あらすじ
全米で話題「礼節の科学」、ついに日本初上陸!
MBAで「職場の無礼さ」を研究する著者、20年間の集大成がこの1冊に凝縮!
一流のエリートほど、なぜ不機嫌にならないのか?
ビジネスでも、人間関係でも、最強の武器になる礼節の力を徹底解説!
《こんな職場から抜け出したい人必読。あなたもあなたの周りもきっと変わります!》
■些細なことで怒鳴ってくる、上司がいる
■部下が言うことを聞いてくれない
■アルバイトがまじめに働かない
■社長や経営陣が独善的すぎる
■お客さんが横暴なことを言ってくる
■成果を出しても、なかなか出世できない
■ストレスをついつい溜め込み過ぎてしまう
■仕事につながる人脈が築けない
《世界中から、絶賛の声が続々!》
「まさに最高のタイミングで書かれた最高の本だ。すべての人にとっての必読書」―ダニエル・H・ピンク(『モチベーション3.0』著者)
「読んでいて引き込まれる。ちょっとした言動が、いかに人間関係全体に大きな影響を及ぼすかがわかる」―ラズロ・ボック(『ワーク・ルールズ!』著者)
「これほど質が高く、有用で、しかも心に強く訴えかけてくるビジネス書は、ここ何年か読んだことがない」―ロバート・I・サットン(『あなたの職場のイヤな奴』著者)
「読めば、きっと現状を打破し、自信を持って前に進むための助けとなる」―パブリッシャーズ・ウィークリー
《誰でもできる! 仕事で成果を出すための戦略をエビデンスに基づき紹介!》
■なぜ、本当にできる人は礼節を重んじるのか
■あなたの礼節をチェックするリスト
■礼節を高めるための方法とは?
■まわりの礼節を高めてチームで成果をだす方法とは?
■あのマイケル・ジョーダンが大切にする2つの言葉
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
無礼、暴言、ハラスメントを見ただけでその人も僅かだか普段より無礼になる。パフォーマンスが下がるとの、衝撃の事実をいくつもの研究とともに紹介。自身がその手の被害に遭った事もあり、めちゃめちゃ刺さった。礼節、無礼でない事はめちゃめちゃ大事。何よりも優先したい。自身の人生の指針にしてるレベルの素晴らしい名著。
Posted by ブクログ
礼儀について文面として学ぶ機会があまりなかったので今回この本を読み、深く学びたいと思いこの本を選んだ。実際に社会人になってからの話があり、今はピンと来ないこともいくつかあったので社会人になってからもう一度読み返したいと思った。でも今できることも沢山学べた。例えば笑顔でいることも礼節のある人になるということを知り、疲れている時は笑顔が薄れてしまうため、そういう時こそ笑顔でいることをこれから心がけていこうと思う。また、メールをする上で気をつけることや周りの人に失礼なことをされたときの対応など知らなかったこともたくさん知ることが出来、これから社会に出ていく上で必要なことを理解したと思う。
Posted by ブクログ
読みやすい本ではないかもしれないが、一度は読んだ方がいいと思った。
本を読んでいく中で、
人に対して雑に接することで自分が悪影響を受けていることに気がつくことができるかもしれないし、
また、人との接し方でこれまでと少し変えるだけで自分にとって良いことがたくさん起こるかもしれないことに気がつける本だと思った。
本の中で書かれている礼儀正しさ、礼節を持つことは、当たり前だよねと思うことが多いかもしれませんが、
データを使用して説明されていたり、言語化されていることで改めて大切だと感じました。
Posted by ブクログ
至極当たり前のことかもしれないが、つい優先順位を上げて考えられていない心遣いを改めて思い直すきっかけになりました。
また自分ができているという思い込みのバイアスを除いて、日常振り返ってみようと思います。
Posted by ブクログ
本書でいう礼儀正しさは、 堅苦しさではなく、親切さや温厚さなどを含む、 他者への肯定的な態度のことを表している。
