染井為人のレビュー一覧

  • みずいらず

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    夫婦生活で起こりがちな問題がリアルに描かれていて、読んでいて胸が苦しくなるほど。
    ただ2話3話と読み進めていくうちに、すべての物語はいい感じに終わりそうだなとわかってきて、この難題をどんなふうに主人公たちは乗り越えていくのだろうと想像したり楽しみにしたりして読めるようになり、とてもおもしろかった。
    最後の章が作者の実話?この話を書いたキッカケやエピソードが語られているのかなといった内容で、それもまた新鮮だった。

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    2025年11月26日
  • みずいらず

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    今までの染井為人氏の作品とは異なり、とても良い気分で一気読みしました。
    こういう作品もかける作家さんなのだと、知り、次回作が楽しみです。

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    2025年11月24日
  • 鎮魂

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    素直に読んで作者のミスリードに気持ちよく騙されました!なんなら、犯人わかったしぃ!くらいにドヤりながら読んでたら、そっちー!てなりました。

    三連休だったのでイッキ読み。
    映像化は難しいだろな。小説ならではの犯人わからなくする感じ。

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    2025年11月23日
  • みずいらず

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    『正体』以来1年ぶりに手にしました。
    この本を買った時は11月頭でしたが、いい夫婦の日前後に絶対読もうと積読してました(笑)

    今回の『みずいらず』。家族・夫婦の温かさを描いてて、心地よかったと思います。

    今回の短編集で(特に)奥さんが旦那さんに対して「離婚だ!」とか旦那の気持ちが分かりにくい…というような奥さんが秘めている黒い影が見えてくる。
    長らく一緒にいると、相手のことがよくわからん!なんてことがあると思う。それぞれの登場人物達の考えてることをみると気づくことがある。

    奥さんも旦那さんも、お互いに腹を割って話していないからだろうなって。相手に思い伝えたところで関係がぎこちなくなる恐怖

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    2025年11月23日
  • みずいらず

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    今までの社会派のミステリーとは全く違う染井作品だったが、とても良かった。
    いろんな夫婦のさまざまなドラマを見た気分で、とても読みやすく簡潔にまとめられている連作短編集である。

    「おかしいのはどっち」〜子連れで再婚した夫は次男が生まれてから長男にだけ冷たくなったと感じたのだが…。

    「なぜ出ない」〜一回り年下の妻と不妊治療するのだが…なぜ冴えない自分を選んだのか…。

    「プライドは富士山」〜妻から離婚を切り出されたが、プライドが邪魔して…。

    「夫婦の再開」〜定年退職後、四六時中家にいる夫に鬱憤が溜まり…。

    「薄情者」〜幸せな新婚生活のはずが、底抜けに明るい妻を疎ましく感じ…。

    「交換日記

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    2025年11月23日
  • みずいらず

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    ネタバレ

    出たばかりの染井為人さんの単行本新刊。『悪い夏』『正体』など作品が映画化され、売れっ子になった彼の最新作なので、かなり注目して読んだ。

    これまでとは全く趣が異なるハートフルな内容でした。
    それぞれの章ごとに主人公が変わる…いずれにも夫婦のドラマがある…例えば、子連れ再婚、不妊治療、新婚すれ違い、終活、中高年「仮面夫婦」、熟年離婚危機などなど。これまでの染井さんの社会派ミステリー小説のように、人が死んだり、とんでもない悪人が登場したりしない(笑)
    そして一つの物語に登場するサブキャラが次の話の主人公だったりするのが…やっぱり人や社会の絆を感じさせる。染井為人の新境地でした。
    でも僕としてはわが

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    2025年11月22日
  • みずいらず

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    染井さんはやっぱり愛の人。
    1番最初のイメージ【悪い夏】読んだ頃とは全然違う。色んな顔を見せてくれる小説家さんだと思う。
    ずっと夫婦の話なのに最後【シングル】ってどうゆう事?って思ったけどこれも染井さんだからこそかけたお話ですねᵕ̈*ビックリしましたᵕ̈*
    何かを創り出す苦悩は分からないですが最後の章は響くものがありました。
    そして恐縮ですが私と似てるなって共感する事、多々ありましたᵕ̈*

    【薄情者】【いつまでもあると思うな。妻と金】【思い出の抽斗】が特に好きです・.。*・.。*

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    2025年11月21日
  • みずいらず

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    人が騙したり騙されたり殺されたりするミステリーかと思って読んだら何とも心温まる話!
    染井為人さんの新境地を見たなあ。
    色々な夫婦の形があって、少しずつリンクしながら進んでいく連作短編集。
    最後の、作者本人を思わせる話がすごくじんわりきて良かった。

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    2025年11月19日
  • みずいらず

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    夫婦や家族に纏わる連作短編集。出てくる登場人物が次の話の主人公になって進んでいく。いつも染井為人さんの社会的ミステリとは違い心温まる話がいっぱいで特に一話目の「おかしいのはどっち」や最後の「シングル」は染井さん自身の話じゃないのと思いほっこりしながら読みました。

