【感想・ネタバレ】あわせ鏡に飛び込んでのレビュー

あらすじ

幻の名作「あわせ鏡に飛び込んで」をはじめ、瞬間接着剤で男をつなぎとめようとする女が出てくる「あなたをはなさない」、全編、悩み相談の手紙だけで構成されたクライムミステリー「書かれなかった手紙」など、選りすぐりの10編を収録した文庫オリジナル作品。精緻に仕掛けられた“おとしあな”の恐怖と快感!(講談社文庫)

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「あわせ鏡に飛び込んで」

井上夢人

井上さん初読み❗(*´∀`)

こういう短編集好きだな~❗
仕事の昼休みに読んでたけど、集中し過ぎて、周りの声が全く耳に入ってこない(笑)
チャイムも聞き逃してしまいそうなくらい夢中になって読みました❗( ゚∀゚)

人間の怖い所。ドロドロした所。
そんなミステリー、ホラーがいっぱい❗
読み終わった後、しばらく呆然となってしまいます。。

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2018年07月14日

Posted by ブクログ

バラエティに富んだ短編集。各話の冒頭に掲載された雑誌と時期、企画やらが書かれていて面白い。どれもこれも全く毛色が違う感じで、いい意味で予想を裏切られる。

「あなたをはなさない」「ノックを待ちながら」「サンセット通りの天使」「空部屋あります」「千載一遇」「私は死なない」「ジェイとアイとJI」「あわせ鏡に飛び込んで」「さよならの転送」「書かれなかった手紙」の10編。

個人的によかったのは、ラストが明確にされない(こういうのを嫌いな人もいるが)「ノックを待ちながら」と老女の柔らかい口調がだんだん怖く感じていく「空部屋あります」。もし自分の身になったら恐ろしすぎる「私は死なない」や全編手紙方式のミステリ「書かれなかった手紙」も秀逸…書かれなかったってそういう意味だったのねと納得した真相。

最後の大沢在昌氏と著者の対談も創作に対するアプローチが正反対なのがわかってとても面白いオマケ(?)である。

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2017年05月07日

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後味の悪い話が好きな人、
病んだ恋愛やほんのりホラーのような暗めの話が好きな人
そういう人には結構オススメ。

あと読んだ後、結構友達への話題の種になる。

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2016年09月30日

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ネタバレ

表題作「あわせ鏡に飛び込んで」を含む10編収録。
短編集なので気楽に読めるし、最後にはぞっとするような終わり方もおもしろい。

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2014年07月07日

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 ミステリー、ホラー、SFなど様々なジャンルの話が10編収録された短編集で、どの作品も日常の何気ない場面から思わぬ展開になり予想もしない結末を迎えたりする等一癖も二癖もある物ばかりで面白かった。特に全編悩み相談の手紙だけで構成された『書かれなかった手紙』が一番面白かった。

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2025年02月16日

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【地球の裏側には家が逆さに立ってるって思うと凄く不思議な気持ちにならない?】

僕は好き。少し長い星さんみたいだ。

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2015年05月29日

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「ラバーソウル」で気になった作家さんの短編集。初っぱなの「あなたをはなさない」でゾッとさせられ、最後の「書かれなかった手紙」で驚かされるまで、ほとんどの話でヒネりが効いててとても楽しめました。(2篇ほどの話でちょっと「?」と思ったのがありましたが……)

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2014年08月03日

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ミステリーの短編集。けっこう楽しめる。
ミスリードを誘って終盤で種明かしをしたり、思いもかけない状況に陥ったり。
この人独特の展開がおもしろい。

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2014年06月03日

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短編集。全体的にちょっとホラーがかった物語です。お勧めは、「ジェイとアイ」二機のパソコンのお話。最後まで騙されてしまいました。
どちらかというとすくわれないお話が多いんですが、どれもこれも決着が予想外で、はらはらします。
巻末には大沢在昌さんとの対談もあって、面白かったです。

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2019年01月16日

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The 90'sといった作風です
読みやすいのでオススメです。
サラッと終わってしまったので次は長編を読んでみます

