染井為人のレビュー一覧

  • ひきこもり家族

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    長年ひきこもり生活してきた人達とその家族を題材としている社会派小説。ひきこもりの人たちの複雑な気持ちとそれを支える家族の気持ち、どちらも感情移入してしまうほど分かってしまった。個人的に養鶏場の老夫婦が海老澤夫妻に向かって彼らの行動、気持ちを代弁してくれるように怒ったシーンはとても自分の中に印象強く残った。

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    2026年08月31日
  • 硝子のマンション

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    この著者さんの作品を追いかけて読んでいる。なんとも引き込まれてしまい、どうなるのか気になって一気読みしてしまった。一人一人の登場人物の一言一言が意味深で、仄暗い。

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    2026年08月30日
  • 硝子のマンション

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    ネタバレ

    オーディブルで。基本的には、ろくな男が出てこない。女を怒らせたらたいへん。何気に管理人さんが1番ましな男。怖いけど。

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    2026年08月30日
  • 正体

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    ネタバレ

    初めての600ページ越えの作品。読んで良かった。
    鏑木慶一、死んでほしくなかった。
    そう思ったけど、そうするしかなかった、冤罪の理不尽さを鏑木慶一という人物を通して伝えたかったという作者の意図を知って、納得した。
    理不尽を前にして何ができるかなって考える。

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    2026年08月28日
  • 硝子のマンション

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    ストーリーに没入でき、次の展開が気になるくらい、作者のストーリー展開、文章が心地よく、相変わらずの染井ワールド健在で最高でした。染井さんの作品は今のところ全部当たりで最高です。

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    2026年08月28日
  • 正体

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    誰がどうすれば良かったのかわからない、正解のない問題のような物語でした。
    他人のことを信じることが難しいのはもちろんのこと、時として自分すら信じられないこともあると。
    とはいえ人は、知らないこと、わからないことを恐れて排除しようとし、分かりやすく納得しやすい手頃な理由があればそれを真実のように思ってしまうことも存分にあります。
    気を付けて避けられるものでもないですが、加害者にも被害者にもなりたくないものです。

    理不尽や不条理は当たり前のように転がっていて、それに見舞われたとき、自分ならどうするか。
    どんな結末になろうとも自分だけは己のことを誇らしく思えるように生きたいです。

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    2026年08月26日
  • 黒い糸

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    ホラーミステリー。
    悪い夏は、実に胸糞悪い(最高の褒め言葉として)作品だったが、こちらは人が怖い系のお話し。ところどころに伏線はあったけれど、犯人の1人は分かったが、それ以外は最後まで犯人は分からなかった。でもね、食事時のフォーメーションは、なんとなく引っかかっていたのよね。

    それに、犯人以外の方々もまぁなんとも恐ろしさを兼ね備えておられるという。
    ラストはそうなるのかー、と思いつつも。それもありかしらね、みたいなね。

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    2026年08月25日
  • 悪い夏

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    俺が好きなタイプのなんか映画化されそうな小説。サクッと読めるから、みんな気軽な気持ちで呼んで。ハマらない人は人生楽しく過ごせるよう。

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    2026年08月21日
  • 正体

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    めちゃ分厚いから読み切れるか!?って思ったけど、面白くてスイスイ読めちゃう
    逃亡生活中にいろんな人に助けてもらってたのに泣

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    2026年08月21日
  • ひきこもり家族

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    多様性の社会。あらゆる人達が幸せに暮らせる世の中になってもらいたい。
    さて、ひきこもり事情を知りたく本書を拝読。
    ひきこもりの人も当人にしかわかり得ない複雑な想いが有るんだと、改めて深い胸中が少しわかった気がした。

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    2026年08月19日
  • みずいらず

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    全部おもしろかった!!!

