染井為人のレビュー一覧

  • みずいらず

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    染井為人さんの作品だが、いつもとテイストの違う夫婦仲を題材にした作品。
    短編がこれでもかと入っており、各話は前話と関連していて、前話で出てきた人が次の主人公になる。
    途中からは次は誰が主人公かなと違う楽しみ方もできます。
    全話ともほっこり、ウルっとする展開であり、これまでの染井作品とは全然違う。
    最終話はまさかの仮のご本人が主人公として登場してくる。
    どの話も楽しめ、久しぶりにほっこりした一冊。

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    2026年08月02日
  • 硝子のマンション

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    ネタバレ

    大概の小説の“完全正義”なラストが後半ずっと頭をリフレインします
    んで、あっさり裏切られるラスト
    これが染井為人でしたぁー(笑)
    そう意味では期待を裏切らない染井為人節な作品です

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    2026年08月01日
  • 硝子のマンション

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    不倫男、DV夫、モラハラ夫。
    それぞれ問題を抱える女たちは何を思い、どう行動するのか。
    憎悪渦巻く展開から走り出したストーリーは、道を逸れることなく、破滅を孕むゴールに向けて進んでいく。
    序盤を読んだ段階で、そんな展開が抽象的ながら頭に浮かぶ。
    生々しい心理描写が素晴らしく、読んでいるこちらに焦りが伝染するかのような切実さを感じた。
    ストーリーの展開は予想を超えてこないものの、サスペンスの面白さを存分に味わえる作品だと思った。

    最後は想像の余地を残して終わる。
    待ち受けるのは安穏とした暮らしか、それとも破滅か。
    物語はまだ始まったばかり…みたいな?
    これからだよ、と言わんばかりにお腹を蹴る赤

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    2026年07月31日
  • みずいらず

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    割とよくある話だなと思うのに、しっかり全話感動してしまって、目頭まで熱くなった。
    夫婦関係に悩む今、沁みる話が多かった。
    相手の態度や行動にイライラしたり、悲しく思ったりするけど、表面化されているものは一部で、本質は違ったりするよねというのを再認識させてもらった。
    さらっと読めるしとても良かった。

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    2026年07月29日
  • 悪い夏

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    生活保護を受ける様々な人たち、そしてそれを担当するケースワーカー。最初は生活困窮者といわれる人たちの実態が書かれ、まぁそんな感じだよなと思いながら読み進めていた。しかし、話がズレていき「えっ〜」と思わせる展開になって最後まで楽しく読めた。

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    2026年07月29日
  • 悪い夏

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    生活保護を扱うって中山七里みたいだけど、エンタメ色強い。映画の宣伝とちょっと雰囲気違うなと思ってたけど、編集ってすごい。
    底辺で身動き取れなくて、暑さがまとわりついてる感じが蟹工船とか苦役列車の感じするけど、裏工作とかドタバタが全部持っていっちゃった。
    愛美の浮き上がりからの沈みの描写が秀逸。根っこが沈んだところにあるから、佐々木が沈んでいってもそんな顔で暮らせる。あえて悲しいとかの心情を書いてないのが悲しい。
    みんなどうなってしまったんだろう。日の当たるところを歩くって大事なんだなぁと思わせる終わり。

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    2026年07月27日
  • 悪い夏

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    ずっと胸くそ悪い…のに、読むのをやめられない、不思議な感覚になりました。
    ハードだし、重いし、それでいて生きることを考えさせられる……

    作者の筆致に惹かれるのか、他の作品も読みたいと思います。

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    2026年07月26日
  • 正体

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    ネタバレ

    面白かった。鏑木慶一が、いく先正体を隠しながら冤罪を晴らそうと奔走する話。
    彼の冤罪が、彼が生きてる状態で晴らされるのが、1番のハッピーエンドだか、そうならないところがリアルさを残していい。
    鏑木慶一が、正体の隠し方が徐々にうまくなっていくところ、ただ逃げている状態から実は冤罪をはらそうと奔走していると徐々にわかってくる点が面白い。彼が孤児で、彼の無罪を信じる親族がいないという設定が、彼の人生をハードにしていて、上手く描かれてるなと思った。

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    2026年07月24日
  • 正体

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    久しぶりに普通の読書が出来た嬉しさ。
    1ヶ月に1冊ペースはまだまだ程遠い…もっと読みたい気持ちはある。

    本題ですが、めちゃくちゃ没入して読んでしまった!
    久々に読書の楽しさを味わったな〜
    ここまでの厚さの本を読むことはなかなかないけど、本当にすらすら読めた。本当に面白い本ってむりやり時間を捻出してまで読もうとするんだなと実感。果たして私はそんな風に本を読んでいるのだろうか笑
    ページをめくることが止まらないのはただただ続きが気になるから!なんでなんで?と最後までその一心で読み続けた!こんな本初めてかもしれない…

