染井為人のレビュー一覧

  • ひきこもり家族

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    引きこもりの青年と家族の視点の二つから書かれていてハラハラ、ドキドキだった。後半は社会的弱者と捉えていた彼らが立場が逆転し力を手に入れたら同じように危うくなる…人間って置かれる立場で変わって行くものだと思ってしまった。そこに意志を持って立つ隊長、かっこいい…そして時々、5人のやり取りに和み、最後の皆んなの姿を想像してしまいました。

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    2026年04月13日
  • みずいらず

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    最後の短編が良かった。フィクションかもしれないけどそれの元になった誰かの現実があったのであればそれはそれで尊い

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    2026年04月12日
  • ひきこもり家族

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    途中まであまり楽しくなかったけど最後は涙
    優しい人が弱い立場になる世の中
    隊長の優しさが本物の強さなんだな

    ひきこもりって親や家族以外誰にも迷惑かけないけど、親はどうにかしたいよねそりゃ
    難しい問題だな

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    2026年04月11日
  • ひきこもり家族

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    ひきこもりの年代も背景もバラバラな人たちが、ブラック企業のような施設に送り込まれるという設定がまず衝撃的で、「これ、現実でもありそう…」と妙にリアルに感じました…グループホームとかね。

    5人が結束していくきっかけも、決して前向きなものではないけれど、そこから物語が動き出していって目が離せませんでした。

    それぞれが抱えているものや弱さが少しずつ見えてきて、変化をしていく姿に引き込まれます。重たいテーマだけど、ただ暗いだけではなく、人と人との関わりの中でしか生まれないものも描かれているように感じました。

    最後は思わず泣いてしまって、なんとも言えない余韻。
    簡単に「良かった」と言い切れないけど

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    2026年04月08日
  • 鎮魂

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    染井為人さんの『鎮魂』を読んで、「舐められたくない」という歪んだプライドが、いかに大切なものを壊してしまうかを痛感しました。凶徒聯合の男たちが家庭や平穏を失っていく姿は、あまりに皮肉で虚しいものでした。死や破滅を前にしたとき、彼らが必死に守ろうとした虚勢や面目は、結局何の役にも立たなかった。
    小さい頃、父にお風呂で「邪魔なプライドは捨てた方がいい」と言われたことを思い出します。大人になり、社会に出てからも、意地を張ったせいで人間関係がうまくいかないことは多々あります。もし彼らが一瞬でも自尊心を捨てて人の痛みが分かり大切な人を優先できていたら……。凄惨なエピソードの数々に、守るべきものの本当の優

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    2026年04月07日
  • 黒い糸

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    結婚相談所に勤めるシングルマザーの息子の小学校で起こった少女誘拐事件から、保護者も巻き込み続々と事件が起こる話。

    息子の周りで事件が起こる中、元旦那から連絡は来るわ、クレーマーに捕まるわで疲弊気味の主人公。それらに対策するように手を差し伸べてくれるのは若手新人の男性で。
    一方また学校側の校長教頭担任も親世間から注目を集めていて。

    こうでなければいいなという思いの届かない小説でした。ドタバタ感と怖さがちょうどいい感じでとても好みです。

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    2026年04月06日
  • 正体

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    読んでよかった。
    様々な場所での鏑木慶一の心優しい行動に心温まる反面、助けたい気持ちでいっぱいになる。

    鏑木慶一の優しさに魅了され信じて行動してくれる人たちがいることも感動。
    鏑木が亡くなってしまうのはすごい悲しいけどほんとに読んでよかった。
    私も現実で同じ様な状況になった際に『信じる』ということが出来るようになりたい。
    鏑木慶一のようにこころ温かな人になりたい

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    2026年04月06日
  • みずいらず

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    すごい良かった。
    1番身近な人との関係性ってほんとうに大切、当たり前のことを当たり前にしないこと、大切なものを本当に大切にすること、を思い出させてくれる本でした。

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    2026年04月06日
  • みずいらず

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    夫婦の短編集。
    とても面白かったし、深かった。
    どこの夫婦も色々あるんだなと思った。
    だけど、どの夫婦にも愛を感じた。

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    2026年04月30日
  • ひきこもり家族

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    面白かった!