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2025年05月05日

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井上夢人は初めて読んだが、読み易か
った。
ただ、作品の時代背景が古いなーと感
じるものが多い。
パソコンを題材にしたものは、とくに
現在のSNSが出る前の話で懐かしく思
えた。
結末が不幸になる話が多かったかな。
世にも奇妙な物語っぽい感じ。

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2023年12月09日

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複数の短編集。
どの話も気味が悪くて面白かった。ホラーとはまた違った気持ち悪さ。
人間の醜いところが利用されているような感じがあった。

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2023年03月25日

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井上夢人の色々あって世に出なかった短編を十編収めている。年代は90年代前半で統一されているが掲載雑誌がバラバラで純文学のようなキレイな作品もあればパズルをテーマにしたもの、近未来SFものなど様々な趣向が見られる。かなり短めの短編ばかりなので手軽に読めるのでファン方なら読んでみても良いだろう。

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2023年01月12日

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後味の悪いぬめっとした短編がいっぱい(褒めてる)
時代背景も相まって絶妙に居心地の悪い雰囲気の本(褒めてる)
“ジェイとアイとJI”の狂い方は結構好きだなぁ

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2022年07月06日

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うーんやっぱり井上さんの作品は読みやすい。

これといってずば抜けて何が良かったというものもないが平均して好きな話ばかり。

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2021年09月20日

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短編集。オチがぞくっとくるような話が多かった。古い作品ばかりなので年代を感じる話が多かったのも(特に「ジェイとアイとJI」)なんだか面白かった。個人的に好きなのは「書かれなかった手紙」かな。

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2019年10月05日

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ネタバレ

2017年42冊目。
んー、やっぱり引き込まれてしまった。
何だかどれもラストがスッキリしないんだけど、あーやっぱりこれが井上夢人なんだなぁ・・と。
そしてやっぱりあたしは、岡嶋二人の方が好きだなぁ、と。
でもどれも秀逸。
特に、書かれなかった手紙、が好き。

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2017年09月05日

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ホラー短編集。
井上夢人さんのだから、もっともっとゾワゾワしたホラーを期待していたけど、短編だこらか、そこまで怖いのはなかった。
でもすべて読みやすくて、ヒヤッとするのもいくつかあった。
個人的には「私は死なない」と「ジェイとアイとJI」が好み。

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2017年03月17日

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軽快な短編集

 いろんなタイプのミステリーが詰まってる。楽しい作品集だ。軽く読めるし、オチも決まるから、旅行の友にいいかな。

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2016年06月12日

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ネタバレ

 ロアルド・ダールの作品のような,「奇妙な味」の作品ばかりを集めた短編集。井上夢人になってから,いろいろなところで掲載していた短編の寄せ集めなので,作品のバリエーションも豊富であり,作品のデキも玉石混交。さすが井上夢人といえる物語作り,小説作りのうまさは感じるが,いまいちの作品もある。一番面白かったのは「千載一遇」かな。評価は…★3で。

 個々の短編の感想は以下のとおり

○ あなたをはなさない
 別れ話を切り出された女性が,男と自分を接着剤で張り付けてしまうという作品。もし,コメディタッチでこの作品を描けばシチュエーションコメディになっていただろうから,強いていうならシチュエーションホラーか。接着剤を利用して,女が自殺するというオチ。あらすじだけ聞くと,たわいもない話だが,そこそこ楽しめるのは井上夢人のうまさか。

○ ノックを待ちながら
 夫によく似た人間を殺害し,保険金を奪おうとする夫婦の話。最後の最後で,妻が自分も殺そうとしているのでは?と疑いを持った男が,妻が毒薬にすりかえ可能だった「砂糖」が入っているはずの袋を飲むのか,飲まないのかというシーンで終わる。リドルストーリーのお手本のようなオチだが,途中の展開など,アラは多いかな。

