染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夫婦の絆がテーマの連作短編。若い夫婦から高齢夫婦まで、「え?もうダメじゃん!」とドキドキしながら読み進めると、最後はほっこりするオチが。
しかも、ラストの短編は
これ、実話だよね!としか思えず。
染井さん、さすが!最高のフィクションとなってる。
あー、わかるわかる!という感覚がどの話にもあった。でもさ、俯瞰してみたら、その苦しみって、
勘違いだったりしない?すぐ隣にある幸せが見えてないだけじゃない?
とにかく読みやすい。ついつい一気に読んでしまう。
でも、疲れない。これは染井マジックだよなあ。
やっぱり映像が浮かんで、NHK夜の連続ドラマになりそうな予感。配役を想像して遊ぶの、楽しすぎる -
Posted by ブクログ
「あぁ、やっぱ無理」
と思う前に読みたい令和の夫婦ドラマ。
「あぁ、やっぱ無理」
とすでに何度も思ってますが読みました。
1話目の おかしいのはどっち
憶測で決めつけてネガティブな思考になってしまうのわかる。良くないよね…
泣けました。
4話目の 夫婦の再開
これ私、取材された?ってぐらい共感しまくった。
・夫が悪い人ではないことなど、もちろんわかっている。むしろ、彼は善人でまっとうだろう。
ただ、どうしても、夫と分かり合おうという気にはなれない。
・当時の美智子は失恋したばかりで、自分を捨てた男を見返したい気持ちもあった。あんたなんかよりよっぽどいい男を掴まえたと、元恋人にも、自分 -
Posted by ブクログ
夜中に急に目が覚めた。誰かが冷蔵庫をしっかり閉めなかったので、アラームが鳴っていた。しょうがないなあ、と台所まで行って冷蔵庫の扉を閉め、再び布団に入って目を閉じた。。
ダメだ。急に冴えて全く眠く無い。まだ寝入ってから1時間も経っていなかった。もうしょうがないなあと思い枕元に置いたこの本を手にした。するとなんだろう、今までそんなに刺さらなかったこの本がザクザクと心に響く。どこかでいつか経験したような気持ちに共感する。短編集、前のストーリーの登場人物が次のストーリーの主人公みたいな感じで綴られていく。
夜のメンタルのせいなのか、無心なのか、これが裸の心の状態なのか、時間を忘れてのめり込むように読 -
Posted by ブクログ
ケースワーカーとして働く地方公務員の佐々木。ある日、同じ職場のケースワーカーが不審な動きをしているという話を聞き、調査をすることに。そして1人の生活保護受給者と出会ったことから、人生の転落が始まる。
どうしようもなく救いのない話。読み進めれば読み進めるほど次々と悪い方に話が進んでしまい、皆が不幸になっていく。
でもその転落する様子やその先の展開が気になり、読む手が止まらない。普段は小説をゆっくり読む自分が、この本は駆け抜けるように1日で読み終わってしまった。
なるほど確かにこれは物語として読む分には“喜劇”だが、自分の身に置き換えれば救いようのない“悲劇”としか言うほかない。
人 -
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社会派ミステリを書く作家さんなのかな?
名前は存じていましたが、本作が初読。
面白かった。
むしろ「もう終わり!?」と思うくらいには足りなかった。
登場人物たちの背景や性格がとにかく濃く、それぞれの人生をもっと読みたいと感じる。
中1から引きこもりになった、アニメ好きの少年リョーチン。
実家は金持ちだが、いじめをきっかけに高校を退学し、人間関係をブッチしてしまう癖のある金髪少女レイチェル。
医者一家に生まれながら医学部に入れず、家族からも見放された50代男性チュウベイ。
中年になってもギャルメイクをやめられない、醜形恐怖症の女性アヤヤ。
ブラック企業で心を病んだ、“隊長”のあだ名を持つ男 -
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染井作品。
ミステリー・ホラー作品とのことで、確かに怖かった…
主人公は結婚相談所で働く35歳のシングルマザー。小学校6年生の息子が通う小学生では、女児が行方不明なる事件が発生。
そんな折、自身も結婚相談所のお客さんに暴言を吐いてしまい、以後家にイタズラ電話がかかるなど陰湿な事件が起こるようになる。
また、学校ではクラス1目立つ女児で、行方不明事件の犯人に当たりをつけている女児も襲われる…
相談所の若手イケメンと良い仲になるが、事件は次々起きていき、衝撃の終盤へ…
作者が真に怖いのは人間であるという考えでホラー部分は人間を表現しており、終盤から恐ろしい展開でした…
流石は染井為人。今年一番面白