道徳的な意味だけでなく、 組織における成長や発展においても「他者への肯定的な態度」 が如何に必要であるかが、 分かった。
無礼な人・攻撃的な人がいると、それだけで周囲の生産性が下がり、シンプルに損害に繋がるというデータがあったり、 オンラインでも、攻撃的・高圧的・ 無礼なメール1通で多大な損害に繋がることもあるという事例などが紹介されている。
オフラインで直接会うと丁寧な人でも、オンラインの文面だけでは印象が変わることもある。
組織において多様性が重視されている昨今だが、多様性そのものよりも互いに礼節があること、無礼な人がいないことのほうが重要であると。
業績が高い組織は肯定的なフィードバックが行われ、更なる業績の向上に繋がり、 批判的なフィードバックがされる組織ではどんどん業績が低迷するというデータがあると本書は述べている。
傾聴はとてもエネルギーを使うが、 親切さ・温厚さ 共感性がコミュニケーションを円滑にする。
感謝を他者に伝える人は収入が高いというデータもある。 ただ、 感謝のされ方は人によって好みがある。人前で感謝を言葉で述べられたい人もいれば、人前で直接的に述べられたくない人もいるので、注意が必要だ。
Posted by ブクログ
【無礼の害】
・無礼な人は同僚の健康を害する
・スタッフ同士の無礼な態度に接した顧客は、その企業に対して悪い印象をもつようになる(叱責の理由が正当なものであったとしても)
・無礼な態度に接した人は、集中力や創造性が損なわれる
・無礼な態度がもたらす悪影響は、意志の力(気の持ちよう)では乗り越えられない
【礼節の効用】
・礼節ある人は仕事が得やすく、幅広い人脈が築ける……協力を頼む同僚を選ぶとき、「その人は手伝ってもらう仕事に詳しいか」という基準よりも「その人と働くと楽しいか」という基準を重視する人の方が多い
・礼節ある人は出世の可能性が高まる……周囲から礼節ある人とみなされている人は、無礼だとみなされている人に比べ、「リーダーにふさわしい」と評価される
・リーダーが丁重な態度で公平に接するチームは、高い業績を上げる。誰かが何かミスをしても早く見つかる、誰もが自分の意志で率先して行動を起こす、精神的な消耗が少ない、などがその理由
・個人的な深い人間関係は必ずしも必要ではない。表面的な付き合いであっても、関わり方次第で幸福感は大きく変わる
・誰かの悪い態度に触れてしまったときには、意識的に何か良いものに触れ、心のプログラムを組み直すという対策も可能
【礼節の原則】
[原則1]笑顔を絶やさない……外からの刺激に頼るのではなく、意識して明るい感情を持つようにし、それによって笑顔が生まれるよう努力する
[原則2]相手を尊重する……相手に関心を持つ。人の上に立つ者は、普通の人間よりも多くの時間をかけて、下にいる人たちのことを知らなくてはいけない
[原則3]人の話に耳を傾ける……相手への質問などは事前に用意しておく、相手の目を見る、自分が話したくなってしまうときは意識して相手に「あなたはどう思いますか」と質問する
【礼節を高めるための心得】
[心得1]与える人になる……与えるべきものは情報的リソース(=知識、技術など)と社会的リソース(=立場、人脈など)。個人的リソース(=時間、エネルギー)を与えることには慎重であるべき
[心得2]成果を共有する……自分だけの手柄にしない、小さな達成をみんなで喜び合う
[心得3]褒め上手な人になる……感謝を言葉で伝えられた人は、自尊心が高まり、喜んで人を助けようとする
[心得4]フィードバック上手になる……目標達成のための進捗をシェアする。否定的なフィードバックであっても好意的な表情で伝えれば悪い印象を与えにくい
[心得5]仕事の意義を共有する……自分たちの仕事が顧客の人生にどれほどの変化をもたらしているかを知らせる
【無礼な人から身を守るためにポジティブさを保つ方法】
・何か目標を定め、「自分が成長している」という感覚を持つこと(仕事のことでなくてもよい)
