井上夢人のレビュー一覧

  • あわせ鏡に飛び込んで

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    少し捻った結末に静かに収束していく短編集。最初は驚いたものの、読み進める内に展開は予想できるようになりました。当たってにやりとするのが楽しい。『あなたをはなさない』がいちばん好きです。
    読み終わってから見ると思わず声が出るような表紙になっています。目次は隷書体だし、内容以上に装丁が気に入りました。

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    2014年12月26日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    2014.10.04

    久しぶりの井上夢人作品。
    短編集は苦手だと、百田尚樹の『幸福な生活』のレビューに書いたけど、こちらは面白かった。
    『幸福な生活』よりもバラエティーに富んでいて予想がつかない展開の作品が多かった。
    ただ、やっぱり時代を感じてしまうものが多いです。

    ◎あなたをはなさない
    接着剤を手につけて握手をしたらどうなるんだろうと思わず検索した。恋愛が絡むと人って予想もつかない行動に出るから怖い。自分の身に起きたらどうしようと考えてしまうホラー短編。

    ◎ノックを待ちながら
    とてもいい終わり方。さて奥さんの意図はどっちなんだろうと最後までドキドキしてしまった。

    △サンセット通りの天

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    2014年10月04日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    ネタバレ

    ホラーなのかと思って読んだけど、世にも奇妙な物語みたいなかんじだった。後味の悪さとかがなく、読みやすいミステリーだと思った。

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    2014年09月17日
  • メドゥサ、鏡をごらん

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    ミステリー小説だと思ったら途中からホラー小説に。だが嫌いじゃない展開です。
    メドゥーサにされた少女の憎しみ・怨念・悲しみは消えないだろうし、真実を単純に知りたがる好奇心だけで近寄ってくる人物さえ魔力?で死に追い込む恐怖。切ない話でもあった本。

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    2014年06月25日
  • ダレカガナカニイル…

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    宗教というものも、こんなふうに爽やかで優しいものだったら皆に毛嫌いされる事もないんだろうに。しかしかわいい女の子というだけでずいぶん感じ方がかわる。ただしイケメンに限るというやつか・・・

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    2014年04月01日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    オカルト&ミステリーの短編集。後味の悪さを残す作品が多く、スッキリとした結末がないものが殆どで、ブラックな色彩が強い。一人称視点や三人称視点、また独白形式や手紙のやり取り形式など、様々な書き方で書かれているので、最後まで飽きずに読めた。余談だが、この小説の後書きにて井上夢人が岡嶋二人として執筆していたことを初めて知った。

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    2014年03月17日
  • メドゥサ、鏡をごらん

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    ミステリなのかホラーなのかよくわからない作品。最初は不可解な死を探るミステリタッチですが、徐々に不条理が入り込んで、冷える。

    主人公以上に、読んでいる読者が寄る辺を失いふらつく不思議な感覚。

    ラストが(いろいろな意味で)「えっ???」となりますが、その賛否はさておき、ホラー好きなら一読を。だいたい一気読みするはず。

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    2014年03月03日
  • もつれっぱなし

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    ジャンルは「エンタテインメント」。
    それ以外にないと思います (笑)

    6編を含んだ短編集。
    すべてが男女1組の会話のみで構成されており
    宇宙人や呪いや幽霊などを証明しようとする側と
    反証しようとする側に分かれています。
    そういう試みは個人的に大好きなんでするすると読めました。
    でもせっかくなんで
    もうちょっと男女の会話にバリエーションがあったらよかったかなあ。
    相手の話に全く興味を持たないでスルーする人とか
    反証しようとしてもすぐ飲みこまれちゃう人とかが出てきて
    もっともっともつれた感じだったら評価も上がる気がします。
    たとえばラーメンズのネタ「不透明な会話」のような (笑)

    第2話の「四

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    2014年01月26日
  • メドゥサ、鏡をごらん

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    2014.01.13

    何年も本棚に積ん読してあった本。
    ふと、そういえばこの本読んだっけ?と思って読み始めると…
    もう止まらない止まらない!
    わけのわからない怖さでうすら寒くなりながら350ページあたりまではイッキに読みました。

    個人的に菜名子の理屈っぽい感じと、きかなさ、みたいなものがある人の性格が苦手なので彼女が出て来るたびにちょっとイラっとしました。笑

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    2014年01月16日
  • ダレカガナカニイル…

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    SF色が強い本書ですが、ある制約条件下で起きた謎を解決するお話なので、ミステリーとして十分に楽しめる作品だと思います。監視カメラのトリックから真犯人を突き止める辺りはなかなか読み応えがありました。
    180度方向転換したようなオチは驚きましたが、何か丸めこまれたような感じでスッキリしませんでした。

