染井為人のレビュー一覧

  • 歌舞伎町ララバイ

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    長らく予約待ちでようやく貸し出せたのに一気読み。
    現実を思わす登場人物と東京は新宿の物語。
    カネのあるところには悪いやつしか集まらない。
    そしてその金は常に貧しいひとから巻き上げられる

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    2025年12月28日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    15歳の七瀬
    歌舞伎町のトー横キッズ
    15歳とは思えぬ強さで、飄々と生きている
    近寄る大人も、周りのトー横キッズも、彼女には一目置いてる

    悲惨な生い立ちでトー横キッズにならざるを得なかった彼女
    集まるキッズたちも大人に買われながらも、家にいるよりも楽なんだろう

    読んでいて、七瀬ほどの回転の早い子ならここから抜け出して生きる方法もあるのでは?と思ったりしたけど、世の中そうではなくなってるんだよね
    悲しい日本……

    ストーリーも面白く、サクサク読めた
    でもスッキリするか?というと難しいなあ
    これはハッピーエンドではないよ
    謎が謎のまま回収されてない気がするのは読解力不足かな?(七瀬が奪ったデータの中身とか……)

    半グレや政治家、出てくる割にはそう怖い世界じゃなく描かれている
    というか、もう当たり前のように売春やホスト業界の闇が描かれている

    映像化、あるのかな?
    なかなかにハードな内容になりそう

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    2025年12月26日
  • 正義の申し子

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    オーディブル

    じゅん(ジョン)→YouTuber
    てっぺい→悪徳業者
    もえか→女子高生
    3人の視点でそれぞれ物語が進んでいく
    染井為人の作品は「滅茶苦茶」って言う作品があるみたいやけどこの作品も充分めちゃくちゃやと思う笑
    面白かった!

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    2025年12月26日
  • 震える天秤

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    ネタバレ

    認知症を患った高齢男性がコンビニに突っ込み、店長が死亡するという事故が起きる。ライターの俊藤律は、高齢者による事故の特集を組むために事故の被害者や加害者らの周辺を探ることに。だが事故を起こした男性が住む集落は、余所者を受け入れない閉鎖的な地域だった。取材を進める中で律は次第に、加害者の男性は本当は認知症を患ってはいないのではないか、事故は故意に起こされたものではないか、集落の人々は何かを隠しているのではないかと疑念を抱く。閉鎖的な集落故の濃密な人間関係が、切なくてやるせない。

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    2025年12月22日
  • 正義の申し子

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    ネタバレ

    展開のテンポが良くてなかなか面白かった!
    対立していた悪徳業者とユーチューバーが、最後はクズを一緒に倒す。
    読み終えた後はスカッとした。

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    2025年12月21日
  • 震える天秤

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    福井の田舎で起きた、高齢者ドライバーによる痛ましい事故。アクセルとブレーキの踏み間違いでコンビニに突っ込み、若者が命を落とす。ライターの俊堂は、高齢者ドライバー問題を追うルポとして現地を訪れるが、取材を進めるうちに、加害者が認知症を患っていたこと、そして彼が暮らしていた村そのものに、言葉にしづらい違和感を覚え始める。

    事故を取り巻く状況には、小さな「おかしさ」がいくつも散りばめられている。それらは一つひとつは取るに足らないようでありながら、重なり合うことで疑念へと変わり、俊堂の心を静かに揺さぶっていく。これは自分の思い過ごしなのか、それとも見過ごしてはいけない何かなのか。取材者として、そして一人の人間として、どこまで踏み込むべきだったのかという問いが、最後まで付きまとう。

    “真実を知ることが本当に正義なのか、誰かを守るために目を閉じることは許されるのか”その狭間で震える天秤の感覚だけが、読者の中に残る。俊堂の迷いや葛藤、判断の揺らぎには強い人間味があり、決して他人事として切り離せないリアルさがある。

    やるせない事故であり、同時に社会のひずみを映し出す事件でもあるこの物語は、静かに問いかけてくる。「もし自分だったら、どうするだろうか」と。正義と良心の間で揺れる心を、否応なく見つめさせられる一冊だった。

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    2025年12月21日
  • 正義の申し子

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    染井為人作品ならではのしっちゃかめっちゃか感が良い。
    男キャラクターは軒並みろくでなししかいなくて面白い。

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    2025年12月12日
  • 鎮魂

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    終わり方があっさり感もあったけど楽しめた。
    僕自身日常的に、「世の中ってルールを守ってる人が損するようにできてるよな」って思うことがよくあります。そんな思いに対する問題提起を世間にしてみたいという欲が少し芽生えている中でこの作品を読めたのは良かったです。こういった形もありますね。
    ちなみに僕は英介を圧倒的に支持してしまう。

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    2025年12月11日
  • 鎮魂

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    警察はどんなに悪い奴でも守らないといけない。理不尽を感じながら復讐する者を許さない。石神はどうしてあんなに非道な人間になったのか?不思議だ。子供の時に誰一人として本気で関わる人がいなかったのか?病気だったのか?それでも病気を治すことを誰かが取り組んだら。
    誰も幸せでない話。
    でも考えさせられる話。