    夫婦って
    もともとは他人同士だから
    分かり合えなくて当たり前なのに

    家族になった瞬間
    わかった気になりすぎたり
    甘えすぎたり
    気を使いすぎたり

    距離感がバグる時がある

    今は子どもがいるから
    共通の話題はもっぱら子どものこと

    だけど、この先子どもが巣立って
    夫婦2人の生活に戻ったら
    どうなるんだろう

    怖さ半分、楽しみ半分
    そんな想像をしながら楽しんで読めました

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    2026年08月18日
  • 悪い夏

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    生活保護受給者の女性に肉体関係を迫るケースワーカー。不正受給をする受給者。東京に戻りたいヤクザ。その日暮らしの貧困シングルマザーetc...
    登場人物が多くて、ラストにそれぞれの問題が重なる時、かなりの悲劇。
    なのに滑稽。

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    2026年08月16日
  • ひきこもり家族

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    ひきこもり支援センターを舞台にした現代版フランクルの『夜と霧』。かと思いきや中盤から息をつかさぬサスペンス的展開。情景描写もわかりやすく、小説として非常に面白くて完成度が高い。様々な理由でひきこもりになる人物が登場し、それぞれ前に進もうともがいている。怠惰で他責的で流される心も持っている。人生を満足に生きようと思うなら、心の負債を清算する必要がある。そして清々しい自由な心で生きようとする姿勢を受け入れてくれる環境も必要である。終わり方もよかった。人はいつでもやり直せるのだ。

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    2026年08月11日
  • 硝子のマンション

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    ネタバレ

    三人の女性が、じわじわと追い詰められていくので、先が気になって読むのがやめられなくて一気読み。作者の方はいろんなメッセージを込めているのではと感じた。

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    2026年08月11日
  • 悪い夏

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    おもしろかった!
    明日は我が身。どんなきっかけで何が起こるかは誰にもわからない
    最後の展開に鳥肌がたった

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    2026年08月10日
  • みずいらず

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    染井為人さんの作品をそんなに読んでるわけじゃないけど、最後の話はご本人さんモデルなのかな

    全編通じて、夫婦、家族のそれぞれの付き合い方、距離感、温度、一つ一つあり方は違うことを再認識

    心がじんわりと暖かくなるような連作短編
    疲れた心に沁みました

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    2026年08月09日
  • 正体

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    ネタバレ

    かなりの分厚さだったけど、中弛みすることもなくあっという間に読んでしまった。
    これは面白い。
    死刑囚が脱獄し、あちこちで身を隠して警察から逃げ続ける。ただ逃げているのではなく、何やら目的がある様子。
    この脱獄犯が、少し風変わりで頭が良く、真面目で不器用な好青年。潜伏先であの人この人のハートを掴んでゆく。本当にこの人は極悪犯なのか?
    そして警察が追い詰めてもギリギリで逃げていく。
    まさかの全くの冤罪であり、目的果たさず亡くなってしまうという結末は納得できず、ただただ鏑木が哀れだった。本当に何一つ悪くないのに。最後の最後で冤罪が立証できたのがせめてもの救いだけど、生きて勝利を勝ち取って欲しかった。

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    2026年08月07日
  • 正体

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    染井さんの文章はいつもとても読みやすく、こちらの本の内容は少し重めですが、どうなるの?どうなるの?と不謹慎ながらもドキドキしながら読み進みました。
    詳しい感想を書いてしまうとネタバレになってしまうので書きませんが、とてもお勧めできる1冊です。
    (^^)

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    2026年08月07日
  • みずいらず

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    青山美智子さんの本を読んでいるような、ジーンとほっこりで心和む内容でした。初読み作家さんで、映画で「正体」を観たことしかなかったので、こんな作品も書く方なんだな、と思っていたら、最後に種明かしが。シングルは実話なのかな?実話だったらいいな。
    青山さんを例にしてしまいましたが、こういう内容は女性作家さんが描かれているものを今まで多く読んできたので、知らず知らず女性目線が多かったのかもしれず、本作は男性目線で書かれていたからか、目新しく感じた。

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    2026年08月07日
  • 硝子のマンション

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    初めての染井さんの作品。
    とっても読みやすくて面白いから、ドラマか映画を観てるのかな?って感覚でテンポ良く読み終えた!

    登場人物たちは皆派手じゃなく、普通の人間で、その普通の人間達がちょっとした怒りや日常の憎しみから取り返しのつかない犯罪を犯して転落していく。

    それぞれの思いに共感しつつも、ちょっとした判断の過ちから一瞬で人生が変わってしまう恐怖。
    途中から結末が分かってしまったけれども、面白かったー!!

    個人的に、桐野夏生さんのOUTを連想させた作品。

    染井さんの他の小説も読んでみたいなーと思った。

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    2026年08月06日