染井為人のレビュー一覧

  • 海神(わだつみ)

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    東日本大震災の年、2年後、10年後の3つの時間軸で進められる。10年後の結末を知っているのに、東日本大震災の年の出来事に何度もハラハラさせられる。結末がわかってる故のもどかしさもある。
    海神という題名通り、自然の残酷さと人間の非力さを感じた。

    『正体』に感動して2作目として読んだ染井為人さんの今作品。また別の作品を読みたいと思えました。

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    2025年03月08日
  • 海神(わだつみ)

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    3.11の震災後、『こういう人たちは一定数いたんだろうな』
    と思える設定の人物がこの島に凝縮されて話しは進む。

    何もかも失い復興中も失い続けた小さな島で、
    失っていた人間性を取り戻した青年がいる事が、
    本人の罪や謝罪の意識も含めてひと筋の光なのか。

    当時も今も東京に住んでいる自分は
    震災で失った知人もなく、
    当日の交通機関の麻痺くらいしか実害がなかったので、
    その分軽々しく震災の何ごとも口にしてはいけないと思っていたしそうしてきた。
    なので正直この小説は読んでてキツかった。
    でも作者が最後に言っているように、
    震災の何もかもを忘れない事が鎮魂であり慰霊なんだなと。

    現在の能登が、被災した

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    2024年12月08日
  • 海神(わだつみ)

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    染井為人さん著「海神」
    著者の作品はこれで4作品目になる。
    購入するまでタイトルの読みは「かいじん」だと思っていたが、購入時に表紙に小さく「わだつみ」と書いてあるのを見て、また読み間違えていた事に気付いた。

    物語は「3.11 東日本大震災」の復興が主軸になっている作品。実際に岩手県山田町でおきた復興支援金を私用化して横領していた「NPO法人大雪りばぁねっと」の事件が思い起こされる。きっと作者はこの事件を元に本作品を描かれたに違いない。

    どんなに人が死のうが苦しもうが平然と私欲を募らせる輩はこの作品の様に悲しい話だがどこにでもいる。
    私欲を募らせるのは大いに結構だが、他所でそういう輩同士で取

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    2024年11月22日
  • 海神(わだつみ)

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    2011年、大震災その日に産まれた女の子が10年後に海で金塊を拾ったことから始まった。2013年、2021年が行ったり来たり、新聞記者の菊池一朗、大学生の椎名姫乃、養護施設の職員堤佳代三人の視点で話が進んでいく。
    復興支援金を横領した遠田はとんでもない悪人だが、最後は海の神が姫乃たちの味方をしてくれたのかな。
    もう一度だけ姫乃に会いたかったと、ナナイロハウスに現れた江村に救いと悲しさを感じた。

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    2024年09月19日
  • 海神(わだつみ)

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    震災の復興支援金をめぐる内容で、色々と考えさせられる話だった。時系列が目まぐるしく変わり混乱しそうになるが、徐々に明らかになる真相にやるせない気持ちになる。

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    2024年09月07日
  • 海神(わだつみ)

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    さすが染井さん!お話しの作り方がとっても上手でした。ただ、現在と過去をいったりきたりするのでちょっとだけ混乱してしまう時がありました…
    被災地では本当に火事場泥棒も性犯罪も多いし、大手の募金などもちゃんと被災地に回らないなど、結構あります。3.11だけでは無いですが、忘れてはいけない。そして日頃からの備えの大切さを改めて考えさせられました。

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    2024年09月02日
  • 海神(わだつみ)

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    このお話のすべてはエピローグに、、、
    忘れてはいけない3.11あの日自分はホテルのロビーで映画のような惨劇を傍観していました。
    若い頃宮城県多賀城市に住んでいた時があり、その土地が大被害にあったこと今でも信じられません。お世話になった方々は、どうなっているのかも知れずじまいです。そんな大混乱の中で詐欺、強奪、性犯罪、ホント信じられん!実際にあるんだろうなぁと悲しく思いました。、
    ちょうど読んでいる時に南海トラフ巨大地震注意報が発生されました。自然の力には逆らえないけど、まずは今できる準備を整えることかな?と改めて思った今日この頃、、、

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    2024年08月14日
  • 芸能界

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    もしかして実際にあるのかな? 俳優にアイドル、事務所社長にお笑い芸人などが主役で、芸能界がテーマの6つのストーリ
    ハッピーエンド もあれば
    バッドエンドもあり 
    言うまでもありませんが、
    フィクションですからね!フィクション!!

