井上夢人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ出張中の夫の帰りを待つ主婦・向井洵子の日記が保存されたフロッピィディスク。そこには、彼女が自分を騙る偽物が身辺に存在する不気味なエピソードが綴られていた。そして、偽物の向井洵子惨殺事件…。混迷を極める中で次々に現れる話者の語る真実を繋いだ先に見える物とは…。
気付いたよ多重人格者。
不自然に途切れる記憶から、疑い始めた中盤。そのつもりで読むと、比較的容易に辿り着ける。ネタばらしまでに、なんとか藤本幹也も人格の一部であることにも思い至ることができた。そこまで来れば、奥村恭輔もそうであることは、ネタばらしを待つことなく辿り着けるだろう。そういう意味では、理不尽でない絶妙な難易度設定であり、フェア -
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Posted by ブクログ
ネタバレいわゆる"読者への挑戦"もの。バラエティに富んだ様々なパターンの作品に触れられて面白い。
ただし、
・「少女」殺人事件
大学2年生の中国人留学生がトイレの貼り紙「うんこが流れません」を読めない、というのは納得がいかない。「won't flush」レベルがわからずにどうやって日本で生活するんだ。
また、ミステリの十戒が推理に多大に影響するなら十戒を書いておくのが筋でしょう。ミステリってそういう内輪ネタを公然と出してくるところあるよなぁ。
「必要な情報は全て読者に提示され」じゃないのか。
「アンフェアな描写も目立つ。2点。」ということか。 -
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Posted by ブクログ
とある主婦の不穏な内容の日記から始まり、その後、調査内容や供述など、複数の人物による記述ファイルが続く、という構成。不可解な雰囲気で謎が謎を呼ぶ展開に、ワクワクしながらどうなるんだろう!と読み進めたけど、途中で何となくオチが分かってしまった(汗)
しかも自分的には苦手なオチだったので、正直納得いかない部分もあるけど、そのオチなりに丁寧に積み上げられているし、そこに至った心理描写もちゃんと描かれているので、不満感は少しずつなくなっていった。
最後の落とし方なんて挑戦的だし、いろんな感情が膨らむし、何ならちょっとオシャレだし…、なんか惜しい印象が拭えない複雑な読後感だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ信仰宗教団体・解放の家の祈祷堂で〈母親〉と呼ばれる吉野桃紅が焼死する。解放の家の警備に来た西岡はその直後に頭の中に《声》が聞こえるようになる。《声》は生前の記憶がなく、状況からして桃紅と思われる。その後村を訪れると桃紅の娘・晶子と再開する。西岡は声を追い出そうと精神科で催眠をかけたり云々を繰り返すが効果なし。警備時の防犯カメラを見て事件の真相にも迫るが、ふと飛んでいる蛾から映像の不審点を見つける。
SF要素に信仰宗教団体とドロドロの展開かと思えば恋愛オチ。晶子に西岡が一目惚れしてから惚気だし、出会う前に付き合っていた?弓絵に2人がいる所を見られてあたふたするとこなどむむむ。
桃紅が《声》かと思 -