小林武彦のレビュー一覧

  • なぜヒトだけが老いるのか

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    自然界に老いはない。社会的な生き物であるヒトは、老いた人がいる社会が選択されて生き残ってきた。知識や技術・経験が豊富で私欲少なく次世代を育成する「いいシニア」になり、社会の一線から退くのではなく、公共精神で社会と関わろう。

    ヒト以外にはケアする社会がないから元気か死の二択で老いはない、なら理解できます。でも、サケやハダカデバネズミやゾウのように、ピンピンコロリが生物としてのデフォルトである、というのはどうかなあ。

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    2024年04月20日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    人間が生きる意味を知りたくて、生物学観点からの見解を読んでみた。
    どうやら哲学的な意味での個人の生の意味は無いらしい。生物学者が淡々と調査結果を報告するスタンスなので、抵抗なく腹落ちした。

    「老い」は人だけに許されたもの、という見識は目から鱗だった。たしかに人以外の動物はいきなり死ぬのだ。
    生物学は面白いかもしれない。


    <アンダーライン>
    ★★★
    「死は進化に必要である」ことは、生物学的な「死生観」と言ってもいいのかもしれません。

    ★★★★★
    私たち生物は進化の結果できたので、死がないとそもそも進化できず、存在し得ません。つまり「なぜ死ぬか」ではなく、死ぬものだけが進化できて、今存在し

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    2024年03月03日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    興味深い。人は必ず歳をとる。その時にどう過ごすか… 社会に還元、そして最後は老年的超越で幸せに過ごす、自然に得た心境である意味ご褒美だと。
    死への恐怖から解放されて大きな後悔もなく死んでいける。
    野生の生き物は基本的に老化しない、老化は突然やってくる。

    細胞の老化=個体の老化
    幹細胞は寿命が長く、一生涯生き続けるものもある。
    血液の細胞は約4ヶ月でワンサイクル
    骨の細胞は約4年周期

    ヒトの寿命は50〜60歳くらい、その根拠は
    1. ゴリラ、チンパンジーの寿命からの推定、ゲノム遺伝情報はヒトとほぼ同じで50歳前後の寿命

    2. 哺乳動物の、総心拍数は一生でほぼ20億回仮説
    2〜3年寿命の

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    2024年03月03日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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     語りかけるように説明されています。まずはビッグバンから、えぇ!?そこからですか?、もしかして、小林先生、お子様や学生さんに説教するとき、ビッグバンから入るタイプですか?

     といういうわけで、ビッグバンから生命(生物)誕生、生物の進化について説明されます。そこでのキーワドの一つが「ターンオーバー」作っては分解して造り変えるリサイクル、もうひとつが「選択と変化」と「多様性」です。特に強調されていたのが、進化を加速するものとしての「絶滅」です。恐竜の時代から哺乳類の時代へ移れたのも絶滅のおかげ、という訳です。
     そしていよいよい「生物はどのように死ぬのか」「ヒトはどのように死ぬのか」とすすみ、最

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    2024年02月16日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    人だけが寿命が長い理由、老いの仕組みについて説明があり、著者の死生観についても述べられている贅沢な新書。
    子育てする種に分業化するという仮定は現在は倫理的に難しいですが、今後人口が減ってくると検討されるのかもですね。

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    2024年01月24日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    前作にも増して、小林先生の思想が強目に出た文章だったと思う。
    賛否ありそうだけど、生物学者からみた世界観でわたしは面白かった。

    85歳以上まで生きると、いろいろ超越して死が怖くなくなるのか。期待。
    そして老化防止の薬か何かが出てくることを期待。小林先生がんばれ!認知症にはなりたくない…!

    ヒトの進化については、ほんまかいなと思うところもあった。
    エマニュエルトッドの本と読み比べてみたい。
    家族関係、おばあちゃん仮説…

    あと、ヒトの昆虫化(産むヒトと産まないヒトに分けられる)は斬新だけど、生物学的にはありえなくないのかとギクッとした。ちょっと嫌だよね。

    最初のガチ生物学の話(RNAからD

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    2024年01月11日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    DNAの説明など専門的な下りは難しいなと思いましたが、「生物はなぜ死ぬのか」については(理解不足はあるかと思いますが)「そうか、そういうことのか」と思えました。
    今、生きていることに対して客観的に見ることがてきるようになったように思います。

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    2023年12月24日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    生と死、何と奥深いことか。
    生まれてきた以上、次の世代のために死ななければならないという言葉がとても印象的。
    死ななければならないヒトと死なないAIの話も興味深かった。

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    2023年12月18日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    生物学的な視点で他の動物と比較してのヒトの老いに関するファクトはとても新鮮でした。

    一方、それを踏まえた上で、老後をどう生きるか、”シニア”に与えれた使命が提言されていて、ここは納得感のあるところ。

    もう頑張らなくていい「老年的超越」の境地に早くたどり着きたいものです。

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    2023年12月07日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    なぜ人が死ぬのかのくだりはとても興味深かったですが、老いるところはあまり目新しさを感じませんでした。なぜ死ぬのかについての本が先に出ていたようなので、そちらを読んでみたいと思います

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    2023年11月24日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    新書にしては語り口調が優しく読みやすい

    人はなぜ死ぬのか、という問いに対し
    生物学的に、ときには私見を交えてくれている
    生物学をあまり理解していないが
    ある程度優しく、図解もあるので読みやすい

    宗教や哲学視点で死について
    読み、考えていたので
    生物学視点は興味深かった

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    2023年11月16日
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

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    いきなりこれを、生物分野に無知な人が読みには難しいと思います。実際、自分は最初の方しか分からず途中からはほとんど分かりませんでした。でも、分からないことがたくさんあるんだと知れて良かったです。
    なので、もう少し生物分野に関する基礎的な本から読みまくろうと思いました。

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    2021年05月29日
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

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    ヒトゲノム計画終了直後、非コード領域はジャンクと言われていた。その後NGSの登場等で解析が進み、それらにも重要な機能が隠されている事が明らかになりつつある。ゲノムの不思議、面白さがよく伝わってきた。

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    2018年03月22日