染井為人のレビュー一覧

  • 海神(わだつみ)

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    さすが染井さん!お話しの作り方がとっても上手でした。ただ、現在と過去をいったりきたりするのでちょっとだけ混乱してしまう時がありました…
    被災地では本当に火事場泥棒も性犯罪も多いし、大手の募金などもちゃんと被災地に回らないなど、結構あります。3.11だけでは無いですが、忘れてはいけない。そして日頃からの備えの大切さを改めて考えさせられました。

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    2024年09月02日
  • 海神(わだつみ)

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    このお話のすべてはエピローグに、、、
    忘れてはいけない3.11あの日自分はホテルのロビーで映画のような惨劇を傍観していました。
    若い頃宮城県多賀城市に住んでいた時があり、その土地が大被害にあったこと今でも信じられません。お世話になった方々は、どうなっているのかも知れずじまいです。そんな大混乱の中で詐欺、強奪、性犯罪、ホント信じられん!実際にあるんだろうなぁと悲しく思いました。、
    ちょうど読んでいる時に南海トラフ巨大地震注意報が発生されました。自然の力には逆らえないけど、まずは今できる準備を整えることかな?と改めて思った今日この頃、、、

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    2024年08月14日
  • 震える天秤

    匿名

    購入済み

    高齢者による悲惨な運転事故が起き、そこから関係者に取材をしてゆくが、信じられない闇があった。
    人と人との絆があり葛藤があり考えさせられる話しでした。

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    2024年08月02日
  • 海神(わだつみ)

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    復興は金になる!東日本大震災の被害を受けた、東北の小島を舞台に、多大な悲しみと被害にあえぐ島民と、そこに救世主のように現れた“復興のプロ“による復興マネーの搾取と復讐を描いた作品。悪役の憎たらしさがもっと描かれてもいいと思った。けれど、最後に作者が復興のマネタイズというテーマに、一時は筆を置いた、と書いていたように、そこには躊躇や葛藤があったのだろう。震災テーマの新しい切り口で人間の業、醜さ、美しさを描き出す。染井作品の中でも異彩を放つ作品。

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    2024年04月08日
  • 正体

    購入済み

    初めて

    本とか特に趣味でもなく、暇すぎて読んでみようかなと思って購入してみたのですが、飽きることなく、展開が気になって読み切ることができました。

    #深い

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    2024年03月20日
  • 海神(わだつみ)

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    これに近いことが本当にあったなんて全然知らなかったからびっくりした。
    オカルト的な表現は必要だったのかはよく分からなかった。

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    2024年03月08日
  • 正体

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    エンタメ傑作 オーディブルにて

    ゴールデンスランバーが、逃亡者目線であるのに対して、この小説は逃亡者の周囲の人目線という、これまで僕は読んだことのないスタイルの小説であった
    どうやって物語が絡んでいくのか前半ではわからないなか、徐々に点と点がつながっていく
    結末は悲しいけれど、聴きながら逃亡を応援したくなる

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    2025年12月12日
  • 正体

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    エンターテイメント小説として エンターテイメント小説としてすごく面白かった。
    かなりの分厚さにも関わらず1日で読み切れた。
    ただ、鏑木が死んでしまったことが悔やまれる…。

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    2025年12月18日
  • 悪い夏

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    真面目なケースワーカーに振りかかる不幸。
    生活保護不正受給者との受給をめぐる渡り合い。底辺の生活とお金に群がってくる悪い奴ら。
    後半怒涛展開でページが残り少なくなってきて どう終わるの,,、?と心配になった。

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    2025年12月28日
  • 滅茶苦茶

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    あっという間に読み終わった。この作者さんの物語は話がどんどん展開していき中だるみがないのがいいところ。みんなが酷い目に遭うので申し訳ないのだが「なんでそっちに行くの」と突っ込みたくなるような愚か者ばかりが登場し、読む側としてはそれほど絶望感はなく、むしろどこかコミカルな空気もあり、特に終盤主人公3人が揃って車内で号泣する場面は思わず笑ってしまった。その後も畳み掛けるような怒涛の展開でとても楽しかった。不幸な彼らもこれだけ楽しんでもらえると報われるだろう。実際に起こると最悪な話なのに軽快に読める本。

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    2025年12月28日
  • 正体

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    ネタバレ

    鏑木慶一は、どんな人間か。
    潜伏先で身分を隠し名前を変え、顔も変えて置かれた場所で生きていく。
    周りが困っていれば、警察を呼ぶこともある、自分の身が危なくなっても。
    ただ逃げたかったのではなく目的があった。無実である証明、曖昧な記憶とボイスレコーダーの存在。警察の汚いやり方…。
    冤罪はこうやってつくられる。
    慶一には生きていてほしかった。
    無罪が証明されても、彼はいない。

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    2025年12月26日
  • 正体

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    とんでもなく重い話でした。
    物語って分かってるけど、物語であってくれって強く願ってしまった。
    鏑木は顔と名前を変えて生活してたわけだけど、そんな普通じゃない状況もあって、どこか掴めなくて人間味がない感じがしてた。でも全部読み切った後、やっぱり彼はわたしと同じ人間だったんだって気づいたら、胸が締め付けられるように苦しくなった。

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    2025年12月23日
  • 震える天秤

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    この先はどうなるのだろう?と思いながら読み進めた。真実を追い求めるジャーナリストって大変なんだなと。

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    2025年12月21日
  • 悪い夏

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    もう読みたくない。誰も幸せにならなすぎる。絶望の話。少しの光もない。
    読書の後の少しの光も残らない話は嫌い。

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    2025年12月21日
  • 震える天秤

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    高齢者が起こした自動車事故と村社会をテーマにした物語。
    ちょっと、印象が散漫になってしまったので個人的にはどちらかにテーマを絞っても良かったのかなと思いました。

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    2025年12月18日
  • みずいらず

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    タイトル通り、“夫婦”みずいらずの情景を綴ったリレー形式の連作短篇集。9篇が収録されている。
    読み始めてすぐに(これ、染井さんの本なの?)と違和感を感じた。なにしろ平和なのだ。どの作品もせいぜい言い争い程度の夫婦喧嘩しか起きない。まあ夫婦間のいざこざなんて今更読みたくもないが、こうもなにも起きないと逆に肩透かしを食らった感がある。
    最後の1篇「シングル」はちょっとクセ球だ。なにしろ主人公は作家の染谷和人(笑)で、独身なのだ。しかも書かれているのが、この作品を書く前の編集者とのやりとりなどを含んでいて、正にぼくが思っていたとおりの内容だった。確信犯的に書かれた作品だったわけだ。納得である。

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    2025年12月14日
  • みずいらず

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    短編集
    いつくるかいつくるかと思いながら読んだけど最後はいい話
    この作家てこんなほっこりいい話書くんだー
    やられたー

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    2025年12月14日
  • 滅茶苦茶

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    全盛期が終わった小室哲哉のような
    堕ちていく人間を安全な所から見る
    快感のような作品

    「いやいや やめときなさい!」みたいなツッコミをしながら読んでた

    別々の主人公が後半で1つになるのは
    わかっててても心地よかった

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    2025年12月12日
  • みずいらず

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    事件も死人も無い穏やかな本。レビューに多くある
    『最後の話は染井さんご本人か?』同感、次作は家事代行サービスの人かな、楽しみです。

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    2025年12月10日
  • 正義の申し子

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    あとがきを読んで、ユーチューバーの
    モデルがいたことに驚きでした
    アニメにありそうな展開で
    ドキドキしながら楽しめました

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    2025年12月07日