染井為人のレビュー一覧

  • 正体

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    一家3人を惨殺した少年死刑囚が脱獄した。
    様々な場所で潜伏しながら逃げ続ける彼の目的とは…
    各潜伏先の人物の視点で彼と関わっていく構成で、彼のひととなりを知ってしまったら、やるせなさと悔しさで押し潰されるような読後感だった。

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    2026年07月08日
  • 正体

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    他の染井さんの本とはちょっと毛色が違ってとても興味深いテーマだった。

    なかなか死刑囚の言葉って、
    信じられないのが当たり前で
    でも自分が関わった一人の人間として
    その言葉を信じれる6人が素敵だし
    そう思わせる鏑木の人間性は素敵なんだと思う。

    だからどうしても悲しい結末でした...

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    2026年07月07日
  • 正体

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    どんな悪人よりも何者か分からないことの方が人は恐怖を感じるのだと気づかされる物語でした。
    自分で考えて判断するのはどんなことでもこわいことで、流された自分を正当化したくなる。
    人が行うことに完璧などないと分かっていても、どこかで早く決めつけたくなる人間の弱さとこわさを書いた作品は読んでいてただのフィクションとは割り切れませんでした。

    ひとりで生き延びる日々はさぞかし孤独であっただろう、鏑木のことを思うと読んだ後も、さみしくかなしい気持ちになります。
    あまりに情報が多い世の中だけれど、人と人が出会えばそこには何かしらの真実が生まれること、自分の目で、心で、判断し向き合うことの大切さを考えさせら

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    2026年07月05日
  • 悪い夏

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    読みやすくすいすい進んだけど、後味が悪い終わりだった。誰も幸せにならない、暗くなるだけの結末。山田が1番まともだったのか、という感想。もっと気分が上がる作品が読みたい!!

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    2026年07月05日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    Audible
    終盤に進むにつれて、意外な方へ進んでいって、サスペンスというよりホラーやんて思ってたら後書きがそんな風で納得。
    ラストのおわれるシーンはありありと情景が浮かんで映画を観たあとのような✨
    なかなか壮大な話だった。

    ユウスケ先生とお兄ちゃんの掛け合いが絶妙で面白かった!

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    2026年07月04日
  • ひきこもり家族

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    面白かった!先が気になってかなりのめり込んでしまった
    当の本人の視点と家族の視点が交互に語られ物語が進んでいく
    事件をきっかけに関係性ができたことはよかったけどよくないよくないw
    でもあの事件がなかったら彼らが治ることはなかったのかもしれない…うーん…
    最悪の事態も想像できた最後はなんとか良い方向に解決してよかった~
    ひきこもりって当人も家族も苦しい。どうしたらいいんだろう。今回は無理やり引っ張り出しての末の話だけどそれが正解じゃないのだろうなぁ

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    2026年07月01日
  • 悪い夏

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    ネタバレ

    一気読み。
    仕事柄、福祉事務所や生活保護受給者との関わりが少なからずあり。ヤクザなのか悪い友人なのか受給日に保護費を取り立てられている人や、一部屋を何分割かにしてやっと寝られるような狭小施設に住まわされて食事が出るけど自由に使えるお金はない人の事が頭に浮かんだ。
    病気で働けないも色々で、身体的障害が無くても精神的理由で就労出来ません、家族も支援できませんって。ケースワーカーは大変だなといつも思っているから、真面目な佐々木君の幸せを願いましたが。
    みんな踏み外し捲って最後圧巻でした。
    ケースワーカーさんはこのお話どう思うかしら。感想を聞いてみたい。

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    2026年06月30日
  • 正体

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    疑うのか、信じるのか。

    真実は?

    新千歳から関空経由で京都に帰ってくるまで、
    片道で一気読み。

    2026.06.30-80冊目/年

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    2026年06月30日
  • ひきこもり家族

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    この作家さんの作品は数冊読んでいるが、どれもハズレがない。こちらも当然、面白かった。
    そして毎度、映像化に向いてそう!と思ってしまう。
    ひきこもり家族、、、って家族みんながひきこもり?など勝手に考えてたけどそんな話じゃなかった(笑)当然ね。

    子供がひきこもりになり、色々手を尽くしてもどうにもならず、、、
    散々悩んだ末、やむを得ずこんな施設に頼ってしまうのはとても理解できる。
    どんなにお金がかかろうが、神様、仏様、なんでもいいから助けて下さい、、、藁にも縋る思いでしょう。序盤で、施設に無理やり拉致される場面、息子の悲鳴、、想像するだけで、とても辛い。

    でも悲しいことに、こんな悪徳施設や業者は

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    2026年06月30日
  • 鎮魂

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    ネタバレ

    半グレ集団「凶徒聯合」への復讐を決行した英介。英介の弟陽介は人違いで暴行を受け半身不随になってしまう。街で出会った京子と英介はデートする時は必ず陽介と3人だった。陽介はリハビリで動くようになった左手で首をナイフで刺し自殺した。

    「凶徒聯合」解体する伝記を出版するにあたり、担当している編集者天野の軽薄な態度に怒り心頭の聡之。正義感爆発の聡之も親友を襲われていた。
    天野と英介がリンクすることはまぁわかりやすい。
    復讐の話としては面白く、生半可な正義感で半グレたちも更生するという綺麗事を駆逐する感じは良い。

