【感想・ネタバレ】人生に意味はあるかのレビュー

あらすじ

本気で考え始めると、抜け出られなくなってしまいそうで、何となく、怖い。そんな気がして、あまり考えないようにしてきた、という方も、少なくないようです。……そんなあなたがこの問題について真剣に考え抜き、そして、心の底から納得できる「人生のほんとうの意味と目的」を探し求める旅に出るための、ガイドブックのような本です。――<本文より>

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Posted by ブクログ

人生の意味はその人だけの隠れたミッションがある。
それが何か?それを考える、受け取る、声を聞く。

私は日々、ご飯が食べれて、寝る所がある。
また、花を見て美しいと思う。
空を見て、とても気持ちがいい。

ありがたい、それが大事だと思う。

そして、私のミッションはなにか。

できることから、しよう

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

秋の講演では不思議に明るい態度に驚かされた諸富先生ですが、文章は極めて冷静で時折熱くなる変わりように、さらに驚き。
それを差し引いても、この本から学ぶべきものであふれていて、読んでよかったと思います。

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2017年12月15日

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著者は人生には意味がある、というのだが、個人的には意味がない、と思いたい。
後世に何か残ればと思ってがんばっても、やがて人類は滅びる、地球や太陽、宇宙ですら滅びる運命なのだとか。
だとしたら、まあ、意味なんか考えずに、日々暮らして行けば良いのではないのかなあと思う次第です。

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2016年02月08日

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五木寛之
人生の目的を見つけるのが人生の目的

トルストイ
庶民の福音に帰れ

ゲーテ
欲張って、命を燃やせ

トマス・ネーゲル
すべては一瞬の出来事

渋谷治美
人は根拠なく生まれ、意義なく死んでいく

宮台真司
生きる事に意味もクソもない

ニーチェ
一切はただ永遠に、意味もなく回り続けている

キューブラ・ロス
与えられた宿題をすませたら、からだを脱ぎ捨ててもいい

チベット死者の書
死の瞬間、光に向かって進め
玄侑宗久
根源的な意識の連続体に帰ると信じる
上田紀行
生きる意味の不況から脱出せよ
江原啓之
人生の目的はたましいの成長
フランクル
人生の意味は作り上げるものではなく、発見すべきもの
諸富よしひこ
命がわたししている

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2014年01月26日

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うーん、結局生きる意味は自分で感じる時が来るよ、ということ。自分の人生だと思っているものは、広い視点で見ればこの世界の一部。世界のどこかに自分を求めている人、求めていることがあるはずなので、そっちを探そうという視点もあるということがわかった。
生きる意味って、自分を求めているひと、求めていることにあるかも。
とりあえずこういう本をたくさん読んだり、いろんな人の話を聞いて、ずーっと考え続けるしかないんだな。でも発見があると楽しいから、続けて探していこう。

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2020年11月21日

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ネタバレ

第6章 フランクルの答え―どんなときも人生には、意味がある
 あなたを必要としている「何か」があり、あなたを必要としている「誰か」がいて、そしてその「何か」や「誰か」はあなたに発見され実現されるのも待っている。つまり、あなたの「なすべきこと」「満たすべき意味」―それは、あなたが求める求めないにかかわらず、つねに、そしてすでに、あなたの足下に送り届けられてきている。
 フランクルはヒレルの言葉を引用して次のように述べている。「ヒレルは言った。『もし私がそれをなさないのであれば、誰がそれをなすと言うのだろう。そしてもし私がそれをたった今なさないのであれば、私はいつそれをなすべきであろうか。・・・・・・』・・・・・・この言葉は私自身の独自性を示しているように思われる。」120225

第7章 私の答え―いのちが、私している
 ふつう人は、みなが「これが現実だ」と思っている「この世界」(共同現実世界)に主軸を置き、そこを立脚点として人生や世界を眺め、意味づけ、自分の行動を決めているのです。そこでは「幸福」や「平和な家庭」「自己実現」「社会や国家の繁栄」「人類の進化」などが価値あるものとされ、それが人生の意味や目的となっています。
 この現実の世界では、人々は、他者からの評価を気にかけ、不安におののき、エゴにまみれている。けれど、この世を超えた向こうには、もっと確かな真実在の世界、光り輝く世界が存在しており、そこから強烈な一条の光がこの世界に真直ぐ差し込んできている。私はそのことを「直視」し、その強烈な光に、深くとらえられてしまったのです。

 諸富先生が語る、自己実現の先にあるモノ、それを掴みたいと思う方は、是非、読まれることをお勧めします。

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2013年04月21日

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[ 内容 ]
人生の「目的と意味」は何か?
本気で考え始めると、抜け出られなくなってしまいそうで、何となく、怖い。
そんな気がして、あまり考えないようにしてきた、という方も、少なくないようです。
そんなあなたがこの問題について真剣に考え抜き、そして、心の底から納得できる「人生のほんとうの意味と目的」を探し求める旅に出るための、ガイドブックのような本です。

[ 目次 ]
1 「人生の意味」を考える(先生は、なぜ死なないんですか;模擬授業「人生に意味はあるか」)
2 これが答えだ(宗教や文学の答え;哲学の答え;スピリチュアリティの答え;フランクルの答え―どんなときも人生には、意味がある;私の答え―いのちが、私している)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年11月30日

