小林武彦のレビュー一覧

  • 生物はなぜ死ぬのか

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    進化の結果、死が作られたとは驚きでした。統計的には衰えはじめは55歳くらいでガタが来はじめ、最長でも寿命は115歳くらいとのこと。人間、生物の死のメカニズムにスポットを当てた論考は、とても興味深く、専門的な説明は難解ですしたが、挫折せず通読できました。

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    2024年01月13日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    生物は死ぬことを繰り返して弁証法的に、高みをめざしていった。人間がいるのも、最初に出来た細胞が死んで生まれての分裂を繰り返して人間になったらしい。正直、神様的な存在が居ないとこんな綺麗に物事が進む気がしない。

    生物は死ぬ事で多様性を増やして言ったから死ぬんだ!って言われたけど、個人としては自分が全てなんだし、だから死のうか!とはならない。

    正直p2688の細胞が~を遮断するためにー、みたいなのは分からなかったけど、生物学的に自分の体に着いて何となく知ることが出来て良かった

    なんで神様は自分に意識を与えたのだろうか、、、

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    2023年08月26日
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

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    学生の頃に学んだ遺伝やDNAに関する歴史を再復習できました。それと同時に、記されている段階での科学的な見地も理解できました。

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    2023年02月08日
  • 寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ

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    知的好奇心旺盛な中高生を対象として、不老不死をとっかかりにして寿命に関するDNAや遺伝子の話を順を追って説明している。説明は平易で親しみやすく、著者の豊富な識見と編集者の努力を感じる。若い人が丁寧に読めば、生物化学の入門にもなり得るのではないか。
    生物化学の素養のない中高年にとっては、中盤以降の遺伝子の話はさすがにレベルが高すぎて手に負えないところではあるが、終章の「寿命はなぜ決まっているのか」は、本書の白眉であり、社会学的側面も含め、著者の思いが詰まっているので、途中で挫折しそうになってもぜひ読んでいただきたい。

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    2021年08月14日
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

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     非コードDNAに色々な役割があるということは知っていたが、実際に詳しく知らなかったので、興味があったので読んだ。非コードDNAが生物にもたらす影響について、色々な例を紹介してくれていて、面白かった。
     特に、寿命に関する話は興味深かった。寿命といえばテロメアを誰もがイメージするだろうが、リボソームRNAをコードする領域も重要であるというのだ。この領域は、リピート配列で成り立っており、切断と挿入がくりかえされる不安定な領域であるようだ。この挿入に関係する酵素をノックアウトすると寿命が短くなるらしい。
     他にも、非コードDNAのおかげで遺伝子の重複が起きやすくなっていること、コード領域へのダメー

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    2020年03月07日
  • 寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ

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    ジュニア新書とは思えない詳細さ。寿命の存在をプログラム仮説とエラー蓄積仮説に基づいて解説する。プログラム仮説はテロメアに代表される遺伝しない、細胞内の時限爆弾により事前に寿命が決まっている。エラー蓄積では、主にDNAのコピーの際のエラーが蓄積される事で機能が衰えてくる。また、修復機能やそれを支える複雑な機構が徐々に弱ってくることで、癌の可能性が増える。

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    2019年02月08日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    「なぜ死ぬのか」の答えはしごくまっとうで、ふつうに納得できる。

    DNAの複製ミスやその修復などの「専門的」な説明は、図版の助けがあっても一読ではなかなかわからない。が、そこは読み飛ばしても本書の主旨の理解には支障をきたさない。

    「人体は4年ですべての細胞が入れ替わる」「細胞は50回分裂すると死ぬ」といった小ネタが面白かった。

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    2026年01月29日
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか

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    死を生物学から考えた著者の本である。幸せということを正面からとりあげたものではないが、著者が新幹線で通勤する理由がわかる。

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    2025年12月14日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    人の老いる仕組み。DNAの損害、脳と心臓の変わらない細胞による器官の衰え、幹細胞の減少。それに対してPD-L1を阻害して免疫細胞の力を強めるやP53でアポトーシスを早めるといったことで老化細胞の蓄積による炎症性サイトカインの放出を低減させることが今後考えられる。
    以上のことを他の生物とも比較して、人間にのみある老後をうまく若い人と分業して過ごすことが重要と主張

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    2025年10月13日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    大枠はつかめるものの、ちょいちょいついていけない小難しい話が。で、どうなのか、というところもちゃんとあるが、さらに深い話に仕立てることもできそうなのに、もうちょい!惜しい!…という超私見の感想でした。

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    2025年09月25日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    実は「生物はなぜ死ぬのか」より以前の
    「生命とはなにか」がこの春以来、
    熾火のように未だ燻っている状態だったので、
    タイトルが目に入った途端連れて帰った本。

