夏目大のレビュー一覧

  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    以下の12の知覚をテーマに、それに特化した生き物やそれらの器官が鋭敏な人、鈍感な人、障害のある人、果敢な研究などを通じた知られざる感覚器官の働きをまとめた書籍。

    色覚(colour)
    暗所視覚・暗視(dark vision)
    聴覚(hearing)
    触覚(touch)
    快感と痛みの感覚(pleasure and pain)
    味覚(taste)
    嗅覚(smell)
    フェロモン感覚(pheromones)
    平衡感覚(balance)
    時間感覚(time)
    方向磁気感覚(direction)
    身体感覚(body)自己身体位置感覚

    人や生物にはまだまだ未知の部分が多いと共に、生物のもつ知覚のポテン

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    2026年04月12日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    動物好きとして知っている情報も多かったが
    、博士の卓越した文章力によって、
    それらがまるで初めて触れる物語のような鮮やかさで描き出されている。
    一編のドキュメンタリー映画や小説を読み進めるような感覚で、
    動物たちの驚くべき知性と社会性を深く学ぶことができた。
    ​読み進めるうちに「人間も同じような行動をしている」
    と気づかされる瞬間が多々あり、
    我々もまた動物の一員であるという事実に強く納得させられる。
    科学的な解説に物語としての悦びが同居する、
    知的好奇心を心地よく刺激してくれる良質な一冊だ。

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    2026年04月11日
  • 会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか

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    人間は暗黙のルールに従って会話をしている。 言語によって細かな差はあれど万国共通のルールである。 相手の会話の終わりを予測している。 概ね0.5秒以内に返答する。 相手の間違いがあった場合、「は?」などといった「マーカー」に近い言葉で修正を促す。 日本語は調べたなかで一番返答までの時間が短い。 話者は1人である。互いに協力して会話を遂行させようとしている。会話を科学するということはこういうことかと。普段は全く意識することがないところが筋立てで説明されグイグイと引き込まれた。

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    2026年04月06日
  • ブラッド・コバルト コンゴ人の血がスマートフォンに変わるまで

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    スマホの電源、ノートPC、リチウムバッテリー……。
    今の私たちの生活に欠かせない道具の一つ一つが、遠い土地の人々の命を犠牲にして生まれていたとは。恥ずかしながらまったく知らなかった……。

    こういった事態の責任は(私たち消費者を含んだ)サプライチェーン全体にあるということは忘れてはならないね。
    コンゴ政府はもちろんだけど、企業も本気で搾取がないかを確認しているわけではない(これは社会人なら納得してしまうかもしれないけど)。同様に、利用者である私たちも「これは搾取されていないだろうか?」なんて考えないし、考えたとしても「○○の調査では問題ないとあった」なんて安心してしまう。

    本書は筆者のコンゴ

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    2026年04月04日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    ダーウィンが来た!で動物たちの行動に驚くが、この本はずーっとそんな感じ
    しかも我々人間には想像すら出来ないほどのレベルで。
    まさに環世界⋯

    動物凄い!で終わらず、人間とリンクさせてて生き物の深遠さを感じさせる

    確かに名著、面白い。

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    2026年03月29日
  • ブラッド・コバルト コンゴ人の血がスマートフォンに変わるまで

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    かつてないほと重い本だった。レイチェルカーソンの沈黙の春以来か。犠牲者が明確な分、こちらの方が強く打ちのめされる。今、感想を打つこのスマホも元を辿れば何なのか。人類の歴史に闇がないことはないのだと思った。

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    2026年03月16日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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     様々な動物たちの知られざる行動や生きていく知恵などが、いっぱい詰まっている一冊です。700ページもの分厚い本ですが、驚きや感動の連続で、スイスイ読めました。
     「動物行動学」という学問を、ウォード博士が楽しく分かりやすく解説してくださっています。
     コウモリ、シロアリ、ネズミなど、普段は敬遠したくなる生き物たちの社会も、この本を読むと「みんな生き抜くために工夫し頑張ってるんだ」と、思わず尊敬の念を抱いてしまいました。
     人間だけが特別な存在だと胡座をかいていてはいけないと強く思いました。
    【本書の内容】
     はじめに
     1章 氷と嵐の世界に棲む謎の生物
     2章 シロアリはコロニーを守るために自

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    2026年03月14日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    生物が持つ驚きの能力。共通するものをヒトも持っているということ。
    地道な研究を進める人達の、対象物への並々ならぬ好奇心と無限の探究心がすごい。
    奇跡のようで緻密な設計のような生物の神秘を思う。

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    2026年02月22日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    ブグログでこの本を見て読んでみたいと思っていたが、実際書店で実物を見てかなりの分厚さに驚いた。読めるか不安になったが、最終的には読みたい欲が勝って購入した。感想としては購入して大正解。様々な動物の意外な行動が博士のユーモア溢れる文章で書かれていてとても面白かった。動物の意外な生態がわかり、大満足。少しずつ読み進める楽しさがある。

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    2026年02月19日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    ユーモアのある文章で面白かった。
    動物たちの生態に引き込まれたし、人間との共通点の多さにも驚いた。
    元々、動物が好きで動物園や水族館に度々行っていたが、さらに深く知りたいと思った。

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    2026年01月29日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    とても興味深く、引き込まれる内容でした。
    社会性が強い生物がこれほどまでに多いことに驚いたとともに、様々な生態が面白く、もっともっと知りたいと思えました。
    人とその他の生物には質的な違いはなく、量的な違いしかないという言葉が印象的で、同じ星に住む仲間として、彼らのことをもっと尊重して生きていく必要があると痛感しました。

