夏目大のレビュー一覧

  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
    2021.6.22
    相手がどう感じたか
    人と人との繋がりが重要なのに繋がりかたに注意を払わないのはナンセンス
    どういう人間になりたいのか周囲の人にとってどんな存在でありたいのかどんな影響を与えられたら嬉しいのか
    理不尽な扱いを受けた人は、精神状態を正常に戻すのに力を使うため、集中力、注意力を削がれる...続きを読む
  • 屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS
    数学史と銘打ってはいるものの、内容的には(一部、幾何やら統計なども扱ってはいるが)数学というよりも算数、計算の話がほとんど。うっかりやら、勘違いやら、コンピュータやプログラム上の制限などからくる「計算ミス」が引き起こした様々な失敗を具体的な事例を挙げながら紹介する本。
    書名から期待していたものとは少...続きを読む
  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
    似たようなことが書かれてる本はあるとは思うが、「礼節」を全面にテーマにして話が書かれているので、自戒を込めて読む価値があるなと思う。
    ほんと無意識な無礼や非礼気をつけないと。礼儀って大事だなー
  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
    この本の根幹にあるのは、「結果を出すには礼儀正しいことが長期的に見て理に叶う」ということだと思うが、逆に言えば短期的な問題解決の為には無礼さが役に立つと言うことがまかり通っているということなんだろう。人を説得する、もしくは異論を持つ人間話し合うことに対する労力を惜しまない、即ちある意味多様性を重んじ...続きを読む
  • TRANSFORM AIでビジネスを変革する最強フレームワーク
    良書 AIについての実情を良くまとめたものだと思います。

    3部構成になっていて
    ①AIを導入するために知っておきたいこと
    ②AIを具体的なビジネスに活かす
    ③AIの未来を予測する
    です。

    様々なAIの分類、システムの概要、現在実現できていること、未来への期待が、平易な言葉で書かれています。
  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
    働く上で礼儀正しさは業務成績よりも遥かに重要だと感じた。
    職場の空気を乱す無礼さは思いのほか強力であることを痛感した。
    怒る立場の人間が怒り方によってその対象以外の周りの人間に不信感を与える事には驚かされた。本人は周りに良い刺激を与えると思ってやっているが周りに対する不信感は積もっていくだろう。
    ...続きを読む
  • 人類が絶滅する6のシナリオ
    コロナウイルス、異常気象や気候変動と、人類のこれからが不安になる現象が続く中、人類のこれからに対し多角的に警鐘を鳴らす本です。

    この本は「ウイルス」「生物の絶滅」「気候変動」「生態系の危うさ」「バイオテロ」「コンピュータがもたらす危機」と6つのトピックで構成されています。戦争や核といったものではな...続きを読む
  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
     生存戦略と聞くと何か弱者(被雇用者?部下?)が強者(雇用主?上司?)に対して仕掛ける策略のように聞こえ、礼儀はタダで出来るしスキルを覚えるより簡単だもんなあとタイトルを見て思ってしまった(その点で、邦訳でちょっと損していると思う)が、本書では、礼節は強者ほど身に付けなければならない素養であると説い...続きを読む
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    オクトポリスの話がとても興味深かった。生命の死や進化についてもタコという一種の視点から覗き込むような構図も勉強になる。
    意識の、哲学部分については読者自身が知識不足のため、関連する知識分野の概要を理解してから再読したい。
  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
    礼節ある人は、声がかかりやすい=仕事を得やすい。テニュアトラックの教授を選ぶ場合は礼節ある人が選ばれる。
    無礼は無礼を呼び、礼節は礼節を呼ぶ。
    10/5ウエイ=10フィートに近づいたら目を合わせてほほ笑む、5フィート以内に近づいたら挨拶をする。

    モトリーフール社の取り組み=社員全員が全員の名前を覚...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    近代化によって全ての人に問われるようになった「生きる意味」。これについて様々な哲学、文学、心理学の知見を基に論じている本。読んでいる序盤は、本当にこんな難題に応えることができるのだろうかと半信半疑だったが、読み終えてこんなにもスッキリとするとは思わなかった。
    唯一不満があるとすればタイトルや帯が内容...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    まさに幸せについて本気出して考えてみた本。
    生き方、考え方を見直す。
    個人主義的な利他主義や、信仰と宗教の関わりについて考えさせれられる。
    自分の中の確固たる価値観や目標とは何か?
    自分のこと。
    家族のこと。
    ワークライフバランス。
    仕事のために生きたくはない。
    楽しいことのために生きたい。
  • 天才科学者はこう考える―――読むだけで頭がよくなる151の視点
    2周目
    メモ

    様々な視点の内容や科学者の考えを記載されている
    批判的な視点は科学において重要というところが記載されている

  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    この本は、「意識」とはなにか?人類は進化のいつの時点から「意識」を持つようになったのか?なぜ人類だけがここまで「意識」を進化させることに成功したのか?という究極の問いに、人類とは全くことなる進化経路をたどってきたタコを研究することで解き明かしていくというユニークでありながらしかし真相をするどく突いた...続きを読む
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    とても興味深い本。
    タコの気持ちは分からない。そもそも、タコに人間と同じような気持ちがあるかどうかわからない。
    しかし、タコには知性があるようである。
    哺乳動物とは、遥かに遠い昔に分岐し、別々に進化し、脳の在り方も違う。このように遠い存在に、人間と共通するうような気持ちがあるのではないかと感じるよう...続きを読む
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    異文化体験というか、異生物を推測しないことの大切さというか。つい擬人化したくなるよね。それをしないということ。
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    ヒトとはまるで違う進化を遂げたタコの生態から、「意識」を考察した一冊。小難しい話はさておき、読むにつれてタコの魅力にハマってしまいます。好奇心旺盛でいたずら好き、日和見主義だけど時に大胆。そして、たった2年で生を終える。これ何てラノベのヒロイン?
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    全般的に面白かったと思う……が、これほど神経系の在り方やその別などを解説してくれながら、これほど頭足類に親しみを持ってくれながら、どうして後半においては人間を賢さの特異点に置いてしまったのだろうとなんだか悲しくなってしまう。私の読み方が至らないせいだろうか。
    しかしわからないことはわからないという態...続きを読む
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    腕で考える生き物への理解と、「老化」に対する見識は参考になった。若い頃の生存能力を優先した結果、後からようやく作動するリスクを許容してしまうことになるとは。
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
    科学哲学者の著者が、頭足類の心理について語ります。
    タコやイカは賢いと知っていましたが、全体が脳とも言えるほど神経細胞だらけであることに驚きました。
    哺乳類とは違う知的進化を選んだ彼らは、宇宙人ではありませんが別世界の知的生命体です。
    地球にはまだまだ研究余地が残されていることを教えてくれる一冊。