染井為人のレビュー一覧

  • 海神(わだつみ)

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    3.11の震災後、『こういう人たちは一定数いたんだろうな』
    と思える設定の人物がこの島に凝縮されて話しは進む。

    何もかも失い復興中も失い続けた小さな島で、
    失っていた人間性を取り戻した青年がいる事が、
    本人の罪や謝罪の意識も含めてひと筋の光なのか。

    当時も今も東京に住んでいる自分は
    震災で失った知人もなく、
    当日の交通機関の麻痺くらいしか実害がなかったので、
    その分軽々しく震災の何ごとも口にしてはいけないと思っていたしそうしてきた。
    なので正直この小説は読んでてキツかった。
    でも作者が最後に言っているように、
    震災の何もかもを忘れない事が鎮魂であり慰霊なんだなと。

    現在の能登が、被災した

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    2024年12月08日
  • 海神(わだつみ)

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    染井為人さん著「海神」
    著者の作品はこれで4作品目になる。
    購入するまでタイトルの読みは「かいじん」だと思っていたが、購入時に表紙に小さく「わだつみ」と書いてあるのを見て、また読み間違えていた事に気付いた。

    物語は「3.11 東日本大震災」の復興が主軸になっている作品。実際に岩手県山田町でおきた復興支援金を私用化して横領していた「NPO法人大雪りばぁねっと」の事件が思い起こされる。きっと作者はこの事件を元に本作品を描かれたに違いない。

    どんなに人が死のうが苦しもうが平然と私欲を募らせる輩はこの作品の様に悲しい話だがどこにでもいる。
    私欲を募らせるのは大いに結構だが、他所でそういう輩同士で取

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    2024年11月22日
  • 海神(わだつみ)

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    2011年、大震災その日に産まれた女の子が10年後に海で金塊を拾ったことから始まった。2013年、2021年が行ったり来たり、新聞記者の菊池一朗、大学生の椎名姫乃、養護施設の職員堤佳代三人の視点で話が進んでいく。
    復興支援金を横領した遠田はとんでもない悪人だが、最後は海の神が姫乃たちの味方をしてくれたのかな。
    もう一度だけ姫乃に会いたかったと、ナナイロハウスに現れた江村に救いと悲しさを感じた。

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    2024年09月19日
  • 海神(わだつみ)

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    震災の復興支援金をめぐる内容で、色々と考えさせられる話だった。時系列が目まぐるしく変わり混乱しそうになるが、徐々に明らかになる真相にやるせない気持ちになる。

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    2024年09月07日
  • 海神(わだつみ)

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    さすが染井さん!お話しの作り方がとっても上手でした。ただ、現在と過去をいったりきたりするのでちょっとだけ混乱してしまう時がありました…
    被災地では本当に火事場泥棒も性犯罪も多いし、大手の募金などもちゃんと被災地に回らないなど、結構あります。3.11だけでは無いですが、忘れてはいけない。そして日頃からの備えの大切さを改めて考えさせられました。

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    2024年09月02日
  • 海神(わだつみ)

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    このお話のすべてはエピローグに、、、
    忘れてはいけない3.11あの日自分はホテルのロビーで映画のような惨劇を傍観していました。
    若い頃宮城県多賀城市に住んでいた時があり、その土地が大被害にあったこと今でも信じられません。お世話になった方々は、どうなっているのかも知れずじまいです。そんな大混乱の中で詐欺、強奪、性犯罪、ホント信じられん!実際にあるんだろうなぁと悲しく思いました。、
    ちょうど読んでいる時に南海トラフ巨大地震注意報が発生されました。自然の力には逆らえないけど、まずは今できる準備を整えることかな?と改めて思った今日この頃、、、

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    2024年08月14日
  • 芸能界

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    もしかして実際にあるのかな? 俳優にアイドル、事務所社長にお笑い芸人などが主役で、芸能界がテーマの6つのストーリ
    ハッピーエンド もあれば
    バッドエンドもあり 
    言うまでもありませんが、
    フィクションですからね!フィクション!!

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    2026年03月15日
  • 震える天秤

    匿名

    購入済み

    高齢者による悲惨な運転事故が起き、そこから関係者に取材をしてゆくが、信じられない闇があった。
    人と人との絆があり葛藤があり考えさせられる話しでした。

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    2024年08月02日
  • 正体

    購入済み

    初めて

    本とか特に趣味でもなく、暇すぎて読んでみようかなと思って購入してみたのですが、飽きることなく、展開が気になって読み切ることができました。

    #深い

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    2024年03月20日
  • 硝子のマンション

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     これは良くできた犯罪小説である。普通の女性が犯罪に手を染めてしまう、そんな怖さがある。オーディブルで聴いたのだが、没入できた。

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    2026年07月06日
  • 硝子のマンション

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    殺人という共通の事件を扱いつつ、女性目線で閉じた暮らしの中で起こりうる社会問題を絡ませて物語は進んでいく。舞台は同じマンション。展開の面白さやテンポは有るものの、最後の衝撃やドンデン返しのようなエンタメ性がもう少し欲しかった。また社会問題の扱い方もこの作者にしては少し浅く感じた。

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    2026年07月05日
  • 硝子のマンション