・求められているよりも多く、チームに貢献する。
・自分を笑顔にしてくれる人、気分を上向きにしてくれる人とできるだけ多くの時間を過ごすようにする。
Posted by ブクログ
自分の職場を思い浮かべながら、分かるなと思いながら読んでいました。そして自分にも当てはまっていることがあるのでは?気をつけないととも思いました。
自分が無礼な態度を受けたか否かに関わらず、態度の悪い人を目にしてしまうと、自分の体験が損なわれたと感じて不愉快になる。という実験について書かれていましたが、確かにそのとおりだなと納得しました。
Posted by ブクログ
共感できる点が多かった。職場での無礼な振る舞いはその対象者だけでなく、その場全体の空気を悪くするし、反対に礼節さを持って接すれば良い空気が流れ、自分が欲している以上の情報や成果物を手に入れられることは実体験からも良く理解できる。また無礼か礼儀正しいか決めるのはされる側であり、常に相手の身になってコミュニケーションとることが基本であり、その結果求めていた以上の成果を手に入れられることは自分自身に命じておきたい。
Posted by ブクログ
「礼儀正しさ」というよりは「誠実さ」について書かれた本かなぁ。相手を尊重することを軸に、どのように行動すべきかが書かれていた。
ごく基本的な内容が多かったが、振り返ってみると案外実践できていないように思う。失礼な態度は伝染するとあったが、確かに挨拶しても返ってこなければ挨拶しなくなるようなもんかなぁ。相手に関わらず、礼儀正しく誠実に生きていきたい。
Posted by ブクログ
礼節を重んじて行動できている人が何事もうまく行くということ。無礼な態度を取られた時、それが立場が上な人の場合はストレスの負荷が強くなる。つまり、そのような態度で人は悪い影響を受けてしまう。人に与えることや感謝を伝えることで相手からの信頼が上がる。
Posted by ブクログ
無礼な人が組織に与える影響が数値を用いて説明されている。無礼な人と直接関わる人だけでなく、人から人へ無礼が伝染していくという話は考えさせられた。組織として健全に発展していきたいのであれば、無礼な人と対峙する必要があるようだ。
Posted by ブクログ
職場に不機嫌さを丸出しにする、文字通り無礼な人がいて、手にした本。その人は結局退職したのだけれど、もう少し前にこの本に出会っていればと思った。
他人はともかく、自分はどうなんだと振り返る。にこやかでいることは心がけているけれど、余裕がなかったり相手にイラッとしている時には、にこやかにはしていないなぁと反省。相手の立場で物を考え、常に未来のために行動する。言うのは簡単だけど、実践するのは難しい。明日から、礼儀正しく感謝の気持ちで働こう!
Posted by ブクログ
「あなたに礼節があれば、仕事も、仕事を離れた人生でも必ずうまくいくはずだ。あなたが何歳でも、どういう環境にいようと、礼節を高める努力はできる。あなたは今日あった人にどういう態度を取っただろうか。もしかしてあなたが当たり前だと思っている態度は既に時代遅れかもしれない。あなたは周囲の人たちを元気づけているだろうか、それとも意気消沈させているだろうか。それをよく考えてみよう」
個人的に感じたのは、礼節とは相手に対する「敬意」がある前提ということ。相手の立場になって「自分を大事にしてくれている」と感じられれば、それは承認欲求にも通じ、特に組織においては「最強の武器」になるのだろう。
自分には出来てない部分も大きいので、まだまだ勉強だなぁ~
Posted by ブクログ
職場における従業員の礼儀正しさ(無礼さ)についての研究分野があるとは本書を読むまで知りませんでした。本書を読んだ人みんなが、なにかしら自分の経験で思い起こすことがあるのではないでしょうか。私自身も10年以上前の時の上司を思い出しました。彼自身営業成績は非常に良いが、部下への罵詈雑言がひどく、そのためにどんどん人が辞めていく、というような状況で、非常に殺伐とした部署でした。しかも優秀な若手ほど(他社から引く手あまたなので)離職するという状況で、その上司は最終的にグループ会社に異動(隔離)しましたが、グループ会社にいる人たちへの負の影響が出ているのではないでしょうか。