○ サンセット通りの天使
 「誰が書いた小説か当てる」というテーマで書かれており,翻訳もの調で,井上夢人っぽい文体ではないが,物語の骨格は井上夢人らしい「よくできた作品」である。配達員を装って脱出しようとしたら,もう一人の配達員が,すでに殺し屋に入れ替わっていたという話。小説巧者が書いた作品っぽい。

○ 空部屋あります
 一転して,奇妙な味の作品。ファンタジーというかホラーというか。ミステリ的な解決はなく,まさに奇妙な味。世にも奇妙な物語のネタなんかになってもよさそう。デキとしてはふつうかな。

○ 千載一遇
 倒叙モノとして始まるが,途中からの展開は新鮮。双方が双方を殺そうとしているという展開はありがちだけど面白い。オチの妻が裏切っていたという部分は伏線がないのが残念だが意外性はある。そこそこのデキ。

○ 私は死なない
 ホラー。これは怖い。霊のような存在になるが,死ぬことも気絶することもできず,苦しみだけは感じる。そういった存在になった死体が,解剖され,火葬されるという…。怖い。

○ ジェイとアイとJI
 評価が難しい作品。プログラム言語などが登場し,取り扱っている題材はとても好みだが古い。一転,オチは,よくある妄想モノ。伏線もないし…及第点以下かな。

○ あわせ鏡に飛び込んで
 ちょっと込み入りすぎていてすっきりしない作品。自殺である証拠を探す…と見せかけて罠をしかけていると見せかけて実は死んでいませんでしたって…。うーん,これも及第点以下。ジクソーパズルと組み合わせた作品ということで制約がおおかったのかも。

○ さよならの転送
 日常の謎系になるのか。留守番電話を使ったトリック(トリックとも言えないか…)も陳腐だし,オチもよく分からない。凡作と言わざるを得ないか。

○ 書かれなかった手紙
 さすが物語巧者の井上夢人と思わせる技巧的な作品。こういう作品は好き。小説としてではなく,ミステリとして読めば面白い。
 

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2016年01月03日

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長いスパンをかけて書かれた短編が一冊にまとまってます。始めの話と途中これは無理という話もありましたが、全体的に今まであまり読んでこなかったタイプの本でした。何となく予想がつくものから全く考えていたものとは違うものになる話と、なかなか楽しめました。明るい話は多分なかった、寧ろ胸に少し残る重い話かちょっと背筋が寒くなる(恐ろしいほどのホラーではない)読後感の話でした。

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2015年12月15日

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1990年代前半に書いた″奇妙な話”風短編を集めたもの。
読んだ記憶があるものが大半だが、覚えがないものも若干あり。

構成を工夫して、どんでん返し(時に何段階もの)を作って、これこそ短編小説という感じ。
「千載一遇」が一番どんでんしていたかな。
「私は死なない」なるほどねー。
「ジェイとアイとJI」、2008年に刊行するのにこれ載せないほうがよかったんじゃないかなあ。1992年って、人工知能とかもっとやられてたんじゃないのかなあ。歴史的意味はあるということか?

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2015年04月05日

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夜にも奇妙な物語の原作になれそうな話が詰まった短編集

オチが印象的だったのはあなたをはなさない
好きなのは書かれなかった手紙、かな

ミステリーばかりかと思いきや
すこし不思議系のお話もあったりで良い
だがどれもいい終わり方をしないのが残念

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2015年01月11日

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各種雑誌等に掲載されたものを集めた短編集。
あなたをはなさない/ノックを待ちながら/サンセット通りの天使/空部屋あります/千載一遇/私は死なない/ジェイとアイとJI/あわせ鏡に飛び込んで/さよならの転送/書かれなかった手紙

パズル小説的なものからホラーまで様々なタイプがあり、面白いものもあれば結末に予想がつくものもある。
オーソドックスなミステリー「書かれなかった手紙」が一番好き。

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2015年01月05日

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少し捻った結末に静かに収束していく短編集。最初は驚いたものの、読み進める内に展開は予想できるようになりました。当たってにやりとするのが楽しい。『あなたをはなさない』がいちばん好きです。
読み終わってから見ると思わず声が出るような表紙になっています。目次は隷書体だし、内容以上に装丁が気に入りました。

