染井為人のレビュー一覧

  • 正体

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    3人を殺害した未成年死刑囚の脱獄と逃亡の物語。
    600頁超えの大容量でありながらも、円を描くように短編を連鎖させて関連付ける趣向は見事で、時系列がわかりやすく、サクサク読めた。
    言葉や表現も難しいとまでは行かず、万人受けする小説だと思った。
    実際に起きた相似事件や現代の社会問題を随所に物語に盛り込んでいるのは作者の意図した問題提起なのではないかと感じた。
    途中からなんとなく推理小説然とした過程にハラハラドキドキ感がじわじわ高まっていったけれども、、、個人的には衝撃を受けるとまではいかない結末だったかな。でも映画も観てみたいという気にはなった。

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    2026年03月01日
  • 正義の申し子

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    染井為人氏の作品は映像が目に浮かぶ。
    「悪い夏」は胸糞系だったけど、これはスッキリ面白い。
    キャラがたってていいね。

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    2026年03月01日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    ネタバレ

    普通かな。
    前半は面白くてのめり込むように読んでたけど、後半にかけて展開が読めてしまって残念だった。
    七瀬が愛として生まれ変わって会いにくるけど、顔変えたりなどしてもそんなに気づかないものなのだろうかと思ってしまった。
    颯太が最後七瀬だって気づいて終わって欲しかったかも。
    眠らせて殺されていくから「ララバイ」なんだね。

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    2026年02月27日
  • 震える天秤

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    ■サマリー
    ・高齢者の車事故
    ・村社会のなれ合い
    ・結末の賛否は分かれるところ(天秤である)

    ■所感
    高齢者によるブレーキとアクセルを踏み間違った
    ただの事故なのか?という問いから入る本作品は、
    読み進めるとそこには村社会とい狭い範囲で生きて
    いる人たちの価値観も織り交ざった物語に入る。
    結末に向かってテンポよく読み進められていく
    ため、最後はどこに着陸するのかハラハラしながら
    読むことになる。
    最後まで読むとこの結末でよかったという人も
    いれば、何だかなーと思う人も結構出てくるような
    二分する終わり方。
    私はどちらかというと前者のほうである。
    これはこれでよいかも。
    タイトルの天秤とは、ま

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    2026年02月08日
  • 正義の申し子

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    3.5/5.0

    マスクを被ろうと思考して、それを行動に移す時の人格は純なの?ジョンなの?
    などと、突っ込み始めたらキリがないが、そのコント的ですらある可笑しさも含めてドタバタコメディってことでいいのかな?笑

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    2026年02月03日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    ネタバレ

    中学卒業と同時に親元から飛び出し歌舞伎町にたどり着いた15歳の少女・七瀬。わずか15年の人生で絶望を味わい、すべてをあきらめている七瀬にとって、歌舞伎町は唯一、心を安らげる場所だった。
    トー横広場で仲間とダベり、危ないバイトに手を出していくうち、歌舞伎町の闇社会や家出少女たちを食い物にしようとする大人たちとも関わっていく。そして事件は起きた――。社会派サスペンスの新鋭が描く衝撃の復讐劇。

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    2026年02月04日
  • 滅茶苦茶

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    本当に無茶苦茶にだった。
    普通に暮らしていたはずなのに、コロナをきっかけにそれぞれが道を踏み外す。あの頃は確かに非日常が急に始まって、世の中全体が暗かったことを思い出す。
    日常に暮らしていれば、三人は本当に転落しなかったのか。本当にコロナのせいだったのか。

    染井さん書く「人の感情のドス黒い部分」は普段表に出していない部分であるはずなのに、なぜか共感できる。自分の性格が歪んでいるのか、それともみんな同じようなものなのか。毎回考えてしまう。

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    2026年01月29日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    「トー横キッズ」ニュースなどで存在は知っていたけれど、いわゆる不良少年少女の集まりかと思っていた程度だったので、第一章はなかなか面白く読めた。
    第二章からは、ヤクザの話や復讐の話でそういうものに興味がないワタシにとっては面白くなかった。浄化といって何人か消したところで、結局似たような悪者に取って変わるだけだろうしね。復讐してスッキリ!って読後ではない。

