染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トリグロさん、湖永さん、mr.satomiさん等ブク友の皆さん、私も読みました。
ひきこもっていた僚太と大知が自宅から連れ出され、ひきこもり改善の施設に放り込まれたが、そこでは地獄の生活が。
鬼の施設長との対決、その上司との対決から大事件に発展。
話の展開にドキドキし、どのように終わりを迎えるのか気になり、1日で読み終えた。
何とかしないと思うのに抜け出せないひきこもりやその家族の辛さ、福祉施設の中には闇もあるという警鐘など社会問題にスポットを当てていて考えさせられた。
また僚太や、大知の母親の心理描写は胸に迫った。
それに、僚太の寝言など、思わず笑ってしまうユニークさもあった。
話全体が暗く -
Posted by ブクログ
ひきこもりの息子の将来を考えた末に支援センターに依頼する親。
だがひきこもりの社会復帰を支援するという大義のもと、家族から法外な契約金を巻き上げ、当事者には過酷な生活を強いるブラック支援だった。
自立支援センターという民間企業であるこの会社は、家庭と契約した後、当人を力ずくで連れ出し、九州の施設に送り込み、研修という名のもとボランティアの名目で作業をするが報酬を得られず、そこで発生した金銭は食費などの生活費に充てられる。
年齢もさまざまな男女がここで起こったことで一体感が生まれ、「ひきこもり」とは何だ?と考えるまでになる。
誰だって、ひきこもりになるとは思わず生きてきたであろう…
だが普 -
Posted by ブクログ
自分って、何のために小説読んでるんだろうな。
この小説読み終わって思ったのがそれだった。
なぜなら読後感が最悪だったから。謎解きの面白さや勧善懲悪のスッキリ、ハッピーエンドのホッコリ感、それらがまるで存在しないのだ、この小説には。
読んでいるうちはページを捲る手が止まらないほど、ハマるし面白く読めたんだけど、最後は酷かった。
救いがないのはまあ仕方ないとしても、一番悪いやつの懲罰シーン無いし、スッキリ来ないのだ。
私は小説を書くこともあるけど、これは自分の書きたい小説じゃない、と思った。
人の不幸は蜜の味、的な人以外にはおすすめしない。