染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・「生活保護を食い物にする受給者」「社会的弱者を駒にするヤクザ」「子どもへの愛のない母親」など、共感が出来ない登場人物が多かったが、物語としてはとても楽しめました。
・主人公と愛美が惹かれ合う流れに関して、最初は愛美が金本から脅され計画されたものでしたが、愛美としても計画関係なく本心から愛していたんだと思うと切なくなります。また、愛美が主人公と接するうちに自分の子どもへの接し方も変わっていく様子を見て、現実世界でもいかに「愛情を感じる事」「繋がりを持つ事」の重要性を感じました。
・自分がこれまで育ってきた環境がたまたまそうではなかっただけで、この本の登場人物と同じ環境に立った時に自分ならどう在 -
Posted by ブクログ
埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは?
友人からのオススメ本。
少し読んだだけで犯人が分かり600ページもあるのにどう繋げるのか気になって読み進めていました。結末は予想の範囲内だったので驚きはなかったけど、どうか助かって欲しいと感情移入してました。それだけ作者の筆力と臨場感があったと言うことなのでしょう。粗悪な職場環境、宗教問題、 -
Posted by ブクログ
『引きこもり家族』『黒い糸』に続き、染井為人さんの作品は3作目。
安定の面白さで、「名前で買ってもハズレがない」作家さんの一人になりました。
主人公は、生活保護受給者を管理するケースワーカーとして働く青年。同僚が生活保護の打ち切りをちらつかせ、受給者に肉体関係を迫っているという噂を耳にし、その真相を確かめにいくところから悲劇が始まる――。
貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論むヤクザ、生活保護を不正受給する輩、謎に正義感の強い同僚……。
相変わらずアクの濃い登場人物たちが勢揃い。
特にこの作家さんの強みだと思うのが、「キャラをエピソードで語る」技法。
見た目や性格を文章でずらずら