井上夢人のレビュー一覧

  • ダレカガナカニイル…

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    ネタバレ

    信仰宗教団体・解放の家の祈祷堂で〈母親〉と呼ばれる吉野桃紅が焼死する。解放の家の警備に来た西岡はその直後に頭の中に《声》が聞こえるようになる。《声》は生前の記憶がなく、状況からして桃紅と思われる。その後村を訪れると桃紅の娘・晶子と再開する。西岡は声を追い出そうと精神科で催眠をかけたり云々を繰り返すが効果なし。警備時の防犯カメラを見て事件の真相にも迫るが、ふと飛んでいる蛾から映像の不審点を見つける。
    SF要素に信仰宗教団体とドロドロの展開かと思えば恋愛オチ。晶子に西岡が一目惚れしてから惚気だし、出会う前に付き合っていた?弓絵に2人がいる所を見られてあたふたするとこなどむむむ。
    桃紅が《声》かと思えば、永遠の愛要素で晶子だったんかいと、恋愛オチ要素が好きではないのでなんとも言えぬ展開でした。

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    2026年03月29日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    アンソロジー最終巻
    延々と続いてほしいシリーズだった

    綾辻行人「意外な犯人」
    難易度低い

    辻真先「DMがいっぱい」
    まずまず

    井上夢人「殺人トーナメント」
    ややこしい論理パズルの転用
    オチは良かった

    乾くるみ「三つの質疑」
    面白い

    法月綸太郎「挑戦状盗難事件、または名探偵オルメスの冒険」
    まずまず

    白井智之「「少女」殺人事件 」
    既読 まずまず

    犬飼ねこそぎ「スフィンクスの謎かけ」
    まずまず

    森川智喜「犯人当てショートショート キーワードは黒猫」
    まずまず

    北山猛邦「竜殺しの勲章」
    強引

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    2026年03月10日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    途中まですいすい読めていたが、実は全て誠側が書いた手記だったという拍子抜けな結末…女側の犯行動機がやや薄く感じられたし、こんな性悪女のために全てを捧げた誠が不憫に思えて仕方がない。ストーカーの描写も生々しく、読んでいて不快感を覚えるほどだっただけに、終盤で急に誠に強く同情するような仕掛けに戸惑ってしまい、何とも言えない後味が残った…

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    2026年02月21日
  • オルファクトグラム(下)

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    SFサスペンスとしては面白かったのだが、上下巻で1,000ページ以上もあったのにラストはあっけない感じ。犯人の目的などの謎は明かされないまま。

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    2025年12月07日
  • オルファクトグラム(下)

    匿名

    購入済み

    ミノルに見える匂いにがなんとなく見えた気がします。事件はなかなか発展がなかったが、やっと進展があり、そこからはスピード感がありました。

    0
    2025年11月09日
  • the SIX ザ・シックス

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    ネタバレ

    超能力をもった6人の子どもたちが主役の短編連作。
    年端も行かない彼らは異能を持て余し、社会から孤立している。(唯一『癒し』の能力を持つ柳瀬綾だけは、本人の性格も相まって他者から神格化すらされているが、この子もまた一般社会からの疎外感を感じている。)

    能力故に人から距離を置いていた子どもたちはそれぞれの理解者と出会い、最終話では力を合わせ人命を救う。
    飛島が中心になって彼らを引き合わせるが、この6人を集結させる事を外部に知られたら、能力を占有しているとかでまた世間との一悶着がありそうだなあとか余計な事を考えてしまった。

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    2025年08月31日
  • 平成ストライク

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    平成という時代をコンセプトとする短編アンソロジー 実際に起きた事件、流行った物事をテーマとして

    「加速していく」青崎有吾
    JR福知山線脱線事故を題材として
    事故当事者とならなかった少年の心象を描きながら、当時の安全管理労働環境を

    「炎上屋尊徳」井上夢人
    通信機器の変貌とネット環境の普及
    運動部の体罰体質を隠蔽する学校とコーチへの報復 YouTubeバイトテロ等踏まえて

    「半分大人」千澤のり子
    平成の二分の一成人式」への反抗
    私もこの家庭状況までカーストされるようなこの儀式は好きでない
    ネグレクトと性虐待に苦しむ小学生達の策略
    なかなか読ませる

    「bye bye blackbird」 遊井かなめ
    渋谷系平成の歴史
    詳しくないのでわからない

    「白黒館の殺人」小森健太郎
    ヘイトがテーマなんだけど
    同人誌からの改稿
    認識しないと見えない

    「ラビットボールの切断」 白井智之 こども版
    いつもの白井さん
    父親は性加害者、母親はうっぷ…
    家出からの新興宗教ラビットボール

    「消費税狂騒曲」乾くるみ
    平成元年消費税導入時のあれやこれや
    思い出すと懐かしい

    「他人の不幸は蜜の味」貫井徳郎
    ネットの誹謗中傷が自分に回ってくるという現実的お話
    貫井さんがこういう感じを書くとは知らなかった

    「From the New World」 天祢涼
    平成23年2011年
    東日本大震災・津波・メルトダウン 住民の避難
    『キョウカンカク』の美少女探偵登場