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    2013年11月01日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    旅のお供3冊目&義父にもらったシリーズ1冊目。
    夫実家にて、何か読む本1冊ないですか?と言ったら、何十冊もいただくことに(笑)。宅急便で送りました。
    90年〜95年にさまざまな媒体に書かれた短編集。
    トリックがなかなかおもしろかったです。

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    2013年09月26日
  • もつれっぱなし

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    すべて男女の会話文で構成された小説。
    会話文だけであるが、その内容などから、背景描写などもわかりよかった。

    自分はミステリー色の強い「呪いの証明」が一番よかった。

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    2013年09月02日
  • オルファクトグラム(下)

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    嗅覚を題材にした話しで、ただ単に鼻が利くだけでなく、嗅覚を視覚として認識するところが興味深かった。

    厚い本だったが読みやすく一気に読めた。

    ただ、似たような説明が何度も出てきてもどかしかった。
    また、主人公の友人の最期があっけなさすぎてがっかりした。

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    2013年07月18日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    井上夢人の短篇集。

    ミステリというよりはホラーに近い作品が多く、読みながら背筋がゾクッとする事もしばしば。

    個人的には『あなたをはなさない』や『書かれなかった手紙』が好き!

    井上夢人先生の世界観にハマりそうです。

    ちょっと不思議で怖い世界。

    そんな世界観を味わってみたい方にはオススメの一冊です♪

    評価は3.5つ星です☆

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    2014年02月15日
  • ダレカガナカニイル…

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    確かに多様な見せ方を持つストーリーではある。
    が、長さの割に見せ場が少ないような。
    とはいえなんとなく読み進めて気づいたら終盤、という辺りストーリーテリングにはまったのかもしれない。


    以下ネタバレ

    未来の晶子が死ぬ直前渾身のポアにて魂だけに。
    うっかり過去に飛んで、過去の西村に乗り移っちゃったぞ☆
    本人もポアで忘れちゃったけど、頭の中にいたのは、過去からの晶子だったぁ!

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    2012年10月30日
  • メドゥサ、鏡をごらん

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    過去に虐めに関わった人が次々と怨念によって呪い殺されるホラー要素と主人公が過去と現在を往き来するファンタジー要素とラストは誰!?というミステリー要素が絡んで推理に慣れていない私にはかなり混乱。
    伏線というワードを知らず、ドンデン返しものを読んだ事の無かった当初、己のあまりのスルースキルの高さに泣けてくる。結局再読する…。

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    2014年01月14日
  • オルファクトグラム(下)

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    ネタバレ

    2001年度このミステリーがすごい!第4位、週刊文春ミステリーベスト第8位。。また上下巻かよ、と思ったけど、字が大きかったので、そんなでもなかった。ミステリー的にはライト。ヤングアダルト的。恋愛の方がベースな感じだし。まぁ犬以上に鼻がきくようになった、ってことはSFなのか。まぁ分類は何でもよし。とにかくこのマミって子が意外といい子なのがすごい。バンドに偏見がある訳じゃないけど、バンド内でカップルになって、こんな絵に描いたような立派な女の子とつきあえるか?って全くの偏見か。結局、この犯人がなぜ殺したのかが全然明かされないのが不満。血を抜いた理由も一切なしってそりゃないよ。マスコミなんかによく協力

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    2012年06月30日
  • おかしな二人

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    面白かったが切ない話。

    まさか[盛]の部分が乱歩賞受賞までとは。プロの小説家になってから(と言うより授賞式の日から)[衰]が始まるとは驚く。数々の傑作ミステリーが全て[衰]の時期に作られている事に驚く。小説家とはいかに厳しい職業か。ただこの本は井上氏側から書いた本なので、ちょっと徳山氏が可哀相に思えるが、あえて徳山氏は反論本を出していないのが、なんともこのコンビらしい感じもする。まるで恋愛小説みたいな本。

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    2012年02月06日
  • もつれっぱなし

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    もし、宇宙人を見つけても、呪いが成功しても、
    狼男みたいなのになっちゃったとしても、
    「信じてくれないんだ」
    って言うのはやめようって思えた。

    岡嶋二人さんの一人だったんだなあ、知らずに読んじゃった。

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    2012年01月30日
  • オルファクトグラム(下)

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    8月-10。3.5点。
    嗅覚が発達した主人公、犯人を嗅覚で追い詰める。
    行方不明のバンドメンバーと、犯人がつながる。
    主人公の体に異変が。
    読みやすいが、ラストが惜しい。尻すぼみかな。
    でもまま面白かった。

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    2011年08月21日