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    2026年01月27日
  • 芸能界

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    オーディブルにて。

    芸能界のホラーな話からどんでん返し系、少し心温まる話まで。
    いつもの染井為人さんとは少し違った雰囲気。

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    2026年01月22日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    最後の展開まではおもしろい。
    個人的に最後揉みくちゃ殺しオチが好きじゃないのかも。《悪い夏》も映画しか見てないけれど、それも最後揉みくちゃ殺し合いだったなあ……。犯人も怪しすぎるから意外性も無い。
    スッキリしないとこも多々。
    聖子は結局本当に若すぎる母で謙臣(実の兄)との子だって話だけどそこの深堀はなし?狂ってる家族を演出したかっただけ?
    飯田先生の件もなんでヤク中になってるんだろう。なんでヤク中って聖子は知ってたんだろう。
    あと櫻子ちゃんは殺されてるってこと?
    江頭さんはその後どうなっただろう……。
    あとエピローグで綺麗にしてるけれど、めちゃくちゃ人殺してるけどなあと思ったり。(正当防衛が成

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    2026年01月22日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    全体的には面白かった。けど、言いようのない物足りなさがある感じ。
    テーマ的には重たいけど、心理描写が「焦燥感」にフューチャーされすぎてるような、、?分からん。僕の読解力の問題かも。笑
    もう少しギトっとした心の渦巻きを見たい気がしたけど、このポップさも含めて染井さんの良さなのかなとも思える。
    読みたい文章のモチベが合わなかったのかな。凪良ゆう読んだ後だったからかも。

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    2026年01月15日
  • 悪い夏

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    社会福祉事務所、ヤクザ、生活保護費受給者達が織りなす悲劇と喜劇

    不正受給者の裏で暗躍するヤクザ
    楽して儲けることのツケがよく分かる

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    2026年01月15日
  • 震える天秤

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    高齢者ドライバー、認知症、村社会。
    ページを捲るにつれて真相に迫っていく胸のざわつきは最高だった。
    結末はまさにタイトルの如くではあったが、張り巡らせた伏線が残されているような感覚にも陥った。
    都合よく入る情報と、都合をつけなかった結末。の印象に。

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    2026年01月14日
  • 悪い夏

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    本当に悪い人しか出てこない。
    多分この本に登場してくる人物は全員苦手な人。
    誰一人として共感することができないし、好きになれない。
    終始読みながら心がざわざわした。
    途中で投げ出そうかと何回も思ったけど、
    それでも結末が気になって読んだ。
    こんなに胸糞悪い物語を最後まで読ませる染井さんの筆力はすごい。

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    2026年01月13日
  • 震える天秤

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    ネタバレ

    正三は直前までは殺すつもりではなかったものの、石橋昂流への恨みから最後はアクセルを踏む足を離せなかった、という律の考察はなるほどと思った。七海たちの代わりではなく、自分の意志で突っ込んだからこそ、罪の意識を持ち、死刑を望んでいるんだな、と合点がいった。
    あらすじが面白そうだったので読んでみたものの、奇妙な風習が残る村の謎、というよりも村全体の隠匿という感じで、触れ込みとはちょっと違うかなと思った。

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    2026年01月11日
  • 芸能界

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    染井先生が元芸能マネージャーということも踏まえて、どこまでリアリティがある内容なのかわからないけど、良い話もあれば悲しい話も盛り込まれてて芸能界とはそういう場所なんだなと思った。

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    2026年01月08日
  • 芸能界

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    読み進めるうちは、独立したエピソードのように思える断片が、終盤に向けて一気に形を成していく。その「理解の瞬間」がたまらなく刺激的な一冊でした。
    あからさまな伏線というよりは、登場人物たちの業や執念が複雑に絡み合い、最後に一つの真実へと収束していく構成。一見、関連のなさそうな点と点が線で結ばれたとき、芸能界という虚飾の街の全貌が浮かび上がってくる。その仕掛けの見事さに、思わず息を呑みました。

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    2026年03月22日
  • 悪い夏

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    真面目なケースワーカーに振りかかる不幸。
    生活保護不正受給者との受給をめぐる渡り合い。底辺の生活とお金に群がってくる悪い奴ら。
    後半怒涛展開でページが残り少なくなってきて どう終わるの,,、?と心配になった。

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    2025年12月28日
  • 震える天秤

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    この先はどうなるのだろう?と思いながら読み進めた。真実を追い求めるジャーナリストって大変なんだなと。

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    2025年12月21日
  • 震える天秤

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    高齢者が起こした自動車事故と村社会をテーマにした物語。
    ちょっと、印象が散漫になってしまったので個人的にはどちらかにテーマを絞っても良かったのかなと思いました。

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    2025年12月18日