諸富祥彦のレビュー一覧

  • あなたがこの世に生まれてきた意味

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    心理カウンセラーで明治大学教授による「生まれてきた意味」を語りかけてくれる一冊。時々「生まれてきた意味」を考えることがあり、何か学ぶところがありそうだと読んでみた。全体としては「心のむなしさ」「自己」「仕事」「人間関係」「恋愛・結婚」「子育て」「お金」「病気」「死」といった、人生における9つの点から対処法を示している。具体的なアドバイスにもヒントは多くあるが、プロローグの「悩みや苦しみのできごとを見つめていると、あなたがこの世に生まれてきたことの意味が見えてくる」(P16)という一文がもっとも印象深い。人生の悩みや苦しみは、「あなたがこの人生で果たすべき使命」「あなたがこの世に生まれてきたこと

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    2015年01月28日
  • 教師の資質

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    とても勉強になる。教育現場の現状がよく書かれてある。教育理念がとても重要なことがわかった。一社会人として、また理念があることで生徒にいい教育ができるからだ。

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    2014年08月22日
  • 教師の資質

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    副題を見た限りでは、教師の批判をまとめた内容かと思いました。

    教師の置かれた状況などをまとめていて、改めて、職務の過酷さを痛感しました。
    教師への励ましが暖かく、子どもと接する機会のあるかた、全ての人にオススメです。

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    2014年05月22日
  • 悩みぬく意味

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    ネタバレ

    悩み、悩むことを、人生からの問いかけと捉えて意味を見出していくフランクルのアプローチ。そして悩みから逃げ出すべきときの、しのぐテクニックとしてのスプリッティング(目の前の単純作業に意識を集中させる)と脱同一化(感情とそれを観察する自分を分ける)。
    やがてエネルギーができたときの、悩みに向き合うテクニックとしてのフォーカシング(ただ認め、間をとり、フェルトセンスに質問し、受け止め、内側に響かせてみる)やプロセスワークによる立脚点の変更のやり方、さらにはカウンセリングの活用など、著者が主張したいことが具体的に伝わってきた。
    14-36

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    2014年03月23日
  • 女の子の育て方

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    子育てに大切なことがたくさん書かれていた。子どもが産まれてから思春期までにすべきことがたくさん書かれていた。
    文章は平易だったが、すごく読みにくかった。おそらく事例を効率よくまとめた方が良かったように思う。また筆者の言いたいことと事例が混在していたのも読みにくさを増していたように思う。
    あと、お母さんに向けての文章だったので、「私父親ですけど…」というツッコミをいれたくなった。

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    2014年02月08日
  • 人生に意味はあるか

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    五木寛之
    人生の目的を見つけるのが人生の目的

    トルストイ
    庶民の福音に帰れ

    ゲーテ
    欲張って、命を燃やせ

    トマス・ネーゲル
    すべては一瞬の出来事

    渋谷治美
    人は根拠なく生まれ、意義なく死んでいく

    宮台真司
    生きる事に意味もクソもない

    ニーチェ
    一切はただ永遠に、意味もなく回り続けている

    キューブラ・ロス
    与えられた宿題をすませたら、からだを脱ぎ捨ててもいい

    チベット死者の書
    死の瞬間、光に向かって進め
    玄侑宗久
    根源的な意識の連続体に帰ると信じる
    上田紀行
    生きる意味の不況から脱出せよ
    江原啓之
    人生の目的はたましいの成長
    フランクル
    人生の意味は作り上げるものではなく、発見す

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    2014年01月26日
  • 女の子の育て方

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    ネタバレ

    「男の子の育て方」とだいぶかぶる部分はありますが、女の子を育てるのに一番大切なことがはっきりわかりやすく書かれてあります。

    一番大切なことは、「愛されている」という実感をもたせてあげること。

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    2014年04月04日
  • 教師の資質

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    教育関係者だけでなく、こどものいる親御さんも読んだ方がいいなと思いました。教育の現場がどのようなものか分かるし、教員、親がどう子供に接すれば良いのか考える材料になると思います。

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    2013年10月21日
  • 教師の資質

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    教育関連本は、大学の先生が理論的に分析をする本か、現場教員が問題点を実際例として挙げる本の両極端が多いが、本書は教師を支える会代表の著者が、現場のカウンセラーとして現場をよく見ながらその問題点をまとめている良書だと思った。ぜひ、何度も読み直したい。

    内容は、よく言われる担任の当たり外れに対して、実際の現場での実感における印象を述べており、多くの報道に上がってくるような教員は比較的少数であるとしている。それ以上に教育現場・職員関係が荒廃し、教師が追い詰められていること、また子どもも教室の場で追い詰められていること、担任として求められる学級経営力、教師の使命、教師の資質のまとめをあげている。

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    2013年10月08日
  • 男の子の育て方

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    ネタバレ

    心理関係の方が書く育児の本って、つい読んでしまうんですが読んだ後「けっ」って思うことが多かったのですが、この本は「なるほど!」と思うところが多く、読んでよかったと思いました。
    以後、諸富先生の本なら安心して読めそうです。

    おお!と思ったのはだいたいこんな内容。

    ・お手伝いでフットワーク力を育てる
    ・「打たれ弱さ」を克服する勉強法と習い事
    ・コミュニケーション力を磨く
    ・「遊び」で人生を学ぶ
    ・アサーション・トレーニングで人間関係にタフになる

