染井為人のレビュー一覧

  • みずいらず

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    最後の短編が良かった。フィクションかもしれないけどそれの元になった誰かの現実があったのであればそれはそれで尊い

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    2026年04月12日
  • ひきこもり家族

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    途中まであまり楽しくなかったけど最後は涙
    優しい人が弱い立場になる世の中
    隊長の優しさが本物の強さなんだな

    ひきこもりって親や家族以外誰にも迷惑かけないけど、親はどうにかしたいよねそりゃ
    難しい問題だな

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    2026年04月11日
  • ひきこもり家族

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    ひきこもりの年代も背景もバラバラな人たちが、ブラック企業のような施設に送り込まれるという設定がまず衝撃的で、「これ、現実でもありそう…」と妙にリアルに感じました…グループホームとかね。

    5人が結束していくきっかけも、決して前向きなものではないけれど、そこから物語が動き出していって目が離せませんでした。

    それぞれが抱えているものや弱さが少しずつ見えてきて、変化をしていく姿に引き込まれます。重たいテーマだけど、ただ暗いだけではなく、人と人との関わりの中でしか生まれないものも描かれているように感じました。

    最後は思わず泣いてしまって、なんとも言えない余韻。
    簡単に「良かった」と言い切れないけど

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    2026年04月08日
  • 鎮魂

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    染井為人さんの『鎮魂』を読んで、「舐められたくない」という歪んだプライドが、いかに大切なものを壊してしまうかを痛感しました。凶徒聯合の男たちが家庭や平穏を失っていく姿は、あまりに皮肉で虚しいものでした。死や破滅を前にしたとき、彼らが必死に守ろうとした虚勢や面目は、結局何の役にも立たなかった。
    小さい頃、父にお風呂で「邪魔なプライドは捨てた方がいい」と言われたことを思い出します。大人になり、社会に出てからも、意地を張ったせいで人間関係がうまくいかないことは多々あります。もし彼らが一瞬でも自尊心を捨てて人の痛みが分かり大切な人を優先できていたら……。凄惨なエピソードの数々に、守るべきものの本当の優

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    2026年04月07日
  • 黒い糸

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    結婚相談所に勤めるシングルマザーの息子の小学校で起こった少女誘拐事件から、保護者も巻き込み続々と事件が起こる話。

    息子の周りで事件が起こる中、元旦那から連絡は来るわ、クレーマーに捕まるわで疲弊気味の主人公。それらに対策するように手を差し伸べてくれるのは若手新人の男性で。
    一方また学校側の校長教頭担任も親世間から注目を集めていて。

    こうでなければいいなという思いの届かない小説でした。ドタバタ感と怖さがちょうどいい感じでとても好みです。

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    2026年04月06日
  • 正体

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    読んでよかった。
    様々な場所での鏑木慶一の心優しい行動に心温まる反面、助けたい気持ちでいっぱいになる。

    鏑木慶一の優しさに魅了され信じて行動してくれる人たちがいることも感動。
    鏑木が亡くなってしまうのはすごい悲しいけどほんとに読んでよかった。
    私も現実で同じ様な状況になった際に『信じる』ということが出来るようになりたい。
    鏑木慶一のようにこころ温かな人になりたい

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    2026年04月06日
  • みずいらず

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    すごい良かった。
    1番身近な人との関係性ってほんとうに大切、当たり前のことを当たり前にしないこと、大切なものを本当に大切にすること、を思い出させてくれる本でした。

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    2026年04月06日
  • 悪い夏

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    平凡に見える日常の裏側に潜む不穏さや、人間の弱さ・欲望をじわじわと浮き彫りにしていく作品。物語は大きな事件や派手な展開に頼るのではなく、登場人物たちの心理や関係の歪みを丁寧に積み重ねることで、読者にじっとりとした緊張感を与える。そのため、読み進めるうちに「何かがおかしい」という感覚が徐々に膨らみ、気づけば抜け出せない空気に引き込まれていく。

    特に印象的なのは、人間の現実的で生々しい描写。善悪がはっきり分かれるわけではなく、誰もが少しずつ歪んでいて、その積み重ねが状況を悪化させていく過程がリアルに描かれている。この点が作品に深みを与える一方で、読後にはすっきりした解放感ではなく、重たい余韻や不

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    2026年04月06日
  • みずいらず

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    夫婦の短編集。
    とても面白かったし、深かった。
    どこの夫婦も色々あるんだなと思った。
    だけど、どの夫婦にも愛を感じた。

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    2026年04月05日
  • ひきこもり家族

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    面白かった!

    テンポの良さが心地いい
    染井為人さんの作品好きだな
    ただしダーク系はのぞく
    (悪い夏とかは好きでは無い)

    けっこう無理矢理なところも多かったけど、
    弱い強いの構図が生まれてしまうと
    その傾向は加速してしまうという
    人間の心理などを上手く表現していて、
    どんなに優しい人も、環境によって
    加害者になりうるんだなと

    一歩引いて全体を眺められる
    隊長のような人間になりたい

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    2026年04月05日
  • ひきこもり家族

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    ドキドキしたし、ハラハラした。
    中盤からどんどんと展開していくストーリーに気持ちがおいつかないくらい。
    この先どうなっていくのか、恐さと心配と。
    揺れ動く母親の気持ちが
    切ないほどよく分かるし心が痛かった。

    面白かった。
    染井為人さん、やっぱスゴイ!

