【感想・ネタバレ】芸能界のレビュー

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Posted by ブクログ

自らも元芸能プロダクションのマネジャーである染井為人による、元鞘の“芸能界“をテーマにした短編集。その出自からどれも、元ネタあり?フィクション?という絶妙なリアリティで面白かったです。芸歴の長い俳優が決別しようとした育ての親のプロダクションのある仕掛けにはまる「クランクアップ」。全盛期をすぎた往年の女優がSNSにはまる「いいね」。ボーイズグループを産み出し育て女帝として君臨するプロデューサーにお話、「終幕」。コンプライアンスにがんじがらめになる漫才コンビの相方愛を描く「相方」。どの話も、興味をひく設定と登場人物、話の回収が絶妙でした!

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

好きな作家さん
この小説もわくわくしながら読めました
短編小説でしたので
いつもとは違った印象ですが
ドロトロした感情を書いてあるのは
さすがだと思います

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

染井先生の小説は全部面白いです。新作芸能界も最高に面白かったです。ありがとうございました。短編集ですが、ゾワゾワ怖くなったり、ほっこりして泣けたり、様々な感情が押し寄せました。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

短編集7篇
俳優、マネージャー、プロデューサーいろんな視点から芸能界を切り取り描いている。芸能界は怖いところだ。最初の「クランクアップ」の短編映画を見ているような緊迫感と面白さ、「娘は女優」のマネージャーの好青年ぶりが特に良かった。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

実際に芸能マネージャやプロデューサーをやってた作者らしい作品。いかにもありそうな話ばかりだわ。しかし、この人は新たな作品を読むたびに驚かされますわ

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

なんで染井さんが芸能界?って思ったけど、元芸能マネージャーだったとか…驚き!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

ブラックあり、いいお話ありで楽しめました♪

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

染井作品にハズレ無し。
今作は、タイトル通り芸能界をテーマにした短編集。サラッと気軽に読めました。
・・・次は長編に期待!

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

「クランクアップ」
「ファン」
「いいね」
「終幕」
「相方」
「ほんの気の迷い」
「娘は女優」
芸能界を題材にした7話収録の短編集。

染井さんは、読み応えのある長編小説も良いが、短編も切れ味がよく面白かった。

実際にありそうなエピソードが目白押し。
読後感の良いものから復讐ものまで内容もバラエティ豊か。

中でも印象に残ったのは、ミステリ色が濃く反転が巧みな「ファン」。
Instagramにハマり、一気にのめり込んでいくベテラン女優の顛末を描いた「いいね」。
ボーイズグループをプロデュースする女性を描いたイヤミス感満載の「終幕」。

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1冊に7つの短編集なので、ひとつひとつはかなり軽め。「真相をお話します」みたいな系統のミステリーをもっと軽くしてさくっと読めるような感じの。
軽めの読書にはおすすめです。

お仕事小説の裏側的なものが大好きなのですが、期待したほど「業界の裏側」という感じはしなかった(芸能界の裏側、だったら推しの子の方が生々しいかも)

なんとなくいじっている元ネタはあの芸能人?と思わせるような話もあったり。

「ボーイズランド」という俳優の登竜門的なイケメン揃いのミュージカルを作った元ホスト狂いのおばさんが、性的ギリギリなところを攻めながら(若い男性出演者の着替えに乱入していってハグするとか)圧倒的プロデューサーの立場でいい役をもらうために出演者も拒めない、みたいな某Jを彷彿とする話は男女逆転させているとはいえよく小説として出せたなーと思いました。

個人的には往年の女優がSNSでいいね中毒になっていく過程を描いた「いいね」も好き。あそこまでのめり込んだものから救ってくれる「家族」とか、長年のキャリアを伴走した事務所スタッフがいるからこそ救われたけど、若い子だったらそのまま破滅していくんだろうなー

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

芸能マネージャーやプロデューサーのお仕事をされていた染井為人さんが書く『芸能界』楽しみにしていました。実際にある話なのか、噂話を脚色した話なのかわかりませんが、読みながら顔がうっすら浮かぶ芸能人もいたりして…。ちょっと後味の悪いお話が多かったけど、『相方』と『娘は女優』はいいお話でした。
短編のせいか、いつもの染井作品のように読み出したらページを捲る手が止まらなくなる感じがなかったのが残念。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