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    2026年03月15日
  • 震える天秤

    匿名

    購入済み

    高齢者による悲惨な運転事故が起き、そこから関係者に取材をしてゆくが、信じられない闇があった。
    人と人との絆があり葛藤があり考えさせられる話しでした。

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    2024年08月02日
  • 正体

    購入済み

    初めて

    本とか特に趣味でもなく、暇すぎて読んでみようかなと思って購入してみたのですが、飽きることなく、展開が気になって読み切ることができました。

    #深い

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    2024年03月20日
  • 正体

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    ネタバレ

    少年死刑囚が脱獄。その逃亡劇の中で様々な人達と出会っては別れ、その結末までを描くストーリー。
    読めば読むほど鏑木君の人柄、抱える苦悩や寂しさが分かっていき、その最期にとてつもない理不尽さを感じた。
    自分の考えの軸を持とう、とここ最近読んでいた読書術の本に幾度となく書かれていたが、この小説でもそれを痛感。
    また、過ちを素直に認める人間性を備えていたいと思う。立場が上になり組織が大きくなれば過ちを中々認められないけれど、それは他の誰かにとって大きな歪みになってしまう。
    色んな内省が得られた一冊でした。

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    2026年07月21日
  • 硝子のマンション

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    一つのマンションで起こる複数の殺意、それらが重なる物語。
    色々と都合が良すぎる展開が続くのですが、面白かったです。

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    2026年08月31日
  • 硝子のマンション

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    今回も最後まで、人間の残酷な部分がてんこ盛りな作品でした。男達が酷いなと思いました
    こんなマンション住みたくないなと思った

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    2026年08月30日
  • 震える天秤

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    3日で読み終えた。
    スラスラ読めたけど、最後は呆気なかった。。

    お嫁さんとの会話劇が息抜きだった。
    なんだか読んだあともモヤモヤ。。
    悪いことしたら反省してほしい。おじいちゃんキャラ好きだから、余計に切なかった。

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    2026年08月29日
  • 黒い糸

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    【黒い糸】

    ミステリー×ホラーな1冊:( ;´꒳`;):ヒェッ
    展開が読めずハラハラしながら読み進めました。ネタバレになるから何がとは書けないけど怖ー((;゚Д゚)

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    2026年08月29日
  • 黒い糸

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    冒頭から、ずっと不穏な雰囲気が続き、最後に一気に真相に迫る話でした。
    貴志祐介の「黒い家」を読み終わった時と同じものを感じました。

    話の中で二つの事件が起こり、一つの方(亜季さんの方)は犯人すぐに目星がついたのですが、もう片方の事件の犯人が誰で(終盤まで絞れなかったなぁ)、二つの事件をどういう風に繋げていくのか‥という視点で読み進めていました。最後に明らかになった人間関係にはちょっとびっくりはしましたが、すこし因果関係が弱かった感が・・・もうちょっとひねりが欲しかったかな?

    で、一つ未解決な案件が残ったのですが、これって作者がこの話の続編考えていて、それの伏線なのかな?・・・なんて妄想

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    2026年08月28日
  • 硝子のマンション

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    ネタバレ

    同じマンションの縦に2階に住む保育士の女、3階に家族4人で住む女、4階に夫婦で住む女が実は妻子がいた恋人を、実は失業し鬱病になってDVするようになった旦那を、同じくクソモラハラな旦那を殺害し協力して遺体破棄やらアリバイ工作やらに格闘していくもやはコメディ小説。

    なにしてんのwwwwってツッコミどころ満載で400ページの厚さを感じさせない読みやすい作品だった。

    凛ちゃんのクソ彼氏はあんなLINE見ちゃったら私でも殺すと思う。小説だと分かってても傷付くセリフだった。
    遥香は妊娠中にアルコール、禁忌の睡眠薬とやばい妊婦なのでこちらも小説とはいえ赤ちゃんが心配でならない…
    奈津子は共産党支持者っぽ

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    2026年08月27日
  • 硝子のマンション

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    同じマンションに住む、問題を抱えた3人の女性。染井為人の手にかかれば、やっぱり物騒な展開に。日常がじわじわ壊れていく感じがたまらない。ただし、帯の宣伝文句はちょっとネタバレしすぎ。

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    2026年08月25日
  • みずいらず

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     40代の私には他人事とは思えない物語の数々。実際に起こる、起こっているすれ違いや来るべき運命を垣間見つつ、ほっこりしたり共感したりする話が並んでいた。一気読み。読みやすさは抜群。日常をいい感じに描写する、青山美智子さんの男性バージョンみたいな人だと思いながら読んでいると、最後の章で作者がミステリーがフィールドであることがわかり、やや驚いた。
     良い意味でも悪い意味でも、一つ一つの話がある程度の軽さを伴うヒューマンドラマなので、サラッと読めるが風に吹かれて飛んでしまうような、残りにくさがあるとは思う。出てくる人皆、心の奥で相手を思いやる善良なる人々だが、私にとっては、現代の情景にあわせた中年向

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    2026年08月28日
  • みずいらず

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    新しい染井さんを発見した気分です

    人と関わるとなかなかわかりあえないこともあって
    どうしてこういうことをしてくるんだろう
    そんなことを思うことはたくさんある
    それが積み重なればうんざりしてくる

    そこで、自分はどう行動するのかを試されているような気もする
    諦めるのか、それとも努力をするのか
    相手との関係性にもよるだろうけれど、やっぱり人間関係、うまくいくにこしたことはないですよね

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    2026年08月23日