【感想・ネタバレ】オルファクトグラム(上)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 お気に入りの作家なので読んでみた。上下巻購入。
 相変わらず読みやすい文章ですらすらと読み進めました。必ずしもハッピーエンドで終わらない作品も多いので、どうなるか心配しながら下巻に続く。

0
2011年10月15日

Posted by ブクログ

「オルファクトグラム」井上夢人
SFサスペンス。特になし。

傑作!の一言です。
本作も冴え渡るサイエンスの設定と、次から次へとページを
めくらせる臨場感が最高です。夢人さんの独壇場。
加えて例のごとく、主人公と可愛い彼女のやりとりが胸を打つ。
巧いっ!

あえて小説という形式で、いやむしろ小説という形式でしか
描けないかもしれない、人間離れした「嗅覚」をもつ主人公を
めぐる犯罪劇です。
いかにも本当にありそうな描写の数々には唸らされるばかり。
夢人さんの十八番、「見えないものを読ませる」作品。

いやー・・・これだから井上夢人はやめられない。(5)

0
2010年12月14日

Posted by ブクログ

昼間に自分のバンドの曲が入った、完成したCDを聞かせようと訪れた結婚してた姉の家。呼んだのだが、誰も出ない。玄関は、鍵がかかって無く扉を開けると奥からうめき声が・・。うめき声を追って二階の寝室に行くと姉が全裸でベットに縛られてた。助けようとしたのだが、突然後ろから殴られ意識を失う・・。
意識が戻ったのは、病院の病室。聞いてみると脳内に大量の出血をしていて、血を抜く手術をしたと言う。意識を取り戻すのに一ヵ月。そして、目の前の光景が変わってた。匂いが見えるのだ。匂いは、クラゲのように漂っていて美しい光景に魅了される。
姉は、あの後血を抜かれ殺された。バンドの仲間も行方不明だと言う。
自分に起こった事に戸惑いながら、犬以上の嗅覚を使い姉の死・仲間の行方不明の事件を追い求める・・。自分の嗅覚を調べながら、事件の真相にせまる。彼が辿り着いた真相とは・・。
井上夢人が送る、不思議な世界です。このミステリーが凄い(2001年)第4位の作品です。これは、面白いですねもし、読んでなければ、読むのもいいかもです井上夢人の世界に浸かってみませんか?

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

臭いが見えたらどうなるか?そんな世界を井上夢人が描きます。ストーリー展開、臭いが視覚化していく描写、全てが有機的に絡み合い、素晴らしい物語世界を紡ぎ出しています。お奨め!

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

還暦近いこたもあり、主人公が若いので彼女が軽いことや友達に感情移入ができなかったが、それでも軽快にストーリーが進み面白かったです。
一方、臭いの表現などはディテール豊かでさすがプロだと思いました。
後半も楽しみ。

0
2023年08月09日

Posted by ブクログ

感覚を別の何かに置き換えるのは面白い。
全く違う世界を見ている主人公の適応能力こそが凄いんだろうなと思った。

0
2022年05月29日

Posted by ブクログ

臭覚の話。難しそう?と構えていたけど、すごくわかりやすく書いてくれてて読みやすかった。
ミノルのいちいち冷静な捉え方にはちょっと疑問符で
あんまり主人公に対して憑依して読む気にはなれない。
展開がゆっくりで、せっかちな私にはオチになかなか辿りつけず少しじれったい。
これでもっと科学的な難しい文章ならリタイアしてたはず…だけど読みやすいので下巻も続けて読みまーす。

0
2021年08月15日

Posted by ブクログ

説明多いけど読みやすい。面白い^^
匂いが目に視えるってどんな感じなんだろう??体験してみたい。すごく不思議だけど、違和感なく読み進められる。
下巻も楽しみ♪

0
2013年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姉の殺害現場に偶然居合わせてしまい、犯人に襲われた片桐稔。
かろうじて一命は取り留めたものの、通常の”匂い”を失い、イヌ並みの嗅覚を得てしまう。新たな特殊能力に戸惑いながらも、失踪したバンドメンバーと犯人を捜索することに。

通常のヒトではまずありえない、「匂いを見る」という能力。その発想力とその感覚の描写力はすばらしい。

0
2014年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(上下あわせての感想)
単純に面白かった。異常な嗅覚を持つ主人公が姉の殺害、友人の失踪から犯人を追い詰めていく。この本の面白いのは、特殊能力に頼るだけで解決するのではなく、特異体質の主人公が苦悩しながら普通の人々にその能力を理解させ調和して生きていこうとするところ。

