井上夢人のレビュー一覧

  • 平成ストライク

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    私の知らない平成

    平成21年生まれの私は経験したことあるものは最終話の原発の話のみ。平成女児なんて言葉が流行り、流行も平成に回帰している気がするけれど、まだまだ知らないことばかりで面白い。

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    2025年12月14日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

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    私の知らない平成

    平成21年生まれの私は経験したことあるものは最終話の原発の話のみ。平成女児なんて言葉が流行り、流行も平成に回帰している気がするけれど、まだまだ知らないことばかりで面白い。

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    2025年12月14日
  • プラスティック

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    ネタバレ

    54個の文書ファイルを読み進めていく体裁に、どんな展開になっていくのか、各人物の関係性はどうなのかワクワクしながら読めた。
    真相に関しては、今となっては若干手垢のついた内容で途中で全貌がほとんどわかったけど、20年前の作品なので。
    前半の文書ファイルの配置がとても良かったなー。そのおかげでとても引き込まれた

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    2025年11月23日
  • プラスティック

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    面白い。
    なにが起こってるのか分からずしばらく行きつ戻りつしながら読み、なるほどーと思っていたらラストにもう1回!なんか、ものすごくスッキリした。
    本当に超発掘されるべきして発掘された小説でした。

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    2025年11月20日
  • プラスティック

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    「フロッピーディスクに格納された54個の文書ファイルを読み進めていく体裁の小説」

    興味が湧けば、これ以外の事前情報を一切入れずに読んでほしい。

    傑作だった。
    ただ、帯やあらすじが情報過多だったことが興を削いだ感がある。

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    2025年11月13日
  • プラスティック

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    ネタバレ

    最後の恐怖体験が面白かった。
    こんなやり方ありなのかと思った!!
    一気読みして途中全然わからなかったけど、読んで良かった。 
    もう一度読みたい。

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    2025年10月18日
  • プラスティック

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     日本ミステリーの傑作中の傑作。ミステリーという枠を外し、現代小説としても最高峰なんじゃないでしょうか?トリック自体はどんな人でも半分以上過ぎたら分かってしまいますが、だからつまらないわけではなく、後半からが面白くなってきます。作者の井上夢人氏がトリックで「アッ」と驚かせようと意図しているとは思えず、54のファイルや複数主人公による進行もストーリー上の必然で、圧倒的な文章力も有ってか、主人公の不幸な過去や哀しみが上手に表現され、一言の台詞すら無い本当の主人公が浮き彫りになってくる構成は圧巻というしかありません。ラストの1ページは賛否両論が色々と有るだろうけれど、私はクールなラストに大感動しまし

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    2025年09月05日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    長いですがぜひ読んで欲しい作品です。
    一気に読み進めてしまいます。読む手が止まりませんでした。
    終わり方が個人的に悲しかったです。

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    2025年08月27日
  • プラスティック

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    本で小説を読む良さは、頭の中で自分なりの解釈で物語が進み膨らむ所にありますがその先の見えなさ、盲点を本だからこそ上手く付いてきたのがこの作品。
    どうやら自分の偽物がいるらしい。
    その手記から始まるこの物語は話が進むにつれどんどんと混乱の度合いを増していく。
    やがて明らかになる真実は驚きの連続でやられた!と思っていたらその真実もまた二転三転していき混乱の連鎖を生んでいく。
    最後の最後までずっと面白く夢中になりかなり速いペースで読み終えてしまった。

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    2025年08月27日
  • ラバー・ソウル

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    分厚いページ数に、最初は戸惑う。ストーリーもくどく感じ、戸惑う。しかし読み進めていくうち、この世界観に引き込まれました。気づいたら徹夜までしてしまいました!
    悲しすぎるよ。こんな結末…。でも、良い意味で読者を裏切ってくれてありがとうございます。

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    2025年08月26日
  • プラスティック

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    面白かったです。
    SFものは読んだことあるのでなんとなく予想してたけど、それぞれのキャラが興味深く一気に読み進めることができました。

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    2025年08月19日
  • ダレカガナカニイル…

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     怪しげな新興宗教団体の建物で起きた謎の出火と教祖の死、それ以来何者かの声が頭の中で聞こえ始める主人公、突然尋ねてきた正体不明の女性などミステリー、SF、恋愛小説の面白いところを繋ぎ合わせた作品で、謎の不可解さとリーダビリティの高さの融合で頁を捲る手が止まらなかった。ラストは思わず呆然…

