染井為人のレビュー一覧

  • 歌舞伎町ララバイ

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    第一章から第二章までに5・6年の月日が経って、復讐を描く展開はすごくおもしろかった。しかし、この5・6年の間に七瀬はどう過ごしていたのかとか、友人との再会やそれぞれの復讐の結末などをもっと詳しく知りたかった。すごく好きな作風ではあった。星4.5

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    2025年10月16日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    そうくるか ~って感じで呼んでて楽しかった。
    続きがずっと気になる感じ。
    その後のエピローグよかった。

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    2025年10月14日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    『正体』にあまりにもハマったので作者の作品を追いかけてます。
    サスペンスの牽引力はさすが。途中のホラーじみたストーカー描写はマジでこわかった。
    クライマックスのカオス感と豪快さは一周回ってちょっと面白かった。

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    2025年10月13日
  • 黒い糸

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    久しぶりに一気読みした作品。

    怒涛のクライマックスには、まじかー…そっちなのか…。と唖然としました。

    この方の作品はラストがはっきり書かれない部分もあるので、若干モヤっとするところがあるけど、今回の話は4人の未来に邪魔をする人が現れないことを願ってしまいました。
    これはこれで良いなと思えました。

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    2025年10月12日
  • 震える天秤

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    染井為人にハマって、続けて読んでいます。重い中にも、いつも、ユーモアやホッとする場面があります。この本は、謎解きで、興味が惹かれました。本当は、何があったのか?どんどん、先に先にと読み進めたくなります。ストーリーは面白いです。自分の怨恨ではなく、他の人のために、復讐したいという感情が沸き起こるものかな?それほど、深い、家族のような、家族以上な繋がりが、小さな村の中には、あるものだろうか。そんなことを思った。

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    2025年10月12日
  • ひきこもり家族

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    善き悪きにつけ様々な人間模様、関わりのなか、怒涛の流れの結末で、引きこもりの檻から精神的にも肉体的にも脱却できている。この小説では、5通りの引きこもりと家族の有り様であるが、世の中実際は数え切れないくらいの原因や結果がある。対処した結果何が良かったか良くなかったか考察すると計り知れない。
    ただ、人間同士で解決していくしかない。

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    2025年10月12日
  • 黒い糸

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    この人が書く小説はいつもわかりやすくて面白いなぁ。いつも誰かが肩を揺すってる。
    肩を揺するってどんな感じやろ。笑
    読みやすくて面白かった。
    そっちかーいって感じ。笑
    全員疑いながら読んでたのにそっちかーい。って。笑
    犯人がわかってからオチまでは個人的にイマイチやったけど楽しめた!

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    2025年10月10日
  • 黒い糸

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    淡々と普通に進みながら後半に意外な展開からクライマックスに。
    こんな展開で来たか〜って感心してしまった。

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    2025年10月10日
  • 芸能界

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    手芸しながら、オーディブルで聞きました。面白かったです。短編。それぞれ、とても良かったが、脚本家の話がどんでん返しが、エグかった。脚本家の女性が、若い役者に騙されてる?とは、思いながら読んではいたけど、びっくりで、楽しめました。

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    2025年10月08日
  • ひきこもり家族

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    面白かった。
    引きこもり本人とその家族が抱える苦しい胸の内が痛いほど伝わってきた。
    特に母親の心情は、同じ母親として気持ちが分かるだけに、不憫でならなかった。
    終盤になると、一気にスピード感が増しハラハラな展開。どうなるかと思ったけどエピローグに安堵した。

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    2025年10月06日
  • ひきこもり家族

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    悪徳ひきこもり支援業者に、預けられてしまった人達。
    いつどこでどうなるか、紙一重だと思わされた。大知が連れて行かれるシーンの母は、あの場面だと自分もああなると思う。
    妹よ、もっと早くに評判を調べたら良かったのにと歯痒くもあり。

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    2025年10月06日
  • 滅茶苦茶

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    ネタバレ

    礼央目線のエピソードは、礼央と同じ世代の親の立場で読んでしまって、もう…もどかしくてしょうがなかった。なんでそうなる!!もう連絡とるな!!親に相談してくれ!!先生気づいて!今だろ警察に電話しろ!!…と心のなかでツッコミまくりだった。不良の子たちは現実でもこのような支離滅裂な考えをするのかもと恐怖を感じた。

