夏目大のレビュー一覧
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「ダーウィンの悪魔」とは「環境」と「選択圧」と「適応」という「自然選択」が起きるところに必ず起きるもので、「たとえ長期的には全体に悪い影響をもたらすとしても、それに構わず目標のために動いてしまうこと」を指している。また、そこから派生して、「社会、経済のどのような目標も、それが目標となった途端、良い指標ではなくなる」という「グッドハートの法則」についても説明している。
様々な事例を挙げたうえで、「地球環境」「核兵器」「AI」もダーウィンの悪魔のパターンで逃れられない(→人類絶滅)、として、その解決策を提案している。
解決策としては「評判市場」を作り、協調するほうが利益になる環境を作る、ということ -
Posted by ブクログ
痛覚と快感は一つの間隔の裏表で、触覚は自他の境界を確立する重要な感覚でもある。他人の体に触れる事をタブー視する近年の文化は危うさを孕んでいるとの指摘は興味深い。
他にもフェロモンを扱ったパート等に特徴的だが、どの章も人間と動物の感覚の近似を取り上げているので、人の理性や知能を強調して自然な(=動物的な)人間観から離脱することが正しい進化であると考えるような社会学的意見(人間は誰しも男性と女性の間を自由に行き来できるというような世界観)へのカウンターとしての切り口を提示することになる。実際、フェロモンを巡る研究では露骨な政治的批判さえ珍しくないようだ。学問の自由とはどうあるべきかとの論点も浮上す -
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最近、スマホの電池の持ちが悪くなってきた。半日外出すると、帰宅時は20%を切ることもある。
スマホの電源として用いられている、リチウム電池にとって重要なコバルトという鉱物があるらしい。
いま、わたしがスマホの画面の上で指を滑らせている。
何気ない(ほとんど無意識の)日常は、コバルトを埃にまみれた大地の奥にあるトンネルで少年たちが採掘し、汚染された湖で少女たちが洗っていることに支えられている。
トンネルの崩落事故や少女たちへの暴行は伝えられず、彼らは1日1ドルほどを得るために、命と引き換えにコバルトを掘っている。
「にじゅっぱーきってるやん、やべ」
という思う時、わたしはこの事実を思い返す -
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●2025年6月25日、Yahooフリマで「高たんぱく・低糖質! rakoの美味しくてやせるおかず」のカテゴリー変更を断られた人がほかに出してた本。750円。
冷静なA先生と、不機嫌になるN先生の差。
●2026年5月31日、ツィッターでフォローさせていただいている「kuto(Bil)(@kutobill)」さんが以下をツイートで挙げてた。「シンク・シビリティ 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」と「悪いヤツほど出世する」の2冊。前者に対しての批判で、後者がおすすめってことかな?
ツイート:
「「礼儀正しさが大切」というのは大まかに同意するんだけど、同時にきわめて有能でありながら傲岸 -
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1-4章までは、無礼な態度は損するよ、礼儀正しいと得するよ、という話。ここは正直当たり前だから重要ポイントの部分を読むだけで良さそう。
その後の章では、礼儀正しい自分であるために
・客観的なフィードバックをもらうこと
・精神的にも身体的にも健康でストレスを溜めないこと
・笑顔を絶やさない
・相手を尊重する
・人の話に耳を傾ける
などのアドバイスが並ぶ。
どれも当たり前のことなので、新鮮さには欠けるが具体的な事例とともに記載されているので説得力はある。
第7章のアンコンシャスバイアスの話は面白かった。
〇〇だから、ーーだろう。
〇〇は、ーーだ。
という考えがバイアスによるものかもしれな -
Posted by ブクログ
対人関係、組織づくり、家族や友人との関係においても、より良い人生を送る上で「礼節」が極めて重要だという。一般的に考えてそうだろうと思うが、深く検討してみると色々なことがわかってくる。例えば、自分では丁寧な人間であろうとしても、近しい人間や商売相手が粗雑で無礼だと、その後の自分の思考や行動に影響が出てしまうということ。また、これはよほど注意しないと避けられないらしい。だから、自分が無礼な行動をとると、それは感染してより広がってしまうということ。反対に、自分が礼節を持って行動したり、持っている様々なリソースを与えていると、周囲もそのような人間になる。自分の言動に自覚的になること、無礼な人からは遠ざ