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    2025年08月07日
  • ラバー・ソウル

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    異常なストーカーに狙われる気持ち悪いお話なんだけど、最後まで読むと捉え方変わってくる。

    そこで生きる希望を見つけてしまったんだもんなぁ…切ないなぁ。

    0
    2025年06月29日
  • 炎上屋尊徳 平成ストライク(分冊版)

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

    0
    2025年06月08日
  • 平成ストライク

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

    0
    2025年06月08日
  • メドゥサ、鏡をごらん

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    ネタバレ

    不可解な自殺を遂げた小説家の遺稿を探し求めるうちにその物語の中に取り込まれ、自分が何者かさえわからなくなって大きな負の力に翻弄されていく、というメタの手法を使ったサイコホラー作品。何重にも構築された世界は合わせ鏡のように読者を引き込み、先へ先へとページを促す。
    ただ、最後のオチは個人的にはモヤモヤが残り、中盤のトリックに駆けた作品とも感じる。

    0
    2025年05月24日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    The 90'sといった作風です
    読みやすいのでオススメです。
    サラッと終わってしまったので次は長編を読んでみます

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    2025年05月05日
  • プラスティック

    購入済み

    再読必須⁇

    最初はよく分からないまま読み進めていたけど、だんだんと、もしかしてそういうやつ?と思ったら、そういうやつでした笑笑
    いろんな男女が出てくるのですが、最後まで理解し難いところもあったので、少し間を置いて再読したいと思う。
    きっともっと理解が深まるはず!

    #怖い

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    2025年03月18日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    読みながら、これは「オペラ座の怪人」+「ファントム」+「エレファントマン」だな、と思っていたら、なんと「容疑者Xの献身」でもあった。

    0
    2024年11月10日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    主人公鈴木誠による一人称の部分は地の文ではなく、虚偽が多く含まれた手記だったという叙述トリック。挿入される関係者へのインタビューでも、真犯人の絵里や主人公の理解者金山は真相を隠しているため、小説全体のうちほとんど全てが作り話だったということになる。
    あえて鈴木誠のストーカー描写を多くし、終盤でのどんでん返しの衝撃を高めようという意図は分かるものの、700ページという分量は長すぎる。また、最後のどんでん返し自体には驚いたが、どうしても『容疑者Xの献身』との類似を考えてしまう。

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    2024年11月02日
  • ラバー・ソウル

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    病気のために、周りを不快にさせる容姿の主人公。恋人はおろか、友人も今まで1人も持った事がなく孤独に生きてきた。その彼がモデルの女の子に恋をした。その彼の恐るべき行動。でも、途中である人物がとてつもなく嫌な人に思えた所で、なんとなくラストが想像できてしまった。それでも解決編では驚きがたくさんあり、ミステリ、サスペンス、純愛と、様々な楽しみ方ができた。表紙イラストとともに、とても深い余韻が残る。人物造形も良く、特に掴みどころのない金山さんが好き。

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    2024年09月28日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    ページ数が多く敬遠してましたが、長期休暇を気に手に取りました。
    ボーナストラックの衝撃と読後の切なさが半端ない作品で、東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」がよぎりました。

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    2024年05月05日
  • ラバー・ソウル

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    ネタバレ

    衝撃というほど衝撃ではなかったし、何より長すぎて読むのがきつかったなぁ。
    発売当時に読めば、もっと衝撃を受けたのかもしれないけど。

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    2024年01月20日
  • あわせ鏡に飛び込んで

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    井上夢人は初めて読んだが、読み易か
    った。
    ただ、作品の時代背景が古いなーと感
    じるものが多い。
    パソコンを題材にしたものは、とくに
    現在のSNSが出る前の話で懐かしく思
    えた。
    結末が不幸になる話が多かったかな。
    世にも奇妙な物語っぽい感じ。

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    2023年12月09日
  • the SIX ザ・シックス

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     井上夢人さん2015年の作品。『the TEAM ザ・チーム』が面白かったので、続けて読みました。
     連作というより、共通テーマをもつ独立した6編の短編集になっています。テーマはズバリ、特殊な能力をもつ少年・少女たちです。

     物語は、彼ら・彼女らが特殊能力を使い大活躍! という話ではなく、周囲から誤解され、孤立して苦しんでいて、それぞれ理解者が登場し‥という内容です。その6名は、以下の通りです。

     ・明日の惨事を予知しそれを絵にする小2女児
     ・脳内に響く声や頭痛に苦しむ中1男子
     ・周囲を空気の剃刀で怪我をさせる小5男児
     ・大量の虫を友だちにし呼び寄せる4歳女児
     ・強力な静電気で電撃傷を与えられる高2男子
     ・怪我や病気を治癒する力をもつ中2女子

     全部子どもたちです。子どもは、自分の困難さを上手く説明できません。そして6編とも、第三者視点で描かれており、彼らに心ない扱いをする者と理解しようとする者を対比させ、救いの物語にしている点が希望をもたせてくれます。
     読み始めこそ『the SIX』というタイトルに疑問をもったのですが、最終編で〝選ばれし者たち〟という「まとまり」の意味を実感しました。

     超能力に限らず、他と違うだけで排他的な言動を取るのではなく、理解し受容する姿勢が大切なのですね。

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    2023年09月25日