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    2025年08月11日
  • ラバー・ソウル

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    ストーカーを続ける主人公の物語だったが、単純に「気持ち悪い」と切り捨てることはできなかった。もちろん行為そのものは常軌を逸しているが、その執着の裏にある感情や、ふとした瞬間に見せる人間らしさに、どこか共感してしまう部分があった。相手の一挙手一投足に一喜一憂し、勝手に意味を見出しては振り回される姿には、誰もが一度は経験したような「好き」という気持ちの極端なかたちを見た気がする。だからこそ、どこか羨ましさのようなものすら感じながら読んでしまった。
    最後の展開は想定外だった。

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    2025年08月02日
  • ラバー・ソウル

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    ビートルズという偉大なる存在をここまで物語に昇華させた手腕に脱帽。
    ビートルズ好きには見事という構成と各章を含めたタイトルに込められた意味。

    主人公・鈴木誠は、容姿に強いコンプレックスを抱え
    36年間女性とほとんど関わりのない孤独な人生を送ってきた。
    唯一の社会との接点は、洋楽専門誌に寄稿するビートルズの音楽評論。
    ある日、雑誌の撮影現場を見学した鈴木は、
    美しいモデル・美縞絵里に出会い、
    その際起こった不幸な事故をきっかけに彼女に強く惹かれていく。

    物語は、警察の事情聴取形式で進行していく。
    事件の当事者たちが、次々に当時を供述していく。
    そしてその複数の当事者たちの供述によって、
    読み

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    2025年07月21日
  • プラスティック

    匿名

    購入済み

    読む手が止まりませんでした

    話題になっていたので読んでみた。ファイルが何個もあるから短編小説のような気持ちで読み進めていた。最後に向けてすべてが繋がっていくところに毎回衝撃を感じていた。ぜひオススメしたい作品になった!

    #切ない #感動する #スカッとする

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    2025年05月27日
  • プラスティック

    購入済み

    むっちゃ面白い

    日記から始まるミステリー
    読めば読むほどハマって行く、そんな作品です。
    お勧めです

    #ドキドキハラハラ

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    2025年02月01日
  • もつれっぱなし

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    「縺れっ話」

    漢字はこうかな。

    圧倒的小説世界の到達点

    裏表紙にある文言通りの、抜群に面白い6篇の、男女の会話だけの中編集。
    ①は笑える。②は想像したことある。③は、おっとっと・・・。④は、ええと、そんなオチですか。
    ⑤は、まあそうなるかな。⑥は、やられたー!
    で、秀作通りの中でも特に、①と⑥は申し分ない感じ。ファンである自分を褒めてあげたい。
    ①宇宙人の証明
    宇宙人を保護しているという彼女と、存在自体を信じようとしない彼。その宇宙人の姿とは・・・。
    ②四十四年後の証明
    24歳の男のもとに突然かかってきた少女の電話。身に覚えがないのだが、その声にはとても親しみが込められていて・・・。

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    2025年01月13日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    これでは内容はわからないとは思いますが一応ネタバレ扱いで投稿します。
    事前情報なく読んで欲しい!途中は不快かもしれない、でも最後まで読んで欲しい!
    ただし、ストーカーなどの経験がある人は無理をしないでほしい。結末がどうであれ、記憶に触れるのしんどいと思います。

    プラスティックを読んで、次に見かけたのがこちらでした。
    構成が似ているのかなーと思いながら、プラスティックが面白かったので楽しみに進めていきました。

    読後、印象の振り幅が大きくて驚いています。
    読みながらしていた想像よりも、予想よりも、物語の収束云々より感情のギャップが強かったです。
    主人公が「わかりすぎてしまっている」が仇になり、

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    2024年09月17日
  • オルファクトグラム(上)

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    上下巻。
    匂いが色とりどりの形で見えるようになった描写が、とても綺麗。
    事件前とは全く違う世界の見え方になった主人公の物語と、殺人犯を追う物語とが組み合わさってとてもおもしろかった。

    厚めの小説だけど、一気に読み進められる。

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    2024年05月26日
  • メドゥサ、鏡をごらん

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    普通ホラーにおいて恐怖の対象はその正体がよくわからない時が一番怖い、なので謎の正体を探求し暴いていくミステリとの相性は悪いはずだが、この話はミステリとして話を進めながらちゃんと最後まで怖いし気持ち悪い。ホラーとミステリが好きな自分にとっては最高。

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    2024年04月28日