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    2025年12月04日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    東横キッズのことはうっすらとしか聞いたことない。田舎に住んでると本当なのかな?と思うようなことばかり。なのでこの物語にあるようなことも実際あるんじゃないか?と思わせる。薬物で死んでしまったり、悪い大人に騙されたりとか。さすがに都知事や首相が絡んだりはないとは信じたい。15才で歌舞伎町に流れ着いた七瀬。友人の死、ヤクザとの関係、大人の事情でひどい目に遭う。颯太の存在に助けられた。そして数年後、七瀬の復讐は始まった。そこからは気持ちよく爽快感がある。新藤冬樹的なイメージだけどそれよりは弱いエンタメかな。

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    2025年11月22日
  • 正義の申し子

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    ジョンの視点、鉄平の視点、萌花の視点から繰り広げられるストーリーがひとつになった時、何が起こるのか。
    テンポよく最後まで読み進める事ができる内容でした。
    最初の方に鉄平を売ったクズ『MJ』がまさか最後にまた登場するとは、、

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    2025年11月10日
  • 鎮魂

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    不条理な暴行が原因で自殺した弟の鎮魂のための復讐
    半グレ集団の主要メンバーは40代前後のはずなのに、まるで不良少年がそのまま大きくなったかのような理不尽さや獰猛さにゾッとしてしまった
    プロローグの自分勝手な正義感は、ネットでの私刑のようで、これまたいい意味?で嫌〜な感じでした

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    2025年10月26日
  • 震える天秤

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    染井為人にハマって、続けて読んでいます。重い中にも、いつも、ユーモアやホッとする場面があります。この本は、謎解きで、興味が惹かれました。本当は、何があったのか?どんどん、先に先にと読み進めたくなります。ストーリーは面白いです。自分の怨恨ではなく、他の人のために、復讐したいという感情が沸き起こるものかな?それほど、深い、家族のような、家族以上な繋がりが、小さな村の中には、あるものだろうか。そんなことを思った。

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    2025年10月12日
  • 正義の申し子

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    前半は、引きこもりで二重人格の正義のYouTuberジョンと、架空請求詐欺の鉄平の直接対決
    後半はふたりがタッグを組み、ラストはほとんどコメディ
    テンポよく飽きずに読めました!

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    2025年09月18日
  • 正義の申し子

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    全然ハズレがない。うまいなー。絶対体験しなさそうだけど。リアリティ。解像度が高いのでそういう意味でも楽しめる。

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    2025年09月16日
  • 正義の申し子

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    染井為人の本!まじで良かった!
    正体とは、違う色々な小説書ける人だなぁ。
    読後感は本当すっきり、よっしゃ!ってなるくらいの楽しい本だった。スラスラ読めてあっという間だった。

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    2025年09月08日
  • 鎮魂

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    弟が亡くなった原因である半グレ集団に復讐をし、弟の魂を鎮めようとする兄。倒叙ミステリーですが、それだけではないのが、さすが、染井先生。
    悲しい話のようなのに、面白いと感じてしまう。途中途中、読む手を止めるのが躊躇われました。

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    2025年09月01日
  • 海神(わだつみ)

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    読み始めたら、一気読みでした。

    震災復興を巡る詐欺、10年後に見つかった金塊にまつわる物語が、時間軸と語り手を変えながら、語られていきます。
    染井さんらしい展開の仕方ですが、最終盤の謎ときに向かって、話が進み、続きが気になります。

    それだけでなく、復興詐欺を描く社会派的な作風、被災者と死者の切ない交流などの点も、良かったです。

    海の神様を突き動かしたものは、なんだったのでしょうか。島民の怒り、悲しみ。正義。なんですかね。

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    2025年08月25日
  • 海神(わだつみ)

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    人間臭い悪人たち、震災の犠牲者達の生々しい描写、団結力の強い、悪く言えば閉鎖的な離島の住人たち、未来を見ている子供達…様々な人間模様が描かれるのが染井さんの作品の魅力だなと改めて感じました。

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    2025年04月27日
  • 海神(わだつみ)

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    ◾️サマリー
    ・3.11に東北地方天乃島を襲った悲劇
    ・復興支援金の横領と悪人の可哀な末路
    ・天災による被害を忘れるな

    ◾️感想
    震災復興に真面目に取り組む方からは、石が投げ込まれそうな本物語。
    天乃島の人々が、復興支援金を横領され、いいようにこき使われたのに全く救われないことが、本書の一番辛いなぁと思うところである。
    椎名姫乃という一人の女性は、東京で暮らす普通の女子大生であったが、3.11の地震により天乃島の復興支援に携わる。これが彼女の悲劇の始まり。
    人生、いいことを積み上げても良い結果に結び付くとは限らない。
    非常に難しいが、どんな状況でも、何が最適なのか、目の前にいる人の発言の真意を図らねばならない。
    今の自分にはまだまだ道半ばである。

    ◾️学び
    悪いことばかりではない。
    その中に光もある。 貸

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    2025年04月22日