染井為人のレビュー一覧

  • 海神(わだつみ)

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    2011年、大震災その日に産まれた女の子が10年後に海で金塊を拾ったことから始まった。2013年、2021年が行ったり来たり、新聞記者の菊池一朗、大学生の椎名姫乃、養護施設の職員堤佳代三人の視点で話が進んでいく。
    復興支援金を横領した遠田はとんでもない悪人だが、最後は海の神が姫乃たちの味方をしてくれたのかな。
    もう一度だけ姫乃に会いたかったと、ナナイロハウスに現れた江村に救いと悲しさを感じた。

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    2024年09月19日
  • 海神(わだつみ)

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    震災の復興支援金をめぐる内容で、色々と考えさせられる話だった。時系列が目まぐるしく変わり混乱しそうになるが、徐々に明らかになる真相にやるせない気持ちになる。

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    2024年09月07日
  • 海神(わだつみ)

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    さすが染井さん!お話しの作り方がとっても上手でした。ただ、現在と過去をいったりきたりするのでちょっとだけ混乱してしまう時がありました…
    被災地では本当に火事場泥棒も性犯罪も多いし、大手の募金などもちゃんと被災地に回らないなど、結構あります。3.11だけでは無いですが、忘れてはいけない。そして日頃からの備えの大切さを改めて考えさせられました。

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    2024年09月02日
  • 海神(わだつみ)

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    このお話のすべてはエピローグに、、、
    忘れてはいけない3.11あの日自分はホテルのロビーで映画のような惨劇を傍観していました。
    若い頃宮城県多賀城市に住んでいた時があり、その土地が大被害にあったこと今でも信じられません。お世話になった方々は、どうなっているのかも知れずじまいです。そんな大混乱の中で詐欺、強奪、性犯罪、ホント信じられん!実際にあるんだろうなぁと悲しく思いました。、
    ちょうど読んでいる時に南海トラフ巨大地震注意報が発生されました。自然の力には逆らえないけど、まずは今できる準備を整えることかな?と改めて思った今日この頃、、、

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    2024年08月14日
  • 震える天秤

    匿名

    購入済み

    高齢者による悲惨な運転事故が起き、そこから関係者に取材をしてゆくが、信じられない闇があった。
    人と人との絆があり葛藤があり考えさせられる話しでした。

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    2024年08月02日
  • 海神(わだつみ)

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    復興は金になる!東日本大震災の被害を受けた、東北の小島を舞台に、多大な悲しみと被害にあえぐ島民と、そこに救世主のように現れた“復興のプロ“による復興マネーの搾取と復讐を描いた作品。悪役の憎たらしさがもっと描かれてもいいと思った。けれど、最後に作者が復興のマネタイズというテーマに、一時は筆を置いた、と書いていたように、そこには躊躇や葛藤があったのだろう。震災テーマの新しい切り口で人間の業、醜さ、美しさを描き出す。染井作品の中でも異彩を放つ作品。

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    2024年04月08日
  • 正体

    購入済み

    初めて

    本とか特に趣味でもなく、暇すぎて読んでみようかなと思って購入してみたのですが、飽きることなく、展開が気になって読み切ることができました。

    #深い

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    2024年03月20日
  • 正体

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    エンタメ傑作 オーディブルにて

    ゴールデンスランバーが、逃亡者目線であるのに対して、この小説は逃亡者の周囲の人目線という、これまで僕は読んだことのないスタイルの小説であった
    どうやって物語が絡んでいくのか前半ではわからないなか、徐々に点と点がつながっていく
    結末は悲しいけれど、聴きながら逃亡を応援したくなる

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    2025年12月12日
  • 正体

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    エンターテイメント小説として エンターテイメント小説としてすごく面白かった。
    かなりの分厚さにも関わらず1日で読み切れた。
    ただ、鏑木が死んでしまったことが悔やまれる…。

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    2025年12月18日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    全体的には面白かった。けど、言いようのない物足りなさがある感じ。
    テーマ的には重たいけど、心理描写が「焦燥感」にフューチャーされすぎてるような、、?分からん。僕の読解力の問題かも。笑
    もう少しギトっとした心の渦巻きを見たい気がしたけど、このポップさも含めて染井さんの良さなのかなとも思える。
    読みたい文章のモチベが合わなかったのかな。凪良ゆう読んだ後だったからかも。

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    2026年01月15日
  • 悪い夏

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    社会福祉事務所、ヤクザ、生活保護費受給者達が織りなす悲劇と喜劇