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    同じマンションに住む3人の女性たちの周りで、どうしようもない男たちが次々と亡くなっていくお話です。読んでいて、「彼女たちには、他にも選べる道があったんじゃないかな」と何度も思いました。自分を守るために現実を「見ないふり」をした結果、少しずつ追い詰められていく様子は、どこか切なくもありました。
    ​展開がテンポよく進むので、サクサク読め、結末もなんとなく予想できたのですが、最後があっさりしていて、物語としてきれいにまとまっていて、思わずクスリとしてしまいました。

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    2026年07月05日
  • 硝子のマンション

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    ☆3.1(Audible)
    染井さんの新作&王様のブランチで紹介されてたので聴いたけど…まぁ普通だったかな
    この3人がこれからどうなるんだ…って思いながらその期待に答えることなくそのまま終わった感じ笑
    オチも予想通りだったし

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    2026年07月04日
  • 硝子のマンション

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    イヤな気持ちになる話を書いてる人
    ってイメージを持ってたけど
    実は読んだことない!って気づいて
    読んでみた

    すんごくイヤな気持ちで読んだ
    すごいぞ!イメージ通りだぞ!
    っておもしろくなったけど
    やっぱイヤな気持ちで読んだ
    だからっておもしろくないってことじゃなく
    どーすんの?どーすんのさ?って
    ワクワク?じゃないな
    ドキドキ?でもないけど
    気になっちゃってどんどん読めた

    でもイヤな気持ちだし
    で、結局あの人は何を…って謎が残ったし
    星は3つにしとく

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    2026年07月03日
  • 硝子のマンション

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    舞台はどこにでもある、むしろ条件が良くて平和に見えるマンション『ベルドゥムール板橋』。
    だが、走り始めからもう「恐いぞ恐いぞ!」という不穏な空気。序盤は本当に幸せな人が誰もいない。
    特に、住人たちが抱える日常の闇の描写には一気に引き込まれた。

    夫の異常行動に悩まされ、二人の子供とさらにお腹の子を抱えながら限界ギリギリで、いつ感情が爆発するか分からない遥香。
    弁護士の妻であり、夫から 「正論という名の鈍器」で常に打ちのめされ、不満で塗り固められた生活の中で常識を奪われていく奈津子。
    どこか煮え切らない彼氏との関係にモヤモヤを抱える凛。
    バラバラに孤立していた彼女たちの間に「連帯」が生まれた

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    2026年07月02日
  • 硝子のマンション

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    ネタバレ



    203号室 小関凛 元OLの保育士で石女。
    遠距離恋愛の彼氏が居るが、凛は知らないが不倫っぽい。

    303号室 真野遥香 銀行員の妻で二児の母
    元優しかった夫がDV夫になり、ぶっ殺してベランダに放置?妊娠してて産むかどうか悩むアル中。

    305号室 木下 走り屋

    403号室 岸本奈津子 噂好き49歳。
    最近異臭がすると言う。息子が大学生になり家を出て、義母が来る。夫は勝手に決める。

    凛の彼氏は勿論既婚者で、勿論凛は彼氏をぶっ殺し。
    遥香がそれに気付いて、凛の車に死体を2個積んだ。
    そこに帰ってくる深夜二時の奈津子。三人の女で協力して山に遺体を埋める。
    奈津子の旦那も睡眠薬を飲ませて寝か

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    2026年07月02日
  • 悪い夏

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    一体何を読まされてるんだこれは、という結末だった。主要な登場人物は皆余さず問題児。好感や共感を覚えられる人物は皆無。嵌められて転落して行く主人公は気の毒だが、そもそもチョロすぎる…。同僚の不祥事の渦中の人物なんだから接し方には気をつけないとダメでしょうよ。特段魅力のある人物でもなし、何で好きになっちゃうかなと呆れたか気分になった。それでもまあ家族ごっこが出来ていた間は微笑ましい気持ちにはなれたのだけど、やっぱり相手が悪すぎたんだろうなと。言っても詮無いことだけどなんだかな…
    後書きには他人事なら笑えるがといった記載があるが他人事でも笑える要素は一切無かった。強いて言うなら不倫の同僚がコントやっ

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    2026年06月27日
  • 黒い糸

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    そっち!?!?と思わず声が出てしまった展開。
    まさか過ぎて、自分の人の良さと人をすぐに信じてしまう思考は、危ないなと思った。
    染井さんの作品はスリルがあって本当に読み応えがある。

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    2026年06月19日
  • 芸能界

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    作者はもともと芸能関係の仕事に従事していたとの情報から芸能界の裏話しでも聞けるかなと期待して手に取った。

    残念ながら、期待した裏話はなく、何となく聞いたことのある背景で構成されたショートストーリーがいくつか掲載されていた。

    コロナ禍に書かれたのであろう。当時、芸能ビジネスは大変だったんだろうから、作者としても応援したい気持ちだったのだろうか。

    最後のアイドルを目指す娘とその父親の話は、「ありそう」ながらも郷愁的でよかったです。

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    2026年06月10日
  • 黒い糸

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    ☆3.7【Audible】
    終盤まで派手な展開はないけど徐々に追い詰められていく感じ、小さな違和感がどんどん大きくなってくのが怖かった…
    ホンマに黒髪長髪サイコ女が1番怖いんやって…
    オチに関してはだいたい予想通りかな
    この作者の作品は初めてだったけど聴きやすかったので他のも聴いてみよ

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    2026年06月05日