    いつものテイストと違い何とも言えない暖かさを醸し出した作品集で新たな染井為人の一面を垣間見たようで面白かったです。
    また次回作にも期待します。

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    2025年11月19日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    15才のトー横キッズ七瀬は、ヤクザから慈善団体PYPの不正記録データを盗むように頼まれる。それ自体には成功したものの、データによりPYPが現役都知事とつながっていると気がついたヤクザは、あっさりPYP側に寝返ってしまい、七瀬は命を狙われる。
    その頃、七瀬の友達愛莉衣(らぶりい)はオーバードーズのため路上に虫の息でいたところ、トー横キッズ達から見捨てられ救急車も呼んでもらえずに息を引きとる。
    愛莉衣を見捨てた者と、七瀬を殺しかけた者たちへの復讐が始まる。

    若い女の子が、次々と復讐を遂げていくさまが痛快。

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    2025年11月15日
  • 黒い糸

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    染井さん久々。
    めちゃめちゃに怖かった。あとがきで、ご本人がおっしゃっていた通り。ホラーとしたらどんなものになるかと考えながら書いたんだって。怖かった!
    中盤以降は貴志祐介さんの黒い家を思い出していた。あれにあった生々しい生活臭(いちばん苦手だった)はなかったのだけど、異常性が完全にあっち側へ振り切っているところがまずヤバかった(けど私はそういうシンプルな方が好み)。

    というか、やっぱり、いつも通り、お話の展開の仕方が怖さを煽るようにできている…笑 いろんな人がそれぞれの日々を生きている、いろいろあるけどまぁ、なんとかやってます、はい。…って情が湧いてきた頃に、不穏なにおいがしてきてさ…まさ

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    2025年11月13日
  • 震える天秤

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    ネタバレ

    良かった、と言うのが読後の正直な感想。
    最初、気味の悪い村、変な因習がある村で、何かのしきたりに則って人を轢き殺してしまったのかと思ったが、そうではなくて、村のみんなが、それぞれ支え合って苦しみを分かちあった結果起きた事件だったんだなと理解した。
    みんな、優しくていい人。被害者家族以外は。
    本当に良かった。
    完全なハッピーではないものの、考えうる限りでは最上のエンドだと思った。

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    2025年11月13日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    オーディブルで。はじめは、軽い、今時の悪たれな話かと思っだけど、展開の早さや、キャラクター設定もあり
    なかなか面白い。映画化決定も頷ける。

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    2025年11月09日
  • ひきこもり家族

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    今作も面白かった!
    『滅茶苦茶』と話の進み方が似てる。サクサク読める。
    読んでて途中、「この施設の人たちそんな悪い人か?」って思う自分もいた。どう見聞きするかにもよるけど、一つの事実に対して抱く印象は人それぞれだなと思った。エピローグのさらにその先が気になる。
    引きこもりの人は実際いっぱいいるだろうし、こういう施設ももしかしたら本当にあるのかもしれない。社会問題をタイムリーにキャッチーに描写してくれる染井先生作品が本当に面白いです!

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    2025年11月03日
  • ひきこもり家族

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    ネタバレ

    めっちゃ面白かったぞ。期待を大きく上回った。
    というか、途中からえ??何の話??ってなった(笑)
    しかもなんだかハッピーエンドな感じもいい。

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    2025年10月30日
  • ひきこもり家族

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    染井さんらしい作品だった。
    映像化しても迫力ありそう。
    何事もきっかけなんだなぁっ思った。
    ひきこもりになるのも、ひきこもりから脱するのも。

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    2025年10月26日
  • 歌舞伎町ララバイ

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    なんか最近の作品がイヤミスっぽく感じてたけど、本作は暗いテーマでも、中心に少女の硬い決意が感じられて読後に清涼感がある。ノワールだけどさわやか。難しいか笑

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    2025年10月25日
  • ひきこもり家族

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    染井為人さん初読みでした。
    ひきこもり。
    社会問題の一つではあるんだろうけど、今の世の中は割とそういう方の生き方も尊重したり、見守ったりが優先されるよね。
    言い方変えれば自分には関係ない、害がなければいいんじゃない?みたいなとこあるよね。
    人間対人間。
    必ず弱者と強者に分かれるよ。
    人間が一番怖い生き物だし。
    こんな施設、現実にはないだろうけどこの5人の絆は唯一無二。
    おもしろかった。

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    2025年10月25日
  • 黒い糸

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    全集中してラスト1時間くらい一気読みしてもうた、

    どこが繋がんの!?って考えながら読んでたけど
    そこかぁ!?!!って普通になった。笑
    黒い糸というタイトルにもあるように、
    何かがずっと裏で張り巡らされてるような
    居心地の悪いモヤモヤ感が常にあるように感じた。

    2人の主人公視点でスイッチしながら
    繰り広げられるストーリーがどこで交わるの〜?
    と、最初から最後まで楽しく読めた。

    悪い夏のときもそうだったが、
    ヤッパリ染井為人先生の小説はイメージがとてもしやすく、構想が迷子になることがないため、読書初心者や、難しい話が苦手な方にはとても読みやすい。
    近代ミステリーが多いように思うので
    若者に

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    2025年10月21日
  • ひきこもり家族

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    ひきこもり同士を強制的に共同生活させるという設定が斬新で面白い。

    最初は自立支援センターには謎が多く、更生を目的にしているのか否かが分からずドキドキしながら読み進めた。

    引きこもりの主人公達と別に進むのが、親の視点。私は、子供を自分の理想というフィルター越しでしか見ない幸子が最後まで嫌いだった。隊長は母を恨んでないが、ブラック企業は引き金で、幸子も引きこもりになった原因の1つだったと感じた。


    社会問題を取り上げつつもエンタメ性もある本作。すごくいい作品に出逢えた。

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    2025年10月20日