染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙の入道雲と踏み切りが、田舎の夏を連想させて、つい気になって手に取ってしまいました。
そう、手に取ってしまったんですが……小心者の自分には、この本は刺激が強すぎました(;°-°;)))
「生活保護の闇」が書かれている小説はこれで3冊目なので、ある程度の経験値は積んでいると思い込んでいましたが、この本はそれでは太刀打ちできないほどの悪意が詰まっておりました。
しかし、そういった世界が新鮮だったせいかもしれませんが、物語に惹きつけられ、先が気になって仕方がなくなり、一気に読み終えてしまいました。
引き込まれるほどの面白さは保証しますが、ラストがあまり好きな終わり方ではなかったので、☆4にいた -
Posted by ブクログ
同僚が、テレビ番組の売れてる本ランキングで出てたから買って読んだら面白かった。と言って貸してくれた。
染井為人さんの本は初めて。
夫婦をめぐる連作短編だけど、最後の一編は実話ベースなのかな?この本ができた経緯はこういうことなのかな?と、楽しい種明かしをされた気分になった。もちろんフィクションかもしれないけど。
どの話も気持ちがほっと暖かくなるオチがあって良かった。でも「交換日記」だけは、途中で声を出して笑ってしまった。主人公の香織が、昔、夫と書いていた交換日記を読む場面。↓
読み始めてすぐ、顔から火が出るような羞恥に襲われた。そこにいたのは、恋に浮かされた乙女だった。香織は『わたしたちは -
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ネタバレ平山亜紀、小太郎親子の周りで起こる不気味な出来事、そして小太郎が通うクラスメイトの周りで次々起こる事件。
ずっとゾワゾワしながら読み進めました。
私にしてはあまりの人の良さにずっと疑ってかかっていた謙臣が、結果としてその犯人の一人ではありましたが、まさか住職までとは思いませんでした。
彼らの関係にもびっくりしました。(日向についてはちょっと無理があるような気もしましたが…)
被害者となった平山親子、そして祐介は心身ともに深い傷を追いましたが、ラストは3人で幸せになったのがせめてもの救いでした。
また曲者扱いされてた風介も、空気は読めないけれど、言っている事は根拠に基づいていて説得力もあったし