小林武彦のレビュー一覧

  • 生物はなぜ死ぬのか

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    ネタバレ

    結論は、生物は奇跡が重なって地球に誕生し、多様化し、絶滅を繰り返して選択され、進化を遂げてきた。その流れの中で偶然にして生まれてきた私たちは、その奇跡的な命を次の世代へと繋ぐために「利他的に」死ぬことが遺伝子に組み込まれているためだ。

    この結論へ辿り着くために、序盤から終盤まで細胞や遺伝子の説明がなされる。
    私自身が生物の授業を選択していなかった...のは言い訳だが、この説明部分は難しく感じた。

    締めくくりのAIについての以下の警鐘は同感だ。
    多くの知識を溜め込み、いつも合理的な答えを出してくれるAIに対して、人間が従属的な関係するになってしまう可能性がある。昆虫などの生き物に抱くような、ある種の「優越感」と逆の感情を持つのかもしれない。「AIは偉大だな」というような。

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    2025年05月25日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    前半のRNAなどのあたりは自分には理解が難しく人に説明できるレベルまで落とし込めない。ふんわりとわかった。
    他の生物とデータに基づいて比較した話が面白い。人間は長生きすぎるなぁ。
    人間の老後についての話は単なる筆者の考え。

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    2025年05月07日
  • 生物はなぜ死ぬのか

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    書名の問いについて生物学者が答える本。その回答が明確にわかりやすくかかれていてサラッと読める。
    それぞれの生物はその死に方にも意味がある。生物の進化から考えれば、その種の多様性の中で、その死に方を含めた遺伝子以外のその種は進化の過程で絶滅したのだから。・・・この主張に説得力があった。
    遺伝子の難しい話も時々出てくるが、話の筋はわかりやすい。(各章の最後を読んで聞くと論旨がわかる)

    最後は老化の話が書かれていたが続編があるのね。「なぜヒトだけが老いるのか」

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    2025年03月02日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    シニアについての話が多かった気がする。人間は歳を取るごとに丸くなる。自分もそんな気がする。最後は公共的に何かを遺せればいいなーと思っております。

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    2025年01月13日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    生物学者としての理論的な話かと思ったらシニアの応援というか老化の意義みたいな私見だったので思ったのとちょっと違った。

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    2024年11月15日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    生物の中で“老い”の時間が長いのはヒトの特徴。
    その老いの時間を如何に過ごしていくのか。
    小林先生からヒントをいただけた気がする。
    エリクソンの発達段階にも通じるところが多くあった。
    去りゆくその日が来た時、周囲に迷惑をかけないように巣立っていきたいと思った。

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    2024年07月07日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    部活の同級生からの課題図書。読んでみて感想、聞かせて欲しいと。執筆当時59歳の細胞の老化の研究をしている生物学者のシニア論です。なるほど…ヒト以外の生物は老いずに死ぬ…のか。まさに「ピンピンコロリ」がほとんどの動物のスタンダードであることを初めて知りました。ヒトだけが死の前に老年期という時間を過ごすようになったことをこの前半で生物学者として、DNAの老化の専門家としてグイグイ語ります。(でも、暮らしの中で目にするおじいちゃん、おばあちゃんの犬はどう考えればいいのか?質問したくなりました。)その老いという時代を、どう生きるべきか?というテーマが後半に繰り広げられます。前半が学問の啓蒙的であるのに対して後半は研究というより著者の試論の様相を呈して来ます。人間ならではの「シニア」という存在に対する「おばあちゃん仮説」「おじいちゃん仮説」ぐらいからちょっとアレレ…って感じに思えます。そこには研究者のライフステージの移行に対する著者自らの問題意識の反映も感じます。本書ではシニアを『生物学的な「年齢」とは切り離して、知識や技術、経験が豊富で私欲が少なく、次世代を育て集団をまとめる調整役になれろ人」と定義づけします。いわく「徳のある人」…ホント?これって定年延長で給料が下がる説明会に集まったおじさんたちの心のモヤモヤを顕在化したみたい…。こうならばいいな、という願望としては理解できます。当事者の願望と社会のニーズがうまくマッチングするためには本書に書かれている以外の新しい仕組みが生まれないと難しいような気がします。死の前の「老い」という季節は個人の意識の問題なのか社会の仕組みの問題なのか?自分の別の友人は「高齢者に出来る社会貢献は消費だけだ!」と嘯いて高額のオーディオ商品買いまくる人もいます。ちなみにこの新書を読んでいる間に買ったばかりのスマホを紛失してしまい1時間ぐらい死んだ気分になりました。幸い直前にいた場所に落ちていて助かりましたが、確実に「老い」に直面してボロくなっている自分に落ち込みました。それがこの本に対する辛口気分の源泉かも。勧めてくれた友人と「老いの過ごし方」談義してみます。

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    2024年05月11日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    老いは「何かを失う」わけではなく、「役割が変化すること」という捉え方がいいなと思った。
    人生の40%は老後だそうだから、年をとることを嘆くのではなく、自分でできる役割を考えて社会に貢献していきたいと思った。
    そして、できれば「老年的超越」というご褒美を味わいたいと思わせてくれる本だった。

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    2024年04月23日
  • なぜヒトだけが老いるのか

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    自然界に老いはない。社会的な生き物であるヒトは、老いた人がいる社会が選択されて生き残ってきた。知識や技術・経験が豊富で私欲少なく次世代を育成する「いいシニア」になり、社会の一線から退くのではなく、公共精神で社会と関わろう。

    ヒト以外にはケアする社会がないから元気か死の二択で老いはない、なら理解できます。でも、サケやハダカデバネズミやゾウのように、ピンピンコロリが生物としてのデフォルトである、というのはどうかなあ。

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    2024年04月20日
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

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    いきなりこれを、生物分野に無知な人が読みには難しいと思います。実際、自分は最初の方しか分からず途中からはほとんど分かりませんでした。でも、分からないことがたくさんあるんだと知れて良かったです。
    なので、もう少し生物分野に関する基礎的な本から読みまくろうと思いました。

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    2021年05月29日
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

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    ヒトゲノム計画終了直後、非コード領域はジャンクと言われていた。その後NGSの登場等で解析が進み、それらにも重要な機能が隠されている事が明らかになりつつある。ゲノムの不思議、面白さがよく伝わってきた。

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    2018年03月22日