    特に「アサーション・トレーニング」に興味がわきました。今度は具体的なことが書かれている本を探してみようと思います。

    また、お子さんによっては男の子

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    2014年04月05日
  • ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある

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    名著『夜と霧』の著者フランクルの言葉を集めた本。
    フランクルの哲学を自分の言葉で解説することを極力控えて、フランクル自身の言葉をもって伝えようとする著者の真摯な姿勢が素晴らしいと思いました。

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    2013年11月29日
  • 教師の資質

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    スクールアドバイザーとして、様々な学校の今を知る著者による教師の応援本。

    教師を取り巻く現状から、これからの教師がどのようにしていけるといいかをかいている。

    本書のなかで少し気になったのは、

    「真面目に頑張ることの価値」がこの国から失われた

    という点。

    確かに、最近の世界は難しく、でも成功したらでかいように感じる。アップルやグーグルのように。
    もちろんアップルやグーグルの成功の裏には、真面目に頑張りがあったとは思うが、最近はネットやマスコミの発達もあり、結果のみが伝わりやすかったりする。あとは成功までの道のりも、真似できないものや、真似しても意味のないことだったり。

    他にもいろんな

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    2013年08月23日
  • 教師の資質

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    これからたびたび読み返すことになるであろう一冊。

    4章、5章、6章の内容はしっかり頭に刻んでおきたい。

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    2013年08月21日
  • 男の子の育て方

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    男の子の子育ての本ってどれも似ている気がします。自己肯定感がしっかりついてくれるといいなぁ、と漠然と思いながら2歳児と格闘の毎日です。
    10歳になったら学校から帰ってきたときに親が家にいるといい、というのが新鮮でした。
    どちらかというと、小学生以降くらいに役に立ちそうな本。
    副題に「0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。」ってあるけど、最低限がこれだとキビシイなぁ

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    2013年06月24日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    まず、タイトルが衝撃的。電車でカバーなしで読むのは勇気がいる。そして、目次も衝撃的。「自分は明日、死ぬかもしれない」とあきらめる;「理想の自分になる」ことを、あきらめる;「子育ては、なるようにしか、ならない」と、あきらめる;「理想の結婚や恋愛はできない」と、あきらめる;「自分は、孤独死するかもしれない」と、あきらめる;「うつで苦しむのは仕方がない」と、あきらめる。
    つまりは、「普通であること」をあきらめる、というのがこの本の主旨です。
    私も、小さい頃から相当変わった人間で、でも、必死に人並みであるように、そして、できるだけ人並み以上であるように努力してきて、でも、ある時、「普通じゃなくていいん

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    2013年05月20日
  • 生きづらい時代の幸福論 ──9人の偉大な心理学者の教え

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    著者の体験は他の著作にもありましたね。
    その著作より本書の方が手元に置いて役に立つと思いました。

    何があっても、幸せ!

    素敵な言葉です。
    変な自己啓発本より励まされる一冊です。

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    2013年04月28日
  • 男の子の育て方

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    すべての子どもは、その魂にその子がこの世に生まれてきたことの意味と使命を刻んで生まれてくる、という視点から書かれているためか、男の子の育て方に関する本は何冊か読んだけど、一番深くて実践的で具体的だったと思います。
    私には女の子がいないのに、自分のために著者の「女の子の育て方」も読みたくなってしまいました。

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    2013年04月02日
  • 『夜と霧』 ビクトール・フランクルの言葉

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    ネタバレ

    100分de名著を見て、読みたくなった本です。
    アウシュビッツをくぐり抜けたフランクルの言葉。

    ・どんな時も、人生には意味がある。
    ・なすべきことを、満たすべき意味が与えられている。
    ・この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」があり、あなたを必要とする「誰か」がいる。
    ・そしてその「何か」や「誰か」は、あなたに発見され、実現されるのを「待って」いる。
    ・「何か」があなたを待っている。
    ・「誰か」があなたを待っている。
    ・私たちは、常にこの「何か」「誰か」によって必要とされ、「待たれている」存在なのだ。
    ・だから、たとえ今がどんなに苦しくても、あなたはすべてを投げ出す必要はない。
    ・あな

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    2013年01月12日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    ダウナーな方向へ、これほどまでにゆるく優しく誘ってくれる本はないだろう。素晴らしい。人生には「失敗←→成功」があるが、別ベクトルとして「意味←→絶望」もあるとは、自分には新しい視点だった。「意味の次元で生きる」という言葉の意味をじっとかみ締めて考えています。

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    2013年01月06日
  • 人生を半分あきらめて生きる

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    生きていくためには、自分にはどうしようもないことをあきらめていくこと。

    あきらめるとは、現実を受け入れてゆくこと。

    何者かになろうとする自分の願望が自分を苦しくさせている。
    自分は自分でしかないと、受け入れて生きてゆくこと。

    そのためには、いかにして世間並になろうとする気持ちをすててゆくか。
    普通から降りるか。
    つまり、他人と比べない生き方をするかということ。

    自分は自分の生き方をすればいいのだけれど、
    それがむずかしいんだよね。

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    2012年07月22日