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2014年12月26日

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2014.10.04

久しぶりの井上夢人作品。
短編集は苦手だと、百田尚樹の『幸福な生活』のレビューに書いたけど、こちらは面白かった。
『幸福な生活』よりもバラエティーに富んでいて予想がつかない展開の作品が多かった。
ただ、やっぱり時代を感じてしまうものが多いです。

◎あなたをはなさない
接着剤を手につけて握手をしたらどうなるんだろうと思わず検索した。恋愛が絡むと人って予想もつかない行動に出るから怖い。自分の身に起きたらどうしようと考えてしまうホラー短編。

◎ノックを待ちながら
とてもいい終わり方。さて奥さんの意図はどっちなんだろうと最後までドキドキしてしまった。

△サンセット通りの天使
FBIとギャング?に狙われている自分の家からなんとか抜け出したいという人の話。
外人の名前とカタカナが覚えられないので外国人が出てくるストーリーは苦手です。

△空き部屋あります
おばあちゃんの妄想?老婆が住む広いお屋敷と、その2階に住む住人に起こっている出来事は…?
ホラー短編って怖くないものが多い。字数の関係もあるからしょうがないのかな。

○千載一遇
職場に一晩だけ億の金が保管される。警備員の相棒を利用して金を盗みだす計画を立てたが計画は思わぬ方向へ。
正統派ミステリーという感じ。オチはやや予想外だった。

○私は死なない
人は死んでも意識は死なない?という仮説を立てた研究者が自らの命をかけて実験し、さてどうなるという話。
これもホラー短編というのかな。瀬名秀明さんや鈴木光司さんが好きそうなジャンル。

○ジェイとアイとJI
パソコンおたくと呼ばれる会社員が自分の持つ2台のパソコンをなんとか人並みに会話させたいと妄想する話。
作者のコメントにもあったけど、32ビットだの100メガのメモリだのパソコン通信だの、ひたすら古い。

○合わせ鏡に飛び込んで
妻を殺された画家が医師に復讐する話。
想像力が乏しいのでどんな絵か描かれているのか想像しづらかった。

◎さよならの転送
家電の留守電に時代を感じる。彼女が本当に想いを伝えたのはさてどっちの男?
途中でオチは読めましたが、こういうモヤっとした終わり方は好きです。

◎書かれなかった手紙
往復書簡で暴かれる殺人計画。
ボーッと読んでしまうと伏線には気付きにくいです。

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2014年10月04日

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ネタバレ

ホラーなのかと思って読んだけど、世にも奇妙な物語みたいなかんじだった。後味の悪さとかがなく、読みやすいミステリーだと思った。

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2014年09月17日

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オカルト&ミステリーの短編集。後味の悪さを残す作品が多く、スッキリとした結末がないものが殆どで、ブラックな色彩が強い。一人称視点や三人称視点、また独白形式や手紙のやり取り形式など、様々な書き方で書かれているので、最後まで飽きずに読めた。余談だが、この小説の後書きにて井上夢人が岡嶋二人として執筆していたことを初めて知った。

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2014年03月17日

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旅のお供3冊目&義父にもらったシリーズ1冊目。
夫実家にて、何か読む本1冊ないですか?と言ったら、何十冊もいただくことに(笑)。宅急便で送りました。
90年〜95年にさまざまな媒体に書かれた短編集。
トリックがなかなかおもしろかったです。

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2013年09月26日

Posted by ブクログ

井上夢人の短篇集。

ミステリというよりはホラーに近い作品が多く、読みながら背筋がゾクッとする事もしばしば。

個人的には『あなたをはなさない』や『書かれなかった手紙』が好き!

井上夢人先生の世界観にハマりそうです。

ちょっと不思議で怖い世界。

そんな世界観を味わってみたい方にはオススメの一冊です♪

評価は3.5つ星です☆

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2014年02月15日

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