本書では、無礼な行為・発言がいかに職場の同僚の健康に害を及ぼすかだけでなく、組織全体のパフォーマンス(金銭的な業績も含む)を下げるかについて、いろいろな調査研究を紹介しています。また反対に、礼儀正しい行為をリーダー個人だけでなく組織全体で浸透させることが、いかにメンバーの生活満足度、モチベーション、やる気を高めるだけでなく、パフォーマンスにもプラスの効果があるかも示しています。ただほかのレビュワーが指摘されているように、本書で紹介されている研究について、注釈で元論文が参照されていないため、詳しく読んでみたいと思う研究があっても読めず、それは残念でした。これは本書の信頼性を下げてしまっていると思います。もしかすると著者のストーリーに都合の良い研究成果だけを抜き出して紹介しているのではないか、という疑念は残りました。
ところで、無礼な行為が同僚にもたらすマイナスの効果は、経済学の用語でいえば「外部不経済」にあたります。あたかも工場が経済活動を通じて排気ガス(外部不経済)を排出することで、周囲にいる人の健康を害しているようなものだからです。まさに文字通り「毒を吐いている」人なのです。毒(外部不経済)をなくすためには、まず毒の可視化が必要でしょう。昨今ではスマホで簡単に会話も録音できますから、無礼な人とどうしても会話しないといけない場合は録音しておいた方が良いかもしれません。そういえば、秘書や民間企業を罵っている言葉が録音されて、失脚した政治家が何人かいましたが、会社においても、要注意人物との会話時には自衛のために録音は必要と改めて思いました。また会社の人事部としては、そのような要注意人物に対して、その人のデスクに本書とイエローカード(つまりあと一回やったらレッドですよ、という意味)を置く、というルールをつくったらいかがでしょうか。
Posted by ブクログ
どのような人間になりたいか?
この問いを常に持ち続けることの大切さを学んだ。周囲から信頼されて信念を貫ける人間になりたい。周囲にいい影響を与え、自分も周囲から刺激を受け、成長し続けていきたいと思う。そのために礼節を重んじることはとても重要だと思った。
本書で示されている①笑顔を絶やさない②相手を尊重する③人の話に耳を傾ける、どれもできていなかった。他にも①与える人になる②成果を共有する③褒め上手になるといったことも守っていきたい。
人を指導する立場にあるが、守るべき価値観を伝え続けることの大切さや、自然に礼節が身につく環境や自分が尊重されていると思える環境を作ることの大切さも学ぶことができた。
身を守る方法として、目標を定めて進歩を実感する、自分を成長させてくれるものを見つける、社外で成功体験を積む、といったことが納得できた。他者の感情に振り回されず、過去のためではなく未来のために闘っていかなくてはならないと思った。辛い経験を思い出してその意義をあれこれ考えすぎるとマイナス思考から抜け出せなくなるので、そういった時は、どういう人間になりたいか、という未来と自分のことに集中したいと思った。
Posted by ブクログ
この本を読んで礼節の大切さを改めて知る事ができた。当たり前のことを書いてるけど、かと言って疎かにできない事が書かれている。
無意識で言っていた事が無礼な事だったりする。直さないくてはいけないと思う。
Posted by ブクログ
誠実さや礼儀正しさが生産性に与える影響は非常に大きいということは以前から薄々気づいていた。
ただそれがどれだけ大きいのかどれだけ周りの人に影響があるのかということを定量的に考えたことというのはなかった。
この本はその疑問に対して解答を示してくれている本だった。
以下、具体的な数字を上げる。
■礼節が無いことによる影響
