染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ歌舞伎に集まる少年少女・トー横キッズと七瀬が関わりを持つところから物語は始まる。七瀬と親しくしていたラブリーの死から一変して、復讐劇の幕を開けた。
七瀬が生き埋めになりそうなシーンにはこっちの息が止まりそうだった。一糸纏わぬ姿で逃げたあとどうなった?どこで衣服を手に入れた?些細なことでも気になってしまう。
第2部は巧妙な復讐劇が繰り広げられた。5年前に復讐を誓った七瀬は謎の女・愛へ生まれ変わり、1人ずつその息の根を止める復讐劇を繰り広げていった。愛の仕掛けた罠に捕まっていく様はこの物語の一番の見所だと思う。あまりにも話がうまく行き過ぎじゃないか?と思うところはあるけれど、悪いやつはヤッつけ -
Posted by ブクログ
ネタバレこのタイトルはラストの主人公3人が交わってからの展開に主にかかったものだなと思った。
女主人公はそこそこぶっ飛んだ経験をしたと思うけど後の高校生とおじさんは特に突飛な出来事が起きた感じはしないし実際あるだろうな、という流れだった。だからこそ3人ついに集まってからの怒涛の混乱の展開がまさに滅茶苦茶…。エピローグは正直それぞれの視点で欲しかった!
高校生主人公のターンでは前に読んだ「ケーキを切れない非行少年」を思い出すシーンが多かった。非行少年たちには概して計算する能力、想像力が顕著に欠けていてそういった子たちは小学校の勉強で躓いている子が多いそうな。ヤバい!となってからしか考えられないからずっ -
Posted by ブクログ
★3.4
そのスポットライトは、誰のために灯るのか。
夢の舞台であると同時に、人の欲望をむき出しにする残酷な場所、芸能界。
と、書いたものの、そこまで特別なものでもないよな、とも思う。
昭和の煌びやかさは知らないが、現代は裾野が広過ぎる。
という現実もさておき、
芸能界という場所は、夢と欲望とさみしさの、さざ波みたいに揺れる光でできている。
染井為人は、エンタメ性のあるストーリーを通して人間の暗部をえぐり出すのが非常に巧い。
人の弱さと滑稽さに嫌悪して、どこか共感して。
人の業を、あくまでリアルに描き切るドライさがある。そんな苦い後味が魅力だろう。
この本には、芸能という”職業”の裏の