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  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う
    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    生き物たちは、驚くほど人間に似ている。 ネズミは冷たい雨に濡れた仲間を助けるためにわざわざ出かけるし、シロアリは女王のためには自爆だっていとわない。カケスは雛を育てるために集団で保育園を運営しているし、ゾウは亡くなった家族のために葬儀を行う。 あまりよくない面でいえば、バッタは危機的な飢餓状況になると仲間に襲いかかるし、動物園の器具を壊したゴリラは怒られるのが嫌で犯人は同居している猫だと(手話で)指し示す・・・といったように、どこか私たちの姿をみているようだ。   過酷な自然界において野生動物たちは生き残りをかけて日夜闘いを繰り広げている。しかし、それだけではない。野生動物たちは仲間と助け合って種をつないできた。 本書は、シドニー大学の「動物行動学」の教授であり、アフリカから南極まで世界中を旅する著者が、好奇心旺盛な視点とユーモアで、動物たちのさまざまな生態とその背景にある「社会性」に迫りながら、彼らの知られざる行動の数々、自然の偉大な驚異の数々を紹介する。 人間もまた社会性動物であり、生き物たちは、驚くほど私たちに似ている。 動物への古い固定観念を取り払い、あなたの「世界観」が変わる瞠目のある書。

ユーザーレビュー

  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

    Posted by ブクログ

    とても興味深く、引き込まれる内容でした。
    社会性が強い生物がこれほどまでに多いことに驚いたとともに、様々な生態が面白く、もっともっと知りたいと思えました。
    人とその他の生物には質的な違いはなく、量的な違いしかないという言葉が印象的で、同じ星に住む仲間として、彼らのことをもっと尊重して生きていく必要があると痛感しました。

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    2026年01月23日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

    Posted by ブクログ

    少しでも生物学に興味がある人に読んでほしい一冊。
    本書では動物の社会的行動について研究した事が書かれていますが、決して読みずらいものではなくむしろ凄く親しみやすいものでした。
    様々な動物について書かれていることもその理由の一つですが、まず始めに上げたいのは文章が細かく分けられていることです。大きく九章でまとめられていて、章ごとにそれぞれ見出しがついた文章で区切られているので、分厚い本ではあるが少しずつ読み進めることができて有難かったです。
    また、ただ調べた事を書き連ねているだけでは無く、著者が実際に体験した事や思った事をユーモアも交えて紹介しているため、より親しみが湧きやすくなっていました。

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    2026年01月17日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

    Posted by ブクログ

    700ページくらいある分厚い本書だが、最初から最後まで大変興味深く読んだ。手首が若干痛くなるのだけが欠点か。
    動物の行動やその理由を紐解く内容で、様々な動物が登場する。これだけの知識を得るのに、著者は一体どのくらいの時間を費やしたのかと思うと頭が下がるし、知識を惜しみ無く分け与えてくれることに感謝する限り。

    動物は思ったより、他者との関わりの中で生きていた。他者に依存したり、上下関係があったり、仲間の死を悼んだりと、まるで人間と同じ。(人間も動物なのだから、彼ら動物と分けて考える必要はないが、人間しか知らないのでどうしてもこういう感想になってしまう。)しかも、人間より好ましく思える部分もあっ

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    2025年12月10日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

    Posted by ブクログ

    どの動物の「ひみつ」も面白くてどんどん読み進めてしまう。クジラが口を閉じるときに、オキアミは口からだいぶんこぼれてしまうので、何度も何度も口を開けては閉じる動作をするとか、相転移するバッタのこととか、アリとシロアリは別物などなど。惜しい点を上げるとすれば、原題の「The Social Lives of Animals」が『動物のひみつ』っていうタイトルになってしまったこと。あといかんせん長すぎるので2分冊くらいにはしてほしかったということ。トラガルファー海戦の信号旗による情報伝達は。LOTRの狼煙での情報伝達の場面を連想した。

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    2025年11月07日
  • ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ―――争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃ面白い!魚類から哺乳類まで色んな生き物の生態が分かりやすく書かれている。時には、知りたくなかったなと思う生態もあったけど、それも含めて生き物に対する興味が深まる一冊だった。また、最後に筆者が人間は分類したがる生き物であるという事を述べていて、とても共感できた。
    生き物が好きならぜひ読むべき一冊。
    2千円でこのボリュームは素晴らしい。

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    2025年10月04日

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