諸富祥彦のレビュー一覧

  • 人生を半分あきらめて生きる
    まず、タイトルが衝撃的。電車でカバーなしで読むのは勇気がいる。そして、目次も衝撃的。「自分は明日、死ぬかもしれない」とあきらめる;「理想の自分になる」ことを、あきらめる;「子育ては、なるようにしか、ならない」と、あきらめる;「理想の結婚や恋愛はできない」と、あきらめる;「自分は、孤独死するかもしれな...続きを読む
  • 生きづらい時代の幸福論 ──9人の偉大な心理学者の教え
    著者の体験は他の著作にもありましたね。
    その著作より本書の方が手元に置いて役に立つと思いました。

    何があっても、幸せ!

    素敵な言葉です。
    変な自己啓発本より励まされる一冊です。
  • 男の子の育て方
    すべての子どもは、その魂にその子がこの世に生まれてきたことの意味と使命を刻んで生まれてくる、という視点から書かれているためか、男の子の育て方に関する本は何冊か読んだけど、一番深くて実践的で具体的だったと思います。
    私には女の子がいないのに、自分のために著者の「女の子の育て方」も読みたくなってしまいま...続きを読む
  • 『夜と霧』 ビクトール・フランクルの言葉
    100分de名著を見て、読みたくなった本です。
    アウシュビッツをくぐり抜けたフランクルの言葉。

    ・どんな時も、人生には意味がある。
    ・なすべきことを、満たすべき意味が与えられている。
    ・この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」があり、あなたを必要とする「誰か」がいる。
    ・そしてその「何か」や...続きを読む
  • 人生を半分あきらめて生きる
    ダウナーな方向へ、これほどまでにゆるく優しく誘ってくれる本はないだろう。素晴らしい。人生には「失敗←→成功」があるが、別ベクトルとして「意味←→絶望」もあるとは、自分には新しい視点だった。「意味の次元で生きる」という言葉の意味をじっとかみ締めて考えています。
  • 人生を半分あきらめて生きる
    生きていくためには、自分にはどうしようもないことをあきらめていくこと。

    あきらめるとは、現実を受け入れてゆくこと。

    何者かになろうとする自分の願望が自分を苦しくさせている。
    自分は自分でしかないと、受け入れて生きてゆくこと。

    そのためには、いかにして世間並になろうとする気持ちをすててゆくか。
    ...続きを読む
  • 女の子の育て方
    0才から6歳は子育ての土台ともいえる大事な時期。この時期にお母さんから、大好き!とたくさん愛情を注いでもらった子どもは「私ってかけがいえのない存在なんだ」と感じられるようになります。
    そうすると子どもの心に安定感が生まれ、「私は大丈夫!」「色々なことにチャレンジしてみよう!」という自信=自己肯定感を...続きを読む
  • 読むだけで心がスーッと軽くなる44の方法
    「読むだけで心のクヨクヨがふっきれる22の方法」と「読むだけで心がスーッと軽くなる44の方法」は1セットみたいなものかな。禅がどうなのかはよく知らないが、否定も肯定もせず、距離を置いて自分を見つめるという提案はためになりそうだ。いくつか新しい発見があった。
  • 女の子の育て方
    気になったことをいくつか抜粋。

    こどもがハッピーになるベースは、
     「とにかくおかあさんがハッピーでいること。
      いつもニコニコ。それを心掛けて!」

    こどもが10歳になったら働こうと思うおかあさんは
    せめて帰宅時には家にいるように調整してほしい。
    10歳~15歳の女の子は人生で最も不安になりや...続きを読む
  • 【年の差婚】の正体~なぜ同世代に惹かれないのか~
    明治大学で「婚育」を教える大学教授と「草食系男子」という言葉を生み出したマーケティング・ライターによる共著。
    昨今の婚活ブームの中で増える年の差婚に関する考察。
    「段階の世代」「hanako世代」「バリキャリ世代」「負け犬世代」「婚活世代」など女性にまつわる社会学の歴史も簡単におさらいできる。
    結婚...続きを読む
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント
    「個」の重要性を認めながら、「個」を超えた境地をめざすトランスパーソナル心理学。釈迦の教え(=仏教ではなく)のように、実在より関係性の中に真理を探る。
    外国のさまざまな心理学者・カウンセラーの主張の概説にもなっている。何度も読み直したくなる。
  • 読むだけで心がスーッと軽くなる44の方法
    一見、俗っぽい文庫本だけど、かなり実用的。自分自身がこの本にかなり救われている。落ち込んでいるとき、悩んでいるとき、心が疲れているとき、この本に限らず諸富祥彦氏の著作には救われる。
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント
    本のタイトルは重た~い感じだけれど、どうにかならんのかねぇ。
    しかぁ~し
    専門用語も一般の人向けに分かりやすく解説しているので、トランスパーソナル心理学の導入にも良い内容。

    概要を目次から抜粋すると・・・
    ・逆境こそが学びのチャンス
    ・全ての出来事はつながっている
    ・この世のどこかにあな...続きを読む
  • 生きづらい時代の幸福論 ──9人の偉大な心理学者の教え
    トランスパーソナル心理学関連の諸説を知りたくて購入。読んで見ると人生論みたいでどんどん読み進めていくことができる。最後の諸富氏自身の自分の過去を振り返った話は生々しく、心理学者と言えども生きることに疲れることがあるのだという記述が、あたりまえだといえばそうなのだが勇気を与えてくれる。
  • どんな時も、人生には意味がある。 フランクル心理学のメッセージ
    マズローによる自己実現の心理学は論理的階層モデルで、なるほどと思うが、ピラピッドの頂点に至る部分は凡人には難しい「自力」の世界のような気がする。一方、フランクルの心理学は、「自分がしたいこと」ではなく「人生が自分に求めていること」を発見せよと説き、その手掛かりとして「創造価値」「体験価値」「態度価値...続きを読む
  • 読むだけで心がスーッと軽くなる44の方法
    人間というのは、成長することにつれて、いろいろな悩みを出てきちゃうんだから、心がすーっと軽くなる必要があります。そこで、読むだけで、心がスーッと軽くなれる方法を教えてくれるので、皆さんもぜひ読んでみてください。
  • さみしい男
    諸富さんの作品にはいつも驚かされて
    しまいます。深い訳ではないのだけど
    心に深く残るものがあるんです。この
    作品もまさにそうです。人から好かれるためにはどうしたらいいのかとか…
    詳しいことを著者なりの観点から見ています。お奨めの1冊です。
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント
    著者曰く、トランスパーソナル心理学とは“個を越えたつながり”を説く心理学。人生でおきる様々な出来事、あらゆる生きとし生けるもの、母なる大地と大自然、宇宙…すべてはつながっているという観点から、生きるヒントが書かれています。この本に書かれていることを実践するなら、本当に生きていくのが楽になると思います...続きを読む
  • プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術
    聞く技術とわかってもらう技術。どちらも並べてみると難しくはないのだが、おそらくやってみるとなかなかできないことなのだろう。結論や結果を急ぎすぎるのが良くないのではないかと思った。
  • 男の子の育て方
    第1章 男の子の「しつけ」の基本
    「わたしメッセージ」
    してほしいことは「命令」ではなく「お願い口調」で
    「ほめる子育て」をやめて「ともに喜ぶ子育てへ」

    第2章 「お手伝い」で「フットワーク力」を育てよう

    第3章 「打たれ弱さ」を克服する「勉強法」と「習い事」
    リビングで親がいっしょに勉強するの...続きを読む