夏目大のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
第二章について(スパイの基本テクニック)
・相手から情報を聞き出す時は、
①知りたい情報を特定②その情報を知るための質問を考える(直接聞くことはできないので質問を複数に設定する)③その質問に会話を誘導する。
第五章について(CIA諜報員は不要な嘘をつかない)
・必要な時しか嘘はつかない。それ以外では倫理的に振る舞う。信頼は資本であり、蓄積可能なもの。ただし、ただやみくもに善行を重ねるのではなく、目標の達成の役立つ善行を戦略的に行う。
(裏の顔があるのがカッコいいとか感じるているうちは論外)
・自分を不当に優位にするための嘘、誰かを不当に排除するための嘘はついてはいけない。これらの嘘は信頼に -
Posted by ブクログ
第Ⅰ部は読む価値なし。CIAを騙った当たり前のことしか書かれていない。
ところが第Ⅱ部から有益な情報が盛り沢山で一気に面白くなる。それは危機管理や人材戦略の話に及んでいるからだ。この分野は民間企業が意識とノウハウともに弱い部分であり、CIAが異様に強みを持つ部分だからであろう。騙し騙されつつのイメージがある、現に嘘も時に必要と公言する筆者が、協力者に正直で誠実にを口酸っぱく説いているのは面白い。むしろビジネス以上に真摯な態度は徹底しているのかもしれない。
もちろんCIAという組織は特殊過ぎて全てがすべて応用できるテクニックではないが、情報技術が発達し国境がなくなった今、CIAの持つ技術は適 -
-
Posted by ブクログ
最近、スマホの電池の持ちが悪くなってきた。半日外出すると、帰宅時は20%を切ることもある。
スマホの電源として用いられている、リチウム電池にとって重要なコバルトという鉱物があるらしい。
いま、わたしがスマホの画面の上で指を滑らせているこの現実は、このコバルトを埃にまみれた大地の奥にあるトンネルで少年たちが採掘し、汚染された湖で少女たちが
洗っていることに支えられている。
トンネルの崩落事故や少女たちへの暴行は伝えられず、彼らは1日1ドルほどを得るために、命と引き換えにコバルトを掘っている。
「にじゅっぱーきってるやん、やべ」
という思う時、わたしはこの事実を思い返すことだろう。