0
2012年02月06日

Posted by ブクログ

時間があったのもあるけど、ほぼ一日で上下巻を読み終わってしまった。
井上夢人のリーダビリティはハンパない。

0
2011年09月20日

Posted by ブクログ

匂いが見えるっていう設定がおもしろい。しかもイヌ並み。
上巻はストーリ展開よりも説明が多かったけど、一気に読めた。下巻楽しみ。

0
2011年01月16日

Posted by ブクログ

殺人事件や失踪事件が起きる立派なミステリなのですが、それ以上に主人公・ミノルの嗅覚がメインになっていると思います。このアイデアがすごいし、面白いです。視覚や聴覚などは異常があればすぐに自覚出来るし、それらを調べたり測ったりする機械があることも知っているし…。それに比べて嗅覚は滅多に意識しないですよね

ミノルが見ている“匂いの世界”がすごく綺麗で美しくて幻想的です。読んでいる間についつい自分も周りの色んな物の匂いを嗅いでみたり(笑)でも匂いで相手の体調や気分までもが分かってしまうのはちょっと嫌だなぁ。分かるのも嫌だし、逆に分かられるのも嫌です。

さて、この上巻ではほとんどと言って良い程、殺人鬼の正体や、失踪したバンド仲間の行方が分かりません。果たして下巻ではどのような展開になっているのか、とても楽しみです。

0
2010年02月07日

Posted by ブクログ

新規購入ではなく、積読状態だったもの。
2011/11/30〜12/2
姉を暴漢に殺された片桐稔は、事件現場で瀕死の重症を負う。一ヶ月後意識を取り戻した稔は匂いが見えるようになっていた。その能力を活かして失踪したバンドメンバーを探そうとする稔であるが...
いやいや、設定がとてもユニーク。600ページ近くあるが、グイグイ読ませる。下巻も楽しみ。

0
2011年12月02日

Posted by ブクログ

突然犬以上の嗅覚を手に入れた主人公。その嗅覚で行方不明の友人を捜そうとするが。。。
一方主人公の姉を殺した連続殺人犯は、更に犯行を重ね。。。
(以下下巻へ)
科学的分析に基づいた新嗅覚の解説が非常に興味深い。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ある事故をきっかけに、匂いに関する機能が犬並みになってしまった主人公が、姉を殺した事件の謎とバンド仲間の消息を探し出そうとする異常能力ミステリー。
まだ上巻の始めですけど、ぐんぐん引き込まれます!

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

8月-9。3.5点。
姉を殺され、殺人犯に殴られ意識不明になった主人公。
一ヶ月の昏睡後、嗅覚が異常に発達。
行方不明のバンドメンバーを探す。
下巻では、姉の殺人犯とバンドメンバー捜索の、二本の筋が
どう絡まるのだろう。
読みやすい。下巻も楽しみ。

0
2011年08月23日

Posted by ブクログ

本筋を伝えるのに不可欠ではない描写や説明も多く、面白いことは面白いんだけど…、とほんの少しの退屈も感じていた特に上巻だが、下巻に入る頃から印象は一変。
劇的に動き出すストーリーが決して興醒めさせるようなものではなく、素直に読者の興奮を誘い、ドキドキ感を煽る。
ひょっとすると、荒唐無稽でナンセンスなマンガに終わりかねない危うい設定でもあると思うが、そこらへんは井上夢人氏のことだから、心配するだけ無駄だった、ということかな。
ただ、やっぱりちょっと全体的には拡散しすぎていて、冗長な部分もあることは否めない作品。

0
2009年12月23日

Posted by ブクログ

上下巻読破

斬新な発想。すごい想像力。
目で見る匂いの表現はおもしろい、
途中、ちょっと説明多すぎと感じたけど…。

確かに匂いってないがしろにされてるかも。
そこに目をつけた井上さんはさすが。

0
2009年12月17日

Posted by ブクログ

嗅覚が視覚化されて知覚されるという作者の発想にポイント1。どうやって犯人を追い詰めていくのか、下巻に期待なんだけど、下巻まだ買ってない。

0
2009年10月04日

「小説」ランキング