染井為人のレビュー一覧

  • 黒い糸

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    オーディブル
    紙で読んでたら、最後が気になってチラ見しちゃってたかも、くらい、先が知りたくてたまらないほど熱中してしまった。
    最初は結婚相談所のこれまた興味ある話、最終的にはめちゃくちゃ怖いシーンだったが、エピローグで、あーそうなったのね、それはそれでよかったね、という気持ちになった。

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    2026年05月05日
  • 正体

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    ネタバレ

    脱獄犯だということがわかっていても、
    鏑木慶一という人物に嫌悪感を感じなかった。
    むしろ好印象を抱いていた。
    ミステリアスで、秀才で、人が良くて義理深く、魅力がある。

    脱獄してからの短いようで長い月日の中で、
    友情、恋愛、仕事、、、自分を偽らずとも経験できたであろう人生を、彼は全うしていた。鏑木慶一という人の尊さは深く関わっていた人たちの様子からしっかりと伝わっていた。
    姿は違えど彼のブレない生き様が、
    結果として彼を守った。自分で自分を救った。

    だからこそ、結末が悔しかった。
    信じてもらいたかった人たちに信じてもらえず、
    疑いの目を向けられて、悲しく辛かったろう。
    読み手のエゴになってし

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    2026年05月05日
  • ひきこもり家族

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    引きこもり施設に集められた年齢、性別、事情が様々な人

    引きこもりになる原因は家族不和が多いのかな、思っていたらシモダとリョウタは家庭内では親子関係は良好という設定
    何だか恵まれている状況で納得いかず読み進めていたら、家族問題で引きこもりになった登場人物も出できて、腑に落ちて読んで行きました

    酷い施設に酷い経営者と職員

    それが故にまとまる利用者達
    でも、油断して一線を踏み外してしまう危うさは誰にでもある

    最後は悪い人は成敗され、元引きこもりの人達は第二の人生を社会の中で歩み始めた終わりでホッとしました

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    2026年05月04日
  • ひきこもり家族

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    とにかく続きが気になって、ぐいぐい引き込まれる物語にはとても没入できた。すごく良い作品だった。これは久しぶりに出会えた良作。とにかく続きが気になって仕方ない高揚感を読書で味わえて幸せでした。文句なしの星5つ!!

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    2026年05月03日
  • 正義の申し子

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    ユーチューバー、架空請求業者、女子高生という個性豊かな面々が出てきたときは、一体どういう展開になるのかと思ったけれど、それぞれの個性が徐々に混ざり合って、最後にはさながら『メロンと生ハム』のような意外だけどいい!的な掛け合わせを楽しむことができた。展開は少年漫画のようで読みやすい。終わり方は綺麗事と見る人もいるかもしれないが、個人的には物語の結末としてきれいで満足。

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    2026年05月01日
  • 黒い糸

    匿名

    購入済み

    中盤あたりから誰もが怪しく見え疑って見てしまいました。想像以上の展開と内容に驚きました。遺伝についても性格まで遺伝するのが1番恐ろしかったです。
    両親共に素晴らしい人達の間に産まれたならそんな不安もないかもしれないけれど、自分の親が恐ろしいと感じる人には不安でしかたない。けど最後まで争って、自分は大丈夫だと信じるしかない。

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    2026年04月25日
  • 鎮魂

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    染井為人さんの『鎮魂』を読んで、「舐められたくない」という歪んだプライドが、いかに大切なものを壊してしまうかを痛感しました。凶徒聯合の男たちが家庭や平穏を失っていく姿は、あまりに皮肉で虚しいものでした。死や破滅を前にしたとき、彼らが必死に守ろうとした虚勢や面目は、結局何の役にも立たなかった。
    小さい頃、父にお風呂で「邪魔なプライドは捨てた方がいい」と言われたことを思い出します。大人になり、社会に出てからも、意地を張ったせいで人間関係がうまくいかないことは多々あります。もし彼らが一瞬でも自尊心を捨てて人の痛みが分かり大切な人を優先できていたら……。凄惨なエピソードの数々に、守るべきものの本当の優

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    2026年04月07日
  • 震える天秤

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    またしても面白かった。大好きな作家さん。
    きちんと「今」のテーマを各人に問いかける形で読むと自分の中の価値観を再確認できる。考えさせられる作家さんとでも言いましょうか。

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    2026年03月14日
  • 鎮魂

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    面白かった。染井さんの本は目を背けたくなる残酷な現実を描いているけれど、読み出すと一気読みしてしまう。読んでる最中とにかく胸のざわつきが止まらない。半グレたちの悪行の生々しいリアリティが怖かった。
    暴力団と違って法をすり抜ける半グレの実態や、あんなにひどい罪を犯しても刑期が驚くほど短いという事実には、正直、言葉を失った。
    被害者や家族の時間は奪われたまま。その行き場のない無念や怒りは、一体どこへぶつければいいのか。
    正義が報われない社会は本当にその通りだと思う。
    染井さんの本は恐ろしいけれど、いつも世の中の歪んだ裏側を知る学びがある。

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    2026年03月01日
  • 芸能界

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    染井さん、元芸能マネージャーであり、舞台などのプロデュースもしていたことから、めちゃくちゃリアリティがあった。短編7本。どれも面白い!!