    「正義の申し子」と同じ分類。
    軽くサクッと楽しめる本。
    最後の方は不謹慎だけど笑ってしまった。

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    2025年10月05日
  • ひきこもり家族

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    染井さんの作品にはいつも驚かされる。読み終わって振り返ると、まあそうだろうなって云う内容なんだけど、ついついページをめくる手が止まらない。これも映像化されそう

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    2025年09月29日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    2025.40
    中学卒業と同時に親元から飛び出し歌舞伎町にたどり着いた15歳の少女七瀬。わずか15年の人生で絶望を味わい、すべてをあきらめている七瀬にとって歌舞伎町は唯一、心を安らげる場所だった。トー横広場で仲間とダベり、危ないバイトに手を出していくうち、歌舞伎町の闇社会や家出少女たちを食い物にしようとする大人たちとも関わっていく。そして事件は起きた――。
    社会派サスペンスの新鋭が描く衝撃の復讐劇。
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    2025年09月25日
  • 悪い夏

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    生活保護受給者と聞くと、一番に【不正時給】という言葉を思い浮かべる。なので、最初から物語に入りやすかった。

    まともだと思ってた人が、巻き込まれてどんどん人生が転落していく。
    まともじゃないと思ってた人が、人並みの幸せに気づいたけど、また元に戻る。
    生活保護ってこういう人のための制度なんだ!と思える人が出てくる。けど、救いがない。

    最後はカオス。気づいたら口がにやけて笑っていた。対岸の火事だから。人の不幸は蜜の味だから。

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    2025年09月23日
  • 歌舞伎町ララバイ

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     いやぁ、最高!まさに私の大好物な物語!

     序盤はいやな世界にモヤモヤさせられたり、ハラハラさせられたりしたが、七瀬の復讐が始まる後輩になるとスカッとさせられた。

     15歳の家出少女の七瀬は歌舞伎町のトー横キッズ。誰にも興味もなく、心を許さない七瀬だったが、いくら邪険にしても自分にすり寄ってくる愛莉衣が死んだことから復讐の鬼となる。相手は半グレにヤクザ、都知事に総理大臣だ。何も持ってない七瀬がどうやってそれら巨大な力に立ち向かっていくのか。持っているのは強い心だけ。

     それにしても嫌な世の中だ。立ちんぼにしろ歌舞伎町の現状にしろこの物語の中のフィクションの世界ではなく、ノンフィクションの

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    2025年09月22日
  • 悪い夏

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    いろんな悪いやつの思惑がぶつかり合って面白いなーって感じでどんどん読み進められた。
    佐々木がどんどん堕ちていくのがきつかった。
    分かってはいたけども…。付き合う人間は慎重に選ばないと。
    まさかの山田が1番まとも。
    本当に必要な人に行政の支援が届かない、というのがリアルだった。

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    2025年09月21日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    ミステリー&ホラー、どちらも網羅されていたと思う。
    現代の社会問題が散りばめられていて、最後は怒涛のクライマックスでおもしろかった!そしてエピローグも好き。
    ん?妹が12歳の時に性暴力をした結果生まれた子ども?とかいろいろ考えてしまったけど、きっとそういう「異常」なまでもの遺伝要素がなおさらこの本をホラーにしていると思った。

    染井ワールドやっぱり好き

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    2025年09月21日
  • 悪い夏

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    原作が面白かったので
    映画も見てみたけどがっかりー


    悪い悪い悪い、みーんな悪い
    そんな登場人物が最後に集結してコメディ展開になった所で盛り上がった。
    その後の後書きがとても良かった。
    他人事だと笑える、その通り

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    2025年09月21日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    ⭐︎3.7
    ・一族揃ってとんでもないサイコパス、兄妹間で子供(しかも妹が12歳?)、などなど色々と非現実的なところもあるが、ヒトコワ系が好きな人におすすめしたい。
    ・犯人が意外な人物だったことや、一見無関係に思える登場人物同士が実は繋がっているのが良かった。そこに結びつくような伏線がもっと散りばめられていたら、より楽しめそう。
    ・少し残念だったのは、物語上で起こるいろんな事件について、動機の描写に物足りなさを感じたところ。個人的に動機を重視したい派なので肩透かしをくらった感じがあった。
    ・染井さんの文章はとにかく読みやすくて物語にのめり込めるのが最高、と実感した本作。他の作品も色々読みたくなっ

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    2025年09月20日