・職場のストレスによってアメリカ経済にかかるコストは一年に5000億ドル
・職場で発生する事故の60から80%はストレスが原因。アメリカ人の通院の約80%以上かストレスに関係している。
・有害な社員一人は優秀な社員2人ぶんの生産性を帳消しにしてしまう。
有害な社員一人にかかるコストは年間約12000ドル(少なく見積もって)
■礼節を持つことによるメリット
・礼節がある人は無礼な人の1.2倍就職への推薦を受けやすい
・企業内での業績も約13%高い
・会社の業績も高くなる傾向がある
■感想
全体を通して思ったのは礼儀正しさによるメリットより無礼によるデメリットの方が周囲に及ぼす被害は甚大だということである。
また、自分が礼儀正しい人間でいようと思った時に守るべきことというのはそんなに大したことじゃない。挨拶をしようとか相手の話をちゃんと聞こうとかごめんなさいを言おうとか幼稚園で習うレベルの話。逆にやりすぎは自分のメンタル面に毒だと感じた。
最後に無礼な人に会ったらどうするかという点については作者のこの言葉が非常に参考になると思った。
「職場で誰かがあなたに対して無礼な態度を取った場合気をつけるべきなのは相手の態度に振り回されてはいけないということだ。常に自分を保たなくてはいけない決して自分を見失わないように気をつける。ただ無礼な相手の人間性や職場の環境を自分だけの力で変えられるとは思わないようにする。そういう時どうしても自分の力で対処しなくてはいけないと思い込むその考えが多くの人を苦しめている。」
つまらない愚痴を言うなとか細かいことを気にするなとか大したことじゃないだろうとかもっと大事な事を考えると彼は的外れなアドバイスである。
Posted by ブクログ
この本に書かれている事は、理想だ。
世の中の人みんながこの本に書かれていることを実践すれば、きっともっと平和で素晴らしい世界になるだろう。
しかし実際にはそうじゃない。
現実には、他人を蹴落とす事を屁とも思わない野心的な人間が成功すること事はままあるし、社長やリーダーには、他人の感情を気にかけないサイコパス気質の人間が多いと言う説も聞いたことがある。
第1部に「礼節ある人間の方が成功しやすい」と言う趣旨のことが書かれていたが、もしそれが普遍的に正しければ、例えばドナルドトランプが大統領になるなんて事はなかったであろう。
だけど僕はこの本に書かれていることが屁理屈だとは思わない。むしろ、この本を読んで良かったと思っている。この本に書かれていることを実践して礼節を持った人間になりたいと思うし、現実がどうであれ、いや現実がそうではないからこそ、理想を追い求めることには意味があると思う。
特に学びになったのは第3章の「無礼な社員とどう向き合うか」と言う所だ。
言うは易し行うは難しだが、心に留めておきたい。
Posted by ブクログ
礼節ある人は、声がかかりやすい=仕事を得やすい。テニュアトラックの教授を選ぶ場合は礼節ある人が選ばれる。
無礼は無礼を呼び、礼節は礼節を呼ぶ。
10/5ウエイ=10フィートに近づいたら目を合わせてほほ笑む、5フィート以内に近づいたら挨拶をする。
モトリーフール社の取り組み=社員全員が全員の名前を覚えるとボボーナスが出る。最後に残った人はランチに誘ってくれといって、覚えた。
マイケルジャクソンは、コーチはコーチとして尊重した。
子どもは平均して一日400回笑う。大人で1日20回を超える人は30%しかいない。
相手を尊重する。
人の話しに耳を傾ける。
無意識の偏見に気を付ける=認知的過負荷によってステレオタイプな理解に陥りやすい。
何を与えるか=個人的リソースは与えなくてよい。情報的リソースや社会的リソースは与えてもよい。なくならないから。
自分だけの手柄にしない。
誉め上手になる=褒められた記憶は残りやすい。
評価をシェアして当事者意識を高める=社員の評価を共有する。
礼儀正しいことを当たり前にする。
