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「教師を支える会」を主宰する著者は、教師の大変さを痛感する一方で、「教師ほど魂を打ち込める感動的な仕事はない」と断言する。
では、何が過酷で、何が感動的なのか? 教師が置かれているリアルな現実を説いていく。
最終章では、今どういう力をもった教師が必要とされているのか? 「『できる教師』に本当に必要な6つの資質」を紹介。
教育現場で働く人も、子どもを学校に通わせる保護者も必読の一冊。
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著者は「教師を支える会」代表として、数千人の教師たちと接し、全国の学校の問題に切り込んでいった。
2019年のOECD調査では、日本の教員の仕事時間は参加国中で最長(1週間で小学校54.4時間、中学校56時間)という結果が出ている。
学校は「ブラック職場」というイメージが定着しているが、現場教師の“作戦参謀”である著者は、過重労働だけではない教師の大変さを指摘する。
では、何が教師の負担に拍車をかけるのか?
「教育は人なり」といわれるが、過酷な現場で、教師は何を目指していけばいいのか?
これからのアフターコロナ時代に、求められる「教師の資質」とは?
「子どもを教育していくパートナー」である保護者にとっても、興味深いトピックを提言する。
現役の教師から、子どもを学校に通わせる保護者まで、教育現場に関係するすべての人に届けたい一冊。
Posted by ブクログ 2021年03月21日
1.2.3章は現場の教師の大変さ、職員室の内情がとてもリアルに書かれていたので読んでいて納得できすぎて少ししんどくなりました。
4章では保護者対応について、5章では教師に求められる資質について書かれていたのでとても勉強になりました。
教師にとって、少数派の子どもに徹底的に寄り添うということができ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月05日
これからの学校現場で求められる教師像とは?スクールカウンセラーを長く務めてきた著者による、教育現場で働く人も保護者も必読の一冊。
コロナの影響をはじめ、いじめ問題、新学力観の授業の在り方など、最新の教育現場の実情が述べられていました。
その中で教員がいかに大変な職業であるか、そしていかにや...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月25日
子どもたちが憧れる職業のはずが、なぜここまで大変になってしまっているのか、を、知る事の出来る良い本です。子供を持つ親としては、先生方の思考をしる良い機会になりました。
P262~本当にいい教師とは。
1. 人間関係のプロ
2. 個人との関係だけではなく、
活気に満ちた学級づくり、対話のある授...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月23日
最初は教師の仕事の過酷さを述べています。
時間外労働が多かったり、子どもの指導や保護者対応の困難さであったり、どんどん増えていく仕事の量に現場の先生は疲れ切っているというもの。
現場にいれば「その通り」としか言えないくらい当てはまることばかり…。
高校教師でも大変な時代なのに、小学校や中学校の の...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月22日
<目次>
第1章 教師の何が大変なのか?
第2章 学校空間の悩ましい「人間関係」~神戸市東須磨小学校の教員間いじめ・暴行事件をもとに考える
第3章 追いつめられる子どもたち~いじめと不登校に立ち向かうには
第4章 保護者と学校のより良い関係
第5章 「できる教師」に必要な6つの資質
<内...続きを読む
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