    つい最近、袴田さんの無罪が確定したこともあるし
    タイムリーに今の世の中を描いてい

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    2026年07月24日
  • みずいらず

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    オーディブル
    大好きな染井為人とあって、とびついた。
    なんだか雰囲気がちがって、これもいいけど。
    ワクワク感ではなく、穏やかさをもらえた。

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    2026年07月21日
  • 正体

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    先にドラマで観てしまったので、亀梨くんの顔を思い浮かべながら読みました。ドラマでも本でも、やはりのめり込める作品です。冤罪の辛さも伝わりますが、その他にも、建設現場、ライター、介護施設などの臨場感あふれる様子が描かれていて、場面はころころ切り替わるのに、常に引き込まれている気分でした。

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    2026年07月21日
  • みずいらず

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    ひとつひとつの物語が繋がっていて、それでいてなのかほんわかした気分になるのがよかった。自分の年齢や状況に近い家族の物語だと、そうそうとわかることも多い。

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    2026年07月20日
  • みずいらず

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    最後の章のは作家本人のことだろうか(笑)
    この章が一番好きだった。
    一番は息子、自分の幸せは後回し。
    ありきたりだけど、切なさが伝わってきて、泣けた。
    どの章もハッピーエンドで、癒された。

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    2026年07月19日
  • 悪い夏

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    映画化されている作品ということくらいしか知らずに読み始めたけれど、とにかく読んでいてつらかった。

    生活保護の不正受給を通して、制度のほころびや、人が少しずつ追い詰められていく怖さが描かれているように感じた。

    終盤はもはや地獄絵図。

    それでも最後に小さな救いを感じたのは、主人公のもとへ届き続ける一枚一枚の絵。きっとあの女の子は、今も彼のことを思いながら描いているのだろう。あの絵だけが、この物語の湿った空気の中で差し込む、ほんのわずかな光だった。

    読後感は決して爽やかではない。でも、この嫌な空気をここまでリアルに味わわせる小説はそう多くないと思う。

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    2026年07月18日
  • ひきこもり家族

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    ネタバレ

    引きこもりの長期化と、「引き出し屋」と呼ばれる自立支援センターの闇を描いた社会派エンターテインメント小説。

    自立支援という美名のもとに当事者を力ずくで連れ去る「引き出し屋」の実態。ニュースの文字面だけでは決して伝わらないその生々しい恐怖に、息を呑む。

    本作は、当事者の若者と中年ひきこもりの母親という二つの視点から、同じ施設での物語が語られる構成だ。双方に深く感情移入させられる一方で、物語は「施設長殺害の隠蔽」を巡る息詰まるクライムサスペンスへと変貌。善意が悪意へと反転し、事態が泥沼化していく展開には暗澹たる気持ちにさせられる。

    しかし、その泥沼の中で描かれるのは、悪に手を染めて初めて「自

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    2026年07月18日
  • 悪い夏

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    「クズとワルしか出てこない」
    パワーワードに吸い寄せられて手に取った「悪い夏」
    不快指数100%の夏を味わってしまった…

    真面目に生きていた人間が、
    あれよあれよと一線を越え、
    気づけば戻れなくなる。

    生活保護費ビジネス、薬物、暴力…
    転げ落ちるように闇堕ちしていく様子は
    救いがなさすぎてやりきれない…

    終盤にかけて、もう地獄と地獄がぶつかり
    訳のわからないカオスに突入していったあたりはもう笑えてきました。

    この人たちだいぶ愚かで歪んでいるけど、
    この社会だって相当歪んでいるよな…
    とささくれだった気持ちになりながら…

    うん、やっぱりクズとワルしか出てこなかった。
    でも、一気読みでし

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    2026年07月17日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    殺されかけたのちの苦労を書かず、気持ち良いところだけ描いてくれて楽しかった。
    自然と七瀬を応援しちゃう

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    2026年07月16日
  • 悪い夏

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    読書する時季節感とかあんまり気にしてないけど、これはなんか夏に読もうって去年の冬から温めてたやつ。映画の予告か何かで「登場人物全員狂ってる」みたいなのを見たんだけど、あなたもですか!ってなる人物が1人。ラスト全員とち狂ってて面白かった。

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    2026年07月16日
  • ひきこもり家族

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    面白かった。この作者、「悪い夏」も面白かったけど、物語の運びがうまい。え?なんで?て先を読みたくなる仕掛け。社会的弱者への視点もなんか揺さぶられる感じ。

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    2026年07月12日
  • ひきこもり家族

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    前半は読むのもしんどい場面が多かったが、後半につれてハラハラドキドキの展開に。
    最後はしっかりと描かれていないので、いろいろ気になるところはたくさんあるが、良い方向に進んでいるようでよかった!
    みちるは元々は反抗的だったみたいだが、何をきっかけにあんな従順な人間に生まれ変わったのか!?みちるのここに至るまでのアナザーストーリーが気になる、、、

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    2026年07月09日