    はじめにの1行目から、ものすごく興味深い。

    宇宙的な視野の広さをもって見ると、地球には2つのものしかありません。
    それは「生きているもの」とそれ以外です。(3頁)

    そうそう!その生きているものとそれ以外の決定的な違いを言語化してほしかったのよ!
    …と、思いながら第1章、

    そもそも生物はなぜ誕生したのか

    私にとってこんな最高の掴みはない。

    ちなみに、先ほどの私の問いはあっさりと明かされる。すなわち、

    生物と無生物の大きな違

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    2025年09月21日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    「ターンオーバー」「選択と変化」「多様性」「絶滅」「進化」
    これらが主なキーワード。
    途中、「老化」についても書かれている。

    「AI」について書かれていた箇所が、色々と考えさせられた。

    生物は死ぬが、AIは死なない。

    AIは死ぬことなく、情報をためつづける。

    「死ぬことを繰り返して進化していく」のが、これまでの進化であったのに、
    AIは死ななくても、進化していく。

    それはとんでもない速度だろう。

    「死なない」ことは、怖いことだ。
    この先、死なないAIはどうなっていくのだろう。

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    2025年08月17日
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか

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    他人の足を引っ張るのは相対的に、自分の評価を上げて、幸せになったような気になるが、自身のプラスではないし、自分がやられたら、嫌な気持ちになるし、結局罪悪感に苛まれ、幸せになれない。足の引っ張りあいは、コミュニティとしてマイナス。他の人の活躍はポジティブに捉えて、賞賛し、学び、自身の成長につなげた方がよい。

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    2025年07月21日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    最初は、科学的な話から始まって、どうして人間だけが老後と言う時期が存在するのかと言うことを科学的に解明するような雰囲気だったのだが、結局のところ、その部分の説明はいわゆる「おばあさん仮説」を紹介しただけで、どうして男性にも老後が存在するのかについては、社会のリーダーが必要なみたいなあまり、科学的ではない説明をするにとどまっている。
    そして本の後半は、シニアはどう生きるべきかと言う人生訓みたいな内容になっている。
    中途半端な本なので評価3にしました。

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    2025年07月14日
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか

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     人の幸福は、生物学的に言うと「死から距離があること」だそうで、そういう意味では現代人はかなり幸せであるはずだ。
     しかし、人は常にベターを求め、格差を感じたり、人間関係も複雑なため幸せを感じにくいという。
     自分にとって幸せとはなんだろう。私事だが、もうすぐ孫が七人になる。これはかなり幸せな事だと自負している。

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    2025年06月11日
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか

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    「幸せ」を「死からの距離が保てている状態」と定義して論じているのが、生物学者らしい発想。
    格差など、最近数千年のヒトの生活様式や価値観の劇的な変化にうまく適応できていないのではないか、というのが著者の考え。
    なるほど、と思った。

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    2025年06月07日
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか

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    うーん、するすると読めるし書かれている内容自体も面白くはあるんですが、文章力はある著者の、似たようなシリーズが続いた結果だんだん自分の専門分野でないところに分け入り始めて内容がフワッとなってるパターンになりだしてる気がする。次が分水嶺ですかね。

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    2025年06月05日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    人間以外の生物は老いずに死ぬ。ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があった。生物学で捉えると「老いの常識」が覆る!【目次】
    第1章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
    第2章 ヒト以外の生物は老いずに死ぬ
    第3章 老化はどうやって起こるのか
    第4章 なぜヒトは老いるようになったのか
    第5章 そもそもなぜシニアが必要か
    第6章 「老い」を老いずに生きる
    第7章 人は最後に老年的超越を目指す

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    2025年05月29日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    ネタバレ

    結論は、生物は奇跡が重なって地球に誕生し、多様化し、絶滅を繰り返して選択され、進化を遂げてきた。その流れの中で偶然にして生まれてきた私たちは、その奇跡的な命を次の世代へと繋ぐために「利他的に」死ぬことが遺伝子に組み込まれているためだ。

    この結論へ辿り着くために、序盤から終盤まで細胞や遺伝子の説明がなされる。
    私自身が生物の授業を選択していなかった...のは言い訳だが、この説明部分は難しく感じた。

    締めくくりのAIについての以下の警鐘は同感だ。
    多くの知識を溜め込み、いつも合理的な答えを出してくれるAIに対して、人間が従属的な関係するになってしまう可能性がある。昆虫などの生き物に抱くような、

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    2025年05月25日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    前半のRNAなどのあたりは自分には理解が難しく人に説明できるレベルまで落とし込めない。ふんわりとわかった。
    他の生物とデータに基づいて比較した話が面白い。人間は長生きすぎるなぁ。
    人間の老後についての話は単なる筆者の考え。

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    2025年05月07日