諸富祥彦のレビュー一覧

  • 〈宮台真司〉をぶっとばせ! “終わらない日常”批判
    現代日本のニヒリズムを知るのにはよい。
    終わらない日常を生きろの「生きろ」がいらないのではないか、という批判が納得できた。終わらない日常は確かに存在していると思う。
    が、その日常を生きるか、それとも違うものを模索するかはその人しだいであるからだ。
    オウム事件を過ぎ、大脳の刺激の中で生きるしかない現代...続きを読む
  • 女の子の育て方
    人生を生きていく上で、何よりも重要なものの一つ。
    それは、お子さんが「これさえあれば幸せ!」と感じられる「没頭できる何か」を見つけることです。

    お子さんが何か、夢中になっているものがあったなら、もしそれが親には意味のないものや役立たないもののようにみえても、やめさせず、前向きに見守ってあげましょう...続きを読む
  • 【年の差婚】の正体~なぜ同世代に惹かれないのか~
    40代独身には希望が持てるような内容の本です。
    (男女ともです)

    なぜ、こうした現象が起きてきたのか、
    その社会的な背景や、若者たちのコミュニケーションについての考え方にも言及しています。

    それを読めば、手放しで喜べる話ではないこともわかります。

    僕らも人のことは言えた義理ではないですが、若い...続きを読む
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント
    諸富先生のワークでお話されていたことがふんだんに盛り込まれていた。
    ワークをしてから読んだのは正解だった。
    本を読んでからワークをすると、きっと先入観が入って、素直にワークが出来なかったかもしれない。
  • 人生に意味はあるか
    [ 内容 ]
    人生の「目的と意味」は何か?
    本気で考え始めると、抜け出られなくなってしまいそうで、何となく、怖い。
    そんな気がして、あまり考えないようにしてきた、という方も、少なくないようです。
    そんなあなたがこの問題について真剣に考え抜き、そして、心の底から納得できる「人生のほんとうの意味と目的」...続きを読む
  • 人生に意味はあるか
    「人生に意味はあるんだろうか?」
    「何のために、生きるか?」
    「人はなぜこの世に生まれ、そして何のために生きていくのか?」

    その問いに諸富先生が答えてくれるのかと思っていたら。。。最後に諸富先生の答えがあります。
  • 生きづらい時代の幸福論 ──9人の偉大な心理学者の教え
    トランスパーソナル心理学が気になって、まずは簡単そうな本から読んでみる。励まし系だったけど、読んでて気分はよかった。あまり自分にばかり関心の目を向けないこと。
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント
    死にゆく人へのワーク、コーマワークが興味深かったです。

    昏睡状態に陥った祖父母の最期を見守った身として、腑に落ちる思いがしました。
    ある人の声かけをきっかけに、安らかに旅立ったように見えた祖父。
    周囲の声かけに、限界まで頑張り抜いて旅立ったように見えた祖母。

    おそらく祖父母には、言葉も心も伝わっ...続きを読む
  • 「運命の道」は見つけられる
    今年しょっぱなの本がこれって、どんだけ人生に迷ってるねんとつっこまれそうですが、この作者の前回読んだ本が良かったので。1冊目ほどではなかったですが、それなりに。
  • 読むだけで心がスーッと軽くなる44の方法
    良書。

    この手の書籍に記載されている事項に共通するのが以下。

    1.ポジティブな言葉を使うべし
      言霊説ですね。
    2.ある程度わがままに生きる
      主張すべきとこは主張して、無理をしないということでしょうか。
  • さみしい男
    「『自分に正直に生きる』という価値観」
    現代の男女の在り方(主に男性)を模索した内容だが、著者は男性ではあるが様々な視点から考えられている点が素晴らしいと思う。
  • 生きていくことの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒント
    題名の重たさに興味がわき購入。
    この本には、人が「なんのために生きるのか」について、もっともらしいことが書かれている。
    中でも、「〜したい」ではなく、「〜すべき」と自分を義務付けることで、生きる意味を見出していくという点の論理は興味深かった。
    この本はトランスパーソナル心理学という心理学をもとに書か...続きを読む
  • さみしい男
    読んでいて、何だか切なくなってきた。そうそう、そういう境遇にいるよね、男って・・・などと妙に共感。
    しかし、ではどうすればいいかというと、それがわからない。
    著者は、氏の言うところの「強い男」になれと説く(一般に言われる「強い男」のイメージとは違う)。どうやら、役割を果たすだけの存在から、自立した存...続きを読む
  • 人生に意味はあるか
    こういう問いの答えはいつも一緒で、「自分で見つけろ」となるのだが、そこに行くまでの過程がなかなか良い本。
  • NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    本書の中に「幸福は求めることができないもの」「求めようとすれば逃げて行くも」「仕事に没頭したり愛する人を愛せばおのずと幸福は手に入る」とあるが(少し略してあります)、何にせよ求めて行くから手に入ることが多いんじゃないかなとは思う。自分の欲の為に求めるなという意味かもしれないけど、結局は自分の為になる...続きを読む
  • 「プチ虐待」の心理
    なんでこんなに繰り返し同じ事が何度も書いてあるんだろう?くどい^^;

    でもやっぱり娘の前では携帯はあまりいじらないでおこうと思ったし、元教員として納得する内容も沢山あった。娘がどう育つか、力を入れすぎず、愛情は無限に。
  • 悩みぬく意味
    フランクルの思想が書いてある所がとても面白かったです。
    態度価値という考え方。
    それは、何かを成し遂げたとかではなく、困難な物事に対してどのような心持ちで相対するか?その姿勢こそが態度価値。
    なにもできなくて、心がうちひしがれている時に、とても救いとなる言葉です。
  • プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術
    聞いてもらう技術のほうはあまり踏み込んで書いていない印象でした。
    わたし個人としても、聞いてもらう技術よりも、聞く技術のほうに興味があったので良かったのですが…。
    それでも、もう少し一般的な人の具体例がほしかったところ。
    それでも、上司部下、夫婦、教師と生徒などの関係別で具体例が示されている。
    わた...続きを読む
  • プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術
    傾聴の大事さを知りました。
    普段から取り組める内容もあったので、今できることを一つひとつやっていきたいです。
  • 孤独の達人 自己を深める心理学
    他人からの評価や承認欲求を求める人は成熟していない。まさに嫌われる勇気が求められる。成熟した大人になるためには自分は自分で良いと腹の底から思えるようになること。またただ一つのことに夢中になって取り組める生業があれば人生の九割は成功している。孤独ではなく自らひとりを選び取っている単独者として生きる。外...続きを読む