サウスウエスト航空では、社員に対するときでも顧客に対するのと同じ敬意を払う、ことを理念としている。
辞めていく社員にも敬意を払う。
無礼な人に対処する方法は、自分が成功していると思うこと。成功しているとみなす人は強い。
逆境には、この逆境はどういう意味があると思うか、考える。
怒りは、過去のために戦うこと、未来のために戦うべき。
ジョーダンスピース(ゴルファー)の礼儀正しさは、人生に良い影響をもたらす。
20250116再読
礼節は自分の人も幸せにする。
グローバリゼーションにのって、礼節が悪化し続けている。無知が人を無礼にする。
理不尽な態度は思考力を奪う。
ゴア社の社長ケリーは、礼儀正しさで社長に選ばれた。良い人が勝つ、そういうことは想像するよりも多い。
マキャベリの教えは古い。
礼節がある人は仕事が得やすい。最後はどちらを選ぶか、になったとき、礼節のある人が選ばれる。
幅広い人脈が築ける。礼節がある人はリーダーにふさわしい。
人は尊重されると、自分に価値があると感じ、力を発揮できる。
「10/5ウェイ」3メートル以内なら目を合わせて微笑む、1.5m以内ならこんにちは、と声をかける。
印象の38%は、声や話し方で決まる。
毎日、日記を付ける。
食事、睡眠、運動、で自分を大切にする。
250人の会社で、全員が全員の名前を覚えられたら、賞与の20%の特別ボーナスを支給する、という課題を出した。
マイケルジョーダンの礼節を見習う。
温かい人は影響力が多く評価が上がる。そのためには礼儀正しく振る舞うこと。
笑顔を絶やさない=常に笑顔でいることは簡単ではない。意識して明るい感情を持つようにする。笑顔になれる出来事、子ども、趣味をもつ。それを意識的似考えれば笑顔になれる。誰かと会うときは、直前にそれを思い出す。作り笑いよりやりやすく、実効性がある。
10ドル分のスタバカードを社員に配る。使うときは、よく知らない職場の誰かを誘っておごらなくてはならない。
人の話に割って入りたい衝動にかられても、それをこらえる。
ワンランク上の礼節=与える人になると、自分の存在意味を感じれれる。情報リソースだけでなく、個人的リソースも分け与える。成果を共有する人になる=人をやる気にさせる方法でもある。褒め上手になる。
無礼な人を受け入れない。たとえ成功する人であっても、無礼な人はなにか問題を起こすかもしれない。無礼な社員にかかるコストは年間200万円。
「誤った人を採用するくらいなら、50人面接してもひとりも雇わない方がいい」ジェフベゾス。
経営理念として、顧客にどう接するべきか、だけでなく、社員同士お互いに敬意を持って接する、とするだけで礼節を重んじる企業になれる。ノースウエストの経営理念は、顧客、社員を区別していない。
ゴア社の礼節レベルは、360度フィードバックによる。この方法が効果があるのは、お互いに信頼があるときだけ。Googleでは、マネージャーフィードバック調査で、マネージャーの気遣いを評価している。モトリーフール社は、誰でも価値ある行動にゴールドを与えることができる。プロジェクトへの貢献、納期を守った、善い指導をした、など。ザッポス社のヒーロー賞=何か特別なことをしたときに誰でも与えられる。
改善の意思がない社員は解雇する。サウスウエスト社は無頼な顧客には、別の航空会社チケットを購入してあげる。
逆境にはどういう意味があるか、を考えることで無礼な態度をなくせる。
スピースのオーガスタでのスピーチの内容は感謝の言葉にあふれていた。全英オープンで4位だったとき、優勝選手を見届けて祝福した。
Posted by ブクログ
些細な違いが大きな違いを生む。
無礼な態度は認知資源を奪い作業能力、創造性を奪う。
そして最善を尽くそうとしなくなる。
逆も然りで、礼節ある温かい態度で接するとそれは周囲に伝染する。
職場環境に触れられていて、そもそも職場において皆平等という事。それぞれの立場はあってもそれは役割に過ぎない。ここは非常に同感。でも実際その様な円滑な良好な職場は…皆さんの職場はどうでしょうか?
