夏目大のレビュー一覧
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科学的な知見と「センス・オブ・ワンダー」が融合した一冊。動物の卓越した感覚から人間の感覚能力の素晴らしさへと解説が進み、読みやすく書かれている。色覚、暗所視、聴覚、触覚、痛覚、味覚、嗅覚、フェロモン、平衡感覚、時間感覚、方向感覚、身体感覚について各章で説明している。フェロモン、平衡感覚、時間感覚、方向感覚、身体感覚については意識に上らないが重要な働きをしている。また嗅覚なども想像以上に人間には能力があるなど、認識を新たにする内容も多い。邦題の「12の感覚がある」にはちょっと違和感がある。「はじめに」の中でも「人間には「五感」「第六感」どころか「三十三感」ある」と述べており、現代でも12とは言っ
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ネタバレフィンランド人の幸福についてはほとんど触れていない。タイトルと内容は全く合っていない。でも中世に神学が学ばれていた時代から科学重視の時代を経て、幸福の意味が変わっていった過程は興味深かった。
- 幸福を求めるために人生を犠牲にするな。人生はプロジェクトすると、幸福を得るために人生が手段になってしまう。人生を生きるのではなく、何かを得るために人生を利用しない。
- 決して人から奪えないもの:人間の自由。おかれた状況でどう生きるかはその人の自由。
- 自分のことを自分で決めたいというのは人間の根源的な欲求。自分らしく生きられた時に自分の人生に価値を見出せる。
- 子どもの望むこと:「自分のために多 -
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タコは不思議な動物である。頭足類であり、人間が属する哺乳類とは全く違う生物類に属している。しかしながら、著者が言うように「頭足類を見ていると、「心がある」と感じられる。心が通じ合ったように思えることもある」。もちろん、心 (意識や主観的経験、知性)については、いくつかの定義がある。また、ある生物種が心を持っているかという問いの答えはゼロイチではなく程度によって測られるものである可能性も高い。しかし、もしタコがこの本で書かれているとおり、個々の人間や同類の個々のタコを見分け、さらにその性格や行動も記憶し、相手がいるかいないかで行動を変えるというようなことを少なくともある種の心を持つものだと認識し
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集団で生きることで種の存続に成功している動物は多い。
この「動物行動学入門」は、動物の社会性、協調行動を調べたもの。
オキアミから始まり、ゴキブリ、バッタ、アリ、ハチ、魚、鳥、ネズミ、ゾウ、ライオン、オオカミ、ハイエナ、クジラ、イルカ、シャチ、サル、ヒト
といった感じで、実に多種多様な生き物の集団を観察した記録になっている。
知らなかったことや、どこかで聞いた気がすることが満載で面白かった。
専門知識は不要で読みやすかった。
これら動物の行動と人間の群衆の行動との類似性が分かる。
人間と他の動物との違いは本質的なものではなく、単に程度の違いに過ぎない。
例えばアリは、農業・酪農・建築を行 -
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礼儀について文面として学ぶ機会があまりなかったので今回この本を読み、深く学びたいと思いこの本を選んだ。実際に社会人になってからの話があり、今はピンと来ないこともいくつかあったので社会人になってからもう一度読み返したいと思った。でも今できることも沢山学べた。例えば笑顔でいることも礼節のある人になるということを知り、疲れている時は笑顔が薄れてしまうため、そういう時こそ笑顔でいることをこれから心がけていこうと思う。また、メールをする上で気をつけることや周りの人に失礼なことをされたときの対応など知らなかったこともたくさん知ることが出来、これから社会に出ていく上で必要なことを理解したと思う。