井上夢人のレビュー一覧

  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    あぁ、あったな平成の時代に、というものが題材になっている。ちょっと前のことのように思うのに、考えたらそうでもなかったりして……。
    時の流れははやい。

    0
    2021年12月18日
  • ダレカガナカニイル…

    Posted by ブクログ

    徳山さんが亡くなったニュース見て、もう10何年も前に読んだ本の再読。当時自分が若かったこともあって、なんて熱い愛が故の行動か…!とか思ってたけど、この年になって読むと全然印象違ったな~。ミステリーとしては好きだけど…、昔ほどの衝撃はなかったかも。

    0
    2021年12月05日
  • メドゥサ、鏡をごらん

    Posted by ブクログ

    作家・藤井陽造は、異様な死に方をした。彼は全裸になり、その全身をセメントで塗り固め、木枠の中へ横たわっていたのである。その脇にはガラスの小瓶があり、中には奇妙な文が一行〈メドゥサを見た〉と書かれたメモが入っていた。彼の娘・菜名子の婚約者である主人公は、あまりに奇異な自殺に疑問を持ち、調べ始めるが……。
       
    読めば読むほど謎が深まり、不安な気持ちにさせられる。メビウスの輪のような話。

    「知らんでいいものは、知らんほうがいい」

    0
    2021年11月09日
  • あわせ鏡に飛び込んで

    Posted by ブクログ

    うーんやっぱり井上さんの作品は読みやすい。

    これといってずば抜けて何が良かったというものもないが平均して好きな話ばかり。

    0
    2021年09月20日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。

    青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集め

    0
    2021年06月13日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。

    青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集め

    0
    2021年06月13日
  • the SIX ザ・シックス

    Posted by ブクログ

    作者買いしてしまう井上夢人の作品。短編の連作。

    あした起きることが見える、他人の心の声が聞こえる、周りに虫が集まってくる…。
    そんな不思議な能力を「持ってしまった」少年少女たち。彼らの居場所はあるのか。。。

    井上夢人の超能力モノ。
    過去にも『魔法使いの弟子たち』という作品もあったが、あちらはSF。
    本作はもっと現実的なお話。
    近いのは『オルファクトグラム』とか、宮部みゆきの『龍は眠る』などか。

    描かれているのは望まない能力を手にしてしまった少年少女の葛藤と救い。
    まだその能力をどのようにすれば良いのかわからない年齢の少年少女たちなので、
    周囲の「理解者」が大きな存在となるのだが、その理解

    0
    2021年03月14日
  • メドゥサ、鏡をごらん

    Posted by ブクログ

    作家である藤井陽造が、全裸でコンクリート漬けになって自宅で死んでいるのが発見された。異様なこの死に方に対して、警察は自殺と判断した。死体の脇に埋まっていた小瓶の中には紙切れが入っており、そこにはこう書かれていた。
    「メドゥサを見た」
    藤井の娘とその婚約者は、その異様な死とメッセージの謎を解くため調べることにした。

    残された陽造のノートから、彼が甲府の工場で起きた液体酸素による事故に興味を持っていたことが分かる。その事故自体は大したものではなかったが、怪我をした従業員は自殺していた。調べていくうちに、昔あったある事件にたどり着くが、それに関して周りの人たちは口を閉ざし何も語ろうとしない。

    0
    2021年01月16日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    平成も30年、激動とまでは言えないが色々あった時代ではあった。
    それを象徴しているとまでは言えないかもしれないが以下の5作品は良かった。
    『加速していく』『炎上屋尊徳』『半分オトナ』『他人の不幸は蜜の味』『From the New World』

    0
    2021年01月05日
  • もつれっぱなし

    Posted by ブクログ

    ウィットに富む6篇からなる短編集。
    最初の1行から最後に至るまで、全て会話のみで綴られている作品。

    私は『四十四年後の証明』が好き。
    最近続けて読んでいる井上作品。
    飽きが来ないなぁ。

    0
    2020年10月15日
  • ダレカガナカニイル…

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推理はややこしくなく、スッキリ納得。タイムリープものであることを除けば。
    ダレカガナカニイルことすらトリックでロジックで解き明かしてくれるもんだと勝手に勘違いしていたので、本当にダレカガナカニイタ展開にがっかり。

    0
    2020年08月27日
  • あくむ

    購入済み

    悪夢の話

    タイトル通りあくむの話でした。
    文章は読みやすく良かったです。

    0
    2020年08月04日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    青崎有吾さん目当てで読んでみた。やっぱり青崎有吾さんの作品が1番好きかな。どちらかというと苦手な作品が多かったかも…

    0
    2020年04月04日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    青崎有吾さん目当てで読んでみた。やっぱり青崎有吾さんの作品が1番好きかな。どちらかというと苦手な作品が多かったかも…

    0
    2020年04月04日
  • あわせ鏡に飛び込んで

    Posted by ブクログ

    短編集。オチがぞくっとくるような話が多かった。古い作品ばかりなので年代を感じる話が多かったのも(特に「ジェイとアイとJI」)なんだか面白かった。個人的に好きなのは「書かれなかった手紙」かな。

    0
    2019年10月05日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    平成にデビューした作家が、平成を題材に競作したアンソロジー。実際に平成に起こった大事故や大事件、社会現象等が背景になっていて、重い仕上がりの作品が多かった。平成ってこんなに嫌な出来事ばかりあったのかと滅入りそうになった。
    そんな中、唯一明るいタッチだった乾くるみさんと、重苦しさよりもグロさが勝っている白井智之さんはブレないねえ。我が道を行っていました(^O^)。
    期待していた青崎有吾さんは、謎解きにはなっていたけどイマイチ。千澤のり子さんが面白かったな。彼女の短編ではベストの出来だと思う。

    0
    2019年06月12日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    平成にデビューした作家が、平成を題材に競作したアンソロジー。実際に平成に起こった大事故や大事件、社会現象等が背景になっていて、重い仕上がりの作品が多かった。平成ってこんなに嫌な出来事ばかりあったのかと滅入りそうになった。
    そんな中、唯一明るいタッチだった乾くるみさんと、重苦しさよりもグロさが勝っている白井智之さんはブレないねえ。我が道を行っていました(^O^)。
    期待していた青崎有吾さんは、謎解きにはなっていたけどイマイチ。千澤のり子さんが面白かったな。彼女の短編ではベストの出来だと思う。

    0
    2019年06月12日
  • 平成ストライク

    Posted by ブクログ

    【収録作品】「加速してゆく」青崎有吾/「炎上屋尊徳」井上夢人/「半分オトナ」千澤のり子/「bye bye blackbird...」遊井かなめ/「白黒館の殺人」小森健太朗/「ラビットボールの切断」白井智之/「消費税狂騒曲」乾くるみ/「他人の不幸は密の味」貫井徳郎/「From The New World」天祢涼 
     アンソロジーらしく玉石混淆。

    0
    2019年05月21日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    【収録作品】「加速してゆく」青崎有吾/「炎上屋尊徳」井上夢人/「半分オトナ」千澤のり子/「bye bye blackbird...」遊井かなめ/「白黒館の殺人」小森健太朗/「ラビットボールの切断」白井智之/「消費税狂騒曲」乾くるみ/「他人の不幸は密の味」貫井徳郎/「From The New World」天祢涼 
     アンソロジーらしく玉石混淆。

    0
    2019年05月21日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

    Posted by ブクログ

    案の定だが、貫井徳郎氏と井上夢人氏はやはり面白かった。青崎有吾氏の書いたものは初めてだったがまあまあ面白かったので、作品を読んでみたい。その他は本当にいらない。

    0
    2019年05月17日