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    2026年01月23日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    少しでも生物学に興味がある人に読んでほしい一冊。
    本書では動物の社会的行動について研究した事が書かれていますが、決して読みずらいものではなくむしろ凄く親しみやすいものでした。
    様々な動物について書かれていることもその理由の一つですが、まず始めに上げたいのは文章が細かく分けられていることです。大きく九章でまとめられていて、章ごとにそれぞれ見出しがついた文章で区切られているので、分厚い本ではあるが少しずつ読み進めることができて有難かったです。
    また、ただ調べた事を書き連ねているだけでは無く、著者が実際に体験した事や思った事をユーモアも交えて紹介しているため、より親しみが湧きやすくなっていました。

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    2026年01月17日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    アリストテレスが“五感”(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)という言葉を使い、ぼくらもそれが当たり前のように思ってきた。その後、超能力的な第六感が増えた。現在はそれよりはるかに多くなっているそうだ。
    本書は、人間よりも優れた感覚を持つ12の動物を例に上げ、その能力を人間と比較対照していく。具体的にはシャコと色彩、深海魚と暗所視、フクロウと聴覚、モグラと触覚などだ。
    動物たちの能力は驚嘆すべきだが、そのすべてをそこそこ使える形で備えている人間(正確には脳)もすごいなと思った。

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    2025年12月14日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    目から鱗の連続だった。
    本書を読んでよかったと思ったことは、まずはシンプルに知識が増えたこと、そして今までにない視点を得られたことである。
    前者は、目には錐体細胞と桿体細胞があり錐体細胞が明るいところで、桿体細胞が暗いところでの視覚を司り、前者は早く、後者は遅く神経回路で処理されるため、それらのいずれかが必ず神経回路に情報を流していることになる状態(1秒に15回の明滅)は光が連続的に点灯していると感じてしまうこと。人間は1分間に100万もの皮膚の欠片を落としているため、嗅覚の優れた動物であればあっさりとかぎ分けられること。ナマズは水中で味を感じて状況を把握していること。目には視覚以外に時間感覚

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    2025年12月13日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    700ページくらいある分厚い本書だが、最初から最後まで大変興味深く読んだ。手首が若干痛くなるのだけが欠点か。
    動物の行動やその理由を紐解く内容で、様々な動物が登場する。これだけの知識を得るのに、著者は一体どのくらいの時間を費やしたのかと思うと頭が下がるし、知識を惜しみ無く分け与えてくれることに感謝する限り。

    動物は思ったより、他者との関わりの中で生きていた。他者に依存したり、上下関係があったり、仲間の死を悼んだりと、まるで人間と同じ。(人間も動物なのだから、彼ら動物と分けて考える必要はないが、人間しか知らないのでどうしてもこういう感想になってしまう。)しかも、人間より好ましく思える部分もあっ

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    2025年12月10日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    人間にはさまざまな感覚があることは私としてはどちらでもいいが、さまざまな動物の感覚を(その特徴を)知ることができたのがよかった。その研究のストーリーも適量含まれていて読み応えもある。

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    2025年11月30日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    人間が周囲の環境や、自身の体の状態を把握するために駆使する様々な「感覚」について、それを12種類に分類し、それぞれの感覚で人間以上のパフォーマンスを持つ動物との比較を通じて、その「感覚」について深堀する1冊。取り挙げる感覚は「視覚(色と明暗)」、「聴覚」、「触覚」、「味覚」、「嗅覚」のいわゆる五感以外に、「平衡感覚」、「時間感覚」、「方向感覚」、「身体感覚」が登場します。

    特に面白かったのは後者の4つです。人間が立って歩いているとき、常に「平衡感覚」が作用して倒れないように体を制御しているわけですが、それを私たちは無意識に行っています。だから散歩のとき、「歩く」ことではなく、周囲の景色に意識

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    2025年11月15日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

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    どの動物の「ひみつ」も面白くてどんどん読み進めてしまう。クジラが口を閉じるときに、オキアミは口からだいぶんこぼれてしまうので、何度も何度も口を開けては閉じる動作をするとか、相転移するバッタのこととか、アリとシロアリは別物などなど。惜しい点を上げるとすれば、原題の「The Social Lives of Animals」が『動物のひみつ』っていうタイトルになってしまったこと。あといかんせん長すぎるので2分冊くらいにはしてほしかったということ。トラガルファー海戦の信号旗による情報伝達は。LOTRの狼煙での情報伝達の場面を連想した。

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    2025年11月07日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    この本で、人間の感覚の不思議さや無意識の働きに驚かされました。ナマズやタコ、コウモリなどの動物と比べると、視覚や味覚、平衡感覚、自己受容感覚などがいかに精密に連携して日常を支えているかがよくわかります。
    特に、一番実感のない自己受容感覚、腕や足などが常に意識を向けていないと思うように動かないとなると…その過酷さは想像を絶すると思います。
    無意識で体をコントロールしていることのありがたさを実感できました。

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    2025年10月17日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    評判通り、ためになり面白い。
    あえて難を言うならば、説明用の挿絵を入れて欲しかったことか。
    先に読んだ”動物のひみつ”は全て著者自身の研究結果であるが、本書は様々な学者の研究を著者がまとめたものである。

    数行下は覚書、ネタバレご注意。









    ものが三原色、赤、緑、青で見れているのは人間と霊長類ぐらい。
    デメギニスの見た目にはびっくりした。こんな魚が現実にいるのね。
    エスレフ アーマガン、トルコの盲目の画家。
    セオドアルーズベルトは探検家でもあった!

    フェロモン、人間の方向感覚(人間が地磁気を感知してるか)はいまだに謎

    自分の体が自分のものであるという感覚。要は目を瞑っていても

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    2025年10月16日