他、面接の質問事項の記載もあった。
Posted by ブクログ
2025年6月25日、Yahooフリマで「高たんぱく・低糖質! rakoの美味しくてやせるおかず」のカテゴリー変更を断られた人がほかに出してた本。750円。
冷静なA先生と、不機嫌になるN先生の差。
Posted by ブクログ
1-4章までは、無礼な態度は損するよ、礼儀正しいと得するよ、という話。ここは正直当たり前だから重要ポイントの部分を読むだけで良さそう。
その後の章では、礼儀正しい自分であるために
・客観的なフィードバックをもらうこと
・精神的にも身体的にも健康でストレスを溜めないこと
・笑顔を絶やさない
・相手を尊重する
・人の話に耳を傾ける
などのアドバイスが並ぶ。
どれも当たり前のことなので、新鮮さには欠けるが具体的な事例とともに記載されているので説得力はある。
第7章のアンコンシャスバイアスの話は面白かった。
〇〇だから、ーーだろう。
〇〇は、ーーだ。
という考えがバイアスによるものかもしれない。と考えると発言する前に少し立ち止まれるかもしれない。
第8章、リソースの分け与え方も参考になった。人的リソースは簡単に分け与えて良いものではない(時間など)が、その代わり社会的リソースや情報リソースは積極的にシェアするのが良い。
Posted by ブクログ
対人関係、組織づくり、家族や友人との関係においても、より良い人生を送る上で「礼節」が極めて重要だという。一般的に考えてそうだろうと思うが、深く検討してみると色々なことがわかってくる。例えば、自分では丁寧な人間であろうとしても、近しい人間や商売相手が粗雑で無礼だと、その後の自分の思考や行動に影響が出てしまうということ。また、これはよほど注意しないと避けられないらしい。だから、自分が無礼な行動をとると、それは感染してより広がってしまうということ。反対に、自分が礼節を持って行動したり、持っている様々なリソースを与えていると、周囲もそのような人間になる。自分の言動に自覚的になること、無礼な人からは遠ざかることが大切なようだ。
Posted by ブクログ
会社で勧められて読みました。内容は礼節(礼儀正しさ)がビジネスを進める上で、最も重要だということをさまざまな企業でのケーススタディも踏まえながら論理的にまとめた本です。
働いていると色々な人と関わりますが、正直今の僕は、本当の意味で礼儀正しい一流の人と仕事をしたことがないと思っています。その一方で、礼節をわきまえない、わがままな性格ゆえに仕事がうまくいかない人には数多くあってきました。そういう意味では再現性の高い本です。
でも、今まで色々な書籍の中で、心理的安全性みたいな話は何周か回してきたし、業務の中でも試行錯誤しながら取り組んでいるので、そういう意味ではそんなに新しいと思える内容は少なく、ざーっと読み飛ばしてしまいました。自分と自分の周りの半径5メートルくらいをじっくりと思い巡らせながら、ゆっくりと読んだ方が良い1冊だと思います。
Posted by ブクログ
無礼な人に対しての対策として購入
結局無礼な人にはなるべく距離をとるという結末
でも礼儀してるほうが得をするということで自分は、間違ってなかったなと
Posted by ブクログ
まず、「外国人に礼節なぞ、言われたかねーや」
というバイアスがあります笑
でも、タイトルがキャッチーでした。
そして、「なるほどなるほど」と思える話も
多々ありました。
でも、どうなんでしょう…?
タイトルと、あと見出し小見出しだけで、
伝えたいことは充分のような気が。
当たり前すぎることなので。
お金と時間かけて読む必要あんのかな?
と思いました。
Posted by ブクログ
聞き上手な人がやっていること
R receive
A Appreciate
S Summarize
A Ask question
(たしかに……)
礼儀正しさを見分けるための項目が載っていたのは非常に有益だった。自分自身も意識していきたい
Posted by ブクログ
無礼な人がいると、周囲の人にどれだけ悪影響となるかが分かった。
果たして自分は礼節ある人間なのか、無礼な人間なのか考えたときに、無礼なときもあるのではないかと疑わしくなった。
自分は静かな人間であり、他人となれ合わないつもりでいることが、周りの人の目には素っ気なく、気分を害しているのではないか。
それが、周囲の人との関係だけでなく、集団全体への影響を与えているのではないか。
今後、礼節を持ち、周囲の人の励みになる人間になれるよう気を付けていきたい。