染井為人のレビュー一覧
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ひきこもりの息子の将来を考えた末に支援センターに依頼する親。
だがひきこもりの社会復帰を支援するという大義のもと、家族から法外な契約金を巻き上げ、当事者には過酷な生活を強いるブラック支援だった。
自立支援センターという民間企業であるこの会社は、家庭と契約した後、当人を力ずくで連れ出し、九州の施設に送り込み、研修という名のもとボランティアの名目で作業をするが報酬を得られず、そこで発生した金銭は食費などの生活費に充てられる。
年齢もさまざまな男女がここで起こったことで一体感が生まれ、「ひきこもり」とは何だ?と考えるまでになる。
誰だって、ひきこもりになるとは思わず生きてきたであろう…
だが普 -
Posted by ブクログ
自分って、何のために小説読んでるんだろうな。
この小説読み終わって思ったのがそれだった。
なぜなら読後感が最悪だったから。謎解きの面白さや勧善懲悪のスッキリ、ハッピーエンドのホッコリ感、それらがまるで存在しないのだ、この小説には。
読んでいるうちはページを捲る手が止まらないほど、ハマるし面白く読めたんだけど、最後は酷かった。
救いがないのはまあ仕方ないとしても、一番悪いやつの懲罰シーン無いし、スッキリ来ないのだ。
私は小説を書くこともあるけど、これは自分の書きたい小説じゃない、と思った。
人の不幸は蜜の味、的な人以外にはおすすめしない。
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Posted by ブクログ
フィクションのようなノンフィクションのテイで読んでたら、、徐々に七瀬が暴走し始めて、こんな15歳居ないだろ、、と妙に冷めてきてしまった。
と思ったら、第二部では戻ってきた愛の復讐劇。
もうここからは、完全フィクションの世界で、読む手が止まらなかった。
疑心暗鬼の心理を巧みに利用しながら、相手の懐に入り上手く利用して。
でも結局七瀬は復讐して、、気は晴れたのかな。
「またね」の伝言で、何人も殺したサイコパスな彼女だけど、どうか幸せでありますように。ほっと安心できる居場所がありますように。
と、つい思った私は、もう彼女の手のひらで転がされてるのかな。 -
Posted by ブクログ
『リヴァイブ自立支援センター』に在籍してる「ひきこもり」の僚太・大知・玲・亜弥子・忠の5人。その中で従業員が殺されてしまう…。
ただ殺人事件というくくりで終わらせるのではなく、「ブラック支援」の現状を暴くのが今回の軸なんじゃないかと印象を受けた。
ひきこもりしてる人は約150万人。
きっかけは様々。本当ならば自己を確立し自由に思うことをやっていくことが理想的ではあるものの、日本は枠に嵌めたがることが好きで。
それが強迫観念になって自分を攻め続ける…。
きっと彼らと同じ考えを持ってるのかもと、自分の内面の気付きを得た気がする。
ただここで出会った人たちとの過ごした中で「自分は独りではない」と実 -
Posted by ブクログ
ネタバレ犯人はなんとなく想像がついてたけど、犯人同士の繋がりがわかった時はとても納得できて気持ちが良かった。
お兄さんの話がとても面白くて、ずっと遺伝子の話をしている中で犯人たちの関係性が分かった時に、お兄さんの話の信憑性を感じてしまった。
最後はパワーすぎでは?と思ったけど、先生の父親のことも書かれてたからそこも遺伝子か〜と妙に納得できた。結局一番怖いのは人で、その中でも一番怖いのは、理解できない悪意。そしてその理解のできなさは遺伝子で説明がつくのかなと感じた。
ラストは読んでて「全然続編感ない作品の中で頭のおかしい殺人鬼としてまた出てきてくれないかな〜」と『十戒』を読んで思った。