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    2026年04月05日
  • みずいらず

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    今の自分の状況に刺さりすぎてくやしい程に☆5

    男女で法律婚してる夫婦の短編集
    一緒にいる時間が長くなれば、感謝も愛情も薄れてくるのかもしれない
    でもあの時の気持ちを思い出したり再確認したり、何十年過ごしていても知らなかったところを知ったり。

    会話が多くて読みやすく、すんなり入ってくる。

    いちばん大切に思ってた時代もあったのに、いまや愛憎入り交じり。
    いちばん近いからこそ、お互いに遠慮がなくてズタズタに責め合って起こってイライラして。

    でも家族なんだよねぇぇぇ
    家族になろうとして家族になった唯一の相手。

    夫に優しくしようと思える本。

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    2026年04月04日
  • ひきこもり家族

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    ネタバレ

    今回の作品も続きが気になって凄く面白かったです。
    特に最後のカーチェイスの所の隊長の機転は賢いなと思いました。
    りょうたとたいちの関係も好きで歳が離れてるけどお互いに尊敬し合ってる所がいいなと感じました。

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    2026年04月04日
  • みずいらず

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    かなり読みやすくて一気読み!!正体もかなり良かったけど、これも面白かった ちょっとしたボタンのかけ違いで人の心はすれ違う 私もそんなかけ違いに気づける人間でありたいと思った 人との繋がりで悩んでる人は読むと心がほぐれる良い物語

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    2026年04月01日
  • 悪い夏

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    ネタバレ

     メチャクチャ胸糞悪い作品だった。クズがクズを呼ぶ、クズ大戦!そんな小説だった。
     文自体はとても読みやすいが、読むごとに高まる『これから胸糞悪くなるぞ〜』と思わせる展開には気が滅入ってしまった。(作者の狙い通りだとは思うが)
     そして本作は、ムードをキッチリ上げて、ドーンと下げるという胸糞作品の王道をこれでもかと綿密に描写し切っており、その上、最後の最後に数多く出てきたクズの末路をコンパクトに締めているのが見ていて気持ち良かった。

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    2026年03月31日
  • 黒い糸

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    担任と生徒の保護者が事件にどんどん巻き込まれていき、2人の視点で交互に物語が進んでいく。
    犯人が最後までわからない中で状況がどんどん悪化していき、ハラハラして後半から一気読みした。途中から周りの全員が怪しく感じてくる。やっぱ幽霊より怪異より人間が一番怖いなと思った。兄の風介のキャラが面白い。

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    2026年03月30日
  • ひきこもり家族

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    ネタバレ

    さ、さわやかなラスト…!どうやら僚太と大知(他のメンバーのその後は名言されず)は引きこもり支援の会社を立ち上げたらしい。1人殺して懲役10年未満で出てこられたのか…?という疑問はあれど、そこはフィクションなので…ということだろうか。しかし僚太は途中ミチル的な片鱗を見せていたが大丈夫なんだろうか。
    前半、引きこもりの心情はよく描けているなぁと思った。だが、それだけに後半そんなに人って変わりますかね⁉︎とも。まあ大知は元々リーダーシップのある人間として描かれていたのであれだけども、なんか気の弱そうなおっさんとか、醜形恐怖のおばさんとか。ご都合主義なところは『歌舞伎町ララバイ』でも感じだが…。染井作

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    2026年03月29日
  • みずいらず

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    えー!染井為人ってこんな小説も書くんだ!
    と驚かされる1冊。

    デリカシーが無かったり自分勝手な登場人物に少しイラっとさせられることはあっても、あの染井作品にありがちなヒリヒリ感は無く、なんならほっこりさせられてしまう章もあったり。

    でも最終章にそのアンサーがあったりして、してやられた感がありました(笑)

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    2026年03月28日
  • 正体

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    ネタバレ

    最初は罪を犯した人なんだから二面性があるんじゃないかと穿って見てたんだけど最悪の冤罪だったので、それを念頭においてもう一度読んだら印象が全然違うんだろうなと思った
    それは必死になるわ…
    真犯人もちゃんとわかって良かった

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    2026年03月28日
  • ひきこもり家族

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    ネタバレ

    同じような学生時代を過ごしてきて、どうしてこうも違う人生になってしまったんだろう。
    そう感じたことってひきこもりじゃなくても誰もが少なからず感じたことがある。誰もがなり得る可能性がある。
    何か小さなキッカケが取り戻せないと絶望させる時間を費やしてしまう。

    社会では役に立たないとされる、モノマネのスキルも他の人は簡単に真似できないりょうたの才能だけど、こんな形で役に立つなんて。
    自分のちょっとした特技をひけらかさないで、さり気なく披露する機会を夢想してるところが、なんか共感できたり。

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    2026年03月27日