・濃密な生を送るための心得として、「これはしないことリスト」を作ること

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    2020年12月13日
  • いい教師の条件 いい先生、ダメな先生はここが違う

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     これからの学校現場で求められる教師像とは?スクールカウンセラーを長く務めてきた著者による、教育現場で働く人も保護者も必読の一冊。

     コロナの影響をはじめ、いじめ問題、新学力観の授業の在り方など、最新の教育現場の実情が述べられていました。

     その中で教員がいかに大変な職業であるか、そしていかにやりがいのある仕事なのかが現場の実情をもとに述べられており、とても説得力を感じました。

     また、学校側の面だけでなく、保護者側の視点も大切にとらえており、双方の連携・協力がいかに重要であるかも伝わってきました。

     これからの教育が大きく変わっていかなければならないことを私たちはしっかりと受け止めて

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    2020年12月05日
  • ひとり親の子育て

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    親がハッピーで
    愛情をたくさん注げば健全に育つ

    子供が、わがまま言っても親は受け入れるの正しいが
    親がわがまま言っても子供が、親を受け入れるだと毒親の可能性あり

    子供が、子供らしく過ごせる時間を作る

    母性、あたたかく包み込み、子供を守る。ありがままに受け入れる
    父性、分断する力社会のルールや責任を身につける

    まずは母性
    しつけはゆるめでいい
    スキンシップが大事
    愛してるが最高のプレゼント
    離婚もしあわせのと前向きにする

    周りに助けを

    離婚はこどものせいではないと伝える

    反抗期は健全な成長
    信じて見守る

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    2023年01月28日
  • 人生に意味はあるか

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    うーん、結局生きる意味は自分で感じる時が来るよ、ということ。自分の人生だと思っているものは、広い視点で見ればこの世界の一部。世界のどこかに自分を求めている人、求めていることがあるはずなので、そっちを探そうという視点もあるということがわかった。
    生きる意味って、自分を求めているひと、求めていることにあるかも。
    とりあえずこういう本をたくさん読んだり、いろんな人の話を聞いて、ずーっと考え続けるしかないんだな。でも発見があると楽しいから、続けて探していこう。

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    2020年11月21日
  • いい教師の条件 いい先生、ダメな先生はここが違う

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    子どもたちが憧れる職業のはずが、なぜここまで大変になってしまっているのか、を、知る事の出来る良い本です。子供を持つ親としては、先生方の思考をしる良い機会になりました。

    P262~本当にいい教師とは。

    1. 人間関係のプロ
    2. 個人との関係だけではなく、
      活気に満ちた学級づくり、対話のある授業づくり、
      子供の思考と対話の促進へと展開できる。
    3. 子供に寄り添い、決して切らない、見捨てない。
    4. 教師としてのミッション、パッションに満ち溢れている。

    本当にいい教師は、常に弱者の味方、少数派の味方。

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    2020年10月25日
  • いい教師の条件 いい先生、ダメな先生はここが違う

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  教師の何が大変なのか?
    第2章  学校空間の悩ましい「人間関係」~神戸市東須磨小学校の教員間いじめ・暴行事件をもとに考える
    第3章  追いつめられる子どもたち~いじめと不登校に立ち向かうには
    第4章  保護者と学校のより良い関係
    第5章  「できる教師」に必要な6つの資質

    <内容>
    さすが長くスクールカウンセラーをされている諸富先生、学校のことが、教師のことが、よくわかっていらっしゃる。しかし、その提言はなかなか難しい。タイトルの「いい教師」とは…①リレーションづくりの能力 ②人間関係のプロ ③対話型の授業ができること ④少数派の子どもに徹底的に寄り添うことができる ⑤教

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    2020年10月22日
  • 悩みぬく意味

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    自分のしたいことを達成する人生から、自分が人生に求められていることをする人生。自分には(誰かから)何を求められているのか?その意味と使命を実現していく人生。自分には何が求められているのか?
    立脚点を変える。少し気が楽になるかも。やりたいことがないなら、自分が人生に望まれてることはなんなのかを考えるとやることが見えてくるかも。とりあえずそう考えるだけでも、何かをやる気は出てくる。

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    2020年10月13日
  • 「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟

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    とても良かった。
    人の生きる目的とは、魂のミッションを果たすこと。
    そこにまつわる様々な話を具体例を交えながら学びました。
    ※前半は、人生の後半とは?という話。こちらはこちらで深かったです。
     まだそこまで至っていない年齢なのですが、心構えが少しですが出来た気がします。

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    2020年07月24日
  • NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

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    解説本を読むことで、やっぱりフランクルは哲学者なんだなと実感したし、彼はユダヤ教徒だからこそキリスト教的考えに目覚めたのだと思った。
    そう信じられたら楽だなと思う。
    脳を騙すしかない。

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    2020年05月25日
  • 孤独の達人 自己を深める心理学

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    一生独りで生きていく勇気を与えられた。

    ただ、壮絶なあとがきを読んで涙が出た。きっとこの著者自身「本当の大人」に今もなりきれていないのだ。常孤独という見えない敵と、自己を巡った戦いの場に常にいるのだろう。そういった意味では「本当の大人」という偽りの姿を、いかに継続していくかが、孤独の達人になるためのポイントだと思った。

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    2020年04月25日
  • 「プチ虐待」の心理

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    ワーママやワンオペ育児も珍しくない昨今スマホなしの育児は無理との反論も聞こえてきそうだけど、個人的には子供と一緒にいる時間にスマホを触るのは極力ゼロにしようと思うきっかけになった。親がスマホやタブレットを使うのを見るから子供が使うようになる。親が子供の前で使わないようにしたら、子供がスマホをせがむ事が減ったように思う。

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    2020年01月28日
  • 孤独の達人 自己を深める心理学

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    著者は大学教授を勤めつつ、実地でカウンセリングも行う実務家。主に実存主義の立場から、外部から与えられる「人生の意味」よりも、深く豊かな孤独により捕捉される「自己にしか分からない価値」を大事にすべきと説く。やや詰め込み過ぎの感はなくはないが、終章「おわりに」の独白が泣かせる。「孤独の強さ」を伝える名文だと思う。

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    2020年01月13日