染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
15歳の七瀬
歌舞伎町のトー横キッズ
15歳とは思えぬ強さで、飄々と生きている
近寄る大人も、周りのトー横キッズも、彼女には一目置いてる
悲惨な生い立ちでトー横キッズにならざるを得なかった彼女
集まるキッズたちも大人に買われながらも、家にいるよりも楽なんだろう
読んでいて、七瀬ほどの回転の早い子ならここから抜け出して生きる方法もあるのでは?と思ったりしたけど、世の中そうではなくなってるんだよね
悲しい日本……
ストーリーも面白く、サクサク読めた
でもスッキリするか?というと難しいなあ
これはハッピーエンドではないよ
謎が謎のまま回収されてない気がするのは読解力不足かな?(七瀬が奪ったデータの中身とか……)
半グレや政治家、出てくる割にはそう怖い世界じゃなく描かれている
というか、もう当たり前のように売春やホスト業界の闇が描かれている
映像化、あるのかな?
なかなかにハードな内容になりそう -
Posted by ブクログ
福井の田舎で起きた、高齢者ドライバーによる痛ましい事故。アクセルとブレーキの踏み間違いでコンビニに突っ込み、若者が命を落とす。ライターの俊堂は、高齢者ドライバー問題を追うルポとして現地を訪れるが、取材を進めるうちに、加害者が認知症を患っていたこと、そして彼が暮らしていた村そのものに、言葉にしづらい違和感を覚え始める。
事故を取り巻く状況には、小さな「おかしさ」がいくつも散りばめられている。それらは一つひとつは取るに足らないようでありながら、重なり合うことで疑念へと変わり、俊堂の心を静かに揺さぶっていく。これは自分の思い過ごしなのか、それとも見過ごしてはいけない何かなのか。取材者として、そして一人の人間として、どこまで踏み込むべきだったのかという問いが、最後まで付きまとう。
“真実を知ることが本当に正義なのか、誰かを守るために目を閉じることは許されるのか”その狭間で震える天秤の感覚だけが、読者の中に残る。俊堂の迷いや葛藤、判断の揺らぎには強い人間味があり、決して他人事として切り離せないリアルさがある。
やるせない事故であり、同時に社会のひずみを映し出す事件でもあるこの物語は、静かに問いかけてくる。「もし自分だったら、どうするだろうか」と。正義と良心の間で揺れる心を、否応なく見つめさせられる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
◾️サマリー
・3.11に東北地方天乃島を襲った悲劇
・復興支援金の横領と悪人の可哀な末路
・天災による被害を忘れるな
◾️感想
震災復興に真面目に取り組む方からは、石が投げ込まれそうな本物語。
天乃島の人々が、復興支援金を横領され、いいようにこき使われたのに全く救われないことが、本書の一番辛いなぁと思うところである。
椎名姫乃という一人の女性は、東京で暮らす普通の女子大生であったが、3.11の地震により天乃島の復興支援に携わる。これが彼女の悲劇の始まり。
人生、いいことを積み上げても良い結果に結び付くとは限らない。
非常に難しいが、どんな状況でも、何が最適なのか、目の前にいる人の発言の真意を図らねばならない。
今の自分にはまだまだ道半ばである。
◾️学び
悪いことばかりではない。
その中に光もある。 貸