    不正受給者の裏で暗躍するヤクザ
    楽して儲けることのツケがよく分かる

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    2026年01月15日
  • 震える天秤

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    高齢者ドライバー、認知症、村社会。
    ページを捲るにつれて真相に迫っていく胸のざわつきは最高だった。
    結末はまさにタイトルの如くではあったが、張り巡らせた伏線が残されているような感覚にも陥った。
    都合よく入る情報と、都合をつけなかった結末。の印象に。

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    2026年01月14日
  • 悪い夏

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    本当に悪い人しか出てこない。
    多分この本に登場してくる人物は全員苦手な人。
    誰一人として共感することができないし、好きになれない。
    終始読みながら心がざわざわした。
    途中で投げ出そうかと何回も思ったけど、
    それでも結末が気になって読んだ。
    こんなに胸糞悪い物語を最後まで読ませる染井さんの筆力はすごい。

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    2026年01月13日
  • 震える天秤

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    ネタバレ

    正三は直前までは殺すつもりではなかったものの、石橋昂流への恨みから最後はアクセルを踏む足を離せなかった、という律の考察はなるほどと思った。七海たちの代わりではなく、自分の意志で突っ込んだからこそ、罪の意識を持ち、死刑を望んでいるんだな、と合点がいった。
    あらすじが面白そうだったので読んでみたものの、奇妙な風習の残る村というよりも村全体の隠匿という感じで、触れ込みとはちょっと違うかなと思った。

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    2026年01月11日
  • 芸能界

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    染井先生が元芸能マネージャーということも踏まえて、どこまでリアリティがある内容なのかわからないけど、良い話もあれば悲しい話も盛り込まれてて芸能界とはそういう場所なんだなと思った。

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    2026年01月08日
  • 正体

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    ネタバレ

    脱獄した死刑囚の逃避行。警察とドンパチしたりというわけではなく、社会に密かに溶け込んでいく。序盤から中盤までがお仕事体験ツアーみたいな感じで特に面白かった。ただ、終盤はあまり納得いかない。強引に真犯人を登場させなかったのは素晴らしいが、裁判の過程まで丁寧に描写して、彼の悲痛な叫びが報われるまで見届けたかった。冤罪というテーマと向き合い、鏑木慶一という人間の心の奥底まで全てを余すことなく曝け出して欲しかった。だが、あとがきで本作はあくまでエンターテイメントだと言っているので、それなら仕方ないかとも思う。

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    2026年01月06日
  • ひきこもり家族

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    ひきこもりの更生の話、と思ったけれど、なかなか深い話でした。誰だってひきこもりなんてしたくない。当事者が一番思っているはず。わらにもすがる親の気持ちには、共感できる。責任の一端はあるのだからと思ってしまう。どうにもならない感情と向き合うしかない。誰もが犯罪者になってしまう恐ろしさも感じた。それと同じくして、何でも絶対ということは、何ひとつないのだと思う。

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    2026年01月03日
  • ひきこもり家族

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    平本諒太は12歳で不登校となり、そのままひきこもって7年が過ぎた。その彼のもとにリヴァイブ自立支援センターの職員たちが訪れた。拉致ともいえる強引な手法で身柄を拘束された彼は、九州にある研修所に送られる。そこでは年齢も性別も様々な4人が共同生活を送っていた。
    自立支援といいながら実態は暴力による支配だ。前半はこの研修所での虐待がこれでもかと描写される。うんざりして途中で読むのをやめようかと思った。が、あることをきっかけに状況は一転し、タイトルの意味がわかってくる。
    後半はそれまでの鬱憤を晴らすかのような痛快さで愉しめたけど、そこに至るまでがつらすぎた。

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    2026年01月02日
  • みずいらず

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    色んな夫婦の危機と、そこからの再生を描いた短編集。
    どの話にも共通して思ったことは、
    『ちゃんと言葉にして伝えること、話し合うことが大事』ということ。
    血が繋がっている家族でも相手が何を考えているのかなんてわからない。ましてや夫婦とは、血のつながらない他人が一つ屋根の下で何年も暮らすこと。
    勝手に相手の考えを誤って解釈したり想像したり、伝えることを諦めてしまったら、簡単にすれ違っていく。

    人と深く関わるほど、傷つくことも苦しいこともあるけど、それ以上に人と関わることでしか得られない嬉しいことや楽しいこと、学びがあるから、
    私は人と距離を取りたがってしまうけど、
    面倒でもしっかり人と関係を築い

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    2025年12月30日
  • 悪い夏

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    真面目なケースワーカーに振りかかる不幸。
    生活保護不正受給者との受給をめぐる渡り合い。底辺の生活とお金に群がってくる悪い奴ら。
    後半怒涛展開でページが残り少なくなってきて どう終わるの,,、?と心配になった。

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    2025年12月28日