ゾクっとした…。ヒトコワっていうのかな。
ゴシップ紙を読んでるような、人の裏側を覗き見してるような感覚でした。実際の芸能界でもあり得そうなリアリティー。
ファン、いいねが特に良かった。
7作の短編集ですが、なんとなく「世にも奇妙な物語」を思い出しました(読めばわかる)

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

芸能界って怖い
芸能界の裏側を覗く7つの短編集
どれも本当にありそうな話
と思ったら染井さんは芸能マネージャーや
舞台演劇、ミュージカルのプロデューサーをしていらしたんですね
てことはやはり ちょびっとは事実もあるってこと?
怖い((´д`))

【ファン】
タレントとマネージャーの関係。ファンとタレントとの関係。子役時代から二人三脚で頑張ってきた人気若手女優のちづると そのマネージャーの純一。純一はちづるのマネージャーを辞め お笑い芸人と新人アイドルグループのマネージャーを兼任することになったが、自分がマネージャーになった途端、お笑い芸人もアイドルグループもスキャンダルで芸能界から消される事態に_。そんな時 ちづるもストーカー被害に悩まされていた。ある日 ちづるの部屋にストーカーが侵入したと警察から連絡が入る。駆けつけた純一が目にした犯人はよく知る人物だった。ゾワゾワなイヤミス。お互い「信頼」がないと成り立たないけれど、それも行き過ぎると……。

【いいね】
女優 石川恵子が五十を過ぎて始めたインスタグラム。より多くの「いいね」を獲得するため加工、露出が増え 四六時中 携帯が手放せない状態に。会社からの忠告も 一人娘の心配も聞く耳を持たず、インスタが生き甲斐とまでなっていた。しかし「いいね」が増えるのとは反対に テレビの仕事はどんどん減っていき……。恵子がお風呂で自撮りをするようになる場面はもはやホラー笑。SNS依存。エンドルフィン。芸能人ばかりじゃなく誰にでも起こりえそう。この娘ちゃんがほんとに出来た娘!

【ほんの気の迷い】
二十五歳 栗原翔真。本名 田中勇太。田舎で育った勇太は 友達とノリで受けたスーパーボーイオーディションで特別賞を受賞したことをきっかけに芸能界入りする。芝居をすることに喜びを感じていたが、本当の自分とはかけ離れた「アイドル俳優」というキャラクターを 会社やファンから求められることに嫌気がさしていた。しかし周りに相談出来る人はいない。《この人っていつも芝居がおんなじ。マジ芸がない。#ドSな彼にゾッコン #栗原翔真 #嫌い》否定的なツイートが目に留まる。鏡を見て驚いた。顔は笑っているのに泣いている_?!
自分の子どもと年齢も近いこともあるし、勇太を襲う不安感からの恐怖心も痛いほどわかるから辛かったー( ߹ㅁ߹) 読んだ後は色んな芸能人を思い浮かべてしまった。華やかに見えて本当は孤独に苛まれているのかな。


さっき新ドラマ「アンメット」を観た。
杉咲花ちゃんなんであんな可愛いの。
花ちゃんが泣くシーンは条件反射のように私も泣いてしまう。・゚・(*ノД`*)・゚・。
何かのインタビューで「やらないで後悔したことは?」との問に「洗ったバスタオルを畳まずに寝てしまったこと」と答えていた花ちゃん。かわいすぎーーー。はぁ、私生活も可愛いんだろうなとテレビのこちら側は勝手に想像しちゃうよね。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

芸能界にまつわる短編集。
サクッと読める。終わりも良かった。
染井さんの既刊全て読み終わってしまった。
新作楽しみにしてます!! 

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

芸能界にまつわる7編の短編集。
一つひとつは確かにいいのだが、この作者は長編のほうがよい。
追っかけている作者の一人として、次作に期待したい。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

芸能界出身の染井さんが、ついに古巣を舞台にした小説を書いたとわくわくしながらページを開いた。期待していた長篇でないのが残念だが、7篇を収めた短篇集である。
一口に芸能界といっても、そこに関わる人々は実に幅広い。いわゆるタレントはもちろん、芸能事務所の関係者やマネージャー、製作側のスタッフ、そしてもちろんファンも。そんな様々な立場の人を主人公にした7篇はすべて独立した作品で、それぞれに趣向が凝らされている。
読みやすいし楽しめたけれど、染井さんにしては深みが足りないなと感じてしまった。
ぼくの推しは最後の「娘は女優」だ。

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2024年03月02日

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