    テンポの良さが心地いい
    染井為人さんの作品好きだな
    ただしダーク系はのぞく
    (悪い夏とかは好きでは無い)

    けっこう無理矢理なところも多かったけど、
    弱い強いの構図が生まれてしまうと
    その傾向は加速してしまうという
    人間の心理などを上手く表現していて、
    どんなに優しい人も、環境によって
    加害者になりうるんだなと

    一歩引いて全体を眺められる
    隊長のような人間になりたい

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    2026年04月05日
  • みずいらず

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    今の自分の状況に刺さりすぎてくやしい程に☆5

    男女で法律婚してる夫婦の短編集
    一緒にいる時間が長くなれば、感謝も愛情も薄れてくるのかもしれない
    でもあの時の気持ちを思い出したり再確認したり、何十年過ごしていても知らなかったところを知ったり。

    会話が多くて読みやすく、すんなり入ってくる。

    いちばん大切に思ってた時代もあったのに、いまや愛憎入り交じり。
    いちばん近いからこそ、お互いに遠慮がなくてズタズタに責め合って起こってイライラして。

    でも家族なんだよねぇぇぇ
    家族になろうとして家族になった唯一の相手。

    夫に優しくしようと思える本。

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    2026年04月04日
  • みずいらず

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    かなり読みやすくて一気読み!!正体もかなり良かったけど、これも面白かった ちょっとしたボタンのかけ違いで人の心はすれ違う 私もそんなかけ違いに気づける人間でありたいと思った 人との繋がりで悩んでる人は読むと心がほぐれる良い物語

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    2026年04月01日
  • 悪い夏

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    ネタバレ

     メチャクチャ胸糞悪い作品だった。クズがクズを呼ぶ、クズ大戦!そんな小説だった。
     文自体はとても読みやすいが、読むごとに高まる『これから胸糞悪くなるぞ〜』と思わせる展開には気が滅入ってしまった。(作者の狙い通りだとは思うが)
     そして本作は、ムードをキッチリ上げて、ドーンと下げるという胸糞作品の王道をこれでもかと綿密に描写し切っており、その上、最後の最後に数多く出てきたクズの末路をコンパクトに締めているのが見ていて気持ち良かった。

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    2026年03月31日
  • 黒い糸

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    担任と生徒の保護者が事件にどんどん巻き込まれていき、2人の視点で交互に物語が進んでいく。
    犯人が最後までわからない中で状況がどんどん悪化していき、ハラハラして後半から一気読みした。途中から周りの全員が怪しく感じてくる。やっぱ幽霊より怪異より人間が一番怖いなと思った。兄の風介のキャラが面白い。

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    2026年03月30日
  • みずいらず

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    えー!染井為人ってこんな小説も書くんだ!
    と驚かされる1冊。

    デリカシーが無かったり自分勝手な登場人物に少しイラっとさせられることはあっても、あの染井作品にありがちなヒリヒリ感は無く、なんならほっこりさせられてしまう章もあったり。

    でも最終章にそのアンサーがあったりして、してやられた感がありました(笑)

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    2026年03月28日
  • 正体

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    ネタバレ

    最初は罪を犯した人なんだから二面性があるんじゃないかと穿って見てたんだけど最悪の冤罪だったので、それを念頭においてもう一度読んだら印象が全然違うんだろうなと思った
    それは必死になるわ…
    真犯人もちゃんとわかって良かった

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    2026年03月28日
  • 黒い糸

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    圧倒的な文章力ですぐに引き込まれて一気に読んでしまった。
    物語序盤から始まる不穏な空気感が徐々に拡大していく感じがたまらなく良かった。

    主人公は小学生の息子を持つシングルマザーとその息子の担任教師。
    2人の視点で話が進んでいく。

    予想できる部分もあったが、それを超える形でのどんでん返し要素もあり、非常に狂気的で面白かった。

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    2026年03月25日
  • 震える天秤

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    またしても面白かった。大好きな作家さん。
    きちんと「今」のテーマを各人に問いかける形で読むと自分の中の価値観を再確認できる。考えさせられる作家さんとでも言いましょうか。

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    2026年03月14日
  • 正体

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     久しぶりにふるえた。両手放しで面白かった。各章の逃走劇には、鼓動が速まるほどにのめり込んだ。

     死刑判決を受けた少年が脱獄する事から話しは始まる。姿や名前を変えて各所に現れる少年は、出会った人たちを感化させていく。

     無実の罪を宣告されることほど辛い事はないだろう。報道される事で社会的制裁もうけてしまう。少し前に読んだ本にも、判決の重みについて語られていたけど、冤罪だけは回避出来るように、して欲しい。

     「疑わしきは罰せず。」とは言うものの、現実はそうもいかないのだろう。実際、今も数多くの冤罪事件が取り扱われている。この物語は社会へのメッセージを含んでいる。

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    2026年03月13日
  • 鎮魂

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    面白かった。染井さんの本は目を背けたくなる残酷な現実を描いているけれど、読み出すと一気読みしてしまう。読んでる最中とにかく胸のざわつきが止まらない。半グレたちの悪行の生々しいリアリティが怖かった。
    暴力団と違って法をすり抜ける半グレの実態や、あんなにひどい罪を犯しても刑期が驚くほど短いという事実には、正直、言葉を失った。
    被害者や家族の時間は奪われたまま。その行き場のない無念や怒りは、一体どこへぶつければいいのか。
    正義が報われない社会は本当にその通りだと思う。
    染井さんの本は恐ろしいけれど、いつも世の中の歪んだ裏側を知る学びがある。

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    2026年03月01日