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「人生に意味はあるんだろうか?」
「何のために、生きるか?」
「人はなぜこの世に生まれ、そして何のために生きていくのか?」

その問いに諸富先生が答えてくれるのかと思っていたら。。。最後に諸富先生の答えがあります。

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2010年09月10日

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こういう問いの答えはいつも一緒で、「自分で見つけろ」となるのだが、そこに行くまでの過程がなかなか良い本。

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2009年10月04日

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人間の生きる意味や目的は、苦難に耐えるために作り出された偽であり、自らの存在に意味を求めてしまう人間の弱さである。ニーチェの「神は死んだ」にこのような意味があるとは知らなかった。

私が死んだ後のこの世界の様子をどこからか覗き込んでいる私がいるということは、「私の死」は起きていない。「私の死」というのはその存在すらも完全消滅してしまうということなのだ。

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2023年06月21日

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人生の意味は、それを求め続けること。極限まで追い詰めて、その問いを手放した時に、不思議な体験をするらしい。田坂広志氏の話に通じるところがある。

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2023年04月01日

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感想
今際に人生の評価は決定する。その時のために毎日を、この瞬間をどのように生きれば良いのか。この本は答えではなく探究の始まり。自分の足で歩む。

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2022年09月08日

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人生の目的、意味を考える参考として、宗教、文学、哲学、スピリチュアル、に分けて紹介していたところがよかった。

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2022年02月10日

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諸富さんの本であるが、あまりにストレートなタイトルなので、はぐらかされる内容と思ったが、真面目にタイトルどおりの内容となっている。文学、心理学、哲学、スピリチュアルといったカテゴリー別の考え方でそれぞれ考察している。結局、諸富さんの自分の人生のあり方について、若いころから悩んできた結果のことを自信をもって書かれている。

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2019年11月14日

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ネタバレ

人生に意味があるのかということは、自分で考えるものだというスタンスで今まで考えられてきた説+著者の考えた「人生の意味」が紹介されています。個人的には、フランクルの考え方が好きだったので、フランクルが出てきたときは少し嬉しかったですが、この本を通して、自分の中でフランクルの考えを自分なりに進めたり、解釈ができるようにしないとなと思いました。

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2012年08月30日

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"人生の意味はない、自分で作っていく"という考えは聞くだけでどっと疲れます。

逆に、残念なことも楽しいことも起こる事象全てに意味がある、と思って生きるのは優しい。そのほうが気負いが無いし余裕もって色々受け入れられるという弱気な理由なんだけど。

なので著者がタイトルの答えとして”意味がある”とし、その答えに至った経緯をきちんと書いていたのが良かった。

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2012年07月18日

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好きな著者の1人、諸富さんの本。

『人生に意味はあるか』 ―まさしく、これはここ数ヶ月悩んできた問である。
この本を読むことによって、どんな小さなことでもよいから、何か心を落ちつけるヒントを与えてもらえないか、とすがりつく思いで手に取った。

哲学者や宗教、スピリチュアルの観点から、それぞれの「答え」を紹介されており、最後に、諸富さん自身の答え、が紹介される。

その答えは、私がうすうす感じていたことであった。
「ああ、やっぱりそうなんだ」。
諸富さんの答えと同じことで、正しいとか間違っている、という結論を得ることを求めていたわけではない。
ただ、自分の中にある、出口のない迷路に一筋の光が差し込んできたようで、暴走し絶望している心がいくらか落ち着いたのである。

あくまで、その「答え」は、諸富さん自身の「答え」である、ということはきちんと認識している。
私は、ただ、他者の体験を知りたかっただけである。

私の迷路の出口はまだ見えてこないが、「とことん、追求する」ことを続けてみようと思う。
たぶん、私は、そうすることへの一押しが欲しかったのかもしれない。

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2012年06月06日

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人生の目的とは最後まで見つからないだろう。それが嫌だというなら、自分で作るべきだ。
人間は生きる意味や目的さえつかむことができれば、たいていの苦難には耐えられます。
スピリチュアリティの世界は広大です。しかもおそろしく深い。
未知のもの。人間を超えたもの。人知をはるかに超えた未知の世界。知りえないものへの畏れの感覚、それがスピリチュアリティの原点。
最高の秘密は人生とは発見ではなく、創造のプロセスだということ。自分を発見するのではなく、自分を新たに創造していく。だから自分が何者であるかを知ろうとするのはもう止めなさい。そうでなく、何ものになりたいかを考え、そうなろうと決意して努力しなさい。
どんな時にも人生には意味がある。どんな人のどんな人生にもなすべきこと、満たすべき意味が与えられている。
意味喪失感に苦しんだら、フランクルを思い出せ。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

そもそも、人生に意味はあると思います? こんな本読んでる暇があったら、 仕事の効率が上がる本でも読め と、どこかから聞こえてきそうですが。 宗教、 哲学、 スピリチュアリティ等の様々な分野での答えと、 7年間死ぬ気で考えた筆者自身の答えが書かれてある。 本気で考えたい人は、この本から入門するといいかも。 本の中に出てきた 「意味とかじゃなくて、生きるし。」 ってある学生の意見。 これがどうも忘れられない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

そもそも『人生に意味はあるか?』の『意味』の意味の定義があいまいなので、結局よくわからない。でも、定義がないのが人生の意味なのかも。

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2010年04月30日

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