染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
市役所の社会福祉課で勤務する佐々木は、生活保護を受けている元タクシー運転手だった山田や昔ホステスだった女性の担当をしている。
生活保護受給者には不正受給している者もいて、対応も大変だ。
そんな中、同僚の高野がシングルマザーの生活保護受給者(愛美)に関係を強要しているという情報が入った。
宮田という女性の同僚と、そのシングルマザーの家を訪れる佐々木だったが、そこで幼い美空と出会う。
一心不乱に絵を描き、自分の世界に入り込んでいる姿に心を打たれる。
しかし、そこから愛美と高野の関係から大変な事態に発展する。
その展開がなかなか手に汗握るというか、目が離せなくなっていく。
面白かった。
2026.9.25 -
Posted by ブクログ
染井為人さん短編集!
あとがきに書いていたのですが、作者本人が芸能界で仕事をしていたとの事で、作品のモチーフのエピソードや登場人物達のモデルもいるようです!!
白眉は【娘は女優】次点は【相方】です。
クランクアップ:傲慢感のある役者が事務所から独立しようとしているタイミングで、とある映画の主演での出演を依頼される話です。
ファン:マネージャーが主人公の話です、本人の希望により女優のマネージャーから、アイドルと芸人のマネージャーに配置転換となったのですが色々と問題が起きて対処に追われるのですが・・・
いいね:そこそこの大物女優がインスタグラムの沼にハマっていく話・・・どぱ女優
終幕:タイトルからして・・・。イケメン若手俳優を募ってミュージカルを興行する女劇場主の話。順風満帆であった彼女に影が刺す!
相方:ベテラン漫才コンビのコロナ禍と言葉狩りの現代に悩む物語。ほっこりできます!!!
ほんの気の迷い:魔が刺すとはこの事・・・。
少し身勝手な意見になるかもしれませんが、仕事のプレッシャーだけでは人は潰れないと思います。家族や、それ以外の人間関係で問題もあり、仕事が多忙な人、気をつけて下さい。最悪の救済が迫って来ます。
娘は女優:東日本大震災で妻と両親を失う主人公とその娘の話。娘は修学旅行の際に芸能事務所の人間にスカウトされて女優の道を進む事に・・・
父としての葛藤の物語!!!
どの作品も長編に出来るのではと思わせられる作品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ初めて読む染井為人さん。
オーディブルに流れてきた本の中から、硝子のマンションというタイトルと表紙だけみてなんとなく惹かれて。
(夜のマンションの灯りって家によって蛍光色だったり電球色だったり色々で、あの一つ一つに暮らす人たちの物語があるんだと思うとエモいですよね?)
(硝子のということはそんな中の人たちの暮らしが透けて見える、しかも脆さを含んでいるわけで…と)
物語の舞台は現代でとても卑近。
テンポよく転がっていくストーリー、女性たちは割と感情的で突発的。読む人を飽きさせない、ハラハラ展開。
で、あのこれ、オーディブルで聴いたのがアカンかったです。男性の朗読だったんです。
だから、人生崖っぷちに追い詰められた3人の妙齢女性たちのやり取りが、オネエ芸人たちのコントに聞こえちゃって。
いえ、そんな風に聞こえる私の耳が1番アカンね。でもね、もう出てくる男たちみんなそれぞれ立派に殺される義務のある粒揃いのクズで、私もオネエたちに混ざってワイワイと加担したくなりましたよ。
男たちのクズぶりに心がざわついて、もう、完全犯罪go!って、がんばれがんばれ、ここで心折れないで!やり遂げて!って拳握って応援していました。
女性が3人集まると、死体の埋め直しに行くのもサンドイッチ食べ出してピクニック感出しちゃうじゃないですか。あのサイコパス感に一緒に浸って、思わせぶりな中牟田さんに最後んんん?となって、おしまい!
フィクションならではの楽しみ方でした。
これだけ満喫しておいて星4つなのは面白かったけど今読みたい重さに対してちょっと軽過ぎたからです。完全な主観です。