    落ちぶれて25年在籍した事務所を退所する俳優が事務所を通さずにギャラ500万円の映画のオファーを受けて葛藤する姿を描いた『クランクアップ』、 50歳にしてインスタにハマったベテラン女優の浮き沈みを描いた『いいね』が特にお気に入り。

    『相方』もめっちゃリアリティあった。容姿をイジるネタで30年笑いをとってきた漫才師の葛藤と、本当に自分を支えていたのは何だったのか、最後に明かされる真実にグッときた。あながちあり得る話かもしれない。

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    2026年02月27日
  • 鎮魂

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    ネタバレ

     因果応報ってあるんだなと思いました。
     やった方は忘れてもやられた方は必ず忘れていません。
     仮に復讐しても誰も救われる事がない虚しさが感じ取れて考えさせられる作品だなと思いました。
     犯人の一人称が苗字だったり名前とかで表現を代えるって他の作品にもあったと思いますが、面白くていいですよね。
     ちなみに最初途中まで部下の刑事さんが犯人かなと思っちゃいました(笑)

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    2026年02月26日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    いつもどっぷりとのめり込んでしまう染井為人さんの作品。
    今回も例外なく染井さんの世界に入り込んでしまいました。

    地元に居られなくなりトー横キッズの1人となった15歳の少女七瀬を中心にしたお話。
    最初の方は実話のようなリアルさに。
    そしてその後はそこから展開していく物語の壮大さ、痛快さに引き込まれてしまいました。

    個人的な感想ですけど、この作品に出てくる七瀬が、時代は違いますけど、大好きな東野圭吾さんの『白夜行』に出てくる雪穂とすごく重なって。
    また白夜行も読み直したいなって思いました。

    楽しい読書時間。
    ありがとうございました!

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    2026年02月24日
  • 正義の申し子

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    ネタバレ

    本作は、元ヤン詐欺業者と過激系配信者という対照的な二人の物語だが、読み進めるうちに「善と悪は単純に分けられない」ということを強く感じた。

    正義を掲げるジョンは感情を制御できず周囲を傷つけてしまう一方で、悪人とされる鉄平にはふとした瞬間に優しさが見える。どちらも完璧ではなく、良い面と悪い面を併せ持っているからこそ人間らしく、物語に深みがあった。

    序盤では対立していた二人が、終盤では同じ目的のために協力する展開も印象的だった。軽妙な掛け合いの裏にある信頼や葛藤が、物語をより面白くしていたと思う。

    また、ジョンの「ネット上の自分」と「内向的な現実の自分」という二重性は、現代社会における自己の在

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    2026年02月23日
  • 正義の申し子

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    面白かった。染井為人さんの作品4作目だが、全部面白い。
    映像化するんじゃないかな。ジョンは林裕太、関西弁鉄平は北村匠海でいかがでしょう?

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    2026年02月15日
  • 鎮魂

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    著者の作品は「正体」だけ読んでいたが、こちらの方が好み。こういうハードボイルド系は他の作品との差別化が難しいのではないかな、とそこまで期待していなかったが、中盤くらいから完全に引き込まれて一気読み。
    ハードボイルドあり、ミステリーあり、社会派要素あり、切実な人間ドラマあり…と色んな要素がてんこ盛りなのに、そのバランスが絶妙すぎて脱帽。久しぶりに好きな小説家が増えた!と思えるような作品だった。

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    2026年02月11日
  • 鎮魂

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    とても面白かった。シンプルな復讐劇ではなくて
    先が読みづらい工夫がしてあり読み応えがありました。各人物の描写がうまいんですかね。悪人にも感情移入しながら読み進めてよかったです。また染井さんの別の作品も読みたいです。

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    2026年01月25日
  • 鎮魂

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    犯罪や戦争はこうして起こるのか、と改めて気付かされた。
    正しいものが損をして、悪いものが得する。それを作り出しているのもすべて人間の心である。
    最後の作者のあとがきこそ、この話の本質だと思った。
    この作者は毎回、裏社会についてを捉えているが、それが生まれる根源をこの作品が作り上げているような気がした。

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    2026年01月11日
  • 震える天秤

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    染井為人の作品の雰囲気が好き
    出てくるキャラクター達の人間臭さがたまらん
    半分くらい読んで結末気になりすぎて一気読みした

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    2026年01月06日
  • 正義の申し子

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    本当に面白かった。すごく面白かった。
    染井さんはいつも面白い。エンタメ感が強く、思わず声を出して笑ってしまう。内容もとても面白い。
    これは誰かに薦めたい。個人的に2025年に心に残った作品の一つである。

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    2026年01月04日
  • 海神(わだつみ)

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    久しぶりの染井為人さんの作品でした。
    社会派作品でした。
    ミステリーかと言われるとあまりそうは思いませんでしたが、読んでいて震災のことは忘れられないと思いましたし、悪いことする奴のことは許せない気持ちになりました。
    読んでいて少し苦しくなることもありましたが、やっと読めました。

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    2026年01月03日