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    2026年06月30日
  • 滅茶苦茶

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    ネタバレ

    それだけは辞めてくれよ...と願う私と思いとは反対に見事に滅茶苦茶なことに会ってしまう主人公3人。
    茂一が樹海に向かうところで、やっとあ!!!!!と思った私。
    そこから怒涛の無茶苦茶が、当人たちは真剣なのだけれど、私は笑いが要所要所で出てしまった。

    あとがきにも、作中にもあったけれど
    コロナには罹らなくても、心のコロナには国民全員が罹り蝕まれていたと思う。

    この作品もまた、コロナがなくては生まれなかった作品。

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    2026年06月29日
  • 黒い糸

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    気味の悪いドロドロとした邦画を観ているような、日本独特のサスペンス劇が描かれていて最後までスピード感を持って読み進めることができました。
    遺伝というテーマに対して、どこまで真に受け止めるか考える機会にもなりました。

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    2026年06月28日
  • ひきこもり家族

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    面白かった!
    主人公の僚太を始め、引きこもっている登場人物を更生させる施設での横暴、経営者の非道さに憤りを感じながら、その中である事件をきっかけに団結していく引きこもり達。
    暴力を肯定するのかどうか、物語の結末がホッと出来る(ちょっと詰めが甘い感はあるけど)
    この作者さんの他の作品も読んでみたい。

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    2026年06月28日
  • ひきこもり家族

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    引きこもりは社会問題である前に、家族の問題だ。
    この物語は、そこから始まる。
    引きこもりの家族を「救う」と称して拉致し、外界から隔離し、監視・支配する。
    表面上は支援に見えても、その実態は暴力による支配だった。
    そして皮肉なことに、その監視者自身も、かつては引きこもりだったという事実が重くのしかかる。
    被害者が加害者になる。
    救われたはずの人が、今度は誰かを傷つける側に回ってしまう。
    その連鎖の恐ろしさこそ、この問題の根深さなのだと感じた。

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    2026年06月27日
  • 黒い糸

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    サスペンスなのかホラーなのか、はたまたミステリなのか。
    分類するのが難しい作品ですが、とても面白かったです。
    穏やかに暮らしていた母一人子一人の家族に、まるで黒い何かが取り憑いてしまったかのように不幸な展開に。
    そしてこの作品に登場する普通じゃない人たちが…。
    人間って、すごく怖い。

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    2026年06月25日
  • 悪い夏

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    ネタバレ

    こ、、これは、、辛い、、。無理かも、、。
    ずーっと嫌な雰囲気がある。
    すでに、悪い夏感がでているが、きっと何処で誰かだけは、、明るい夏の中にいてくれるのだと信じて、、最期まで読みました。
    悪い夏でしかない、、。
    読み終わって、放心状態、、。辛い。
    この本に☆なんてつけれないよ、、。
    と、思いつつ、のめり込んで読ませる文章力と登場人物の個性、そういうのはすごくよかった?ので、☆4だけど、。ただ、、本当にこれは、、。辛い

    佐々木だけは、真っ当だったのだから、、最後は明るい夏に戻してやって欲しかった、、。
    愛美と美空と3人で幸せ でよかったじゃん、、
    こんなに酷い夏にしなくてもよかったじゃん、、。

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    2026年06月24日
  • 滅茶苦茶

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    ネタバレ

    コロナで人生の歯車が狂った3人(茂一、美世子、礼央)の滅茶苦茶な転落っぷり。
    ラブホテル経営をしていた茂一は給付金を受け取れずに役所に怒鳴り込むがダメ。ヤケ酒した店で恵に出会い給付金詐欺に片足突っ込むと、恵は茂一のホテルで売春の斡旋までしだす事態に。逮捕されそうになりどん底の茂一は…
    マッチングアプリでロマンス詐欺にあった美世子は有頂天からどん底に。さらにロマンス詐欺相手の男が組織から追われて共に拉致されると…
    高校生の礼央はオンライン授業や成績不振でいる所に不良の同級生に仲間に入れられる。同級生の彼女芽衣にそそのかられたり、ヤンチャの片棒を担がされ芽衣が殺人まで犯してしまい死体遺棄まで連れ出

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    2026年06月23日
  • 黒い糸

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    ネタバレ

    ラストスパートで詰め込められた感はあるが、うっすらと伏線もあり楽しめた。なぜ兄弟の子が、そしてその子はどうなったのか、後ろ髪引かれる感覚もあり。

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    2026年06月22日
  • 悪い夏

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    賞を取った小説と聞いて買った一冊。

    クズばかり出てくる話だった

    一つの出来事ですべてが失う。なんか身近にもありそうな話でもあった。

    読んでて胸糞悪くなるし、いい事でてこないし、本当にクズしかでてこない

    でもなんか続きが気になる内容でもあった。

    主人公だけでなく、他の登場人物が最後どうなったか
    がわかれば、少しは読み終えた後気分が良くなったかもと感じた小説でした。

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    2026年06月19日
  • 正義の申し子

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    ☆4.2【Audible】
    いやー面白かった!!
    序盤の展開から終盤の展開までの持っていき方が見事で群像劇のお手本みたいな作品
    鉄平の辛い現実、ジョンが次第に暴走していき女子高生3人もなにやら不穏な雲行き…
    鉄平はクズやし、ジョンもどんどん増長していって嫌悪感が凄かったけどその2人が出会った結果がまさかの最高の展開に。笑
    終盤の2人の掛け合いは漫才やし地味にタクシーのおっちゃんも面白くて結構笑えた
    最初に2人に感じてた嫌悪感も最後には消えてもっとこの2人を見ていたいって思えるコンビになって是非このコンビがハチャメチャする続編書いて欲しい

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    2026年06月13日