染井為人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■サマリー
・高齢者の車事故
・村社会のなれ合い
・結末の賛否は分かれるところ(天秤である)
■所感
高齢者によるブレーキとアクセルを踏み間違った
ただの事故なのか?という問いから入る本作品は、
読み進めるとそこには村社会とい狭い範囲で生きて
いる人たちの価値観も織り交ざった物語に入る。
結末に向かってテンポよく読み進められていく
ため、最後はどこに着陸するのかハラハラしながら
読むことになる。
最後まで読むとこの結末でよかったという人も
いれば、何だかなーと思う人も結構出てくるような
二分する終わり方。
私はどちらかというと前者のほうである。
これはこれでよいかも。
タイトルの天秤とは、ま -
Posted by ブクログ
そ、、染井さん?
あれ?染井さん?
今回の染井さんは、ミステリーでも社会派でもない
「青い壺」(有吉佐和子/著)の、壺がない感じ
︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎︎︎エアー青い壺︎︎︎︎"︎︎が次々と各夫婦の元を渡り歩いていく
そんな印象の短編集でした
どこにでもいる(と言うと語弊があるが)夫婦の日常を、とてもリアルに描いてある
夫目線であったり、妻目線であったり
外から見たら円満夫婦だろうが、ちょっとした悩みやイザコザはある
ただ、8編は他所の家庭の様子を覗き見してる感があって、ちょっとだんだん飽きてきたかな~って思ってたら、最後の1編は、何⁉️
ノンフィクション?と、ちょっと染井さんのこと調べ -
Posted by ブクログ
夫婦や伴侶、パートナーといった、意思をもって形作られる共同体は、関係を続けていくために双方の努力やメンテナンスが必要になるのではないかと思います。本書では、その営みが丁寧に描かれていました。
本書にはさまざまな夫婦や夫婦未満の形が登場しますが、その根底に流れているのは、相手への尊敬と配慮ではないかと感じました。
本書で描かれる夫婦は、基本的に男女の関係として描かれています。しかし、ここに描かれている尊敬や配慮、関係を維持しようとする営みは、本来、性別に限定されるものではないと思います。
同性のパートナーや、別のかたちの伴侶関係にも、この本の示すところは届くのではないかとも感じました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ最後の展開まではおもしろい。
個人的に最後揉みくちゃ殺しオチが好きじゃないのかも。《悪い夏》も映画しか見てないけれど、それも最後揉みくちゃ殺し合いだったなあ……。犯人も怪しすぎるから意外性も無い。
スッキリしないとこも多々。
聖子は結局本当に若すぎる母で謙臣(実の兄)との子だって話だけどそこの深堀はなし?狂ってる家族を演出したかっただけ?
飯田先生の件もなんでヤク中になってるんだろう。なんでヤク中って聖子は知ってたんだろう。
あと櫻子ちゃんは殺されてるってこと?
江頭さんはその後どうなっただろう……。
あとエピローグで綺麗にしてるけれど、めちゃくちゃ人殺してるけどなあと思ったり。(正当防衛が成