諸富祥彦のレビュー一覧
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現代日本のニヒリズムを知るのにはよい。
終わらない日常を生きろの「生きろ」がいらないのではないか、という批判が納得できた。終わらない日常は確かに存在していると思う。
が、その日常を生きるか、それとも違うものを模索するかはその人しだいであるからだ。
オウム事件を過ぎ、大脳の刺激の中で生きるしかない現代...続きを読むPosted by ブクログ -
40代独身には希望が持てるような内容の本です。
(男女ともです)
なぜ、こうした現象が起きてきたのか、
その社会的な背景や、若者たちのコミュニケーションについての考え方にも言及しています。
それを読めば、手放しで喜べる話ではないこともわかります。
僕らも人のことは言えた義理ではないですが、若い...続きを読むPosted by ブクログ -
諸富先生のワークでお話されていたことがふんだんに盛り込まれていた。
ワークをしてから読んだのは正解だった。
本を読んでからワークをすると、きっと先入観が入って、素直にワークが出来なかったかもしれない。Posted by ブクログ -
トランスパーソナル心理学が気になって、まずは簡単そうな本から読んでみる。励まし系だったけど、読んでて気分はよかった。あまり自分にばかり関心の目を向けないこと。Posted by ブクログ
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死にゆく人へのワーク、コーマワークが興味深かったです。
昏睡状態に陥った祖父母の最期を見守った身として、腑に落ちる思いがしました。
ある人の声かけをきっかけに、安らかに旅立ったように見えた祖父。
周囲の声かけに、限界まで頑張り抜いて旅立ったように見えた祖母。
おそらく祖父母には、言葉も心も伝わっ...続きを読むPosted by ブクログ -
今年しょっぱなの本がこれって、どんだけ人生に迷ってるねんとつっこまれそうですが、この作者の前回読んだ本が良かったので。1冊目ほどではなかったですが、それなりに。Posted by ブクログ
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良書。
この手の書籍に記載されている事項に共通するのが以下。
1.ポジティブな言葉を使うべし
言霊説ですね。
2.ある程度わがままに生きる
主張すべきとこは主張して、無理をしないということでしょうか。
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題名の重たさに興味がわき購入。
この本には、人が「なんのために生きるのか」について、もっともらしいことが書かれている。
中でも、「〜したい」ではなく、「〜すべき」と自分を義務付けることで、生きる意味を見出していくという点の論理は興味深かった。
この本はトランスパーソナル心理学という心理学をもとに書か...続きを読むPosted by ブクログ -
本書の中に「幸福は求めることができないもの」「求めようとすれば逃げて行くも」「仕事に没頭したり愛する人を愛せばおのずと幸福は手に入る」とあるが(少し略してあります)、何にせよ求めて行くから手に入ることが多いんじゃないかなとは思う。自分の欲の為に求めるなという意味かもしれないけど、結局は自分の為になる...続きを読むPosted by ブクログ
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聞いてもらう技術のほうはあまり踏み込んで書いていない印象でした。
わたし個人としても、聞いてもらう技術よりも、聞く技術のほうに興味があったので良かったのですが…。
それでも、もう少し一般的な人の具体例がほしかったところ。
それでも、上司部下、夫婦、教師と生徒などの関係別で具体例が示されている。
わた...続きを読むPosted by ブクログ -
傾聴の大事さを知りました。
普段から取り組める内容もあったので、今できることを一つひとつやっていきたいです。Posted by ブクログ -
他人からの評価や承認欲求を求める人は成熟していない。まさに嫌われる勇気が求められる。成熟した大人になるためには自分は自分で良いと腹の底から思えるようになること。またただ一つのことに夢中になって取り組める生業があれば人生の九割は成功している。孤独ではなく自らひとりを選び取っている単独者として生きる。外...続きを読むPosted by ブクログ